ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

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こんにちは、今回は戦争遊戯でベートをボコボコにする話です。ベートファンの皆様すいません。ではどうぞ。


Chaptear17戦争遊戯②

「嘘・・・何で・・・」

 

レフィーヤ・ウィリディスと、ラウル・ノールドは目の前の光景が信じられないでいた。少年があの剣で小さな本をかざしてトリガーのようなものを押した途端急に空から大きな本が降ってきてそして開いた途端モンスターが出てきたのだ。しかもどれも強化種、更には調教が不可能なはずの階層主ゴライアスまでいるのだ。人数差でいけると思っていたその考えはあっさり打ち破られた。

 

「おい!!フィンさんから直々に連絡だ!!ここにいる全勢力で相手しろって!!」

 

そこに門番を担当していたルアン(内側にいるヤツに入れてもらった)が情報の伝達できた。

 

「な・・・?!なんで?!!」

 

「アレを相手にするにはかなりの戦力が必要らしい!!今すぐに準備しろ!!」

 

「ちっ・・・まあ良いお前らすぐ相手しろ!!」

 

「はい!!」

 

「ちょっと待ってくださいっす!そんなことすれば・・・」

 

「仕方ないだろう・・・!!あのモンスターは階層主、しかも色が違う!!!強化種で間違いない!!このままだと城まで突っ走られるぞ!!」

 

「クソ・・・ッ!」

 

そして門にいる兵力の全てはゴライアスの方に向かった。

 

 

一方城外では・・・

 

「オッシャアアアアア!!」

 

「久しぶりに暴れられるぞオオオオオオオ!!!」

 

「ヒャッホオオオオオオオ!!!」

 

インファント・ドラゴン、シルバーバック、ゴライアスが興奮しながら雄叫びを上げていた。そう、これはベルが取り込んだモンスター達なのだ。それを任意でワンダーワールドから呼び出せることができるのだ。

 

「まさかこれが狙いだったなんてねぇ・・・」

 

「こいし、そのためにゴライアスを・・・」

 

レミリアとさとりは驚嘆の声を上げ若干冷や汗をかいていた。ちなみにしゃべったりもするのでシュールな光景ではある。

 

「偶然ロキファミリア幹部達が苦戦していた相手の魔石があったからね・・・」

 

「それで精霊とか・・・やり過ぎよ・・・」

 

「さてと・・・私たちもいきますか!!」

 

 

そしてルーナファミリアはモンスター達と共に敵の本拠地に向かうのだった。

 

 

 

一方バベルでは神達が盛り上がっていた。

 

「な・・・?!モンスターが・・・」

 

 

「すげぇぇぇぇ!!」

 

「ナンジャアリャアア!!」

 

「あのヒューマン欲しいぃぃぃ!!」

 

なおヘファイストスは驚嘆の声と少し悪夢を見ているような感じだった。

 

「まさかモンスターを呼び出すなんて・・・」

 

ため息をつきながらルーナの方を見た。しかも魔力だって絶大なはず。それをあの小さな少年がやっているのだから驚くだろう。

 

「さすが、ベルきゅん!!やっちゃえ!!みんな!!」

 

ルーナは張り切りベルきゅん呼びになっていた。ちなみにアポロン以外は少し引いてしまったのは内緒にしとこう。

 

「おい!!ルーナ!!アレは反則じゃないか?!」

 

「そうやそうや!!あんなのは反則やで!!」

 

急に不利だと思ったのかすぐに二人は抗議した。そこにフレイヤが割って出てきた。

 

「あら?私いったわよね?力は何でも使って良いって?」

 

その瞬間二人は顔を青ざめる。それに察したようにルーナとソーマはフレイヤの方を向いた。

 

「フレイヤ・・・まさかこれに気づいて?」

 

「さぁ?でも今それは良いんじゃない?」

 

そしてフレイヤは笑みを浮かべてまた鏡を見つめる。それに応じるようにルーナ達は鏡を見た。

 

 

 

一方城内では

 

「何だって?!門にある兵力がゴライアスに?!」

 

「はい!!どうやらモンスター達がこちらに向かうかららしく・・・ッ!」

 

「すぐにやめさせろ!!兵力を内部へ!!念の為アキ達含む冒険者はソーマファミリアとアポロンで城下町の建物を使い、足止めをベートも共に行かせろ!!」

 

フィンはそう指示する時・・・

 

(なんだ、あの少年?!確かあの少年は・・・)

 

リヴェリアはベルのことを見ていて驚嘆の顔をしていた。謎の変身、そしてモンスターの召喚がある。この少年はとんでもない逸材だったことに気づく。聞いたところによると自分達の所に来たが門払いしたらしい。こんな逸材が敵に回ってしまった。そのことが途轍もなく絶望した。

 

「ベル・クラネル・・・ッ!」

 

少年の姿に悔しさと自分の不甲斐なさに拳を握り絞めて壁にぶつけた。

 

 

「ウわぁぁぁぁぁ!!!」

 

「ギャアァァァァ!!」

 

門にいた兵力は全勢力をなぎ倒す、ゴライアス、シルバーバック、インファント・ドラゴンの光景を見てラウルは膝をついていた。無論こんな勝負勝てるはずがなかった・・・レベル4あるゴライアスが強化・・・団体でも勝てないはず。こんな指示を出したのが信じられなかった。正直いらだちだって覚えた。第一級冒険者は何をしているのだ・・・そう思う団員もいた。

 

「くっそ!!どうすれば良いんだよ!!」

 

皆が戦っている中アポロンファミリアのエルフ、リッソスが城内から出ていた。

 

「お前達、何をやっているんだ!!さっさと城下街に入れ!!」

 

その発言に皆は顔をしかめる。

 

「何言ってんだ、リッソス?!フィン団長はこの門勢力をモンスターにm「そんなこといっていない!!城下町の内部に撤退しろと言っただろう?!」

 

「何ですって?!でも確かルアンさんは・・・」

 

レフィーヤ達は見渡したがルアンはいなかった。ここデレフィーヤはある可能性を考えた。あのルアンは何者なのだろうか・・・もし相手に変身魔法がある冒険者が二人いたら・・・あのルアンはまさか・・・

 

そして気がついたときには門に、かなり離れていることに気づいた。

 

鏡で見ている神たちは驚嘆、ロキとアポロンは焦りそして憤怒がある雰囲気だった。それは・・・

 

「おい・・・ルアン何しているんだ・・・」

 

「どういうことや・・・何で門を・・・」

 

アポロンファミリアのルアンが門を開けているのだった。

 

「まさか・・・ッ!」

 

しかしそれに気づくのは遅かった。

 

瞬間上に槍が現れた。

 

「やばい・・・」

 

その槍は小さく分裂して雨のように降り注いだ。

 

「避けろオオオオオオ!!」

 

皆はよけた。そこに更なる斬檄が繰り出されバタバタと倒れていった。

 

「やっぱり・・・」

 

「ルーナファミリア・・・ッ!」

 

そこにはルーナファミリアのメンバーがいた。

 

時はモンスターが出てきた直後に遡る・・・

 

「ハァ~何でおいらがこんなことを~」

 

ルアン・エスペルはレベル1でアポロンファミリアでは一番実力は低い。だからこそよく雑用係だった。今回も門番という立ち位置にたっている。

 

「おいらじゃ・・・勝てっこないよ・・・」

 

ルアンには少し恐怖もあった。そして本が降ってくるのに気づきなんだと思っていた。

 

次の瞬間モンスターが出た瞬間が起きた。

 

(何でモンスターが?!とにかく中に「ハッ!」グエッ!」

 

そこにはこいしがいた。彼女がルアンに手刀を入れ気絶させた。そしてすぐさま担いで猛スピードで遠いところまでいきそして・・・

 

「こいし様?!分かっていましたけどやはりなれません・・・」

 

そこにリリが待機していた。そしてこいしは

 

「とりあえず・・・ハイ!!」

 

ルアンの服を剥ぎリリに渡したのだ。もちろん着替えように布を用意しリリにかぶせた。

 

「ウワップ!うう・・・分かっているんですけど野外で着替えるのは恥ずかしい・・・」

 

そしてリリは着替え終わり魔法を発動する。

 

「貴方の刻印(きず)は私のもの。私の刻印(きず)は私のもの。」

 

『シンダーエラ』

 

そして光に包まれたリリの姿はルアンになった。変身を完了していたと同時にこいしはリリをお姫様抱っこした。

 

「ひゃあ?!ちょ・・・?!こいし様?!」

 

「しっかりくち閉じてね・・・じゃあ、いくよ!!」

 

「え・・・?!ちょ・・・?!ヒャアアア?!」

 

ルーナファミリアのメンバーはその時ルアンの声が聞こえ、捉えられていたところを見ると多分リリだなと思い温かい目で見る皆だった。

 

 

と言うことで急いではいるように促し事実とは全く違う情報を送ったのだ。そして・・・

 

「全て仕組まれたというわけですか・・・」

 

全てを察しにらみつけるレフィーヤ。目の前にいるのはレベル4以上の冒険者、そして仮面ライダーカリバーに変身したベル、どうやったって勝てるはずもなかった。

 

「はぁ!!!」

 

しかしそこにラウル達がわりこんできた

 

「ラウルさん?!」

 

そして、レフィーヤに告げる。

 

「早く城の中に・・・ッ!あなたの魔法は、上級冒険者並です。今のうちに」

 

「・・・ッ!分かりました!」

 

そしてレフィーヤは城の中に入っていった。

 

「しまった!!」

 

見逃していたからカすぐ追う。しかしラウルが邪魔した。

 

「ここは通さないっす!!」

 

その目は覚悟の目だった。その目に何やら勇儀は引かれたらしく・・・

 

「ほぉ・・・良いよあたしが相手してやる!!」

 

「勇儀さん?!」

 

「悪い・・・ちょっと気に入っちまった・・・こいつの相手をしているから、お前達はいきな!!」

 

そして勇儀は戦い始めた。

 

「分かったわ・・・」

 

「遊びすぎないようにね~」

 

そうしてルーナファミリアのメンバー達は城に向かった。

 

「・・・ッ!させr「おっと!行かせないよ!!あたしに付き合ってもらうんだから!」・・・ッ!」

 

そして勇儀は盃を構え始めた。

 

「行くぜ、小僧。いっとくがここは通さねぇ・・・あんたも大事なファミリアのため頑張っているだろうが・・・それはこっちも同じでね、ちょいと全力で行かせてもらうよ!!」

 

そしてそのままラウルに向かって駆けた。

 

 

「何?!門にいるヤツはほとんど全滅だと?!」

 

ザニスは中央堂で知らせを聞き焦っていた。それもそうだろう。あのファミリアにはレベル3の冒険者もいた。自分より強い冒険者がやられたことを聞けば焦るだろう。ベートもさっき城下町跡で足止めをしに行っている。もし来たら自分はすぐ終わる。

 

一方聖堂では

 

「お願いです!!信じてください!!!」

 

「ええい!!喧しい!!」

 

カサンドラがヒュアキントスを説得していたがその説得もむなしく散るのだった。この運命がどう転ぶのかと知らずに・・・

 

 

 

 

レフィーヤは城の内部に来ていた。

 

「お願いです!!今すぐ内部を固めてください!!」

 

「どうしたの?!」

 

レフィーヤの焦りように落ち着かせようとするティオネ。

 

「ルーナファミリアがこちらに向かっています!」

 

「何ですって?!こっちは道中突破されたとしても良いように500人程度用意したでしょう!?ベートもいるはずなのに・・・こんなに早いはずがない!!」

 

「それが・・・ベルという少年がモンスターを更に召喚したんです。ウォーシャドーでしたが・・・信じられない強さでした、それだけではありません!ほかの団員達も」

 

時は遡り城下町跡では

 

「「「「「「「全ては・・・ベルきゅんの為にぃぃぃ!!」」」」」」」

 

「「「「ウワアアアアア!!!」」」」

 

ルーナファミリアでベルはほとんどの団員達に愛されている。そのためベルのためと言うこともあっていつもより気合いがこもっているため更にはレベル1がレベル2をレベル2がレベル3を単独で倒すという事態まで起こった。愛というのは偉大であると言っておるがまさにこのことである。ちなみにこれを見ていた神達は少し引いているものもいれば妬むもの、納得する神いろいろいた。

 

「逃がすかぁ!!」

 

「この・・・ッ!調子に乗るなよ、糞尼ぁ!!」

 

「後ろから失礼・・・」

 

「へ・・・?ギャアァァァァ!!」

 

「ブモオオオオ!!」

 

「ウわぁぁぁぁぁ!」

 

ベルは更にモンスターを召喚していたウォーシャドーとミノタウロスがいた。ミノタウロスは巨体でパワーを駆使しウォーシャドーは後ろからの不意打ちをかまし場を混乱させた。

 

「やばいわね・・・これは・・・」

 

モンスターを召喚してしまったら人数の差は意味がない。つまり、これは同等の実力。更にレベル5以上は大量にいるから圧倒的にロキファミリアはふりだった。

 

「チッ!!まさかこれほどとはな・・・ッ!」

 

ベートは何とか対処していたがそれでも勢いに押されている状況である。しかも同レベルの冒険者だっている。そこに・・・

 

「てめぇは・・・誰だ?」

 

ベートは中央堂に待機していたためベルが変身していることを知らない。

 

「てめぇが何者かは聞かねえ、だが負けるつもりはねぇ!!」

 

そしてベートはベルに向かい回し蹴りをする。しかし・・・

 

「なっ・・・ッ!」

 

ベルは片手で受け止めた。そしてベルはベートに拳を入れる。何とか腕で防御したが・・・

 

「グァ・・・ッ!」

 

威力が桁違いだった。そしてベルはベートが後ろに下がるのと同時に前に駆けてそして切りつけ殴りつけ蹴りつける。その体はアザだらけで顔は多少変形し歯は何本か折れていた。

 

「嘘やろ・・・ベートがあんなにあっさりと・・・」

 

鏡から見ていたロキはその光景に絶望していた。それもそうだろう。彼はオラリオでも数えられるほどしかいないレベル5なのだ。それがあんなあっさりとやられる光景なんて絶望するしかないだろう。やがてベートは何とか抜け出した。

 

「グッ・・・ッ!なめるなぁ!!」

 

『ハティ』

 

ベートがその名を叫ぶとベートの体が炎に包まれた。

 

「これは魔力とダメージを吸収するんだよ!お前の魔法攻撃も吸収できるんだよ!」

 

そしてベルに向かって回し蹴りをした。受け止めようにもダメージ吸収してしまうので対応が難しい・・・

 

 

 

 

かに思えた・・・

 

「なっ・・・ッ!?」

 

その蹴りを剣と足の装備にあわせて受け止めていた。次の瞬間ベートの魔法が徐々に吸われていった。

 

「なっ・・・ッ!?俺の魔法が・・・ッ!」

 

そしてベートがつけていた魔法が完全に消えた。それと同時にベルは特訓するときに新たな応用方を身につけていた。

 

「なっ・・・ッ!?」

 

剣から魔力を感じそして自分の物にした。

 

「そろそろ終わりにしましょう・・・」

 

「その声・・・まさか・・・」

 

その瞬間ベートはこの剣士はあの少年だと分かった。馬鹿にしていたはずの雑魚は違った。彼は強者だった。それも自分よりも・・・下手したらオッタル以上の力・・・自分が見ていた少年は圧倒的に上。その時に自分のプライドが・・・壊れていく感覚だった。それに嫌気がさしていたのか怒り狂い・・・

 

「ふざけんなぁぁ!!」

 

得意の回し蹴りをした。しかしやけなのかもはやレベル4でも見切れる程度だった。そしてベルは

 

「・・・ッ!」

 

ベートの足をつかんだ。そして握りしめる。

 

「ウガァァァァァァ!!」

 

その痛みにろくに動けなくなっていた。装備は握りつぶされ肉体にさらなる痛めつけられる。

 

「#&”%Z&”あぁぁ!!!」

 

鋭い痛みに声にならない声が響く。辺りはその声は戦いと雄叫びによってかき消された。そして・・・・・・

 

(ボキッ!)

 

「────ッ!」

 

聞こえてはいけない音が聞こえた。そう彼の最大の武器が・・・折れた。

 

「ごめんなさい・・・終わる頃には直してもらえると思います・・・それじゃあ・・・」

 

「テ・・・メェ・・・」

 

「それでは・・・」

 

無慈悲な騒音が聞こえるなかベートは意識を手放した。

 

 




はい、今回は話の内容的に入れなかった解説を書きます。何故他のメンバーがルアンに気づかなかったのかということです。これは無意識を利用したミスディレクションのようなものです。モンスターに無意識に視線が誘導してルアンがいなくなったことに気づかなかったように仕向けけました。よってこれもこいしの作戦の一部でした。次はアイズとも戦わせます。お楽しみに!
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