一方こちらではとある新人同士の戦いが起こっていた。
「あなたは・・・同胞の」
「チルノだ!!よ~く覚えとけ!」
「ラント、みんなからは二つ名で呼ばれています」
「確か『大妖精』でしたね・・・悪いですけど同胞でも容赦はしません、あなたをここで倒します」
ルーナファミリアのチルノ、ラントとロキファミリアのレフィーヤは互いに向き合い杖を構えている。魔道士対決、他のものは別の戦いで気にとられていたため気づかない。つまり詠唱魔法でどちらが早く魔法を出せるのかが勝負である。しかも相手は『
「貴方たちはレベル2とレベル1だけです。私は他の冒険者の回復が私にはできます、だからここで倒れてもらいますよ」
そして杖を構える。もちろん攻撃してもダメージが通らないことは二人とも目に見えていた。
「それでも・・・私は戦います!私はチルノちゃんと一緒にこのファミリアを守ります!レベル差があろうと関係ない!」
「そうだ!!アタイ達は最強!!絶対に負けない!!ここであんたを倒す!」
「なら、すぐ終わらせましょう・・・」
そして両者杖を構えながら詠唱を始め得た。
「解き放つ一条の光、聖木の弓幹(ゆがら)・・・」
「我は剣、我は氷、新たなる審理と共に敵を討つ・・・」
「自然よ、大地よ、美しき森に我が友を救い給え・・・」
三人は詠唱を始める。レフィーヤには光、チルノは氷、大妖精には風と共にこの葉が現れ始めた。そして魔力が溜まる中詠唱を続ける。
「汝、弓の名手なり。狙撃せよ、妖精の射手。」
「敵を凍えさせる吹雪よ・・・今ここに放たれよ!!」
(私より・・・早い!)
レフィーヤは戸惑ったがすぐ建て直し詠唱を続ける。
『ソードフリーザー』
次の瞬間氷が剣の形を作り飛んできた。
「・・・ッ!しまっt」
何とか避けるがそれでも詠唱は止まってしまう。その瞬間を狙った。
「今森の精と共に敵を討て!!」
『ナトゥーア・ゲブリュル』
その瞬間嵐が舞い怒る。これはラントが得意としない攻撃魔法だが、特訓をしここまであげたのだ。
「やったの?」
魔法を打った後の衝撃で立てるようになんとかしたが彼女たちも限界である。
「やったんだよ、大ちゃん・・・私たちレベル3に勝ったんだよ・・・」
そう言いチルノは歓喜の声を出していた。ラントも倒れそうな体を必死に立ちながら喜びに浸かった。互いに笑い合い、抱きついた。
「全く・・・お気楽も良いところですよ・・・」
しかし現実はそこまで甘くなかった。
「「・・・ッ!?」」
そこにはレフィーヤがいた。傷はあったがそこまでたいしたことがなさそうだった。
「なっ・・・ッ!どうして・・・ッ!」
すると隣から赤い髪でレベル4の女性、ナルヴィ・ロールが出てきた。
「私がこの装備で防いだんですよ・・・まぁ一回きりですがね・・・」
「グッ・・・ッ!」
卑怯だと言いたかったがこれはゲームであっても戦争であり卑怯というのはないのだと、チルノもラントも分かっていたことだった。
「私も早く皆を回復しなければなのでね・・・ここで消えてもらいます!!」
そして再び杖を構え、詠唱を始める。
「解き放つ一条の光、聖木の弓幹(ゆがら)。汝、弓の名手なり。狙撃せよ、妖精の射手。穿(うが)て、必中の矢」
詠唱を終わらせ光が凝縮していく。そして・・・
『アルクス・レイ』
そのまま光の矢がチルノ達をめがけて飛んできた。
「チルノちゃん!!」
ラントはチルノと一緒に地面に伏せ避ける。しかし・・・
「自動追尾性・・・ッ!」
避けた後再びこちらに向かってきた。
――駄目だ・・・避けられない!!
チルノはこの瞬間自分の負けを悟った。それと同時に無力感が彼女を襲った・・・
――ベル達が戦っているのに自分は何をしている?
――これくらいできなくてどうする・・・?
――何にも役に立てずに終わってしまうのか
急にネガティブな自問自答が始まる。絶望的な状況で出てきた考えはそれだけだった。自分にできることなど何もなかった。
それとは無慈悲に光の矢が迫ってくる。このまま終わるのか・・・その瞬間チルノの周りが暗くなった。
三人称視点end
チルノside
意識が暗くなった途端私はあの、レフィーヤというエルフにやられたのかと察した。きっと、大ちゃんも・・・最初からそうだった。自分はただの泣き虫で頭も悪く唯一魔法が最初から使えたのがただ一つの才能だった。ただそれだけ・・・私は一人では何もできなかった。大ちゃん、昔からの親友の助けがなければどうなっていただろう。私は生きていけない。オラリオにも行けず知識もろくにないままでいた。それにオラリオに来てルーナファミリアには入れたのも全部大ちゃんのおかげだった。私は大ちゃんに何時も助けられてばっかだった。だからせめて・・・恩返ししたかったなぁ・・・
(その程度か?)
その時声が聞こえた。
「あなたは・・・」
(その程度がお前の全てか?)
「何ですって・・・ッ!」
(諦めようとしている貴様なんぞに、あの小娘に恩返しする?笑わせるな・・・)
「うるさい!!あんたに分かるはずない!!」
圧倒的な差を見せつけられているのに何だこいつは、考えたことあるのかとも思っていた。
(そうやって・・・後ろを見ているのか・・・)
その言葉に何も言い返せなかった。そうだ、私は何時も後ろを向いていた。泣き虫で弱っちくて、そんな自分がイヤだった。でも相手は圧倒的。これからも後ろを見続けているのか・・・そう考える私だった。
「はは・・・そうか圧倒的な敵だからこそ乗り越えなっきゃいけないのに・・・後ろを見続けていた・・・それが私の腐った本性だったのか・・・」
そう認めた瞬間
(ようやっと目が覚めたかい?)
頭が急に痛くなっていた。それもかまわずその声は続く・・・
(目の前の敵に立ち向かわず、逃げている貴様が何より無様でまがい物・・・たった今決別するのだな)
その言葉と共に倒れ込む。地面を握り手からは血が出ている。
(いざや、契約ここに結ばん・・・我は汝、汝は我、人よの美醜の真の色は・・・今度は貴様が教えてやるが良い!!)
チルノside end
三人称視点
勝ったなと思い二人はすぐさま上級冒険者の回復をしようとしていたときだった。その瞬間アルクス・レイが消えたのだ。
「何・・・ッ!」
その瞬間チルノの周りには光の矢を消して立ち上がっている自分だった。その言葉と共にチルノは覚悟を決めた様子だった。
「良かろう・・・」
そしていつの間にかつけていた仮面に手を置く。そして
「アアアアアァァァァァ!」
はずそうとし鋭い痛みが出てきた。見た感じ誰もが痛そうと思う。敵であるレフィーヤにもこれは心配が見えた。しかしそれは無用らしくすぐに魔法を撃つ準備をしていた。
「解き放つ一条の光、聖木の弓幹(ゆがら)。汝、弓の名手なり。狙撃せよ、妖精の射手。穿(うが)て、必中の矢」
『アルクス・レイ』
魔法が放たれた。
「逃げて!!チルノちゃん!!」
ラントが逃げるよう叫ぶ。しかし彼女のケツイは違った。
(もう・・・逃げるのはイヤ!!)
「アアアアアアアァァァァァ!!!」
その瞬間チルノの仮面は外れた。
「来たれよ、ゴエモン!!」
血まみれの顔と共にチルノからは青白い光が出ていた。
「何・・・あれ・・・ッ!」
「さ・・・寒い・・・」
レフィーヤ達が凍える中青い光が晴れる。そこには以前のチルノからは全く違う姿が出ていた。極東を思わせる青い女侍の服装。袖には桜の模様があり横には刀をつけていた。そしてチルノの後ろから巨大な人物のようなものが出てきた。リーゼントのような髪型、そして服装と顔には極東文化の歌舞伎を用いるような姿だった。
そして次の瞬間チルノは前足を出して手を出しまるで歌舞伎芸のようなポーズでレフィーヤを見た。
「絶景かな、まがい物とてここまで集まれば創刊至極、悪の華はさかえど醜悪、俗悪は滅びる定め!!」
そしてチルノは手を振るう。その瞬間城の周りを凍らせた。レベル1とは思えないほどの威力だった。
「なっ・・・ッ!嘘・・・ッ!」
「貴様、私の大切な家族を傷つけたな・・・」
「・・・ッ!」
「私の大切な仲間でも侮辱し、そして今私の大切な人が傷ついている・・・自分の失敗を他人に押しつけそれでいて笑った!!私はお前達を絶対に許さない」
「姿が変わっただけで調子に乗るな!!」
ナルヴィ・ロールは姿が変わってもたかがレベル1だと思い攻撃した。しかし
(ニヤァ)
不気味な笑みを浮かべた途端刀を抜いた。そして・・・
「グァ・・・ッ!」
その瞬間ナルヴィは、意識を失った。
「なっ・・・ッ!」
そして刀を抜き取りレフィーヤに、近づいた。
「勉強したよ、強さには時に冷酷さが必要だと・・・」
「・・・ッ!」
「この力で貴様を倒す!!ゴエモンと共に!!」
そしてチルノはレフィーヤのもとに迫ってきた。そのスピードはレベル4並の・・・
その瞬間人影が現れた。チルノの攻撃を防いだ。
「アキさん?!」
「早くして!!他の仲間達を回復すればまだいけるから!!」
「分かりました」
阻止照れフィーヤは逃げ出した。
「・・・ッ!待て!!」
チルノはレフィーヤのもとに行こうとしたが・・・
「させないよ!!」
レベル4のアナキティによって止められた。
「不味い・・・ッ!」
他の団員達を回復されたら不味いと感じていた。もしこの人数を回復されたらただでは済まない。なんとかしなければとチルノは戦いながら考えていた・・・
三人称視点end
ラントside
チルノちゃんが戦っている・・・新しい力が宿ってレベル4と同等で戦っている・・・ここで座りついている自分が情けなかった。いつの間にかチルノちゃんはあんなに強くなっていたのだ。それなのに自分はこのまま座り込むだけか・・・
答えは否・・・私も戦う!!チルノちゃんはあんなに頑張っているのに私がここに座り込むだけはイヤだ!!
(へへ、お前さん面白いね・・・)
その時声が聞こえた。低く音が聞こえた。
「あなたは・・・」
(とっくに諦めたものさ・・・)
その言葉に少し首をかしげた。
「諦めた?」
(ああ、下手な怠ける良いわけで諦めたんだよ・・・おいらは)
「そうなんですか・・・」
(でも・・・あんたのケツイ気に入ったぜ・・・)
「え・・・?」
(人間のケツイというのをおいらは知らない、そんだけ強いケツイならおいらの力使いこなせるかもな・・・)
そして彼は私に近づいた。そして光が凝縮していく。そして光が私にまとった。
(あんたの精神力?ってものだと使えるのは10分程度だ。いけるか?)
「うん・・・なんかいけそうな気がする!!」
(へへ、そうでなくっちゃな・・・あんたのケツイ見せてもらうぜ)
その瞬間
ラントside end
三人称視点
アナキティとチルノが戦っている中レフィーヤはすぐ回復の準備をした。魔道具を事前に要したのだ。ここら一帯に魔法をかけすぐに戦力を盛り返そうとしてきた。
「これで・・・」
魔道具をそのまま手に捧げた。そして回復しようとする。
「え・・・?」
その瞬間手に何かが当たってきた。
「何これ・・・」
見た感じ、ただの骨だった。それが自分の手に・・・刺さっていた。
「グ・・・アァァァァァ!!」
誰がこれをやった?そう思いながらとにかく回復しようとした。しかし・・・
(バキ!!)
最後の希望はうち砕かれていた。魔道具が壊れたのだ・・・
「ウ・・・ソ・・・」
「
どこからか声が聞こえた。そう、あのラントだ。
「
突然謎の言語を発した。共通語に似ていたが何かが違った。
「
目を閉じて静かに告げる。小鳥のさえずりのように・・・そして一呼吸おいて
「
左目に青い光が出てきた。
その瞬間ラントから何かの面影があったがでていた。この力は何かやばい類いだ。本能が告げる。逃げろと・・・
レフィーヤが逃げだそうとしたが目の前には・・・
「なっ・・・」
顔のような何かがあった。後ろを引き返そうにも後ろには骨があった。
「いつから・・・ッ!」
次の瞬間レフィーヤの体は倒れた。体がもう一つあるくらい重かったのだ。ふと胸の方を見ると青く光っていた。
「こ・・・れ・・・は・・・?」
やがてゆっくりと顔のようなもの、『ガスターブラスター』が目の前に近づいた。
「まっ・・・て・・・」
懇願した次の瞬間、レフィーヤが光によって包まれた。
その時は何が起きたのか分からなかったが次第に全身が焼ける痛みが出てきた。
「アアアアア!」
苦しみながら聞こえる声にラントは無慈悲にブラスターを撃つ。骨と重力で逃げられないようにして・・・もちろん死なない程度で手加減してはいる。しかし光が晴れる頃には全身が火傷をしていた。
そして光が晴れた後にはレフィーヤが意識を手放した。
「あんたのようなヤツはこうですよ・・・クソ野郎」
ラントが放った冷たいその言葉が辺りに響いた。
「レフィーヤ!!」
アナキティが、レフィーヤがやられたことに気がついた時戦っていたチルノはラントがやったのだと分かっていた。いつの間にかいなくなっていたからだ。そこにチルノは決着をつけようとしていた。
「こちらも行こう・・・」
刀から吹雪が舞い降りた。そして構える。後ろのゴエモンも構えた。
「やばい・・・ッ!」
しかし気づいた頃には遅かった。その瞬間切りつけたからだ。氷の斬撃が出てきた。
『ブフダイン』
そして斬撃が当たった瞬間アナキティの体は凍り付いた。アナキティの、意識は手放された。
「ふぅ・・・終了と・・・」
姿を戻した途端急に力が抜けた。
「う・・・代償かな・・・後は頼んだよ」
そこに
「大ちゃん?」
ラントが体を支えた。
「チルノちゃん・・・よく頑張ったね・・・」
ラントは笑顔でチルノを支えた。そして
「大ちゃんもすごいよ・・・あの力すごかったもん・・・」
「フフ・・・ありがとう」
しかしラントも魔力切れか倒れた。
「はは・・・私も魔力切れかな・・・クラネルさん後は頼みましたよ・・・」
二人は意識を手放した。
「間もなく、焔(ひ)は放たれる。忍び寄る戦火、免(まぬが)れえぬ破滅。開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる争乱が全てを包み込む。至れ、紅蓮の炎、無慈悲な猛火。汝は業火の化身なり。」
リヴェリアはフィンのタイミングで魔法を放とうとしていた。もうこれしかナイトフィンが踏んだのだ。そこにレミリア達がやってきた。
「遅かったな!!もう放たれるぞ!!」
その瞬間フィンは笑みを生まれた。そしてリヴェリアは、魔法の準備ができた 。炎が辺りに集まってくる。
ロキとアポロンは笑みを浮かべる。
「勝った・・・」
そう口にした。
そして詠唱が終わる・・・
「ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを。焼きつくせ、スルトの剣――我が名はアールヴ」
「私たちが止める必要はない・・・」
その時レミリアが口を開いた。フィン達は困惑の顔をしていた。そして・・・
「私たちには・・・」
『レア・ラーヴl「グサッ」は・・・?』
瞬間リヴェリアのはらには剣が刺さっていた。その後ろには
「私、メリーさん。今あなたの後ろにいるの・・・」
「最強の女王がいるのだから」
オラリオ最強のレベル10『影の女王』こいしがいた。周りの冒険者は驚きリヴェリアを射していたのを見てすぐにこいしを攻撃するが・・・
「遅い・・・」
そのまま姿が消えた。そしていつの間にか周りにいた団員達は気絶してしまいやがて、死体の山の光景になった。
「何・・・だと・・・ッ!」
「あの少女は・・・ッ!」
やがてリヴェリアも倒れ意識を手放した。
フィンは戸惑っていた。それもそうだろう。自分達が苦戦した精霊をあっさり倒した少女が目の前にいた。彼女には強者の余裕顔があった。それを見たからなのか絶望で足がすくんだ。その時戸惑っているフィンの目の前にカリバーの姿をしたベルが現れる。
「降伏してください、あなたでは僕には勝てない」
「ふざけるなぁ!!」
フィンは追い詰められたのか激怒した。そして槍を構える。
それと同じくベルも剣を握る。
「魔槍よ、血を捧げし我が額(ひたい)を穿て」
『ヘル・フィネガス』
『月闇居合』
『読後一閃』
そして二人が激突した。剣と槍から火花が散る。フィンには今魔法の代償で冷静さはない。ベルが後ろに下がるとそれを隙だと思い攻撃した。しかし・・・
「フン!!」
剣で押さえた。そして魔力を吸い込む。
「しまった!!」
冷静さを失って多分フィンは見て理解したはずなのに攻撃してしまった。何時もの自分だったらもっと別の対処をしていた。
「はぁ!!!」
その瞬間紫色の炎が剣にまとわりついた。フィンはいち早く下がるがその前にベルが早かった。
そして振るった。
「ぐぁぁああああ!!」
炎がフィンの体を食い散らす。そしてやがて炎の形は龍になる。
「アアアアア!」
そして龍は空を舞った。空中を舞いそれは花火のようだった。そしてフィンをたたき落とした。
(何故だ?!何で僕が負ける!!)
フィンは気づかなかった。このものが本物の英雄だと。ベルは今までずっと何かを犠牲になんてしなかった。見捨てなかった。その心があったのだと気づかなかった。やがてフィンは意識を手放した。
そして煙が晴れた。現れたのは気絶をしたフィンだった。それが分かったのかオラリオでは
「勝負あり!!勝者!!ルーナファミリアだぁぁぁ!!」
「「「よっしゃあああ!!」」」
「「「ちくしょおおおう!!」」」
そこには賭けたものの歓喜と悲鳴があった。酒場では絶対大丈夫かと思っていたロキファミリアに賭けたもの達はアーニャ達に金を渡した。
「ふふ、もうけさせてもらったにゃ。白髪頭」
「すごい・・・」
「ベルさん、良かった・・・」
豊穣の女夫人ではアーニャ達は嬉しそうに袋を持った。シルが一安心して腰を下げ薄緑色の髪エルフの女性は驚嘆の声を上げていた。
ギルドでも・・・
「嘘・・・エイナ、弟君がレベル6のフィンに勝っちゃったよ・・・」
「ベル君、良かった・・・」
ピンク色の小柄なヒューマンミイシャは驚きエイナは安心して地面に座り込んだ。
一方バベルでは
「アアア・・・そんな」
「嘘や・・・こんなの夢や・・・」
ロキとアポロンは絶望の顔をしていた。それぞれ泣いたり、現実逃避をしていた。
「アポロン、ロキ・・・」
「「ひっ・・・ッ!」」
「あなたたちの処遇は皆が戻ってきた後に伝える・・・それまで牢獄にいろ・・・覚悟しておけ・・・」
この時ロキ達には絶望が舞い降りた。一方ヘファイストスファミリアの一人の男が目を輝かせていた。
「良い、彼奴だ・・・彼奴こそ俺の武器を使いこなせるはずだ・・・ッ!」
赤髪の青年は歓喜に浸かりながらホームに戻るのだった。
一方ベル達は・・・
「「「「「「やっっったぁぁぁ!!!」」」」」」
「「「「「オオオオ!!」」」」」
甲高い声とモンスターの声が辺りに広まった。
「僕達の勝ちです!!胸をはってオラリオに帰りましょう!!」
「「「「「全てはベルきゅんの意思のままに!!」」」」」
「はは、」
ベル達は苦笑いするも、喜びを分かち合いオラリオに帰還した。
はい、戦争遊戯決着です。今回アンテとペルソナを入れました。この二人ここで覚醒させようと思い、それででたのがこれでした。何故仮面ライダーにしなかったというのは単に自分もこれが好きだからです。ペルソナでは裕介の覚醒が好きだったのでゴエモンにしました。ここまで長かった!!次回は後日談を書きます。ルーナは何を要求するのか楽しみにしてください。