ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

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こんにちは。今回は少し短めです。最近駄文化がひどくなっていますが温かい目で見ていただくと嬉しいです。一応春姫は少し後にします。それでは、どうぞ。


Chaptear28密談

「えっと、ここで待てと言われたけど・・・」

 

「来ませんね・・・」

 

「でも確かにここで待てと・・・」

 

「ベル、なんかここいい匂いがする」

 

「うん、ここではおいしい物があるんだよ」

 

「へぇ~」

 

ベルは現在ウィーネとレミリアとさとりとルーナと共にとあるとこに来ている。極東に伝わる料亭というとこだ。ここではよく密談も行われている。時にはギルド、時には闇派閥、時には裏切りの会談いろいろ使われているのだ。故にオラリオを巻き込む事態に陥る作戦も会議されている。ここに関しては料亭に何も非はなくただ料理を振る舞っているだけであり、ギルドも難しい問題であった場所であるがそういうギルドも使ってしまうのである。今回ギルドからここに招待され待っている状態だ。

 

「にしても、遅いわね・・・」

 

「はい、確かに部屋はあっているんですけど・・・」

 

「もう少し待ちましょう」

 

暫くして食事も出ており、先に召し上がってくださいとも言われとりあえず食事をするのだった。そこにはオラリオでは滅多に見られない刺身というものやお吸い物、ベル達が食べたことがないものも多かった。

 

「おいしい~!」

 

「はは、こっちも食べてみる?」

 

「うん!!」

 

ウィーネも気に入ったらしく目の前の料理にかぶりついた。暫くして時間が経つと足音が聞こえた。

 

「あ、来たのかな?」

 

ベル達も気づきやがて近づいてきた。そして、ふすまが開かれた。

 

「あ、あなたは!!」

 

そこにいたのは・・・

 

「ウラノス様!?」

 

ギルドを管理しており恩恵を築きあげた大神ウラノスだった。そのそばには黒いローブをはおっていた魔道士だった。

 

「初めましてだね、ベル・クラネル。安心したまえ、異端児の少女のことは知っている」

 

「私はフェルズです。よろしくお願いします」

 

安心したのかウィーネはローブを脱いだ。そこにウラノスは頭をなでそして用意されていた椅子に座る。

 

「さてと、またしてしまいすまないが少し頼みがある」

 

酒を飲みながら少しの沈黙が続いたあとウラノスが口を開きベルを見つめる。

 

「クノッソス迷宮に彼女の同胞がとらわれている・・・」

 

「「「・・・ッ!?」」」

 

「え・・・?」

 

「彼女は生まれたばかりだから知らないだろうが、異端児は今・・・『イケロスファミリア』によってとらわれている」

 

「彼女に関してもその時に生まれ、偶然見つかり今目を光らせている、知っていると思うがヴィーヴルは超希少種だ、売ったとしたら高額の金になる」

 

「そんな・・・」

 

ベルもいきなりそう言われたため驚き拳を震えさせていた。そしてウィーネも自分の命、そして自分と同じような存在が捕らわれていることを知り恐怖で震えていた。

 

「それだけではない、ダンジョンに残った異端児が地上に向かっているんだ。それも襲撃のため・・・このままでは異端児の共存は難しくなる」

 

「そんな・・・」

 

そして息つく暇もなくフェルズは続ける

 

「我々が頼むのはイケロスファミリアの殲滅、異端児達の帰還だ。今の状態では異端児の謎は解明されていない状態、共存は今でも難しい状態だ。ここでマイナスのイメージを持たせたくない。どうか、頼む」

 

そして暫く沈黙が続くがベルが打ち破った。

 

「分かりました、僕も異端児達の共存は望んでいます。できる限り力を尽くしましょう」

 

それにウラノスは口角を上げ、頭を下げた。

 

「ああ、よろしく頼む」

 

そしてベル達はイケロスファミリアの殲滅、そして異端児のため料亭を出たのであった。

 

一方クノッソス迷宮では・・・

 

「チッ!!せっかく見つけたというのに・・・」

 

ゴーグルをつけた男、ディックス・ペルディクスは悪態をつきながら壁に拳をぶつける。

 

ディックス・ペルディクスは以前モンスター刈りを趣味としていたが異端児の存在を知った途端その趣味は代わり異端児を痛めることを趣味にしてきた。現在怪物趣味の貴族に売ったりもしている。

 

「オイオイ、そう焦るなよ・・・」

 

「イケロス様・・・」

 

青髪で細目をしており、今でも見下すような目をした男神イケロスだった。そして他のメンバーも近くに集まる。

 

「今、情報を聞きつけたんだがルーナファミリアにローブをかぶった少女を見かけたと言う情報だ・・・」

 

「それがどうした・・・」

 

そう言ってディックスはイケロスを睨み付ける。

 

「その少女が鱗のような物がついていたと言うんだよ・・・」

 

「・・・ッ!それは本当か?!」

 

「ああ、恐らくだがそのヴィーヴルの可能性が高い。お前が言っていた特徴も当てはまらせるしな・・・」

 

それを聞いた途端ディックスはゴーグルからも分かる下劣な目をしながら笑っていた。

 

「いいだろう、だがルーナファミリアにはどうやって対抗すればいい?」

 

「それに関しては任せとけよぉ・・・あいつらをオラリオから敵に回すようにしとくからさぁ・・・」

 

それを聞いた途端暗い空間で二人の低い笑い声が迷宮内で大きく響くのだった。

 

 

 

一方ルーナファミリアのホーム、月影の館では・・・

 

「まさか、イケロスファミリアが・・・」

 

「まぁ、あいつら闇派閥に関連している噂もあるしね・・・」

 

全員はイケロスファミリアに関してのことを話していた。イケロスファミリアは無法者があふれると言うことは知っていたがまさかここまでの秘密を持っていたことは知らなかったのだ。

 

「じゃあ、さっさと倒しちゃえば?ギルドの名目があるんでしょ?」

 

フランの提案には皆も賛成しているようだった。

 

「では、早速作戦を決めましょう。早くしないと・・・」

 

その時だった。辺りから何やら騒音が聞こえた。

 

「何かしら・・・」

 

レミリア達が窓を覗くと・・・

 

「・・・ッ!?」

 

そこには大量の民衆達が群がっていた。それぞれ怒りの表情がある。中には石を投げつける者もいた。

 

「一体何が・・・」

 

ベル達は目の前の光景に驚きを隠せないのであった。

 

一方バベルでは・・・

 

「あら?これは面白い展開になってきたわね・・・」

 

フレイヤが鏡からベルの様子を見ていた。その様子にフレイヤファミリア最高のレベル7『猛者』オッタルが見守っていた様子だった。

 

「それにしても、異端児ですか・・・フレイヤ様。この状況をどう見ますか?」

 

オッタルの答えにフレイヤは目を輝かせながら鏡を見る。

 

「オッタル・・・あの子の魂はね・・・とってもきれいなの」

 

「と言うと?」

 

「あの子の魂は純粋で透明な色、でもその中に紫色の炎と黒い炎が混じり合うの・・・まるで龍を操るように・・・」

 

「それは、彼の闇の剣士が関係を・・・」

 

「ええ、だからこそ気に入った。いいわ。私も少し手助けしようかしら・・・・・」

 

そう言ってフレイヤは再び鏡を見るのだった。

 




はい、イケロスファミリアは一体何をしたのか?そしてあの神も乱入を、そしてそろそろ師匠も出す予定です。お楽しみに!
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