ヴェルドラに転生したがそこはFAIRY TAILで……   作:ハッピーになりたかった人

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やっとテストが終わった……いやぁもう点数終わってます。ではでは本編始まり始まり〜


火竜(サラマンダー)と少女と奴隷船と

─前回から何年も経ち、その中で変化したこと。グレイ、エルザ、ナツが入り、ハッピーが誕生した。そしてヴェルドラはS級魔導士へ昇格。評議会直々に依頼が来ることもしばしば。そんな中、原作の時代に突入した───

 

 

 

 

 

 

面倒だ……火竜(サラマンダー)と名乗っているボラとかいう奴をぶっ飛ばせばいいんだよな。で、そいつは奴隷船の船長(?)で、元巨人の鼻(タイタンノーズ)の魔道士……だったか?盗みやら何やらを繰り返して抜けさせられたんだよな。それと、サラマンダーと名乗れるという事は炎、いや、火の魔法を使えるということ。ナツが適任な気もするが、彼奴だと街が壊れかねないのか。

 

『キャーーーー!!』

 

??なんだあの人集り。何かあったのか?取り敢えず行ってみるとするか。

 

火竜(サラマンダー)様〜〜〜〜〜〜〜!』

 

火竜(サラマンダー)!?ナツはこんなにキャーキャー騒がれる奴じゃない。つまり、ボラが居るってことか。よし、此処で倒してさっさと帰るか。

 

「困ったなぁ」

 

困った声してねぇぞこの偽モンが……ったく、こんなに女共集めて何をしようとしてるんだ。

 

「イグニール!イグニール!!」

 

あ?ナツ??なんで此処にナツが居るんだ?ハッピーも連れて来てるみたいだし……何か依頼か?それなら良いが、邪魔するようならギルドまで御案内してやろう……

 

「誰だお前」

 

「サラマンダーと言えば、分かるかね?」

 

ウッッッッッッッッッッザ!!!うわマジでうぜぇ……

 

「はやっ」

 

落胆してるしさっきイグニールって叫んでたよな。人違いで此処まで来たのかよ。彼奴の行動力すげぇな。ていうかまずお前のサインなんか誰が欲しがるんだよ。いやそこで固まってる女共は欲しいのか。

 

「おや?君も男性か。いやはや、男性まで虜にするなんて、僕は罪深いね」

 

きっっっっっっっっっっっっっっっっっしょ!いやマジ無理!!

 

「黙れ小僧。我を虜に出来るもの等、この世には居らん」

 

女共が襲ってくるんだよなぁ……なんで自分はやらないんだか。

 

「失せろ女共。……さて、火竜(サラマンダー)と言ったか。所属ギルドを聞こう」

 

「僕は、フェアリーテイルに所属しているよ」

 

本当に大嘘つきだな。どうやって懲らしめてやるか……一々手加減するのも面倒だが……

 

「じゃあ僕はこの先の港に用があるんだ。失礼するよ」

 

パチン

 

一々指を鳴らすのか……?タイムラグが起きるが。いや、流石に戦闘時は鳴らさないか。どんな馬鹿でもそんな事はしないだろう。……あ!逃げやがった!

 

「夜は船上でパーティーをするよ。皆参加してくれるよね」

 

誰がするか!!……いや、乗り込んで船ごと海の藻屑にでも変えてやるか。

 

「ヴェルドラ!なんで此処に居るんだ!?」

 

「それはこっちのセリフだナツ。何故お前達が此処に居る。我は依頼だ」

 

「俺は火竜(サラマンダー)って聞いてイグニールが居るのかと思ったんだが、人違いだった」

 

やっぱりイグニールを探してるのか。まぁ、俺の仕事を邪魔しなきゃ何でもいいが。

 

「さっきはありがとね」

 

『?』

 

誰だ?鍵か、て事は星霊魔導士だな。いや……ルーシィか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あんふぁ、いいひほがぶぁ(あんた、いい人だな)」

 

「うんうん」

 

何言ってるのか全く伝わってこないぞナツ。ハッピーはハッピーで、伝わるのすげぇな。やっぱり一緒に居る時間が長いと、分かるようになるもんか。

 

「あはは……ナツとハッピーだっけ?分かったからゆっくり食べなって。なんか飛んできてるから……てかお色気代パーね」

 

お色気代?なんだよ此奴そんな事してたのかよ。

 

「済まないな。我も出す。これナツ、そんなにがっつくでない」

 

「ありがとう」

 

まぁナツの食欲は本当に異常だからな。男として女に完全に払わせるのは気が引ける。せめて八割は払う。

 

「あの火竜(サラマンダー)って男、魅了(チャーム)っていう魔法を使ってたの。この魔法は人々の心を術者に惹き付ける魔法なのね。何年か前に発売が禁止されてるんだけど……あんな魔法で女の子達の気を引こうだなんて、やらしいやつよね。あたしはアンタ達が飛び込んで来たおかげで魅了(チャーム)が解けたって訳」

 

もしかして此奴、滅茶苦茶喋るヤツか?それならちょっとお暇したいが……値段も分からん内に適当に置いていくのもな……

 

「こー見えて一応魔道士なんだーあたし」

 

それは分かるだろ。魅了(チャーム)について知ってたら先ずは魔道士だと疑う。

 

「ほぼぉ」

 

話聞く時くらい食うのやめねぇかナツ……

 

「まだギルドには入ってないんだけどね。あっ!ギルドっていうのは「その辺にしてくれ。我もナツも知っている」あ、そう?そういえばアンタ達、誰か探してたみたいだけど……」

 

「あい、イグニール」

 

イグニールなんてこんな街中に居ないだろ……少し考えれば分かると思うんだが……

 

火竜(サラマンダー)がこの街に来るって聞いて来たはいいけど人違いだったな」

 

火竜(サラマンダー)って見た目じゃなかったんだね」

 

「てっきりイグニールかと思ったのにな」

 

「見た目火竜(サラマンダー)ってどうなのよ……人間として……」

 

あ〜……先ずそこから認識の違いがあるんだな……此奴はナツが探してる火竜(サラマンダー)を人間の方の異名を持った火竜(サラマンダー)だと思ってるんだな。

 

「ん?人間じゃねぇよ。イグニールは本物の竜だ」

 

ガタッ

 

顔ヤバっ。顔面崩壊してるぞ。

 

「そんなの街中に居るわけないでしょー!!!オイイ!今気付いたって顔すんなー!!!!」

 

「……あ、いや居るぞ、此処に」

 

「え?竜が?何処に?」

 

「いや此処に」

 

……もしかして俺の事言ってるか?確かに俺は竜だが、ルーシィが言ってるのは竜の形をした竜だろ。

 

「……我が竜だ」

 

「…………はぁ!?いやいや冗談もほどほどに……」

 

「冗談では無いぞ。我の名はヴェルドラ。暴風竜ヴェルドラだ」

 

「……………………あ、あたしはそろそろ行くけど……アンタ達はゆっくり食べて行きなさいね」

 

おっと、金は俺が払うつもりだったな。

 

「5分の1出してくれれば良い。あとは我が出そう」

 

「えっ……あ、えと……分かった。ありがと」

 

「ナツ、食い終わったら帰るんだ。我には依頼がある。だから邪魔はされたくない。遅くとも夜には帰るんだ」

 

「お、おう」

 

全く……ナツの食い意地には困ったものだ。さてと、俺も帰って、いや、宿に戻って夜の準備をするか。確か夜船の上でパーティをするとか言っていたからな。そこで捕らえる。

 

「我は任務に行く。金は置いて行くが、余計に食べるなよ」

 

とは言ってもかなり多めに置いて行くが。じゃないと絶対足りなくなるからな。

 

「おう!ありがとな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船の上に来たは良いが、なんでまたルーシィが居るんだよ!!さっき自分でボラが魅了(チャーム)だを使ってたって言ったんじゃないか!しかもナツまで来やがってるし!ったく!俺も突っ込むか!!

 

バギッ!!

 

「っ!ヴェルドラまで!?」

 

「細かい事は後だ。先ずはそこの嘘つきを捕らえる。暴風の鎌」

 

ヒュゴッ!!!

 

「ボ、ボボボボラさん!此奴!ヴェルドラだ!!!あの!暴風竜ヴェルドラだ!!!!!」

 

なんだ知ってるのかよ。未だに暴風竜と呼ばれているのか。まぁ、俺は何年経とうと死ぬ気は無いが。これからも暴風竜として生きてやろうじゃないか。

 

「知っているのなら話は早い。ナツ。そんな醜態晒していないで応戦しろ」

 

「おう。サンキューヴェルドラ。お前が魔法で船止めたんだろ?……で、お前が妖精の尻尾(フェアリーテイル)か?俺は妖精の尻尾(フェアリーテイル)のナツだ!お前なんか知らねぇ!!」

 

「な!!!」

 

あとはナツに任せるか。俺は最低限の被害のみ以外は街に出ないよう務めないとならん。ついでにハッピーとルーシィを拾って来よう。

 

ザバン!!!

 

お、居た。鍵を取ろうとしてるのか。風で取り易くしてやろう。

 

「!」

 

よし、二人とも捕まえた。このまま一気に上に出よう。

 

ザバッ!!!!

 

「ぷはぁ!ヴェルドラ!?ナツは!?」

 

「我が船を止めている。もうすぐナツの魔法が見られるぞ。本物の火竜(サラマンダー)の攻撃が」

 

ドガン!!!!!!

 

「……ねぇヴェルドラ、アレヤバくない?」

 

「……ヤバイな。ハッピー、ルーシィ、二人で浮いてろ。我はナツを止めに行く」

 

「ちょっ!ヴェルドラ無茶よ!!」

 

「心配要らないよ。ヴェルドラは妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強の魔道士。暴風竜のヴェルドラ=テンペストだよ」

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)、最強……!」

 

バギッッッ!!

 

「ナツ!」

 

……また派手にやってるな此奴は……ったく、評議員に弁解するこっちの身にもなれってんだ。

 

「おぉヴェルドラ!終わったぞ!!」

 

「終わったのは良いが……魔法で港が吹っ飛んでいるではないか!また我が評議員共に頭を下げなければならんのだぞ!!竜である我が人間に……!!それが何たる屈辱か!」

 

「ま、まぁまぁ……律儀に行かなきゃ良いだろ?」

 

「はぁ……お前は怒っても無駄か。ではルーシィを連れてギルドに戻っていろ。ルーシィは妖精の尻尾(フェアリーテイル)に入りたいらしいからな」

 

「分かった!ルーシィ!ハッピー!行くぞ!!」

 

はぁ……本当に苦労が耐えん。これほど手間のかかる人間も珍しいぞ。イザベル以来だ。今頃はあの世で楽しくやってるだろうがな。よし、覚悟して評議員の所に行くか。そしたらもうギルドに帰って暫くは依頼は受けん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁ、やっと解放されたぜクソ。ったく、帰ったらたらふく酒を飲んでやる!もう竜になって飛んでこうか。一々歩いて帰るのも面倒だしな。よし、じゃあそうするか。……っと、到着。よし、マカロフに報告だけするか。

 

「マカロフ。偽火竜(サラマンダー)の討伐、終わったぞ」

 

「そうか……またナツがやらかしてくれたのぉ」

 

「我の失態だ。ナツをしっかり見ていればこうはならなかったものを……」

 

「気に病むな。おぉそうじゃ、そろそろエルザが戻ってくる頃じゃと思うぞ」

 

エルザ?あのペコペコしてるナツが見られるのなら面白い。楽しみにしておこう。ナツの事が無くとも、仲間に再会するのはそれなりに楽しみもあるしな。

 

「エルザだ!エルザが帰ってくる!」

 

「エルザが!?」

 

「予想通りだな、マカロフ」

 

「そうじゃのぉ」

 

「ヴェルドラ、エルザって?」

 

「エルザ・スカーレット。妖精の尻尾(フェアリーテイル)の女魔導師では最強の魔導師だ」

 

あの小娘は、ガキの頃から強かったからなぁ。よくナツやグレイの喧嘩を止めに入っていた。

 

ギギギ……

 

「今帰った」




またいつか!
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