ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

31 / 57
こんにちは。今回はベルの師匠が出てきます。最後に少しお知らせもあるのでよろしくお願いします。


Chaptear29試練

「一体何が・・・」

 

ベル達も館から出て門の近くまでやってきた。市民達が暴動を起こしているのはたしか・・・しかしその理由が分からないのだ。今のところウィーネに関してはばれないようにもしてある。その可能性も考えたがあそこには人一人もいなかった。一体何故か気になっていたが次々と罵声が聞こえる。

 

「化け物の集団め!!オラリオから出て行け!!」

 

「オラリオをお前らの好きにはさせるか!!」

 

「今すぐ解散しろ!!」

 

それぞれ、目的がはっきりとしないものばかりだった。適当にあしらおうとも思ったがそこに青髪で細め、見下すような目つきをした男が門に来た。

 

「よお、ルーナファミリア。初めましてか・・・」

 

「イケロス、何をした」

 

レミリア達が睨み付けそれに反応するように男神イケロスは不敵な笑みを浮かべた。

 

「何ってテメェらの悪事を明かしただけだが?」

 

「悪事ですって・・・」

 

そう言ってさとりもにらんでいる中イケロスは複数の紙をばらまいた。そこには・・・

 

「なっ・・・ッ!」

 

ウィーネが写っている写真だった。そこに反応するようにイケロスはアポロンのように高らかに手を広げ、声を上げた。

 

「見ろ!!この写真を!!ルーナファミリアは密かにモンスターを囲っていたのだ。我々は魔道具を駆使し彼女らの悪事を握った!これはどう考えてもオラリオの反逆者である!」

 

イケロスが写真をばらまいた後、イケロスがいった言葉に賛同するように民衆達は石を投げ始める。中には窓を割ったのもあり一部の団員がけがをした。そこにウィーネにもガラスの破片が飛び散る。大きさは刺さるには十分の大きさだった。そしてウィーネのほうにめがけて飛んできた。

 

「・・・ッ!危ない!!」

 

そこにルーナファミリアのメンバーがかばった。ウィーネも一瞬戸惑ったが団員はすぐに起き上がりウィーネを見つめる。

 

「大丈夫・・・?」

 

「あっ・・・傷が・・・」

 

トラウマが掘り返されるような恐怖がウィーネを襲った。ウィーネは自分のせいで傷ついたと思い震えながら謝っていた。団員が何とかしようとするも罵声のせいか涙が止まらなかった。何とか暴動を沈静化しようにも収まる気配はなくむしろ悪化してきている。このままでは団員達もウィーネの精神状態も不味い、皆がそう思っていたその時だった。

 

「いい加減にしろ!!クソやろう!!」

 

高い怒鳴り声が辺りに響いた。暴徒化していた民衆が一斉に声の宿主の方を見つめる。そこには・・・

 

「な・・・『大妖精』」

 

美しい緑色の髪をしたエルフと小人族のハーフ『大妖精』という二つ名を持ち、大人しい性格だと思われていたラントだった。ラントの左目は青色に光っていた。顔はチルノでも見たことない怒りの表情。レベルも3であるはずなのに殺気は今までよりも倍以上だった。下手したらレベル6を超えているのではないかというほど・・・

 

「さっきからキャンキャンわめきやがってうざいんだよ!正義面をしているクソッタレどもが!いい加減にしやがれ!!」

 

それに合わさるようにベルも口を開く。

 

「僕達は確かに化け物に見えるのかも知れません!!モンスターを囲っていたのも事実です!!でも、そうだとしても受け入れてくれるファミリアが僕は大好きなんです!!孤独は痛いほど分かる!!だからこそ、互いに支え合い助け合う!!ルーナファミリアが僕にとっての居場所でもある!!

 

「あたし達は孤独に苦しむのなら手を差し伸べる!!それが化け物であってもだ!!イヤ、テメェらはもはや人じゃねえ!それでこそ人の皮を被ったモンスターだ!一階層程度だろうがな!!」

 

勇儀も続き反発した。そこに押されていたがすぐに暴動を再開した。侮辱されたのが気にくわないものもおり中には門から出ようとしたものもいた。そして少しずつ対処はしてきてはいるがそれでも沈静化されない。そこに・・・

 

「ならばその意思を確かめさせてもらうぞ・・・」

 

大柄で猪人の男オッタルが現れた。それに続き『女神の戦車』、アレン・フローメル、『炎金の四戦士』ガリバー四兄弟、『白妖の魔杖』ヘディン・セルランド、『黒妖の魔剣(ダインスレイヴ)』ヘグニ・ラグナール、フレイヤファミリアの団員達が目の前に来た。

 

「フレイヤファミリア・・・」

 

レミリア達が睨み付けると同時にオッタル達はそれぞれ武器を構える。

 

「ならば戦え、でなければそのまま切るだけだ」

 

それに応えたのかベルは闇黒剣月闇を取り出す。それに続きレミリア達もそれぞれの武器を取り出す。

 

『ジャアクドラゴン』

『ジャアクリード』

 

「変身」

 

『闇黒剣月闇』

『ジャアクドラゴン』

 

カリバーに変身したベルに続いてチルノもゴエモンを呼び出しラントも重力操作を使い始める。そして・・・

 

「はぁぁ!!」

 

戦いが始まった。アレンは勇儀に、カリバー四兄弟とオッタルはベルに、ヘグニとヘディンはチルノとラントに向かう。レミリア達も援護に向かうが他の団員達が邪魔をしてきた。

 

「チッ!!やっぱり数が多い!!」

 

ルーナファミリアは他のファミリアよりも少なく人数さでうまく立ち回りができなかった。

 

「おい・・・ディックスはどうした?」

 

一方イケロスのほうでは混乱に陥っていた。イケロスはフレイヤファミリアからもらった魔道具で遠くの所からも撮影して写真をばらまき後でディックスのちからでモンスターを暴走させる予定だった。しかしいつまで経ってもモンスターが暴走しない。それどころかフレイヤファミリアが戦いにでることも聞いてもいなかった。おかげで予定は狂いイケロスはディックスを恨んでもいた。しかしできないのは当然であろう。なぜなら・・・

 

「ゴは・・・ッ!貴様は・・・」

 

「イケロスが出たと言うことはいると思ったんだよね・・・まぁあなたはここで待っててね」

 

こいしが先に気づいておりすぐに向かいすぐにボコボコにしたのである。もちろんこいしが見張っているので力が発揮されない。超短文詠唱でも無理なのだ。そもそもこいしには効かない様子でもあったからだ。そこにディックスは抗うが、無意味に終わっていた。ちなみに見張っていた団員達は皆ボロボロの状態で倒れていたという。

 

「やはり強い、流石あの方に認められる男だ」

 

「「「それな!!」」」

 

「そりゃどうも!!」

 

アルフリッグが言った言葉に同調して息ぴったりにあわせるガリバー四兄弟。知っての通りベルのカリバーとも、似た名前であり力も強いことから戦争遊戯の時からライバル視をしていたのだ。だからこそこの時を待ちわびていたと言うのもある。

 

「はぁ!!!」

 

アルフリッグが攻撃を仕掛ける。ベルは迎え撃とうとするがそこに

 

「「「させるか!!」」」

 

弟のドヴァリン、グレール、ベーリングがベルの邪魔をしてきた。それぞれ鎚・槍・斧でベルに攻撃した。そこにベルはすぐに向け打つが

 

「もらった!!」

 

そこにアルフリッグが剣を振るった。弟たちに苦戦したのかベルは反応が遅れた。

 

「クッ・・・ッ!」

 

何とか避けられたものの少し当たってしまい、鎧に傷がついてしまった。そこに・・・

 

「よそ見している間か・・・?」

 

「・・・ッ!」

 

オッタルが大剣を振るう。しかし・・・

 

「はぁ!!!」

 

「グフッ!!」

 

ベルは受け止めすぐに蹴りを入れた。そしてオッタルは少し後ずさりした。そこに

 

「はぁ!!!」

 

「ぬぅ!!」

 

「ティオナさん!!」

 

後ろからティオナが追撃してきた。ウルガでオッタルを攻撃するが・・・

 

「・・・ウグッ!」

 

勢いがオッタルより劣っていた。それもそうだろう。ティオナはレベル5、オッタルはレベル7なのだ。力もスピードもオッタルより下だ。

 

「アアアァァァ!!」

 

「ティオナさん!!危ない!!」

 

今すぐ押しつぶされそうでありベルも向かうがカリバー四兄弟によって邪魔されてしまい難しかった、そこに・・・

 

「はぁ!!!」

 

「レミリアさん!!」

 

他のフレイヤファミリアの団員達を倒した後のレミリアがオッタルのほうに向き攻撃をしてきた。そこに反応できなかったのかオッタルに傷ができる。そしてレミリアは追撃を喰らわせた。

 

「・・・ッ!」

 

「見事だが、力だけは俺の方が上だ!!」

 

しかし力だけは向こうの方が上であることも知っている。レミリアは徐々に押されていった。不味いと思いベル達は向かおうとする、しかしカリバー四兄弟によって邪魔されるがそこに・・・

 

「ハァ!!」

 

「なっ・・・ッ!」

 

オッタルの大剣は一本切れた。そこにオッタルも驚嘆の顔を見せた。すると屋根の上に・・・

 

「久しぶりだね、ベル君!!」

 

「ヘルメス様?!」

 

男神のヘルメスがいた。すると他の団員達もいた。

 

「ベル、久しぶりですね!」

 

「アスフィさん?!」

 

アスフィも参戦していた。そこに

 

「私たちもいます!!」

 

タケミカズチファミリアの桜花と命もいた。

 

「どうして・・・?」

 

「君達が今絶讃ピンチだと聞いてね!俺たちも来たというわけさ!!もちろん彼女も!!」

 

「本当ですか?!」

 

ベルが彼女と聞いた途端目を輝かせた。そして勇儀と相手していたアレンは何があったとベルの方を向いた。そこが命取りだったのか勇儀に一撃をもらってしまう。

 

「グァ・・・ッ!クソ・・・ッ!」

 

そこに・・・

 

「なっ・・・ッ!」

 

アレンの槍が壊れた。それに驚き辺りを見渡すが次の瞬間・・・

 

「は・・・?」

 

アレンが腹に何か違和感を持ち腹を手に当てるとそこには・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤い血が手を真っ赤に染めていた。

 

「グゥガアアアア!!」

 

次の瞬間アレンの腹に鋭い痛みが押し寄せてきた。そして辺りには血が地面に流れていた。そこにフレイヤファミリアもルーナファミリアもベル以外が驚いていた。アレンの後ろには一人の銀髪の少女がいた。極東の侍の服をしており緑色のスカートがふわりと浮き人々を魅了するほどの美貌だった。そして決め台詞のようなことをいう。レミリア達はベルに師匠のことは聞いていた。

 

(師匠ですか?)

 

(うん、あなたの鍛錬、新人にはきついからどんな師匠か気になっちゃって)

 

(うーん、一言で言えば変人ですかね)

 

(((変人?)))

 

(はい、でも可愛くそれでもって強いお方です。カリバーのちからさえなければ今でも勝てないと思います)

 

(そんなに?!)

 

(でも変人って?)

 

(ああ、師匠は相手を切ると決め台詞のようなことを言うんですよ)

 

(それって?)

 

(ああ、それはですね・・・)

 

「この楼観剣にきれぬものなどあんまりない」

 

「妖夢師匠!!」

 

そこにはベルの師匠であったレベル6の『華の剣士』魂魄妖夢がそこにいた。

 




はい、ベルの師匠は妖夢でした。理由は今年人気ランキング一位もあり剣士つながりで妖夢にしました。まぁ 幽々子 も考えましたが厳しいというならこの人かと思いました。そしてお知らせですが暫く投稿を休みます。理由としてはテストの2週間まえになったからです。そろそろ勉強のほうに向かなければならないので暫く休みます。楽しみにしている読者様申し訳ございません。テストが終わったら投稿しますのでよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。