ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

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今日は東方とダンまちキャラそれぞれ二人でます。ではどうぞ!

追記
お気に入り100人突破していました。ありがとうございます。


Chaptear8栗色の小人族

「ふぅ・・・今日は久しぶりのソロだな・・・」

 

僕はホームから出て背伸びをしながらダンジョンに向かう。何時ものようにダンジョンでモンスターを狩り、それを売ったり黒龍達にあげたりする。実はモンスターを取り込んだワンダーライドブックは魔石を吸い込むことができそのモンスターのもとに届く。そうして少しずつ強くしていく。まぁ黒龍は僕が強くなって初めて与えるのだが、修行中に仲間になったモンスターはオラリオ外のモンスターでありジャアクドラゴンの魔力は与えられてもモンスターはほとんど弱体化しているため魔石を与えている。

 

「ハァ・・・この前はヴァレンシュタインさんにあったし・・・大丈夫かな・・・」

 

(別に何も気にしなくて良いではないか)

 

「イヤ君のせいだからね!!」

 

黒龍が頭の中に話しかけてきて僕は思わず大声で叫んだ。その瞬間周りの視線が集まる。すぐにその場から去った。イヤ普通気にするよ!!改心したとしても自分の仲間が相手の家族殺したっていえば普通気にするわ!!・・・まぁそれもかれこれあってとりあえず今日もダンジョンに向かうと・・・

「・・・ッ!」

 

誰かの視線を感じた。方角から見てバベルの塔だと分かる。何だろうとも思ったが気にしないでおいた。今日も行くぞ!!と意気込んでいた僕に・・・

 

「あの・・・これ落としましたよ」

 

「え・・・?」

 

銀髪の女性が魔石を持ちながら僕に声をかけた。

 

「えっ・・・・・・僕ですか?」

 

「はい・・・逆にあなた以外いませんよ」

 

「ア・・・ありがとうございます」

 

(どこかで落としたのかな・・・)

 

少し彼女には気になるところがあったが別にたいしたことはないだろうと思い僕は取りあえず魔石を受け取り去ろうとするが・・・

 

(きゅうぅぅ)

 

その途端おなかが鳴ってしまった。実は今日朝ご飯担当の人がフランさんでその料理が見るまでもなくやばいもので魚が突き刺さっており肉は半分生肉野菜はまるごとさらには色が紫色というこの世のものとは思えないほどひどかった。フランさん曰く

 

「ベルきゅんのために愛情込めて作ったの♡さあたんと召し上がれ♪」

 

その途端僕は断り切れなくて食べたのだが案の定気絶してしまい鈴仙さんと永琳さんに直してもらった。

 

八意永琳さん、レベルは4ヒューマンで医療を中心に活動している人で二つ名は『月の医者』らしい。基本的に優しい人だが起きたときなんかさとりさんがそばにいており何故かたんこぶができていた。その人曰く丸一日寝ており取りあえずダンジョンに行く許可がもらえたので行くことにしたのだ。ちなみに後ろにも同じくらいのたんこぶができていたレミリアさん達だった。

 

鈴仙・優雲華院・イナバさん、兎人でレベルは1らしく永琳さん曰く弟子かねて助手らしい。優しい人だとは聞いていたが永琳さんになんか冷たい視線で見つめていた。だけど僕には心配をしてくれて頭を撫でてくれた。

 

まぁそんなこんなで朝ご飯を食べ損ねたのだ。ちなみにフランさんは食堂担当から外されたらしい。

 

僕のおなかの音を聞いた銀髪の彼女は笑いながら僕にお弁当を渡してきた。

 

「おなかすいているんですよね・・・ならこれあげます」

 

「え・・・?!でもこれではあなたの分が・・・」

 

ありがたいがこれでは彼女の食事はなくなると思い断ろうとしたが・・・

 

「このままでは、私の良心が痛むんです・・・もしお礼がしたいというなら今日夜に私達のお店に食べに来てください」

 

その言葉に少し押され

 

「分かりました、じゃあ夜僕のファミリアの団員達と一緒に来ます。それでいいですよね?」

 

「はい!!私、あそこの豊穣の女主人っていうところで働いています。シル・フローヴァです!よろしくお願いします」

 

その時の笑顔は可愛かったので受け取った後すぐにダンジョンに向かった。

 

ベルside end

 

三人称視点

 

「おい!!さっさといけヤオラ!!」

 

「ウグ・・・ッ!」

 

一人の男が少女を殴りつけていた。

 

(ああまたか・・・また同じことの繰り返しですか・・・どうして・・・リリはこんなめにあわなければいけないのですか)

 

一人のサポーターの少女と複数の冒険者がダンジョンを歩き回っていた。主に冒険者ハモンスターを倒しサポーターは魔石を回収する。実はこのサポーターの少女リリルカ・アーデかなり回収するのが早い。しかしこの冒険者はそれを知らない。知らないくせに冒険者はリリルカ・アーデを役立たず扱いしている。それに報酬すらも払わない。リリルカ・アーデは両親がソーマファミリアに入団していたため必然的に入団させられている。リリルカ・アーデはソーマファミリアを退団したいが金が必要である。だからリリルカ・アーデは、毎回冒険者から盗みを働いている。最もザニスが更なるものを要求するかも知れないため分からないが・・・

 

リリルカ・アーデは『ソーマファミリア』の団員である。主神ソーマは基本酒造りにしか興味が出ず何時も経営とかは無視だ。何もしてない癖に団員達には完成品の神酒(ソーマ)を与える。普通に売られている神酒は主に失敗作でありうまいにはうまいが完成品はそれ以上だ。それを飲んだものはやがて酒に酔う。それを目にして団長のザニスは飲みたいなら金をよこせと命令する。だから冒険者達はその酒を飲むために金を稼ぐ。その中には荒稼ぎもありギルドでは騒ぎにもなっている。リリルカ・アーデは冒険者が嫌いだ。自分勝手で下のものを見下して冒険者なんていなくなってしまえば良いそう思っている毎日だったが

 

「ずいぶんと居心地悪いですね・・・主に空気とか・・・」

 

「ああん?!ダレだてめぇ!!」

 

そこには右腰には普通の剣、左腰には金色でギザギザした剣をつけており黒いローブを着けている。髪は白色で紅の瞳、まるで兎と思わせる容姿をしていたベル・クラネルだった。

 

「何だてめぇ!!ここは俺たちのファミリアの問題なんだ!!部外者は失せろ!!」

 

「部外者・・・そうですね、確かに僕は部外者です」

 

(ほら・・・やっぱり見捨てるんです・・・だからリリは冒険者が嫌いなんです)

 

「でもこの人を助けない理由にはならない!!」

 

次の瞬間ベルは剣を抜く。そしてベルは彼女をいつの間にか守るように立ち回った。

 

「てめぇ!!ぶっ殺してやる!!」

 

そして三人の男達は剣を抜き向かってきたがベルは剣を抜く。すると・・・

 

「なっ・・・ッ!」

 

いつの間にか三人の男達の剣は折れていた。その一瞬でベルは三人のはらに拳を入れた。男達は倒れる。そして少女に近寄る。

 

「あなたは?」

 

「こんにちは、僕はベル・クラネル。あなたがとても苦しんでいるようなんで助けることにしました。良ければ話を聞かせてくれませんか?」

 

「どうして・・・?」

 

「・・・?」

 

「どうしてリリを助けてくれたんですか?リリとあなたは初対面です・・・それに私は盗みを働いたんです。それなのにどうして?」

 

「どうしてって何も僕が剣士として僕自身一人の人間として助けたいって思ったからですかね・・・」

 

「なっ?!あなたはバカですか?!たったそんな理由で?!どうして!?私は悪党ですよ!!なのにどうして・・・」

 

「そんなのは関係ないよ・・・僕は君が助けてって叫んでいたからさ・・・それに君の状況で気づいているよ、リリは確かに悪党かも知れない、でも君はいい人だ・・・悪人じゃない、それだけは分かるんだ・・・だから僕は君を助ける」

 

 

 

その言葉そして彼の瞳で彼女はどこか安心感が芽生えてきた。そしていつの間にか涙が出てきた。そしてベルの胸に顔を埋めた。

 

「ウ・・・アア・・・」

 

「大丈夫・・・今までよく頑張ったね・・・」

 

そして暫く泣いた後リリはすべてを話した。ソーマファミリアの現状、そしてリリの置かれた状況のすべてを・・・

 

「うん・・・状況はよく分かった・・・それでリリはソーマファミリアを退団したいんだね・・・でもお金が必要・・・そして主神は趣味に没頭して経営はそのザニスが支配している。金を持ってきたとしてもザニスによってほかの要求もさせられるということだね・・・」

 

「はい・・・」

 

「分かった、取りあえず僕のファミリアのホームに行こうか、話はそれからだ」

 

「分かりました」

 

そしてベル達は一度ファミリアのホームに行くことにした。今思えばリリはこの人に会うために生まれたのだと思ったのであった。その時のリリの足取りは軽くなっていた。

 

 




はい、今日はダンまちではリリとシル東方から、鈴仙と永琳を出しました。フランさんは料理がメッチャ下手です。ベルでさえ気絶するほど・・・どれほどまずいのかはご想像にお任せします。では次回もお楽しみにしてください。
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