ヴェルドラに転生したがそこはFAIRY TAILで…… 作:ハッピーになりたかった人
─前回から何年も経ち、その中で変化したこと。グレイ、エルザ、ナツが入り、ハッピーが誕生した。そしてヴェルドラはS級魔導士へ昇格。評議会直々に依頼が来ることもしばしば。そんな中、原作の時代に突入した───
面倒だ……
『キャーーーー!!』
??なんだあの人集り。何かあったのか?取り敢えず行ってみるとするか。
『
「困ったなぁ」
困った声してねぇぞこの偽モンが……ったく、こんなに女共集めて何をしようとしてるんだ。
「イグニール!イグニール!!」
あ?ナツ??なんで此処にナツが居るんだ?ハッピーも連れて来てるみたいだし……何か依頼か?それなら良いが、邪魔するようならギルドまで御案内してやろう……
「誰だお前」
「サラマンダーと言えば、分かるかね?」
ウッッッッッッッッッッザ!!!うわマジでうぜぇ……
「はやっ」
落胆してるしさっきイグニールって叫んでたよな。人違いで此処まで来たのかよ。彼奴の行動力すげぇな。ていうかまずお前のサインなんか誰が欲しがるんだよ。いやそこで固まってる女共は欲しいのか。
「おや?君も男性か。いやはや、男性まで虜にするなんて、僕は罪深いね」
きっっっっっっっっっっっっっっっっっしょ!いやマジ無理!!
「黙れ小僧。我を虜に出来るもの等、この世には居らん」
女共が襲ってくるんだよなぁ……なんで自分はやらないんだか。
「失せろ女共。……さて、
「僕は、フェアリーテイルに所属しているよ」
本当に大嘘つきだな。どうやって懲らしめてやるか……一々手加減するのも面倒だが……
「じゃあ僕はこの先の港に用があるんだ。失礼するよ」
パチン
一々指を鳴らすのか……?タイムラグが起きるが。いや、流石に戦闘時は鳴らさないか。どんな馬鹿でもそんな事はしないだろう。……あ!逃げやがった!
「夜は船上でパーティーをするよ。皆参加してくれるよね」
誰がするか!!……いや、乗り込んで船ごと海の藻屑にでも変えてやるか。
「ヴェルドラ!なんで此処に居るんだ!?」
「それはこっちのセリフだナツ。何故お前達が此処に居る。我は依頼だ」
「俺は
やっぱりイグニールを探してるのか。まぁ、俺の仕事を邪魔しなきゃ何でもいいが。
「さっきはありがとね」
『?』
誰だ?鍵か、て事は星霊魔導士だな。いや……ルーシィか?
「あんふぁ、いいひほがぶぁ(あんた、いい人だな)」
「うんうん」
何言ってるのか全く伝わってこないぞナツ。ハッピーはハッピーで、伝わるのすげぇな。やっぱり一緒に居る時間が長いと、分かるようになるもんか。
「あはは……ナツとハッピーだっけ?分かったからゆっくり食べなって。なんか飛んできてるから……てかお色気代パーね」
お色気代?なんだよ此奴そんな事してたのかよ。
「済まないな。我も出す。これナツ、そんなにがっつくでない」
「ありがとう」
まぁナツの食欲は本当に異常だからな。男として女に完全に払わせるのは気が引ける。せめて八割は払う。
「あの
もしかして此奴、滅茶苦茶喋るヤツか?それならちょっとお暇したいが……値段も分からん内に適当に置いていくのもな……
「こー見えて一応魔道士なんだーあたし」
それは分かるだろ。
「ほぼぉ」
話聞く時くらい食うのやめねぇかナツ……
「まだギルドには入ってないんだけどね。あっ!ギルドっていうのは「その辺にしてくれ。我もナツも知っている」あ、そう?そういえばアンタ達、誰か探してたみたいだけど……」
「あい、イグニール」
イグニールなんてこんな街中に居ないだろ……少し考えれば分かると思うんだが……
「
「
「てっきりイグニールかと思ったのにな」
「見た目
あ〜……先ずそこから認識の違いがあるんだな……此奴はナツが探してる
「ん?人間じゃねぇよ。イグニールは本物の竜だ」
ガタッ
顔ヤバっ。顔面崩壊してるぞ。
「そんなの街中に居るわけないでしょー!!!オイイ!今気付いたって顔すんなー!!!!」
「……あ、いや居るぞ、此処に」
「え?竜が?何処に?」
「いや此処に」
……もしかして俺の事言ってるか?確かに俺は竜だが、ルーシィが言ってるのは竜の形をした竜だろ。
「……我が竜だ」
「…………はぁ!?いやいや冗談もほどほどに……」
「冗談では無いぞ。我の名はヴェルドラ。暴風竜ヴェルドラだ」
「……………………あ、あたしはそろそろ行くけど……アンタ達はゆっくり食べて行きなさいね」
おっと、金は俺が払うつもりだったな。
「5分の1出してくれれば良い。あとは我が出そう」
「えっ……あ、えと……分かった。ありがと」
「ナツ、食い終わったら帰るんだ。我には依頼がある。だから邪魔はされたくない。遅くとも夜には帰るんだ」
「お、おう」
全く……ナツの食い意地には困ったものだ。さてと、俺も帰って、いや、宿に戻って夜の準備をするか。確か夜船の上でパーティをするとか言っていたからな。そこで捕らえる。
「我は任務に行く。金は置いて行くが、余計に食べるなよ」
とは言ってもかなり多めに置いて行くが。じゃないと絶対足りなくなるからな。
「おう!ありがとな!!」
船の上に来たは良いが、なんでまたルーシィが居るんだよ!!さっき自分でボラが
バギッ!!
「っ!ヴェルドラまで!?」
「細かい事は後だ。先ずはそこの嘘つきを捕らえる。暴風の鎌」
ヒュゴッ!!!
「ボ、ボボボボラさん!此奴!ヴェルドラだ!!!あの!暴風竜ヴェルドラだ!!!!!」
なんだ知ってるのかよ。未だに暴風竜と呼ばれているのか。まぁ、俺は何年経とうと死ぬ気は無いが。これからも暴風竜として生きてやろうじゃないか。
「知っているのなら話は早い。ナツ。そんな醜態晒していないで応戦しろ」
「おう。サンキューヴェルドラ。お前が魔法で船止めたんだろ?……で、お前が
「な!!!」
あとはナツに任せるか。俺は最低限の被害のみ以外は街に出ないよう務めないとならん。ついでにハッピーとルーシィを拾って来よう。
ザバン!!!
お、居た。鍵を取ろうとしてるのか。風で取り易くしてやろう。
「!」
よし、二人とも捕まえた。このまま一気に上に出よう。
ザバッ!!!!
「ぷはぁ!ヴェルドラ!?ナツは!?」
「我が船を止めている。もうすぐナツの魔法が見られるぞ。本物の
ドガン!!!!!!
「……ねぇヴェルドラ、アレヤバくない?」
「……ヤバイな。ハッピー、ルーシィ、二人で浮いてろ。我はナツを止めに行く」
「ちょっ!ヴェルドラ無茶よ!!」
「心配要らないよ。ヴェルドラは
「
バギッッッ!!
「ナツ!」
……また派手にやってるな此奴は……ったく、評議員に弁解するこっちの身にもなれってんだ。
「おぉヴェルドラ!終わったぞ!!」
「終わったのは良いが……魔法で港が吹っ飛んでいるではないか!また我が評議員共に頭を下げなければならんのだぞ!!竜である我が人間に……!!それが何たる屈辱か!」
「ま、まぁまぁ……律儀に行かなきゃ良いだろ?」
「はぁ……お前は怒っても無駄か。ではルーシィを連れてギルドに戻っていろ。ルーシィは
「分かった!ルーシィ!ハッピー!行くぞ!!」
はぁ……本当に苦労が耐えん。これほど手間のかかる人間も珍しいぞ。イザベル以来だ。今頃はあの世で楽しくやってるだろうがな。よし、覚悟して評議員の所に行くか。そしたらもうギルドに帰って暫くは依頼は受けん。
はぁ、やっと解放されたぜクソ。ったく、帰ったらたらふく酒を飲んでやる!もう竜になって飛んでこうか。一々歩いて帰るのも面倒だしな。よし、じゃあそうするか。……っと、到着。よし、マカロフに報告だけするか。
「マカロフ。偽
「そうか……またナツがやらかしてくれたのぉ」
「我の失態だ。ナツをしっかり見ていればこうはならなかったものを……」
「気に病むな。おぉそうじゃ、そろそろエルザが戻ってくる頃じゃと思うぞ」
エルザ?あのペコペコしてるナツが見られるのなら面白い。楽しみにしておこう。ナツの事が無くとも、仲間に再会するのはそれなりに楽しみもあるしな。
「エルザだ!エルザが帰ってくる!」
「エルザが!?」
「予想通りだな、マカロフ」
「そうじゃのぉ」
「ヴェルドラ、エルザって?」
「エルザ・スカーレット。
あの小娘は、ガキの頃から強かったからなぁ。よくナツやグレイの喧嘩を止めに入っていた。
ギギギ……
「今帰った」
またいつか!