Chaptear6帰還とその後
あれからダンジョンの異常事態に説明しに行ったためギルドにいった。エイナは激怒したが今回は今回でベル達が倒さないと犠牲者が出たかも知れないのでまぁ理解してもらった。
「「ベルきゅ~ん!!!」」
そのことはルーナ達にも伝わりルーナとフランは号泣して抱きついたらしい。まぁルーナはまだ良いとしてフランはスキルの問題もあるし何よりレベル5であるためもはや兵器並みのタックルであり転びかけたとか・・・もちろんこれを見た団員達はやはりベルは異常だと思ってしまった。一見してみると普通なのだがフランは力がフィンより上であるのでやばいのである。
「はぁ・・・もう・・・早速冒険始めたわね・・・」
「いやぁ本当にあの時寝ていて良かったですよ・・・こうやってベルに会えたのですから」
「自分のサボりを肯定させるではありませんよ・・・馬鹿門番・・・」
「うう・・・すいません・・・」
この赤い髪で極東よりかは少し違う服装をしており赤髪の女性は紅美鈴、レベルは3である。二つ名は『月の門番』である。とは言ってもほとんど寝ているのだが・・・
「でも咲夜さん、昔よりなんか笑えるようになっていませんか?」
「エ・・・?」
その言葉に少し驚きがあった。なんせ自分が今より笑えているのだと実感したからである。
「なんかベルとダンジョンに潜った時から明るくなりましたよね・・・一瞬別人と見間違えましたよ」
「嘘・・・私そんなにかわった?」
「はい、今まではどこか避けていたような雰囲気でしたけど今では少し近づきやすくなったというかそんな感じが・・・」
その変化に美鈴は少し安心感が見えた。今まで能力のせいでなかなか人を信じていなかった咲夜だがベルのおかげで少し人を信じることができているのである。これは大きい進歩になったとまるで母親のように見守っていた美鈴だった。しかもなんか最近ベルのことを話すと少し顔が赤くなるのだ。これは恋しているなぁと感じている美鈴だった。
「美鈴なんか変なこと考えていませんか?」
「ン・・・?ああ、まぁちょっと考えてましたね」
「よろしい、少し表に出なさい」
「イヤなんでですか!!」
「問答無用!!!」
「ぎゃぁぁぁ!!」
数時間後からだがボロボロになった美鈴がホームに現れたのだった。
一方ベルは現在ワンダーワールドにいた。理由はとある新人を迎えに来ていた。
「やあ、こうやって会うのは初めてだね・・・インファント・ドラゴン・・・」
それはダンジョンの12階層で戦った強化種のインファント・ドラゴンだった。インファント・ドラゴンは様子からして激怒していた。最初はみんなそうだった。閉じ込められ支配される屈辱が耐えがたいのはよく分かる。
「貴様・・・我をここに閉じ込めてただで済むと思っているのか!!!」
「へぇ・・・僕に勝てなかったくせに?」
「ふざけるな!!!あれくらいすぐ再生できた!!!それを貴様が急に我をここに閉じ込めたのではないか!!!卑怯者!!!!」
「いや、いっとくけど戦いではそんなことクソもないんだけど」
しかし戦いに卑怯もクソもないので当然のようにスルーする。
「へ~こいつが新人か・・・」
隣にシルバーバックが来た。
「むっ・・・貴様シルバーバックか・・・」
「ああ、オラリオの外からだけれどな」
「まあいい、ならお前達を焼き去るだけだ!!裏切り者よ!!!」
しかしそれはすぐに止められる。彼の後ろには・・・
「おい・・・我の仲間に何をしている?」
「・・・へ?」
隻眼の黒龍だった。
「はあぁぁぁぁ!?え?なんで隻眼の黒龍がここに?」
「へぇ・・・知っているんだ・・・」
「知っているも何も隻眼の黒龍は、ダンジョンの記憶で史上最強のモンスターだぞ!!!なんでここに?!」
「それはベルに倒されたからな・・・」
「へっ・・・?」
その時インファント・ドラゴンはとてつもない現実突きつけられた。そして自分は危うく死ぬところだったとそして命の危険におかれていることが感じられた。
「まぁ、諦めな・・・ここも案外悪くないしむしろ天国だぜ・・・冒険者に襲われる心配も無ければ常識範囲だったらほとんど自由だし案外広いしベルも優しいからな・・・」
シルバーバックがフォローに入る。
「それじゃ・・・くれぐれも暴れないようにね?」
「は・・はい・・・」
インファント・ドラゴンは途轍もない者を相手にしていたのだと理解した。冷や汗を流しながらおとなしくすごそうと決めたのだった。
「ア・・・そうだ・・・君どうやってあんなに強くなったの・・・?」
ベルが突然とある質問を投げてきた。それもそうだろう。このインファント・ドラゴンは通常のインファント・ドラゴンと違い青緑色の鱗をしておりしかもかなりの強さである。下手したらレベル5が4人分必要なくらい難しいだろう。
「ああ、はい!!ええと・・・怒らないでくれますか?」
恐ろしい存在だと気づいてから敬語になった。
「いいや、モンスターなんてここに来る前は大体本能で動くから大丈夫だよ?」
「あ、分かりました・・・実は上質の魔石が3個程度落ちていたんですが・・・その時はものすごく強化されていたんです。上層いや中層にもなさそうなやつでして・・・」
「となると下層から深層までの魔石か・・・」
「アのぉ・・・」
「あ、いや?大丈夫だよ。後敬語じゃなくて大丈夫だから・・・」
「ア・・・おう・・・」
一瞬戸惑いを見せたがその笑顔で少し安心感が覚えた。思ってみればそうだろう。自分は今まで冒険者に命を狙われていた存在であったがここだったらその心配も無い。インファント・ドラゴンは少しこの少年はいい奴と感じたのである。
「少しここでのんびり暮らすのも悪くはないな・・・」
そして眠くなったのか少し寝ることにしたインファント・ドラゴンだった。
ルーナファミリアin
ベルはワンダーワールドからホームに戻りとりあえずみんなの所に戻った。帰ってきた時はフランとルーナそしてレミリアが抱きついてきた。それを見てなんか戸惑いながらも咲夜も抱きついてきた。何故か美鈴は暖かい目で見てきた。
「ちょ・・・?!ルーナ様、レミリアさんにフランさんに咲夜さんどうしたのですか?」
驚き恥ずかしがっているベルだった。とうに抱きついているルーナ達は
「ハァ・・・私どうしちゃったのかしら・・・男が嫌いなはずなのに・・・ベルだけはぁ・・・抱きつきたくなっちゃう・・・」
「ベル・・・あなた今日大変だったでしょう?大丈夫、私がいやしてあげるからね♡」
「すいません、ベル・・・私はあなたに抗えない・・・」
「ベルきゅんベルきゅん、ハァハァ」
フランだけもはや暴走していたが・・・
「あのぉすいませぇんそろそろステイタス更新してください~」
終始甘えん坊の白兎になっていたがとりあえずステイタス更新を済ませようとした。
「アラ・・・そうね・・・それじゃあ終わった後愛でようかしら?」
「ルーナ様、ずるいですよ・・・」
「私も~ベルきゅんは私が愛でるの~」
「あなたは何も接点無いでしょう・・・私は団長だからねぇ、愛でる権利は私にあるのよ」
「とりあえず更新してください~」
そして何故かほかの団員も参加して争奪戦争が起こったそうな・・・
数時間後・・・
「はぁ・・・」
とりあえずなんとか更新している状態のベルだった。
「結構いろんな意味で疲れました・・・」
「まぁこれも良い経験よ・・・そう言えばあなたハーレム目指しているんだっけ?」
「あっ・・・はい、お爺ちゃんが英雄になるために必要だって・・・ダンジョンは出会いがあるぞ・・・とかいっていました・・・」
「はは・・・君のお爺ちゃんやっぱりおかしいね・・・」
「はい・・・」
(まぁもうすでに築き上げていると思うけど・・・)
少し遠目になっているルーナであった。まぁもうすでに自分も含めルーナファミリアの団員ほとんど溺愛している状態だしあの咲夜まで堕ちたのだから。ちなみに原因はベルの可愛さである。実は入団したときの笑顔でほとんどが打ち抜かれたのであった。しかも他の人も分かるベルの純粋さそして生活している中で優しさが持てる理由だ。今堕とせていないのはさとりと彼女くらいあとチルノ程度である。
「じゃあ始めるね、多分かなり高く上がっているわよ」
「はい・・・」
そしてステイタスを確認する・・・
ベル・クラネル
レベル2
力:0
耐久:0
器用:0
俊敏:0
魔力:0
剣士A 耐異常A
魔法
:
:
:
【スキル】
『
早熟する
ジャアクドラゴンの魔力が使える
仮面ライダーカリバーに変身可
武器に魔力を込めることができる
モンスターをワンダーライドブックに取り込むことが可能、なお自動的でジャアクドラゴンの魔力が送られる。ワンダーライドブックに取り込まれたモンスターはワンダーワールドに移動される
精神世界で取り込んだモンスターと会話が可能
『黒龍の刃』
黒龍の魔力が使える
「へ・・・?」
ベルのステイタスに驚いているルーナである。それもそうだろう冒険者になってからまだ3日なのにベルはランクアップしているのだから・・・
「ベル・・・あなた・・・ランクアップしているわよ・・・」
「へっ・・・?」
さっきのルーナと同じ反応をしていた。エイナから聞いていたがレベルは神々が認めた偉業で大量の経験値が必要である。ランクアップの最短記録はロキファミリアの『剣姫』アイズ・ヴァレンシュタインの一年である。
「もしかしたら・・・」
そこにベルは二つの仮説を立てた。
「多分スキルとインファント・ドラゴンが原因だと思います」
「となると?」
「僕のスキルにはカリバーの『早熟する』ってのがありましたよね?多分それで経験値が増えたのだと思います。もう一つはさっきインファント・ドラゴンに聞いたのですが三つくらい深層レベルの魔石を食べたらしいんです。もしかしたら下層レベルのモンスターの強さだったんだと思います・・・それで・・・」
「あ~ね・・・」
なんか納得してしまいルーナ自身も自分がおかしくなったんじゃないかとも思ってしまった。
「だとしてもこれはすごいことよ・・・たった3日でランクアップできるなんて・・・とりあえずエイナと相談しないとね・・・」
「はい・・・」
そして服を着て暫く沈黙が続いたが・・・
「それじゃあ更新が終わったからねぇ・・・少し良いかしら・・・」
ルーナはなんか捕食者の目をしていた。
「へっ・・・?」
「ここにはレミリア達もいないからねぇベルを独り占めよ・・・」
「ちょ・・・?!ルーナ様?!」
そしてベルを抱きしめ体をあっちこっちさわり始める。
「ふぇ?!ひゃう///」
場所が場所なので暴れるわけにもいけないので抵抗ができなかった。いつの間にかベルの服が乱れていた。
「ハァハァ・・・ベルきゅん///」
そしてベルの本能が告げた。このままでは犯されると・・・逃げようとしたが主神相手なので下手に突き飛ばして頭を打ってしまったらやばいという不安のせいでうまく対応できずにいた。なんとかしなければとベルの本能が告げるが今現在そんなのは無理だと分かる。もはや万事休すという状態だった・・・
「それじゃあいっただk「させませんよ・・・」な・・・あなたは・・・」
その瞬間、目の前にピンク色の髪色をしており左手に手袋をつけた女性さとりが現れた。
「全く主神がこんなことしてはだめでしょう・・・」
「なっ?!どうしてここが?!」
「アのですね・・・私のスキル知っているでしょう・・・私のスキルは心を読めるんですよ・・・」
「な・・・でもアレは神には無効だったはず・・・」
「表情で分かりやすいですよ・・・それにベルさんの心を読めば分かりますよ」
「なっ・・・?!うかつd(ドゴッ!)グハッ!」
そしてさとりはルーナを手刀で気絶させた。
「はぁ・・・大丈夫ですか?」
「あ・・はい、あのルーナ様は・・・?」
「大丈夫ですよ・・・ハァ全くあの人、初めての異性に興奮しすぎですよ・・・」
「あの・・・ありがとうございます。助けてくれて・・・」
「例には及びませんよ・・・ですがベルさんあなたは私が怖くないのですか・・・?」
「えっ・・・・・・?」
突然のことにベルは驚きを隠せなかった・・・急にこんな質問したのがびっくりした。
「イエ・・・怖くはありませんよ・・・僕は、さとりさんが大好きです」
「エ・・・?どうして?」
心も読んだがそれは全くもっての本心でいっていた。それが分からなかった、昔から知っているレミリア達以外は最初怖がられていた。
だがこの少年ベル・クラネルは違った。
「どうしてってそんな理由はありません。さとりさんは黒龍の力を持っているのにもかかわらず受け入れてくれました。僕はさとりさんを嫌いになるはずがありません!!僕はさとりさんが大好きですから・・・」
その瞬間さとりの顔が赤くなっていた初めて男性から「好き」なんて言われたのが初めてだった。しかも本心から・・・多分親愛だろうがここまではっきりと言われるのは初めてだった。
「全くあなたは本当に不思議な人ですね・・・」
「はは・・・僕もよく言われましたよ」
「でも・・・」
そしてベルの元に向かい
「あまり女性の前でその言葉は慎重になった方が良いですよ・・・」
「え・・・?それってどういう・・・」
次の瞬間ベルの頬にキスをした。チュ・・・と小さなリップ音が響いた。ほんの数秒だったがベルにとっては何十分にも感じた。
「こういうことですよ・・・」
「ハエ・・・?」
ベルの顔は茹で蛸のようだった。
「私だから良かったですけどルーナ様達は分かりませんからね・・・私がなんとかしますが・・・お気をつけを・・・では・・・」
そしてさとりは部屋から出て行った。
(やはり兎らしい人でしたね・・・とても可愛いかったですよ・・・ベルさん♪)
その顔はいたずらっ子のようだった。
そしてしばらくの間ベルは食事中も頭がボーとしていたのであった。
アレ・・・?これベル君ヒロインになっているかな?まぁいいや。というわけでベル君ランクアップです。インファント・ドラゴンはいずれ出番が来ます。お楽しみに!