ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

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こんにちは、戦争遊戯をやると言いながらすいません!!まだ戦争遊戯に入っておりませんでした。次回にしますので何卒よろしくお願いします。今回ベル君に新しいスキルが出ます。お楽しみに!!


Chaptear15好敵手

夢を見ていた。誰かが泣いていた・・・街を見ると黒い炎に包まれ多くの人たちが涙を流し絶望している。その中に一人の男が立っていた闇黒剣月闇をもって立ち向かう青年が・・・そしてカリバーに変身した。しかし僕が見たのはまた違った。その姿は僕のより禍々しくそれでいてかっこいい。そして上空に飛んでいるモンスターのようなものに立ち向かった。男は長い戦いで勝ちそして契約者にとどめを刺そうとすると老人に止められ五つの光に分けられた。闇黒剣暗闇はその時に消えてしまっていた。

 

「ふはははは!見よ!!邪龍と呼ばれる竜と共に魔王を倒し街の人々を救った英雄、アルゴノゥトを!!」

 

影があって顔は見えなかったがその男は間違いなくアルゴノゥトだった。見ていた僕をアルゴノゥトは見つけて僕に駆け寄った。そして

 

「次は君の番だ」

そう言った。そこで僕は意識を落とした。

 

ベルside end

 

三人称視点

 

現在こいし一同は14階層に来ていた。こいしは相変わらずベルをお姫様抱っこしていた。少し立って13階層の入口に来たところで事件は起きた。

 

「ウ・・・ン・・・?」

 

「「ア・・・」」

 

ベルが・・・起きてしまったのだ・・・

 

「皆さん?どうしたんですか?」

 

「えっと・・・なんて言えば良いのかな?」

 

「うん・・・何でもないわ・・・」

 

「どうしたんですか?と言うかなんか謎の浮遊感があるんですけど・・・」

 

パチュリー達は反応に困っていた。どうするべきか・・・このままベルがお姫様抱っこをされていることを伝えたらまず恥ずかしさでうずくまるだろう・・・それどころか引きこもり出すかも知れない・・・頭を悩ませている一同だったが・・・

 

「あ!起きた!体は大丈夫?」

 

「へ・・・?」

 

「「ア・・・」」

 

ベルの目の先にこいしの顔が近くにあった。そして当たりを見渡すと自分の足が見えた。そう・・・気づいてしまった、自分がお姫様抱っこされていることに・・・

 

「ホアァァァァ!?」

 

小さい頃からベルがいつかやってみたいと思っていたお姫様抱っこ。それが今、自分がされている側になった。ちなみに恥ずかしさで顔が赤くなっていたのは言うまでもない・・・

 

暫くして自分で歩けるようになったので下ろしてもらうことになった。

 

「はぁ・・・全く、こいし・・・前もこうやって団員達を恥ずかしくなってあんな風になっちゃったのだから・・・」

 

「はは、でも怪我をしている人はこうした方が運びやすいんだ・・・」

 

「それはあなたがしたんでしょう・・・」

 

「ウグッ・・・何も言い返せない」

 

ちなみにその時ベルはこいしにお姫様抱っこされた時の恥ずかしさで顔を隠してブツブツなんかいっていた。

 

「はぁ~こいしって案外そう過激なこともするよね・・・全くウr・・・ゲフンゲフン!けしからん!」

 

「パチュリーさん?」

 

「何でもないわよ、さとり」

 

何やら漫才っぽいことしている二人と恥ずかしさで顔を隠しているベル。そこに何なのか分からないので立っているこいしがいる。いわゆるカオスだった。しかし次の瞬間こいしは消えた。ベルは驚いたが二人は何時ものように振る舞っていた。

 

「え・・・?なんで急に?」

 

一体何が起きたのか分からないベルにさとり達は説明した。

 

「ああ、これはこいしのスキルの一つ『透明人間(インビジブル)』よ。姿、気配全てを消せるの」

 

「そんなスキルを、でも何で?」

 

「見たところどうやら4人いるらしいわよ・・・」

 

「え・・・?」

 

そしてベルが向いた方向に確かに4人ほどの冒険者の魔力が感じられた。そこには・・・

 

「アイズ~戦争遊戯攻城戦になったね~アポロン、ソーマもいるしうちが有利だと思うんだけどね~」

 

「うん・・・でも油断はできない、鍛錬するまでだよ・・・」

 

「アイズさんならどんな敵もかないません。それに何より一番人数が売りの攻城戦です!!負けるなんてことはありません!!」

 

「レフィーヤ、ティオナ。アイズの言う通りよ、相手は大手のファミリア。しかもレベル6が二人いるんだから油断はできないわ」

 

「は~い」

 

そこにはロキファミリアで最強の女剣士と呼ばれている、アイズ・ヴァレンシュタイン、アマゾネスで有名な姉妹のティオナ・ヒュリテとティオネ・ヒュリテ、そして他のものとはレベルが低いが魔法の才能は上級冒険者と同等と言われているレフィーヤ・ウィリディスだった。

 

「ア・・・」

 

「どうしたの?ってルーナファミリア・・・」

 

こちらに気づいたのか睨み付けていた。辺りは殺伐していた。それもそうだろう・・・戦争遊戯はファミリアの全面戦争、過去で負けたらそのファミリアは解散まであった。つまり負けたら全てが失うことになるのだ、名誉も努力も人生も何もかも・・・だからこそベル達は絶対に負けられない、それはロキファミリアも同じことだ。

 

「アイズ・ヴァレンシュタイン・・・」

 

その姿にベルは睨み付けた。個人的にもロキファミリアには良い印象はなかった。ルーナファミリアに入るまでここにも立ち寄って入団希望をしたが門払いされた。そしてあの狼人に罵倒されたこと、しかも自分のミスなのにだ・・・だからこそベルはこのねじ曲がった考えは嫌いだった。最初は制裁のようなこともあった。しかし今は違う・・・自分の団員の親友火焔猫燐がアポロンによって無理矢理入らされ、リリルカ・アーデはソーマファミリアで苦しんでいる。二人の少女を助けたい。その思いがあるからこそ今目の前にいるロキファミリアも助けられた恩があるとしても・・・絶対に負けられない、ベルはそう誓った。

 

そして道に戻るときにベルはアイズ・ヴァレンシュタインの近くを通ったので彼女の元に行き

 

「絶対に負けません・・・」

 

そうつぶやいた・・・

 

アイズもそれに答えるように先に進んだ。

 

三人称視点end

 

アイズside

 

あの日彼に出会った。途中に出会ったミノタウロスが逃げると言う異常事態が起きてどんどん上層に逃げてきて最後の一匹、女の子の悲鳴が聞こえてすぐに向かったところ駆け出しのような少年が剣を構えていた。戦うつもりだったと言うのなら助けないと・・・ッ!

そう思って私はミノタウロスを切った。その後だった。私を見た途端彼は震えだした。私が怖かったのか、すぐに逃げ出した。その時ベートさんは笑っていたけど私は彼に謝りたいとそう思っていた。なんとなくだが彼には何か目指したいと思っている目をしていた。その目に私は昔の自分を思い出した。私は家族を黒龍に殺された。ゼウスファミリアだった父は『隻眼の黒龍』によって・・・そして私は黒龍を倒すために努力を重ねた。今は全然だがそれでも一歩を踏み出している。そう思いながら私は戦い続けた。しかし彼は目指しているものはあっても私とは違った。何故か私はこの子が純粋に見えたからだ。またあの子に会ってみたい・・・そう思うのだった。しかし事件は起こる・・・豊穣の女夫人でベートさんが酔い彼を罵倒したのだ。そのことで私は自分の過去に寄せた少年を汚されるような、そんな気がした。そしてベートさんが更に罵倒したときだった。グラスが飛んできたのだ。そこには人数で私たちのファミリア頼かは劣るとされているがレベル6が二人いる大手のファミリアルーナファミリアだった。そこで私は彼がルーナファミリアに所属していることを知った。あのファミリアは女性限定だとも聞いていたので少し驚いた。そしてルーナファミリアは私たちに戦争遊戯を仕掛けた。そこにロキは怒り狂ったのかあっさり受け入れた。私は彼と戦うことになってしまったのだ。戦争遊戯はファミリアの全てをかけた戦い。負けたものは全てを失うことになる・・・立場上私たちは戦わなければならない。戦争遊戯が決まった後まさかの出来事が起きた。 なんとソーマファミリアとアポロンファミリアがこの戦争遊戯だけの同盟を組んだのだ。二つともルーナファミリアとの戦争遊戯が目的みたいだった。そして戦争遊戯のルールを知ったときルーナファミリアが圧倒的に不利な状況に立たされていることになっているのを知った。ルーナファミリアが負けたら彼はアポロンファミリアに入らされることも知った。本当は助けたかったのだが私も目的のため私は全力で戦わなければならない。私もこのファミリアを失いたくはない。だから特訓するためにティオネ達とダンジョンに行くことにした。そこで彼に会った。彼は何かあったように顔を赤らめていたがこちらを見ると睨み付けた。私たちは通り過ぎると彼は私たちのそばによって

 

「絶対に負けません」

 

鋭い目でにらみながらそう彼はいった。私はその時彼に答えなければならない、そう思って後にしたつもりだった。しかしそのほかにも私を奮い立たせることがあった。一瞬、一瞬だけだったのだが私はあの悪夢を思い出した。黒龍のこと。もし彼と戦えば何か分かるかも知れない。もっと高みにいける方法を・・・だからこそ私は・・・

 

「私も・・・負けるつもりはない・・・」

 

そう、誓ったのだった。

 

アイズside end

 

三人称視点

 

朝日が昇る。こいし達によってこの一週間戦争遊戯の訓練を行って皆は強くなった。しかしそれは向こうも同じこと。

 

ベル達が帰った後、ルーナは攻城戦になったことを伝えた。この事にこいしは口角を上げちょうど良いとつぶやいていた。ベルにも考えがあったみたいでこいしに耳を傾けさせる。そのことについて話したら

 

「だから戦わせたじゃない」

 

とあっさり言い当てた。見抜かれていたのだ。この瞬間こいしは自分の高みだと胸に刻んだ。唯一勝てなかった彼女に追いつくために戦争遊戯に勝つと意気込んだのである。そしてリリとお燐を助けると誓ったのである。

 

ちなみにステイタスを更新していると信じられない光景が写った。

 

ベル・クラネル

 

レベル2

 

力:G340→ D650

 

器用:E250→D450

 

耐久:F290→C300

 

俊敏:C350→B320

 

魔力:S100→SS320

 

【魔法】

 

 

 

 

【スキル】

 

闇の剣士(仮面ライダーカリバー)

 

早熟する

 

 ジャアクドラゴンの魔力が使える

 

 仮面ライダーカリバーに変身可

 

 武器に魔力を込めることができる

 

 モンスターをワンダーライドブックに取り込むことが可能、なお自動的でジャアクドラゴンの魔力が送られる。ワンダーライドブックに取り込まれたモンスターはワンダーワールドに移動される

 

精神世界で取り込んだモンスターと会話が可能

 『黒龍の刃』

 

 黒龍の魔力が使える

 

好敵手一途(ライバル・フリーゼ)

 

早熟する

 

向上心の丈により効果上昇

 

向上心が続く限り効果持続

 

 

トータル7000オーバー。ステイタスの伸びが、異常だった。後でルーナにこいしと戦ったことを話した。そしてこいしを自分のライバルだと、そう伝えた・・・それに対しルーナは子どもっぽいところ男の子によくある負けず嫌いにからかったが

 

「あなたが選んだのなら追いついてみなさい・・・その心が大切なのだから」

 

そう伝えられた。そして特訓が続きそして戦争遊戯の日を迎えた。人数上攻撃側はルーナファミリアらしい。そして戦争遊戯のための馬車が迎えに来ていた。

 

 「それでは・・・行ってきます」

 

「ええ、行ってらっしゃい・・・」

 

暫くいった後ベルは突然立ち上がった。

 

「どうしたの?ベル?」

 

そして息を吸って・・・

 

「絶対に勝つので見守ってくださーい!!絶対に勝ちますからー!!」

 

 

大声で誓った。その声にルーナは

 

「ええ、信じているわよ。私の初めての男の子・・・!!」

そうつぶやいた

それぞれの覚悟が燃えさかる中オラリオを動かす戦争遊戯が今始まる!

 




はい、次回戦争遊戯に入ります。ベル君アポロン、ソーマに聖剣の制裁を。そしてベルにはまだ強力な能力が・・・お楽しみに!!
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