スマイルプリキュア~神も恐れる強敵~   作:aptx4869

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扉の封印に成功!キュアサニーも脱出

青木れいかは広いフロアーの真ん中にある少し大きな赤い扉を閉めた。

 

黄瀬やよい「ここに鍵穴があるね。じゃあ鍵をかけよう」

 

青木れいかは鍵穴にメルシーから受け取った封印の鍵をさした。そして右に回すとカチャッという音が鳴った。黄瀬やよいは扉の取っ手を前後に揺らすと「鍵がかかったみたいだよ」と言った。青木れいかは「では急いで洞窟を出ましょう」と言った。青木れいかと黄瀬やよいは走って洞窟を出口へ向かった。そして洞窟の入口で待っていたチョコアの姿が見えた。

 

青木れいか「扉を封印してきました。急いで絵本の外にもどりましょう」

チョコア「わかったでしゅ!お二人ともチョコアの体に触れてくだしゃい」

 

黄瀬やよいと青木れいかはチョコアの肩に触れるとチョコアは「では絵本の外へ移動しましゅ」と言った。するとまた上空にカラフルな光が伸びて、三人は上空へ浮上して消えていった。

 

絵本の外に戻った黄瀬やよいと青木れいか、チョコアを見た星空みゆきは「お帰り!みんなお疲れ様!」と言った。

 

青木れいか「メルシー様、洞窟の奥にある赤い扉を閉めて鍵をかけてきました。これで封印されたと思います」

メルシー「それはありがとうございます。みなさんご無事で本当によかったです」

黄瀬やよい「それにしてもものすごい巨大なエナジーを感じたんだけど、あれはあかねちゃんなの?」

緑川なお「そう、キュアサニー、あかねだよ。プリキュアの限界を超えて覚醒した状態からさらに限界を超えて覚醒した姿に変身したんだよ」

青木れいか「プリキュアの限界を超えた覚醒状態からさらに限界を超えて覚醒したプリキュア・・・それは覚醒プリキュア2という感じでしょうか。それにしてもすごい巨大なエナジーで、絵本の外からでも感じることができたのですね」

メルシー「では一刻も早く扉を封印したことをキュアサニーさんにお伝えします」

 

そう言ってメルシーは目を閉じた。

 

キュアサニーとデモンはお互いに攻撃し続けていた。そのスピードは絵本の外で見ていてもほんとど見えないほどであった。デモンはキュアサニーから少し離れて空中に飛ぶと、人差し指を出して黄色く光った細い光線をキュアサニーに向かって放った。キュアサニーは片手で弾き飛ばしたが、さらに何度も何度もその光線をキュアサニーに向かって放った。キュアサニーはその光線を全て片手で弾き飛ばすとデモンのほうへ飛んでいき「プリキュア、サニーファイヤー!」と叫んで、複数の炎のエネルギー弾をだしてそれぞれ片手でアタックしてデモンに向かって放った。デモンもサニーファイヤーのエネルギー弾を片手で弾き飛ばしていった。地上におりて立ったキュアサニーは「あんた、ほんまに最強やな」と言った。デモンは「キー、キー、キャッキャッキャッ」と声を出して笑っているようだった。

 

メルシーはキュアサニーの心に「キュアサニーさん、お疲れ様でした。扉を封印することができましたので戻ってきてください」とメッセージを送った。その心の声が聞こえたキュアサニーは「ほんまか。それはよかったな。じゃあこっちもさっさとひきあげるわ」と心の中で言った。メルシーは「通常のプリキュアの状態で戻ってきてください。そんな巨大なエネルギーを持ったままで絵本の外に戻るとデモンに気づかれるかもしれません」とキュアサニーの心の中へメッセージを送った。キュアサニーは「わかった。じゃあ普通のプリキュアの状態で戻るようにするわ」と心の中で言った。

 

キュアサニーは覚醒状態から普通のプリキュアの状態へと戻った。それを見たデモンは「どうして元に戻る?」と聞いた。キュアサニーはポケットに手を入れると「デモン、あんたはほんまに強い。また今度戦おう。うちは一旦引き下がるわ」と言った。デモンは「嫌だ。お前ともっと戦いたい」と言った。キュアサニーはポケットに入った青い石を握ると「それはまた今度な!」と言って上空に伸びたカラフルな光とともに浮上して消えていった。デモンは光を追いかけた。そして、その光はすぐに消えるとデモンは辺りを見渡した。

 

絵本の外に戻ってきたキュアサニーは日野あかねに戻った。

 

星空みゆき「あかねちゃん、お帰り!!すごかったよ!!」

 

星空みゆきは大きな声で言った。

 

緑川なお「わたしもトレーニングしてたけど今回はあかねに負けを認めるよ」

日野あかね「まあそれほどでもあるけどな!あはははっ・・・それよりれいかとやよいが無事に戻ってこれてよかったわ」

メルシー「キュアサニーさんがあれほどとてつもないパワーを持ってるとは思いもしませんでした。しかし、あれほどのパワーを地球上で使うと近くにいる人達もただではすまないでしょう」

日野あかね「そうなんよ。あれは人のいるところでは使われへんねん」

星空みゆき「でも、わたしもあかねちゃんくらい強くなれるようにトレーニングしようって思ったよ!わたしも覚醒プリキュア2になれるようにがんばる!」

 

日野あかねは星空みゆきのほうを見た。

 

日野あかね「なるほどなあ。覚醒プリキュア2か・・・まあ、みゆきならすぐにうちより強くなれると思うで」

緑川なお「あかね、聞いておきたいんだけど、あのままデモンと戦っていたら倒せたと思う?」

日野あかね「デモンの強さは計り知れんからなあ。ただ、パワーアップしただけではデモンは倒されへんと思う。戦ってそれがよーわかった」

青木れいか「なるほど。パワーアップに頼ってもデモンに勝てないとはどういうことでしょう?」

日野あかね「たしかに覚醒プリキュア2になれば強くなれるんやけど、それだけやとデモンを食い止めることはできたとしても倒すことはできへんと思うんよ。あいつは邪悪に満ちた存在やからな。あいつにトドメをさすには聖なる力が必要やと思う。それをれいかに考えてほしいんよ」

 

青木れいかは困った表情をしながら「聖なる力ですか・・・レインボーバーストくらいしか思いつきませんね」と言った。星空みゆきは「今のわたし達がデモンにレインボーバーストを使っても倒せそうにないね」と少し暗い声で言った。そこにメルシーが「あの、先ほどもお聞きしたのですが、トレーニングや時の空間、そのレインボーバーストとは一体何のことでしょうか?」と聞いた。それに対して青木れいかが「それについてはわたくしが説明します」と言った。

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