最初に目が覚めたのは意外にも黄瀬やよいだった。これからデモンと戦うことに不安になっていてあまり眠れなかったのかもしれない。そして緑川なおが目を覚ますと「みんな朝だよ!さっさと起きて!」と大きな声で叫んだ。星空みゆきは「ハップップーあともう少しだけ」と言った。日野あかねは起きあがって「あーーーよー眠れたわ!」と言った。青木れいかも目を覚ますと「いよいよですね」と言った。そこにメルシーが小屋に入ってきて「みなさん、朝食を用意していますので急いで外に出てきてください」と言った。星空みゆきは「メルシー様が用意してくれた朝食!」と言ってすっと起き上がった。
みんな小屋の外に出ると大きなテーブルの上に豪華な朝食が並べられていた。ポップやキャンディも目を覚まして小屋の外に出ると豪華な朝食に驚いた。みんな「いただきます」と言って朝食を食べはじめた。
メルシー「みなさん、食べながら聞いてください。わたしとチョコアは絵本の外で様子をみていますが、もしもの場合は絵本の中に入って助けにいくようにします」
星空みゆき「ポップとキャンディは一緒にきてもらわないといけないんだけど、大丈夫かな?」
ポップ「拙者達は離れた場所に隠れて様子を伺うようにするでござる。キャンディのことは拙者が必ず守ってみせるでござるよ」
メルシー「ポップさんやキャンディさんが危険になった場合、チョコアの技を使って絵本の外に逃げてきてください」
ポップ「チョコア殿の技でござるか?」
メルシーは日野あかねに渡したのと同じ青い石を出して「この青い石を握れば絵本の外に出ることができます」と言ってポップに手渡した。ポップは「大女神様、わかりましたでございまする」と言った。
朝食が終わるとメルシーは「ではいよいよあの絵本のところへ移動します。みなさん、チョコアの体に触れてください」と言った。みんなチョコアの体に触れるとチョコアは「では移動しましゅ!」と言って姿を消した。そして薄暗い場所に出てきた。テーブルの上に置かれた真っ黒で不気味な絵本は封印されていて白い光に包まれていたのだが、昨日より光が弱くなっていた。
メルシー「やはりわたしの予想通り、デモンの邪悪なエナジーによって封印が解かれていってるようです」
星空みゆき「だったら急がないと!」
青木れいか「みなさん、絵本に入る前にプリキュアに変身しておきましょう」
みんなスマイルパクトを取り出して「プリキュア、スマイルチャージ!キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!太陽サンサン熱血パワー! キュアサニー!ピカピカぴかりんじゃんけんポン♪ キュアピース!勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!しんしんと降りつもる清き心!キュアビューティ!5つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!」とプリキュアに変身した。
プリキュアの変身を確認したメルシーは「チョコア、みなさんをデモンのいる近くまで移動させてすぐに戻ってきてください」と言った。チョコアは「わかりましたでしゅ!」と言った。メルシーは「ではスマイルプリキュアのみなさん、ロイヤルキャンディさん、ポップさん、よろしくお願いします」と言った。星空みゆきが「メルシー様、行ってくるね!」と言って絵本の中に入っていった。それに続くようにみんな絵本の中に入っていった。みんな地面におりると、やはり空は薄暗くて一枚の葉もない不気味な場所だった。
チョコア「デモンの近くまで移動しましゅ!みんなチョコアの体に触れてくださしゃい!」
みんなチョコアの体に触れると「では移動しましゅ!」といって姿を消した。そして移動するとデモンは世界の中心である封印された扉の近くにいた。チョコアは「ではみなさん、チョコアは絵本の外にでましゅ。がんばってくだしゃい!」と言って姿を消した。キュアビューティは「ポップとキャンディは向こう側の岩場に隠れて見ていてください」と言った。ポップは「わかったでござる。キャンディ、この本の中に入るでござる」と言って本の中に入るとこっそり離れた岩場のほうへ飛んでいった。
スマイルプリキュアの五人はまず覚醒状態になってデモンがいるところまで飛んでいった。そしてキュアハッピーが「デモン!今度こそあなたを倒す!」と言った。デモンは「キーーー」っと声を出しながら振り向いた。キュアハッピーとキュアピース、キュアビューティの三人はデモンの前に立って、キュアサニーとキュアマーチは少し離れた場所に立った。
デモン「ピンクのお前と緑のあいつ、この前僕が消したはず。生きてたのか?」
キュアハッピー「そうだよ。それに仲間も連れてきたの!今度は前のように簡単には倒せないよ!」
デモン「また新しい僕の敵か。あのオレンジのやつは僕と戦ってる時に逃げたやつ。お前達みんな僕が消してやる!!」
キュアハッピーは「うわあああああーーーーーーー」と声を出しながらピンク色のロングヘアーに変化していき目つきが鋭くなると覚醒プリキュア2に変身した。キュアビューティは「ピース、わたくし達もパワーアップしましょう」と言うと「はぁーーーー」と気合を入れた。そしてキュアピースとキュアビューティはみるみるうちに体に覆われている炎のような光がさらに大きくなって輝きだした。キュアピースとキュアビューティの変化を見ていたキュアサニーは「なるほどな。そういう手もあったんや。さすがビューティは頭がええな」と言った。
キュアハッピーは「じゃあはじめるよ」と言うとデモンの腹部にパンチをくらわせた。デモンは「キー!」と言いながらキュアハッピーの胸に蹴りをくらわせた。そこにキュアビューティが両手に氷の剣を持ってデモンに攻撃をしていった。ビューティの氷の剣の攻撃がデモンにあたらなかったのだが、すぐにキュアビューティは氷の剣をクロスさせると「プリキュア、ビューティブリザード」と叫びながらビューティブリザードをデモンの足をめがけて放った。するとデモンの足が凍った。そこに空からキュアハッピーがデモンの頭に蹴りを入れるとデモンはそのまま地面に叩きつけられた。デモンが「キー、キー」と声を出しながら足の氷を払いのけると、目の前にいたキュアピースが「プリキュア、ピースサンダー」と叫んでピースサンダーをデモンにめがけて放った。デモンはピースサンダーを片手でかわそうとした瞬間、キュアピースはデモンの後ろ側に移動していて、さらにピースサンダーを放った。前からも後ろからもピースサンダーが放たれたのだ。デモンは後ろの様子に気が付くと空に飛んだ。ピースサンダーはデモンを追いかけるように上空へと飛んだ。そのさらに上空からキュアピースは「プリキュア、ピースサンダーハリケーン」と叫んでピースサンダーハリケーンをデモンに放った。下からはピースサンダー、上空からはピースサンダーハリケーンが放たれてデモンは避けることができずあたってしまった。デモンは「キーーーーーー」と声を出しながらダメージを受けたようだった。
キュアサニー「ピースとビューティはどんなトレーニングしたんやろ?めっちゃ工夫して技を使ってるし、あの二人の技のエナジーは覚醒プリキュア2より強いわ」
キュアマーチ「ピースとビューティは技のエナジーを増大させれるようにトレーニングしたんだろう。しかも技を使ってもあの二人は体力が消耗してない」
デモンは「今のは痛かったぞ!」と言った。さらにダメージを受けたデモンに向かってキュアハッピーがパンチやキックの連続攻撃をしていった。デモンもキュアハッピーにパンチやキックの連続攻撃をしていった。キュアハッピーとデモンは攻撃しあいながらもお互いにダメージを受け続けていた。そしてデモンはキュアハッピーから離れると「お前、この前より強くなってる」と言った。キュアハッピーは「やっぱりデモンは強い」と呟いた。そこに今度はキュアビューティが両手に氷の剣を持ってデモンに向かって攻撃していった。キュアハッピーのパンチがデモンの顔面に直撃すると、デモンは後ろへ少し飛んでいった。そこへキュアビューティが「プリキュア、ビューティブリザードアロー」と叫ぶと氷の剣が氷の弓に変わり大量の氷の矢がデモンに向かって放たれた。デモンは氷の矢を片手で割っていくと、キュアビューティは右手を後ろに引いた。するとデモンの背後からも氷の矢が飛んできた。デモンにあたらずに飛んでいった氷の矢が戻ってきたのだ。前からも後ろからも氷の矢が飛んできて、複数の氷の矢がデモンの体に直撃した。そこにキュアハッピーが飛んできてデモンの顎を蹴飛ばした。デモンは「キーーーー」と声を出しながら後ろへ飛んでいった。さらにキュアピースがデモンの後ろから「プリキュア、ピースサンダー」と叫ぶとデモンに向かってピースサンダーが放たれた。デモンは同じ手だと思って今度はピースサンダーを受け止めようとすると、キュアピースはさらに連続してピースサンダーを放った。複数のピースサンダーから逃れようとするとキュアピースはデモンの真ん前に立ってすぐに「プリキュア、ピースサンダーハリケーン!」と叫んでピースサンダーハリケーンをデモンにくらわせた。その上空からキュアビューティが「プリキュア、ビューティブリザード!」と叫ぶとピースサンダーハリケーンをくらったデモンの体が凍った。そしてその瞬間にキュアハッピーがデモンの胸にパンチをくらわせた。さすがのデモンも凍ったまま後ろへ吹っ飛んでいった。
地面に倒れたデモンは起きあがって体の氷をふりはらった。そしてデモンは「お前達、さっきのもすごく痛かったぞ!僕は怒ったぞ!!」と言った。