Past story1剣士の誕生
夢を見ていた・・・何も無い草原に紫色の炎が周りで燃えていた。空には紫色の龍が空を舞っていた。その姿はまるで邪悪の龍。恐怖で体が震えたが同時にかっこいいと思った。前におじいちゃんが見せてくれた隻眼の黒龍の絵もかっこよかったけどこっちも負け劣らずかっこよかった。
「小僧、力を求めるか・・・?答えよ」
その龍が急に僕に質問してきた。突然の質問に僕は戸惑った。かっこよさに見惚れていた僕にはすぐには答えなかった。何を答えれば良いのか分からなかった。しばらく沈黙が続いた。そこに僕の夢がよぎった。
「僕は・・・英雄になりたい!!」
「それは具体的に何をしたいのだ・・・自分の前に人間をひざまずけさせるのか?それとも他の国を焼き尽くすのか?」
その言葉に僕ははっきり言った。
「違う・・それは英雄じゃ無くてもできる。僕がなりたいのは大きなことをできなくてもいい。大切な人を守りたい。そんな英雄になりたい!」
その答えにしばらく沈黙が続いた。何かまずいことを言ったのか少し怖かった。しかし次の瞬間その龍は笑い出した。
「ははは!面白いなぁ!!!お主は!!!!普通の人間なら支配するとか、言って気に入らなかったのだ。良いだろうお前に我の剣と力をやろう。その力でなってみろ!!英雄に!!ああ、後言い忘れていた。今からお前に試練を与える。それで我の力を解放させてあの龍を倒せ!そうすればお前は更に強くなる!後この言葉を貴様に贈ってやろう」
そして意識が落ちる前にその龍はこう送った。
「覚悟を越えた先に希望はある!覚えておけ!」
そして僕は目を覚ました。夢かと思ったが隣には石となっている剣と白い小さな本が大量にあった。
最初は偶然かと思っていたがすぐにその判断は違った。次の瞬間僕に声が届いたからだ。
(そこに迎え・・・そこがお前の試練だ)
「・・・ッ!?だれ!?」
「どうしたんじゃ?ベル?」
そして僕は剣と本を少し持って家を飛び出していた。そしたら目の前に魔方陣があった。そこは危ない。行っちゃだめだ。本能がそう告げた。
「ベル!!そこに近づいてはならん!!戻ってこい!!」
だけどそれより手に入れたかった。英雄になりたくてそれになる英雄に・・・だから僕はその魔法陣に入った。お爺ちゃんも後を追ったのか、一緒に入った。
魔法陣を通り抜け目にしたのは森だった。その場所にお爺ちゃんは、肩をつかみ
「この大馬鹿者!!言ったじゃろう!!ここは危ないと!!死ぬかもしれないかもしれないんじゃぞ!!!」
泣きながら怒っていた。普段は優しい祖父でほとんど怒ったことは無かったが今回はとても怖かった。でもその分心配していることがよく分かった。
「ごめん・・・でもこれが僕の英雄になる試練だと思ったから・・・」
「ベル!!!死んだら元も子もないんじゃぞ!!頼むから・・・戻ろう・・?お前はゆっくり成長して英雄になれば良い・・・お願いだから・・もう・・家族を失わせないでくれ・・・」
その言葉からお爺ちゃんは悲しんでいた。僕はそのときお爺ちゃんを悲しませたことに後悔をした。お爺ちゃんには何かの悲しい過去があったのだと察すると胸が痛んだ。無意識にうなずきそうだったが次の瞬間お爺ちゃんが読んでくれた黒龍が目の前に現れた。
「な・・・!?黒龍?!じゃあここはまさか・・・」
次の瞬間僕は察してしまった。ここは黒龍の巣だと。
「ベル!早く魔法陣に・・・ッ!」
いつの間にか魔法陣は消えていた。森であれば逃げられるのはほぼ不可能だろう。僕たちは絶望の淵にたっていた。
どうするどうするどうする!!!このままでは死んでしまうと思った僕は必死に頭を考えていた。しかし無情にも黒龍は僕たちめがけて飛んできた。もうだめだと思っていたそのときお爺ちゃんは・・・
「ベル・・・・・さよならじゃ・・・」
「えっ・・・・・・」
「わしが囮になる。そのうちに逃げるんじゃ・・・ベル・・・お前なら英雄になれる・・・だからお前は生きろ・・・」
瞬間僕の時が止まった。
僕の夢は何だ?
英雄だ
何のための
大切な人を守るため
じゃあ今の状況は?
一人の家族が死のうとしている・・・
「ふざけるなぁ!!」
瞬間僕の声は森中に広がった。その声に祖父は少し驚いていた。黒龍も少し後ろに下がった。
「僕はあの龍に誓ったんだ!英雄になる!!誰かを守るための英雄になるために!!おい!!いるんだろ!!その剣の中に!!力を貨せぇぇ!!」
そして石になっている剣が突然光り出した。その剣は全体にギザギザしていて金色で柄は紫色をしていてエンブレムが刻まれていた。そして白色の本が光って紫色の本になっていた。そこの表紙には一つの龍が、書いてあった
「何じゃアレは・・・?」
その本の名前はすぐに分かった。そしてそれが夢に出てきた龍の名前だとすぐ分かった。その名は・・・
『ジャアクドラゴン』
『かつて世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった一体の神獣だった』
僕はこの剣『
僕は闇黒剣月闇にワンダーライドブックをかざした。
『ジャアクリード』
そしていつの間にか巻いていた『カリバードライバー』にワンダーライドブックを刺す。そこにベルの瞳は紫色になった。そしてとっさに出た言葉を発した。
「変身」
そして剣をカリバードライバーのスイッチを剣で押した。
『闇黒剣月闇』
そして一体の龍が現れた。夢に見たあの龍だ・・・そうか・・・君は・・・
『Get go under conquer than get keen』
『ジャアクドラゴン』
『月闇翻訳!光を奪いし、漆黒の剣が冷酷無情に闇黒龍を支配する』
「闇の剣士、カリバーここに見参」
ベルside end
三人称視点
「ベル・・・その姿は・・・」
「お爺ちゃん、ここは僕に任せて・・・」
「ベル!!何を言っている!!お前のその姿は知らないがお前はまだ子供じゃ!!はy「僕に家族を守らせて」・・・分かった。だが一つ約束してくれ。絶対わしの元に返ってきてくれ」
「分かった・・・」
そしてベルは黒龍に向かって走り出した。
「グゥガアアアア!!!」
「話に出てきたけど生で見るとすごい迫力だね。正直勝てるかな?でも・・・絶対勝つ!!!」
そして戦闘が始まった。ベルは前に駆けて黒龍に斬りかかった。しかしすぐ尻尾によって防がれた。しかし威力が桁違いなのか尻尾を切り裂いた。
「ウグゥアアアア!」
黒龍の声が苦しむように吠えた。
(ベル・・・お前のその姿・・・)
祖父が見守っている中ベルの戦いはまだ続く。
「はぁ!!」
黒龍は尻尾を切られて本能的に当たってはいけないと踏んだ。しかしそれならば当たらなければ良いもの。ベルは戦いになれていないためなかなか当たらないのである。だんだんベルの体力が無くなってきた。
「グオオオオオ!!!」
そこに、炎をはいてきた。ギリギリ躱せたが次に避けられるほどスピードを出せなかった。もうだめかと思われたが・・・
(避けずにその剣で受け止めてみよ)
そして言われるがままに剣で受け止めた。すると炎が剣に吸収されていった。その色は黒い色から少し紫色だった。
「いける・・・!!!」
そしてその炎を剣で跳ね返した。その炎はまるで町一つを包み込むようだった。たちまちその龍周辺に燃えさかっていた。そして奥にはぼろぼろになっていた黒龍だった。
(嘘じゃろ?!わしの子ども達でもたおせなかったのに・・・)
しかし黒龍もここで終わるわけにはいかなかった。黒龍は飛翔するとそのままベルにめがけて突っ込んできた。アレを食らったらひとたまりも無いだろうふたりはおもった。しかしベルはそのままワンダーライドブックをカリバードライバーから外しまたかざした。
『必殺リード!ジャアクドラゴン』
そしてまたワンダーライドブックをカリバードライバーに戻した。そして剣にあるトリガーを押す。
『月闇必殺激!!習得一閃』
「ウオオオォォォォォ!!!」
そしてさっきとは比べられないほど強くまがまがしかった。そこにベルは飛んだ。つまり一騎打ちだった。そして一つの光があたりを照らした。
そこにいたのは倒れかけている黒龍と変身を解除しているがたっていたベルだった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
体はボロボロだがなんとか生きていけた。しかし立ってはいられるもののもう戦うのは無理だと感じていた。煙が目の前にあり前が見えない状態だった。倒したと思ってい僕だったのだが非常な現実が目の前に上がった。
そこには黒龍がボロボロではあったがしっかりといた。翼はもうボロボロで体も傷だらけであった。しかしそれでも炎は吐ける体力がありそうな様子だった。瞬間ベルは死を予期していたため諦め欠けたが一つの言葉が僕を奮いだたせた。
「覚悟を越えた先に・・・希望はある!!!」
その言葉と共に僕はまた立ち向かう。考えろ!考えろ!!あるはずだ!!!あいつを倒せる何かが!!その瞬間僕は一つのことに賭けてみることにした。
僕はこの白いワンダーライドブックを取り出した。あのドラゴンは自分の力を授けるといっていた。これはいわゆる力の結晶。もしそうだとするならこの白いのは・・・そして僕は黒龍に向けて白いワンダーライドブックを開いた。
「くらえぇぇぇ!」
すると黒龍は白いワンダーライドブックから吸い込まれていく。もちろん黒龍も抗う。しかし僕は死ねない!!お爺ちゃんに帰ると誓ったから・・・ッ!そしてオラリオに行き英雄になるために・・・ッ!
「僕は負けるわけには・・・いかないんだぁぁぁ!!!」
そして吸い込む力が急激に強くなった。やがて黒龍は吸い込まれていった。そして黒い光がまた白いワンダーライドブックを黒く輝かせた。そして完全に吸い込み・・・封印した。
『隻眼の黒龍』
その声と共に黒く隻眼の黒龍が描かれたワンダーライドブックが生まれた。
「かっ・・・た?」
そして実感する。僕は隻眼の黒龍に勝ったのだと・・・
「いやったぁぁぁ!!!」
この瞬間僕は初めての冒険に勝利をしたのだ。
ベルside end
三人称視点
ベルの祖父ことゼウスは現在状況を飲み込めないでいた。ゼウスは以前オラリオで、二大派閥の主神である。彼のファミリアは黒龍によりほとんど全滅してしまいゼウスはオラリオから追放された。それ以来彼は自分の眷属の子どもを新しい英雄を生まれさせるために育てたのだが・・・まさかいきなり仇をとれてしまいもう英雄の存在になってしまった。
ベルにはこの後自分が死ぬように見せかけたがまさかこういう風になってしまって自分も何をして良いのか分からなかった
「お爺ちゃん!!!」
いつの間にかベルがゼウスの前に立っていた。その瞬間そんな疑問よりもベルが生きて帰ってきたことに安心感を覚えた。そんなことよりも自分の孫が帰ってきたことがうれしかった。そしてベルを抱きしめた。
「良かった・・・良かった・・・」
泣きながら抱きしめていた。これでベルを失わずに済んだということに安心した。
はい!いかがでしたでしょうか。今回ベル君が初めてカリバーに変身して隻眼の黒龍を倒しました。後一話程度過去編は書くつもりなのでお楽しみください。