ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

15 / 57
こんにちは、今回は満を持して影の女王がでます。果たして誰か?!隻眼の黒龍も出ます!それではどうぞ!


Chaptear13精霊の巨人

「ここですよね・・・嘆きの大壁って・・・」

 

ベル達は現在ダンジョンの17階層嘆きの大壁の前に来ていた。謎の書き物に書かれた場所に来た。とりあえず入ろうとしたが・・・

 

「・・・ッ!」

 

その時異常な魔力を放っていた。パチュリーからしてもゴライアスの魔力が感じたが他のモンスター・・・それも異常な魔力を・・・

 

「おそらく融合しているようね・・・」

 

僕たちは息をのんだ。きっとこのモンスターは黒龍よりかは行かないが、きっと今まで以上の敵だと感じられる。

 

「行きましょう!!」

 

「ベル?!確かにポーションはあるけど・・・」

 

パチュリーは一端戻ろうとしたが・・・

 

「この感じ・・・もし他のパーティーの人が18階層にいたらきっと戻れない、それにきっとレベル6が2人は必要な状況です。それにもしこれが何らかのトラブルで別の階層に向かう可能性があります。」

 

その言葉に2人は黙る。普通ならあり得ないと思うが今回は異常事態の中でもやばい方だと分かる。ダンジョンに絶対はない。ならこのモンスターが18階層に向かう可能性だって捨てきれない。18階層には街がある。そこにレベル6はいない。

 

「とりあえず行ってみましょう。出ないと始まらない」

 

暫く間が開き2人はそれぞれうなずき覚悟を決めた。

 

「分かったわ、でもその前に・・・」

 

「・・・?」

 

パチュリーはベル達に粉を振りまけた。瞬間ベル達の体は少し強くなった気がした。

 

「これはこあが開発した魔道具らしくてね、かければ全体的な力がアップするらしいわよ」

 

「ありがとうございます!パチュリーさん!」

 

「良いってことよ、ア・・・でももしお礼したいなら今度私と一緒にあt「フン!!!」グハァ!!」

 

多少の漫才を見ていたベルは安心たように笑っていた。同時にこの楽しい些細な一時を守ることを決意した。それにはまずあのロキファミリア、ソーマファミリア、アポロンファミリアに勝つと誓う。

そしてベルはワンダーライドブックと闇黒剣月闇を出した。

 

『ジャアクドラゴン』

『ジャアクリード』

「変身」

 

『闇黒剣月闇』

『ジャアクドラゴン』

ベルは仮面ライダーカリバーに変身した。

 

「行きます!!!」

 

「ええ」

 

「はい!」

 

そしてベル達はこの先への冒険、そして待つ仲間の元のため闇黒剣月闇を構え17階層嘆きの大壁に向かった。

 

 

一方

 

「やぁ久しぶりだなルーナ。どうしたそんな顔をして?」

 

ルーナ達はアポロンファミリアのホームの目の前に来ていた。ホームの扉の前にはアポロンが高らかにルーナ達を見つめる。それが腹が立ち護衛のレミリアと勇儀と共にアポロンを睨み付けていた。

 

「以前はお世話になったわね、アポロン・・・ッ!私の子ども達があなたの子ども達に襲われてね・・・あんたにはいろいろ言いたいことがあるわ!!一体何が目的なの!?」

 

「やだなぁルーナせっかくの顔が台無しだ・・・それに私たちはそんなことをしていない、変な暴論はやめて欲しい、第一証拠がない」

 

「ふざけないで・・・!!」

 

明らかに自分がやったと思っている口ぶりで否定している。それもまたルーナが男嫌いである原因の・・・あのイヤらしくなめ回す目つきだった。

 

「で・・・?あんたは一体何が目的だい?」

 

「ふん、貴様に教えるつもりはない・・・」

 

「この変態神・・・ッ!」

 

いらついてきたのか愚痴が漏れた。それが聞こえたのかアポロンはにやつき

 

「ほう・・・ルーナ・・・今我のことを変態神といったな?」

 

「な・・・?!」

 

そのそばには小さな音が聞こえる魔道具が小人族の少年の手にあった。

 

「それは我の侮辱と受け取って良いな?ならば仕方ない!!私アポロンファミリアもロキファミリアに加わるぞ!!我々が勝ったらアポロンファミリアはベル・クラネルをもらい受ける!!」

 

「ベルが目的だったか・・・ッ!」

 

狙われたのがベルだったのでレミリア、勇儀、ルーナはアポロンを睨み付けていた。

 

「さぁどうする?!ルーナよ?!」

 

暫く沈黙が続いたが暫くたった次の瞬間ルーナは事前に用意していたタオルを投げつけた。

 

「上等よ!!受けて立つわ!!」

 

そしてタオルがアポロンの顔からすり落ちるとアポロンはまたゆがんだ笑顔を見せた。そして

 

「ここに双方の神々の合意はなった!!諸君!!私もロキファミリアと共にルーナファミリアに戦争遊戯(ウォーゲーム)に参戦するぞ!!」

 

にやついたゆがんだ笑顔と共に高らかに宣言した。

 

「「「「オオオオォォォォ!!」」」」

 

「まさかの三大同盟が築き上げられたぁ!!!」

 

「盛り上がってきたぞぉぉぉ!!!」

 

「ギルドに早速申請だぁぁぁ!!」

 

「月と太陽!!因縁の対決だぁぁぁ!」

 

高らかに宣言された戦争遊戯を聞き娯楽に飢えた神達がここ一番の盛り上がりの声がオラリオの辺りに響いた。

 

場所は再び戻り17階層嘆きの大壁・・・

 

ベル達は嘆きの大壁に入った。しかしその目当てのモンスターはいない。魔力量からしてみればいるのは間違いないがどこにいるのかが分からなかった。

 

「おかしいですね?」

 

辺りは静かでモンスター一匹すらも見当たらない。不気味すぎるくらい静かだった。

 

「2人とも来ます!!上です!!」

 

さとりからの指示ですぐに、上を見た。そこに一体の巨人が現れた。

 

「ゴライアス・・・ッ!」

それは紛れもなくゴライアスだった。しかし色が違う。緑色の体をしていた。

 

「やっぱり・・・ッ!」

 

明らかに違う体をしているゴライアス。その姿は別のモンスターを思い浮かばせるほどだ。

 

「ベル・・・クラネル」

 

「モンスターがしゃべった?!」

 

「ゆくぞ!」

 

そしてゴライアスは襲ってきた。拳を握り地面に強くたたき出した。

 

「グッ・・・ッ!」

 

「早い!!」

 

避けた瞬間ゴライアスはベルの方向に口を開いた。

 

「気をつけて!!ハウルよ!!!」

 

一気にハウルを繰り出してきた。

 

「ウッグオオオオ!!」

 

そこを剣で吸収した。それに少し押され気味だったが何とかゴライアスのハウルによって反撃の斬撃を食らわせた。

 

「ハァハァ・・・ッ!」

 

爆発と共に血の雨が降り注いだ。ゴライアスは首がなくなっていた。

 

「やったか?」

 

さとりが声を上げるも・・・

 

「イヤ・・・これは・・・」

 

そう彼女らは経験済みである。

 

「ええ、これくらいの強化種多分だけれども・・・」

 

そしてみるみるうちに回復を始めた。

 

「やっぱり再生するか・・・ッ!」

 

「ウガァァァ!!」

 

再生し終わった後にゴライアスはまた攻撃しようと予測した。しかしそれは違った。途端に天井を叩き、壁を作った。

 

「何するつもりなの?!」

 

そして普通のモンスターではあり得ないことが起きる。

 

「火ヨ、来タレ・・」

 

「「「・・・ッ!?」

 

ゴライアスが詠唱をし始めたのだ。一瞬ひるんだが不味いと悟りゴライアス続きパチュリーも詠唱始める

 

「水の精霊達よ、月の名の下に誓う。我は炎を阻害する壁となりて「猛(タケ)ヨ猛ヨ猛ヨ炎ノ渦ヨ紅蓮ノ壁ヨ業火ノ咆哮ヨ突風ノ力(チカラ)ヲ借リ世界ヲ閉ザセ燃エル空燃エル大地燃エル海燃エル泉燃エル山燃エル命全テオ焦土ト変エ怒リト嘆キノ号砲(ゴウホウ)ヲ我ガ愛セシ英雄(カレ)ノ命ノ代償ヲ」・・・ッ!我が兵と共に守る水の壁になれ!!」

 

高速詠唱をゴライアスは、繰り出してきたので何とか短めの詠唱にした。パチュリーの魔法は詠唱を短縮することができる。しかしその分魔力を消費するのが激しいが

 

「代行者ノ名二オイテ命ジル与エラレシ我ガ名ハ火精霊(サラマンダー)炎ノ化身(ケシン)炎ノ女王(オウ)」

 

詠唱をゴライアスは唱えると壁を壊した。

『ベリーンレイク!!』

 

『ファイアーストーム』

 

水の壁ができ炎の攻撃を何とか抑える。しかし威力はすさまじく炎の勢いに押されそうだった。

 

「ク・・・?!」

 

何とか防ぎきったが反動で倒れ込んでしまう。そこにゴライアスはつけ込んだのかまた攻撃しようとする。そこにベルとさとりが剣で応戦した。

 

(この様子・・・意図的に・・・?となるとこれは・・・)

 

さとりはなんとなく感ずるが今は目の前の敵に集中することにした。そこにベルは口を開いた。

 

「パチュリーさん!!確か消音の魔道具ありましたよね?!」

 

「え・・・?ええ」

 

「ならこの通路から漏れる音を遮断してください!!今すぐ!!」

 

「分かった!!」

 

そしてパチュリーは通路に移動する。そこをゴライアスが見逃すわけない。そこに・・・

 

「二重黒死蝶」

 

さとりの魔法で大量の蝶で行く手を阻む。そして通路にその 魔道具をおく。

 

そこにベルはタイミングを見計らったのか別のワンダーライドブックを出した。

 

「久々に行くよ!ブラック!!」

 

(やっと我の出番か!待ちくたびれたぞ!!)

 

そのワンダーライドブックの名は

 

『隻眼の黒龍』

 

そしてベルはジャアクドラゴンと同じようにワンダーライドブックを開く。

 

『かつて二つの大神の眷属を滅ぼし迷宮都市に混沌を生み出したのはたった一体の神獣だった』

そして闇黒剣月闇の柄にかざす。そこに大きなワンダーライドブックが背にあった。

 

『ジャアクリード』

途中でやばいと思ったのかゴライアスは急いでベルの元に向かった。

 

しかしその時はもう遅くワンダーライドブックはカリバードライバーにありそして剣でベルとのボタンを押していた。

 

『闇黒剣月闇』

「チェンジ」

 

そして巨大なワンダーライドブックからあの隻眼の黒龍が出てきた。そこにゴライアスの攻撃を遮る。そしてベルの元に来て翼で覆うと共に黒い炎が辺りを包んだ。

 

『Go end under than keen』

『ブラックドラゴン』

 

『月闇翻訳!!全てを滅する黒き炎と闇黒剣月闇が交わるとき全ての敵を焼き滅ぼす!!』

その姿はカリバーのからだ全体が黒くなっており片目は傷がついているモデルだった。

 

「行くゾ巨人・・・貴様は僕の手で滅ぼす」

 

ベルはゴライアスの元まで駆けた。

 

場所は変わりバベル、ここはダンジョンの穴の上にある塔である。ここで常会、そして戦争遊戯等の緊急のときにおこる臨時等の時に行われる神会が開かれる。ここで多くの神々が見守る中3人の神が中心に座っていた。

 

「まさかお前と同盟組むなんてなぁ、アポロン・・・」

 

「フはハハハ!!そうにらむな、ロキよ。我々は天界で共に友情を誓い合った仲ではないか!!」

 

ルーナファミリアとの戦争遊戯にアポロンが同盟に入ることになったことに多少の不満感があるロキはアポロンを睨み付けていた。

 

「ちっ・・・、まぁ他の奴とは違って愛を誓うなんて言っておらんし今回は大目に見といてやる。言っとくけど今回あっちが仕掛けたんや。本来はお前と組む気なんてサラサラないがまぁ良いわ・・・少しはマシになるやろ。にしても意外やなぁ・・・ソーマたんまで来たんか?もしかしてうちとようやく結婚してくれるかいな?」

 

暫くしてロキは酒造りしか興味ないソーマが戦争遊戯に加担するのに驚いていたと同時に酒好きのロキには少しうれしそうにソーマを見た。

 

「うるさい・・・貴様らとなれ合う気はない」

 

機嫌悪くソーマはロキとアポロンを睨み付けていた。

 

(これは不味いな・・・私のファミリアとロキだけならまだしもアポロンまで参戦となれば・・・人数差で・・・もし攻城戦になってしまえば・・・かなり不味いぞ)

 

「にしてもまだかぁ?まさか来なくて不戦勝となるのか?!だったら笑いもんやなぁ!!!」

 

大勢の神は笑っていたが・・・

 

「あらロキ?それは失礼じゃないかしら?私はちゃんと来たわよ・・・」

 

そんなところに神ルーナが来た。大勢の神はやっとかとため息をついていた。

 

「遅かったではないかルーナ・・・待ちくたびれたぞ・・・さあ始めようではないか・・・」

 

そして臨時の神会が開かれた。まずはロキからくちを開く。

 

「まずこの戦いはくじ引きにしようや、同盟組んでいてもファミリアの全てがかかっている。公平にいかんとな・・・」

 

「・・・ええ」

 

実際ここまでは予想通りだった。まれに両方の神が合意して決めるが基本はくじで決まるのだ。それにより運によってこれは左右される。

 

「それでは、これをヘルメスに引いてもらおう」

 

アポロンは旅人の男神ヘルメスに引いてもらうように仕向けた。

 

「オ・・・オレェ・・・?」

 

「さっさとしてくれんかぁ?」

 

少し戸惑いながら、くじの入った箱に手を入れた。

 

そこから出たのは・・・

 

「こ・・・攻城戦だ・・・」

 

最悪の予感が当たってしまった。

 

「「な・・・?!」」

 

「フハハハハ!どうやら攻城戦になったようだなルーナよ!!」

 

「ク・・・!」

 

その様子にルーナは悪態をついていた。そこにとある女神の声が上がる。

 

「ねえ・・・一つ疑問なんだけど力は何でも使って良いのよね?」

 

「うん・・・?どうしたん、フレイヤ?まぁありやが・・・?」

 

声を上げたのはフレイヤだった。それは一見普通の質問。

 

「いいえ、ただ聞いてみただけだわ」

 

「そうか・・・」

 

その質問の後分からないようにフレイヤはソーマの方を向いた。

 

(何だ・・・普通のことだがなんか意図でもあるのか?だがそうだとしてもこの状況は)

 

ソーマが心配しているとルーナの方を向いた。そこにルーナはうなずいた。

 

(とりあえず、今は祈るしかない・・・)

 

ここに臨時の神会は終了した。

 

再び場所は17階層嘆きの大壁・・・

 

ベルはゴライアスと交戦していた。ベルの動きは時々見失うほど速かった。ゴライアスが詠唱できないほどだ・・・ベルは黒龍そして闇黒剣月闇に眠っているジャアクドラゴンの魔力を混ぜている。その力は強大であるがその代償に体に更なる負担がかる。しかしその魔力が使えると言うことはベルはまさに強者だと思う、そう思う2人であるが急の事態に備えるために魔力を回復するのだった。

 

「はぁ!!!」

 

ベルはゴライアスの元に向かい切りつけに来た。そしてゴライアスは腕で防ぐ。

 

「ウグゥ・・・ッ!」

 

そのまま切ろうとしたが

 

「やばい!!!」

 

刃は途中で止まってしまった。動かそうとしても取れない様子をしている。そしてゴライアスはにやつき始めた。今ならやれると・・・そして拳を振り上げようとした。

 

しかし拳が振ってくることはなかった。その瞬間腕が溶けていたのだ。

 

「・・・・・・・グオオオオ!!」

 

ゴライアスは苦しそうなほど腕を抑えながら苦しんでいた。これは罠であった。本来の目的は炎を出すことだったのだ。剣からは黒い炎が勢いおく出ていた。

 

「すごい・・・」

 

「でもこのままじゃ・・・」

 

パチュリーはすぐに戦闘態勢に入る。そしてゴライアスの腕はまた生えてくる

 

 

ことはなかった。

 

「・・・ッ!?」

 

ゴライアスの腕は再生されてあるはず、しかしそのスピードはかなり遅いのだ。

 

「な・・・?!」

 

(フン!我がそこまで弱いと思うか!!再生妨害の炎を打ったのだ!!そのくらいなどたやすいことだ)

 

「ありがとうブラック!!」

 

そこにベルは剣をさやにいれる。

 

そしてトリガーを押した。

 

『月闇居合』

そして剣に魔力をためる。ゴライアスはそれを見て攻撃しようとした。そこに・・・

 

「太古に受け継がれし石よ、我に力を・・・『賢者の石』」

 

そこにさとりが攻撃でゴライアスの手を攻撃した。

 

賢者の石、これは詠唱によって変化するのだ。詠唱が長いほど威力は高くなる。今のは下から10段階で8番目程度だ。しかし気をそらすのは十分だったのか既にベルの魔力は、貯まっていた。

 

そこにベルはまたトリガーを押した。

 

『読後一閃』

 

そしてゴライアスに向かって走り出した。それは目に入らないほどの早さで。

 

(ベル!!決めるが良い!!)

 

「ああ!!」

 

そして黒い炎が大きく剣の形になった。

 

ゴライアスは、これは避けられないと悟ったのかすぐに防御態勢に入った。しかしベルは剣の威力は想像を絶した。

 

「ハアアアアアァァァァァ!!!」

 

そして黒い炎がゴライアスを包み込んだ。

 

「ウがぁぁぁぁぁ!!ベルゥゥゥ!!」

 

ゴライアスはそう叫んだ。するとベルは本能的に白いワンダーライドブックを取り出していた。そして・・・

 

「入れ・・・」

 

 

「ウごぉぉおおおおお!!」

 

『精霊のゴライアス』

そうしてゴライアスは緑色の光になってワンダーライドブックの中に吸い込まれていった。

その状況にパチュリー達は倒したと自覚すると・・・・

 

 

「よくやったわー!!ベルきゅん!!」

 

「わっ・・・ッ!ちょ・・・?!危ないですよ!!パチュリーさん!!」

 

「ほんとたいした人ですね・・・」

 

パチュリーは抱きつきさとりはやれやれとしていた。しかしベルは変身を解いてなかった。

 

「ちょっと後でにしてもらいませんか?」

 

「アレ?!ベルきゅん冷たい!!」

 

「イエ・・・おそらくですが・・・」

 

ベルが向いた方向に一つの人影があった。

 

「やっぱり君すごいね!!精霊の分身を倒すほどをの力!!私の目に狂いはなかった!!」

 

そこには緑色の髪と瞳、黒い帽子をつけておりそして少し軽い軽装をしており左手には手袋をした小柄な少女だった。「ヤッホー」と軽い挨拶をしてさとり達に駆け寄る。

 

「やっぱり・・・」

 

「あなたは・・・」

 

「2人は知っているだろうけど、ベル君はまだ知らないよね・・・」

 

少女は何時ものような雰囲気でさとり達に話しかける。

 

「これ・・・あなたがやったのね・・・正直やり過ぎよ・・・」

 

「あはは・・・ごめん。今回の戦争遊戯のことを聞いて攻城戦になった場合、そしていくらかの幹部の強化、ベルの実力を確かめたかったからさ」

 

「にしても限度があるでしょう・・・」

 

「ごめんって!」

 

緑色の髪をした少女はこちらを向いた。

 

「あ・・・そうだ!私のことまだ紹介してなかったわね」

 

手をパンと手を叩き帽子を取って胸に置き軽くお辞儀をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は古明地こいし、あなたが探している、オラリオ唯一のレベル10『影の女王』だよ」

 

ベルはここでオラリオ唯一のレベル10にであった。その姿にベルはその少女の美しさに見惚れ暫く立ち尽くしていた。




はい!影の女王の正体はこいしでした。理由は僕の東方キャラで一番の押しだからです。こいしってなんか可愛らしくそしてそれに見合わないほど強さが気に入っております。今回もそうしてみました。ちなみになぜ影の女王にしたのかというと無意識=意識の影ということを思い浮かべながら名づけました。無意識は戦闘にとって武器でもあれば弱点でもあると個人的には思っていたのでそうしました。ちなみにここでのこいしは現時点で最強キャラです。ちなみに隻眼の黒龍のことはオリジナルの変身音です。そして次は戦争遊戯の前日を書きたいと思っております。←は?すいません、戦争遊戯はあと2話からになりそうです。すいません。ではまた次回お会いしましょう。お楽しみに!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。