ベル君が闇の剣士なのは間違っているだろうか   作:暗闇水明

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今回はエイナさんとの話です。次回でダンジョンに潜らすのでお楽しみにしてください。ではどうぞ。


Chaptear4ギルド

私エイナは少し心配していた。ベル君が向かったファミリア、ルーナファミリアは女性限定のファミリアだと知らずに突っ走ってしまい恥ずかしさでまた泣きじゃくるかもしれないと思ったのだからちょっと心配だった。なく姿もかわいいのだが・・・まぁそんなこんなで不安になるのだがあれから2日たっていたがベル君が戻ってこない。まさかショックで寝込んでいる?!そう言ってベル君を心配してどうやって励まそうか迷っていた。その時に彼がギルドに入ってきた。

 

 「ア・・・ベル君・・・」

 

どうしよう?!なんて声をかければ良いかな?えっととりあえず話を・・・

 

 「えっと・・・ベル君・・・」

 

 「あのすいません、エイナさん少し応接室貸してくれますか?」

 

「えっ・・・・・・」

 

 やばい・・・・・それくらい落ち込んでいる?どうしよう?!私が心配していると・・・

 

 「私も一緒に良い?」

 

 フードをかぶった女性がいた。その人は正体が不明だったためとりあえず止めようとしたが

 

 「僕からもお願いしてくれますか?大事な話なので・・・」

 

 その言葉に少し押されて渋々私たちは応接室に言った。

 

 そこでは防音措置のために結界が敷かれてあった。

 

 「で・・話って?」

 

 私はなんて反応すれば良いのかわからなかった。まさか話ってクレーム?!じゃあこの子は妹かなぁ。お兄ちゃんの敵討ちみたいな・・・イヤよ私!!

 

 「えっとじゃあまず・・・僕ルーナファミリアに入団することになりました・・・」

 

あっ何だ・・・ベル君ルーナファミリアに入団したんだ・・・良かったクレームじゃなくて・・・

 

 「へ・・・?」

 

 嘘・・えっ・・・・・・あそこって女性限定だよね?主神のルーナ様確か男が嫌いなはず

 

 「ベル君・・・恥ずかしくても嘘は良くないよ?」

 

 「ああ、ごめんなさいね。念のために姿を隠していたけど」

 

 そう言って隣の少女はフードと上着を脱いで赤いドレスになる。その人は

 

 「久しぶりエイナさん、改めましてルーナファミリアの主神ルーナです。以前チルノがお世話になったわね」

 

ルーナファミリアの主神ルーナ様だった。

 

 「へっ・・・?」

 

私がマヌケな声を出した後・・・

 

  「エエエエエェェェェェ!!!」

 

 私の悲鳴が応接室の間で響いた。

 

 エイナside end

 

 三人称視点

 

 「まさかあのルーナファミリアに入団するなんてね・・・」

  

 「はい・・・正直今でもびっくりしています」

 

 あれから少しパニックになったエイナだが時間がたつにつれて落ち着いてきた。それでもにわかには信じがたかった。ルーナは大の男嫌いであるから女性限定、しかも限られた者でしか入れない難関のファミリアだった。それに自分の知り合いベル・クラネルが入れたこと。しかも初の男性団員だと言うことに少しうれしさもあった。

 

 「でもルーナ様、何故ベル君を入れたんですか?確かあなたは男性がお嫌いだったはずでは・・・」

 

 エイナは気になっていた。何故男が嫌いなこの女神が急に男であるベルを入れたのかが・・・

 

 「ええ、確かに私は男が大嫌いだわ・・・今でもね・・・でもベルは違う・・・あの、馬鹿どもとは違う目をしている・・・今まであったやつはみんなどれも最低だもの・・・人助けをしようとするやつは大体、体目的・・・或いは金・・・冒険者・・・神でさえそうだった、そうそれだけだった。でもベルは何かを必死に目指している。そして困っている人を見捨てない。そんな純粋な目が私は気に入ったの。確かに男は嫌い、今でも見たくないくらい大嫌い・・・でもベルは特別・・・こんな純粋で優しい男の子は初めて」

 

熱心に語るルーナに対して驚くエイナと顔を赤らめるベルだった。

 

 「ルーナ様・・・さすがにちょっと照れちゃいます・・・」

 

 「あら?私は純粋にあなたを褒めているのよ?そうそうこの子ね、うちの団員と同じくらいかわいいところいっぱいあるのよ、例えば・・・」

 

「ルーナ様~もう勘弁してください~」

 

「そんなところもかわいい」

 

 少し甘い雰囲気になっていたのでエイナは気まずくなっていた。

 

 「ええオッホン、お話はそれだけですか?」

 

 「ああ、そうだ、もう一つ。ここからが本題なのだけれど」

 

 そして空気が一番重くなるのを感じた。何かとてつもないことが起きるとエイナは直感で理解した。

 

 「あなた・・・この子の担当アドバイザーになってくれない?」

 

 「えっ・・・・・・」

 

 エイナは困惑した。ベルの担当アドバイザーになることが問題はない。なぜ、これを提案したのかが全く分からなかった。それなのに空気の重さは変わらなかった。

 

 「実はね少し相談したいことがあって・・・今から言うことを誰にも口外しないこと・・・もし約束するのならベルのステイタスを見せる」

 

 「理由をお聞きしても?」

 

 

 「ええ、この子の能力は少し特殊でね。とてつもない秘密も持っているの。このオラリオが混乱するほど・・・」

 

 「それって?」

 

 「それを話すから誰にも口外しないで欲しいんだけど・・・」

 

 しばらく沈黙が続いたが・・・

 

 「分かりました。今から聞くことをここにいる者以外内密にすることを誓います。アドバイザーとして私としてベル君のことを知らないといけない気がしますし・・・」

 

 「ありがとう・・・それじゃああなた、神聖文字(ヒエログリフ)は読める?」

 

 「ええ、簡単なものなら」

 

 「じゃあ見て・・・」

 

 「はい」

 

 そしてベルは上を脱ぎ背中を見せる。エイナもまた14歳とは思えない体に顔を赤らめていたがとりあえず読んだ。(ステイタスはChaptear4と同じ)エイナはそのステイタスに驚きを隠せなかった。なんせ闇の剣士があるのに黒龍のことが書いてあったのだ。

 

 「嘘・・・黒龍ってあの?」

 

 「はい・・・」

 

 「どうして・・・」

 

 「ええ、そのことについて・・・」

 

そしてベルのすべてを話した。ベルがあの夢を見たこと、カリバーになったこと、その時ベルが黒龍を倒したこと、そして黒龍を取り込んでいることも・・・

 

 「まさか・・・そんな秘密が・・・」

 

 「ええ、改めてここで聞いたことは誰にも口外しないことを誓ってくれる?」

 

 暫くまた沈黙が続いてそして

 

 「分かりました・・・ここで聞いたことはすべて内密にします。もし誓いを破ったら、絶対服従をすることを約束します」

 

 「エイナさん、そこまで大げさにしなくても・・・」

 

 「ううん・・・ベル君、ステイタスは冒険者にとって大事な物なの、それ一つばれてしまったら命が危険にさらされてしまうから・・・それを見せてくれるベル君は私を信じてくれることがうれしかったの・・・だから私も君を支える・・・たとえどんなことになっても・・・」

 

 その言葉にベルは笑顔になって・・・

 

 「はい!よろしくお願いします」

 

 そう答えた。

 

 




はい、今回エイナさんは味方につけました。大きなスキルがあるってことはそれは大変なことなので信頼のある人に教えた方が良いですよね。さて次回は初ダンジョン!!そこには強大なイレギュラーが・・・是非お楽しみに!!
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