ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

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今回はとある事件が起きます。一時ロキファミリアアンチとなってしまいますがこれが終わった後は優遇させるんでご了承ください。ロキファミリアファンの皆様すいません。


Chaptear10酒場の事件

「えっとここで合っているのよね・・・」

「はい・・・確かにここです」

 

一端の作戦会議を終えて僕たちはシルさんが働いている店『豊穣の女夫人』に来ていた。窓からある程度見えていたがメイド服を着ていた女性がいっぱいいたのだ。主に猫人(キャットピープル)所々ヒューマンとエルフがいた。そこは明らかに男性が入りそうな店だった。猫人を見ていたルーナ様は少し悲しそうな顔をしていた。少し気になったがすぐになんかいたずらっ子の顔になった。

 

「ふふ、ベルも男の子ね~」

 

そこにつけ込んだのかルーナ様はからかい始めた。それに続いてかほかの団員達もからかい始めてきた。仕舞いには、リリルカさんもからかっていた。

 

「ベルきゅんも結構気になるのねぇ」

 

フランさん、僕は恩返しのために来たんですよ?なんか誤解を生むような・・・

 

「クラネルさん大丈夫ですよ、私は気にしませんから」

 

そう言われると逆に辛い・・・

 

「ははは!ベルも男なんだな!」

 

戸惑って言いながらのチルノさん。イヤ絶対意味を分かっていないでしょう!

 

「美少女が集まる中で一人の可愛い少年が気になる。可愛い見た目しているけどやはり男を見せる・・・最高」

 

パチュリーさん?なんか本を書いているけど気にしないでおこう。

 

「ベル・・・私もメイドです」

 

咲夜さんはもはや意味不明だった。張り合っているのかな?どうしてかは知らないけど・・・

 

「フフ、君も男の子なんだね」

 

「いいかげんに・・・?アレ・・・?今誰かいませんでした?」

 

急になんか声が聞こえた。後ろに聞こえたはずだが後ろにはルーナ様で今の声はルーナ様ではなかった。

 

「どうしたの?」

 

「イエ・・・何もありません」

 

聞き間違いかと思ったのでそのままにすることにした。

 

なんやかんやあって店に入った。

 

「いらっしゃいませベルさんまっていm・・・え?!ルーナファミリア?!」

 

シルさんが出てきて挨拶しようとしていたら急に驚かれた。その言葉に客達も視線が向く。

 

「嘘だろ!?」

 

「ルーナファミリアってあの?!」

 

「おい!あそこにいるのは男じゃないか?!」

 

「嘘だろ?!あそこ女限定のファミリアだよな?」

 

「なんかあの男良い尻をしているなぁ」

 

最後の人はなんかおかしかったけどやはり注目を浴びている僕たちである。まぁそうだろう、女性しかいないこのファミリアでいかにも男性客が多い所にいるのが珍しいだろう。しかも僕はそのルーナファミリアの初めての男性団員であるためほかの人たちが驚くのも無理ないか。

 

「えっと・・・取りあえず人数もあるので席を案内します・・・」

 

見た感じすいているように見えたが予約席があったようだった。大きなファミリアの宴会でもあるのかな?そう思いながら席に着いた。

 

「ほぉ、あんたが、シルが言っていた男かい!?待っていたよ。ずいぶん可愛らしい見た目しているねぇ・・・その様子からあんたルーナファミリアに所属しているんだね?」

 

「はい・・・」

 

それを見切った女性は体が大きく、おそらくドワーフだろう。その女性が僕を見てまた口を開いた。

 

「あんた、可愛い見た目しながらかなり強い男のようだね・・・」

 

「あはは・・・ばれちゃいます?」

 

「あたしの目はごまかせないよ。それにルーナファミリアに認められたんだ。それくらい分かるさ」

 

そう思われていると僕ってきっと異常なのかなと思ってしまうのである・・・

 

「あたしはミア・グラントだ。あんたは?」

 

「僕はベル・クラネルです、ミアさん」

 

そして名乗った後ミアさんは豪快な笑顔でとんでもない発言をした。

 

「ベルか、うん良い名前だね!!シルから聞いたよ!何でもあんた私たちが悲鳴を上げるほどの大食らいじゃないか!」

 

「「「え・・・」」」

 

瞬間ルーナファミリアの皆がシルの方を見る。その瞬間片目を閉じ手に拳を置き首を傾け舌を出した。いわゆる「テヘペロ」である。

 

「ベルきゅんって結構食べていたっけ?」

 

「イヤどう考えていてもあの銀髪の女性が給料アップなどの目的で話したんでしょう」

 

「ベル様って人を疑うことを覚えませんよね、全く優しすぎますよ」

 

「リリルカさんそれって褒めているんですか?」

 

「褒めていると言えば褒めていますね・・・ですがそのせいでほかの人たちにだまされそうで怖いです」

 

「分かります、私もベルさんがだまされそうで不安ですよ」

 

鈴仙さんなんか恥ずかしいです。

 

「まぁ取りあえずメニューを選びな!!話はそれからだ!!」

 

なんか妙な圧があったので取りあえずメニューを見た。見た感じかなりボリュームがあったがまぁ師匠からはたくさん食えとも言われているしとりあえず三品くらい頼んだ。

 

暫く会話をして料理が届いた。僕のはかなり量が多めだったので羨ましそうに見ている人もいたので少し分けた。その時なんか頭撫でられた後なんか言いたそうだったがその前にさとりさんによってそれは防がれた。確か…

 

「ベルきゅん!!この後私と一緒にy」

 

その後にさとりさんが手刀で気絶させたんだっけ・・・何言おうとしていたんだろう

 

その後もみんなと一緒に雑談していた。その時だった。

 

「予約のお客様、おなりですにゃ~」

 

そこに僕はまた背中に悪寒を感じた。

 

「ロキファミリアだ・・・」

 

「おい、今日はいろいろこの店やばいぞ・・・」

 

アイズ・ヴァレンシュタインさんがいるロキファミリアだった。

 

「さぁみんな、今日は遠征の帰還に無事を祝して乾杯や~」

 

その瞬間あの予約席はロキファミリアだったのかと思って僕はまた気まずくなった。特にアイズ・ヴァレンシュタインこの人とはなんか変な縁があるのかなぁ?そう思いながら目の前の料理にかぶりついた。この後の事件が迫ることに・・・

 

暫く笑い声が聞こえた後事件が起きた狼人(ウェアウルフ)が酒に酔ったのか大声で叫んでいた。

 

「おい!!アイズ!!そろそろ皆に教えてやろうぜ!!あのトマト野郎のことをよぉ!」

 

「トマト野郎?」

 

「なんだいそのトマト野郎って?」

 

「とぼけんなってアイズ!あの白髪頭ノウサギ野郎をよ!!」

 

明らかに僕のことだ・・・もしかしてあの時の笑い声ってこの人・・・

 

「アレはそんなんじゃ・・・」

 

「なに、隠す必要はねえよ。あのな、15階層でミノタウロスが逃げ出したんだよ!それが奇跡的にどんどん這い上がってきてよ。そこで5階層まで来たんだけどよ、そこでいたんだよ!いかにも駆け出しの冒険者が!!!」

 

それを聞いてチルノさんとラントさんは涙目になりながらうつむいていた。それを見て僕だと分かったのかみんな怒りがたまっていた。

 

「ほぉそれで?助かったんか?」

 

「ああ、間一髪でアイズが切り刻ンだよ!!その後な!あいつ血でトマトのように真っ赤になったんだよ。それでなあいつ恐れをなしてビクビクしてたのか逃げ出したんだよ!!ほんと笑えるぜ!!それだったら冒険者やるんじゃねぇってんの!!」

 

「アハハハ!!それは傑作やで~駆け出しを怖がれせてしまうアイズたんマジ萌え~」

 

「うわぁ・・・」

 

ヤバイヤバイヤバイ!レミリアさん達なんかもう怒りでグラスが割れそうだもん。

 

「なぁアイズ!お前アレ狙ってやったんだろ!?」

 

「そんなこと・・・ありません」

 

「おいおい!隠さなくても良いだろ?じゃあさ、彼奴と俺どっちにめちゃくちゃにされたいんだ!!」

 

「いい加減にしろ、ベート!ミノタウロスの件は我々のミスだ。謝罪することはあっても酒の肴にする権利はない!!恥を知れ!!!」

 

「お~お~頭のお堅いエルフは養護することが自己満足なんだろ?ゴミをゴミと言って何が悪い」

 

「こらやめぇベートもリヴェリアも酒がまずくなるわ」

 

「どうよ・・・彼奴震えやがったんだぜ?ミノタウロスによお?」

 

そして怒りがマックスになったときさとりさんはなんかひらめいたように言ってレミリアさんに耳打ちした。するとみんなはそれに納得するようにうなずいた。

 

「あの状況は仕方ないと思います」

 

「お~お~良い子ちゃんぶらなくて良いんだぜ?じゃあよ、彼奴と俺両方愛していると言われたらそっちを選ぶ?」

 

「私はそんなこと言うベートさんだけはごめんです」

 

「無様だな」

 

「黙れババア!じゃあ彼奴に愛していると耳元でささやかれたらどうする?」

 

「・・・ッ!」

 

一瞬戸惑っていたところらしい。

 

「は・・・やっぱ無理だろうな?そりゃそうだ!」

 

「いい加減にしろベート!!」

 

それをかまわずベートという人は口を開き続けた。

 

「雑魚じゃ、アイズ・ヴァレンシュタインに釣り合w「バキン」・・・?!」

 

その瞬間グラスが彼らに向けて投げつけられた。その元はレミリアさん達だった。

 

「レミリアさん?!」

 

「な?!『紅月(レッドムーン)』?!」

 

「私だけじゃないわよ・・・」

 

そして次々とみんなは立ち上がる。その表情は普通の者にはおびえるほどの怒りだった。何人かは地にへたりついていた。

 

「な・・・嘘やろ?!」

 

「ルーナファミリア?!」

 

「『悪魔(サタン)』に『超能力者(エスパー)』、『月の魔道士』神ルーナまで!!」

 

「うちの可愛い可愛い眷属をよくも酒の肴にしてくれたわね!」

 

「は・・・?!」

 

その瞬間空気が凍る。

 

「なぁベートそいつ男やったなやろな?」

 

「ア・・・ああ」

 

「ええ、男の子よ」

 

そしてみんなは目を丸くした。

 

「あの・・・ルーナ様」

 

思わず僕も声を上げる。

 

「ルーナに男やとぉぉぉ!!」

 

そしてロキファミリアのみんなは驚いて僕を見つめる。

 

「言っとくけどね・・・私が認めた眷属よ・・・雑魚なんかじゃない・・・あなたの眷属よりよほど強いわ・・・」

 

「なんやて・・・」

 

「あなたがベルを雑魚というならあなたたちの眷属はそれ以下のようね・・・」

 

「何だと・・・」

 

「確かに今のはベートが悪いと思うで、でもな・・・それは他の奴も含んでいるんやな・・・」

 

「ええ、」

 

「ふざけんなや、ベートが、悪いにしろうちの家族みんなそうやない!!アイズは特に違うで格別や!!侮辱はいい加減にし!!」

 

けんかが始まった。その間女神二人が、互いににらみ合っていた。

 

「元々あんたも私の眷属を侮辱したじゃない。これはほんの挨拶代わりよ」

 

「ほおぅ、じゃあまさか・・・」

 

そして僕は初めてさとりさんの狙いがわかった。さとりさんの目でなんとなくだが。実はロキファミリアには僕も腹が立ってはいたのでちょうど良かったかも知れない。実はここにも入団希望で向かったのだが門払いされた。入団希望者はみんな入れるようにといわれていたのに・・・だ。この人たちは1つお仕置きが必要かも知れないし何よりリリルカさんを助けるためにここは犠牲になってもらうことになった。

 

「ええ、私たちルーナファミリアはロキファミリアに戦争遊戯(ウォーゲーム)を申し出るわ!!」

 

「上等やぁぁ!」

 

その時聞こえたのか他の神が周りにいたのか全員盛り上がるように出てきた。

 

「ウオオオォォォォォ戦争遊戯だあああ!」

 

「緊急の神会(デナトゥス)の準備しろ!もりあがってきたぁぁ!」

 

その雄叫びが響いた。これが世界を動かすことを知らずに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フフ・・・いつかソーマファミリアと戦争遊戯するのは目に見えていたがまさかロキファミリアともやるとは・・・良い機会だ・・・ルーナここで決着をつけよう!勝つのは太陽である私アポロンだ!!」

 

 




はい、というわけでまさかのロキファミリアと戦争遊戯することになりました。まぁこうでもしないとルーナファミリアとソーマファミリアと戦争遊戯しませんからね・・・そこにあの神の乱入も・・・次回もお楽しみに
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