ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

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皆さん、こんにちは。今回は戦争遊戯後日一つ目です。それではどうぞ!!


Chaptear22罰

「ただいまルーナファミリアが凱旋してきました!!」

 

「「「「「オオオオ!!」」」」」

 

戦争遊戯に勝利した後ベル達は馬車に乗りそして帰還しオラリオからの歓声を浴びた。その中にはエイナやシルもいた。そして馬車が着く咲きは・・・

 

「皆!!お帰り!!」

 

赤いドレスを着たルーナが出迎えていた。馬車を止め、ベル達は降りる。そして・・・

 

「ルーナ様!!勝ちましたよ!!僕達!!」

 

そうルーナに言った。そしてルーナは我慢できなくなったのか抱きついてきた。

 

「うん!!ちゃんと見ていたよ!!そうだご褒美をあげないとね!」

 

「ご褒美・・・(チュッ・・・)へ・・・?」

 

次の瞬間ルーナはベルにキスをしてきた。しかも口にだ・・・それを見ていたからなのかルーナファミリア含め周りからも祝福の声と妬みの声が聞こえた。

 

「何だとおぉぉぉぉ!」

 

「おめでとうぅぅぅぅ!!」

 

「羨ましいぃぃぃ!!」

 

「しまったぁぁぁぁ!!」

 

「ベルきゅんの、初キスがぁ・・・」

 

「ちくしょぉぉぉぉ!!」

 

それを見ていたルーナファミリアのメンバーの皆も大量に群がり、そして・・・

 

「私もぉ!!」

 

「こうなったらもうベルきゅんにあんなことやこんなことをしなければならないわね・・・」

 

と続々と集まってきたのだった。この後30分くらいたったあとさとりが止めたという・・・ちなみにこの混乱でオラリオ中は少し引いたものもいれば妬むものもでたとか・・・

 

暫くしてルーナはバベルの牢獄に来た。そして目の前にはアポロンとロキが縄に縛られていた。

 

「さ~て・・・ロキ、アポロン・・・覚悟はできているだろうなぁ・・・」

 

「す・・すまん、ルーナまさかお前の子どもがこんなに強いとは思わなかったんや・・・どうか許してくれ・・・」

 

「ルーナ・・・これは出来心だったんだ・・・だから頼む、どうかお許しを・・・ッ!」

 

「ふざけるな・・・ッ!お前達は私の眷属を侮辱し、おまけに傷つけた。その罪は万死に値する・・・ッ!」

 

「「ヒィッ・・・ッ!」」

 

そしてルーナはすぐアポロンの前に来た。そしてルーナはすぐに胸ぐらをつかみ断罪をする。

 

「アポロン・・・あなたは天界強制送還!!!財産も全て没収!!!そして知っている?天界には牢屋があるのよ・・・」

 

「ま・・・まさか・・・」

 

「ええ、天界に送還したらそこに引き渡そうかしら・・・」

 

「まっ待ってくれ・・・頼む・・・それだけは・・・」

 

「問答無用・・・知っているわよ・・・あなたはどれだけの罪を犯したか!!恐らくだけど天界では神の力が使えるし真実は丸見え、そして裁判中あなたは神の力を使えない・・・これでどうかしら・・・」

 

「頼む・・・待ってくれ・・・」

 

アポロンは涙を浮かべながら懇願をしてきた。しかしルーナの顔は激しい怒りだった。それをぶつけてまた胸倉をつかむ。

 

「無理よ・・・向こうでもしっかり償いなさい・・・」

 

処刑鎌は振り下ろされた。それを悟りアポロンは泣き崩れる。ルーナはすぐにギルドの職員に頼んだ。そして・・・

 

「イヤだぁぁぁぁ!!」

 

その声と共に一条の光の柱が現れる。アポロンは天界に帰っていった。

 

「さてと、ロキ・・・」

 

「ひっ・・・ッ!」

 

「あなたにはまず眷属を集めてもらう・・・話はそれからよ・・・」

 

「わ・・・分かった」

 

数時間後ロキファミリアの眷属達がルーナファミリアのホームに集まった。周りにはルーナファミリアの団員達と多数の神と住人がにらんでいた。その中にはギルドの職員がいる。暫くルーナファミリアの殺気とロキファミリアと他の者達の緊張感が出ている沈黙が続きそしてルーナが口を開く。

 

「貴方たちにはいろいろ言いたいことがあるけど・・・まずここでまず公表しなさい、あのミノタウロスの件を・・・」

 

これに関してはまず当然のことだった。普通ならギルドのペナルティがつくはずだ。だが戦争遊戯もあって報告されず結果この場にギルド職員いるのでここで公表することにした。

ロキファミリアにとっては信用を失う情報、それでも秘密にするのは良くないとのことこの場で公表することにした。

 

「それなら私達が説明しよう・・・」

 

リヴェリアとフィンが立ち上がりルーナの前に立つ。

 

「私たちが遠征の帰還中に起こったことだ。15階層でミノタウロスの群れに遭遇したのだが、戦おうとしたら逃げ出したのだがそれがどんどん上層に上がってきたんだ。それで5階層まで来た」

 

「これは下手したら初級冒険者が命を落とすところでしたよね、それを理解いているのですか?」

 

その言葉にリヴェリアは頭を下げる。

 

「すまない・・・我々のミスなのにあなたの眷属を罵倒した・・・その罪は知っている、どんな罰でもかまわない・・・だが、アイズ達は許してくれないか・・・あいつらは何も関係ない・・・全責任は我々が取る・・・」

 

フィンがそう言ってリヴェリアとフィンはナイフをとる。それに気づいたのかロキはすぐさまリヴェリアのもとに駆け出す。

 

「・・・やめてくれリヴェリア!!頼む、うちを天界送還でええ。子ども達は悪くない!!うちの責任や!!うちがとる!!その代わり皆を助けてくれ!!」

 

そうしてロキはナイフを握る。何時ものエセ関西弁ではあるものの何時もより必死さか減っていた。戦争遊戯では勝者は絶対。敗者には逆らう権利はない。無論そんなのは彼女たちにとっちゃ知ったことでもないのである。自害させた後も殺すことだってできる。それを知っているはずだがそうだとしても自分の眷属を助けたいからこういうことをしている。そしてはそのままナイフを近づける・・・

 

「もういいわ・・・」

 

「「「「・・・ッ!?」」」」

 

次の瞬間レミリアが口を開いた。ルーナファミリアを除き全てのものがレミリアに視線が向く。それに続くのかさとりが口を開いた。

 

「貴方たちの処罰は財産の半分をこちらに渡すことと一人団員をこちらに譲ることにしました。無論資金の他に一部の装備、ホームはこちらでもらいます。ロキファミリアにはアポロンファミリアから手に入れたホームで暮らしてもらいます。そして最後にロキファミリアにはギルドのペナルティを受けてもらうこと・・・それでいいです」

 

その瞬間ロキファミリアの一同は目を丸くして顔を上げていた。その間にルーナはまた口を開く。

 

「元々ロキにも天界送還までは行かないけどオラリオから追放しようと思ったわ・・・でもね・・・」

 

そして間を開けそして再び口を開いた。

 

「ベルがそれをどうにか軽くしてって頼んだのよ・・・」

 

「「「・・・ッ!」」」

 

「どうして・・・?」

 

アイズが声を上げる。その瞬間全員がベルを見る。そしてベルは困ったように顔をかきながら答えた。

 

「えっと・・・実は元々ソーマファミリアと戦争遊戯を計画していて難航中だったのですが、偶然あなたたちの僕への罵倒が聞こえてそれでロキファミリアを戦争遊戯に巻き込んだ形だったんです・・・まぁ皆のいちばんの理由は僕のために怒ってくれたからですけど・・・それでも巻き込んだことには変わりないですし、巻き込んだのにそれは流石に厳しすぎるかもって思っていて・・・それで何とか頼んでこの処罰にしてもらえたんです。流石にロキファミリアも不幸にするわけにはいきませんし。すいません、それでもこれくらいしかできませんでした」

 

この場所にいる全てのものがベルの目を見て悟る。

 

──この少年は優しすぎる

 

──何という慈悲深き少年だ・・・

 

──彼こそが本物の英雄だ・・・

 

ロキファミリアはこの少年を目の前にして自分が恥ずかしくもあった。同時に自分の未熟さそして後悔が背中に重くのしかかった。そしてロキは涙を流しリヴェリアとフィンは頭を下げ感謝の言葉を口にした。

 

「寛大な処置を感謝いたします・・・神ルーナ、ベル・クラネル」

 

「ありがとなぁ・・・ベル・クラネル・・・ありがとう・・・」

 

ベルは少し困っている表情をしたがすぐに立ち直りロキファミリアを見下ろした。そしてリヴェリアの口から更に感謝の言葉が出る。

 

「ありがとうございます・・・眷属の問題は私が入ることにしましょう・・・私が抜けてこのファミリアがやっていけるのなら喜んで・・・」

 

「あっ・・・イヤ、大丈夫です。こちらで決めているので・・・」

 

「「「え・・・」」」

 

そしてベルはロキファミリアの一同の中に入りそしてとある少女の前に立った。

 

「ティオナさん・・・あなたです・・・」

 

「「「「・・・ッ!?」」」」

 

一同は皆驚いた。それもそうだろう。普通なら将来を期待されているアイズや最高のレベルリヴェリアだろう。確かにティオナもレベル5であり今でも十分強いがそれでもアイズ頼かは劣る。ルーナファミリア以外の一同は納得出来なかった。

 

「あの・・・実際団員をもらうのは別に良いと思ったのですがさとりさんが将来ファミリアに役に立つかもと思ったらしく、それになんかティオナさんが入りたいと思っているとさとりさんが、いっていたので・・・」

 

それに一同はティオナの方を見る。そしてティオナは顔を赤くした。ティオネはまさかとつぶやき、ティオナを見る。そしてベルは手を取る。そしてティオナは手を取り・・・

 

「はい・・・喜んで・・・」

 

ここにティオナの合意が承諾された。ルーナファミリアに新たな団員が出てきた瞬間である。

 

「「「「オオオオ!!」」」」

 

祝福の声が上げられた。遠くの者達には告白だと誤解したらしい。この後ベルは誤解を解くのに必死だったとか・・・その後は解散し改宗の準備をした。

 

「お燐―!!」

 

改宗が終わった後お空は真っ先にお燐に飛びついた。

 

「フフ・・・全くもう相変わらずね・・・」

 

後ろには新たに加わった4人がいた。

 

「改めましてリリルカ・アーデです。皆様よろしくお願いします」

 

「ダフネ・ラウロス、レベル2で二つ名は『月桂の遁走者(ラウルス・フーガ)』よ」

 

「カサンドラ・イリオン、同じくレベル2で二つ名は『悲観者(ミラビリス)』です」

 

「火焔猫燐です。こう見えて極東出身で同じくレベル2で二つ名はスキルの関係上『死神』です。」

 

「ティオナ・ヒュリテ、知っている通りレベル5で二つ名は『大切断(アマゾン)』だよ。よろしくね~」

 

ここに新たに5人のルーナファミリアの団員が集まった。やがて歓迎の声が上がると・・・

 

「さて!!ここが私たちの新しいホームよ!!」

 

ロキファミリアから手に入れたホームに足を踏み入れた。

 

「前のホーム、最近廊下がきしんだりとか建物の老化が激しかったのよね・・・」

 

「はは・・・でも新しいホームでなんか得しましたね・・・」

 

皆がうなずいている中ティオナは元ホームがどんな感じだったのか気になっていた。まぁ彼女はこれまで通りのホームで暮らすのだからそこまで変わらないのである。

 

「さて!!今日の夜は宴会よ!!早速酒を用意しましょ!!」

 

「「「オオオオ!!」」」」

 

高らかな声が辺りに響いた。これからまた運命の歯車は動き始める。

 

「あっ・・・そう言えばこのホームの名前何にしますか?」

 

はっとしたようにホームの名前のことを思い出した。

 

「ああ、そう言えばね・・・」

 

「どうしましょうか・・・」

 

「ベルきゅんが考えれば良いんじゃない?」

 

フランをはじめとしたルーナファミリアのベル君信者達は目を輝かせながらベルを見た。それに押されたのかベルはとりあえず考えた。紅魔館でも良かったがそれでは少しなんかなと思った。そこでベルははっと思い出した。

 

「じゃあ、『月影の館』にしましょう」

 

ルーナファミリアの月とこのファミリアのエースの二つ名をあわせた。ついでに月闇と呼んで『くらやみ』なのでそれでいいかと思いその名前にしたのだ。

 

「良いわね!!それ!!」

 

ルーナファミリアの皆も喜んだらしい。

 

「じゃあ入りましょう、私たちの新しいホーム『月影の館』に」

 

そして皆は新しいホームに入っていった。ここにまた運命の歯車はまた動き始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジャアクドラゴン・・・かっこいい・・・欲しい!!ドラゴン、ドラゴン!!」

 

黒い服を身にまとい性格があわないほど身長が高い男は暗い空間で子どものようにはしゃいだ。

 




はい、今回ロキファミリアはアポロンファミリアのホームに移動、そしてロキファミリアのホームをルーナファミリアがもらい更にはティオナが入ることにしました。そして最後に出てきたものは他作品のキャラです。一体誰か予想してください!それではまた・・・
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