炎の呼吸は世界最強   作:ギラサメ

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お待たせしました!

実は優花に柱の稽古をつけさせようかと考えています。考えているのは伊黒さんです。
またオリキャラで焔の親友や知り合いを何人かの登場も考えています。


第十二章 風柱

「不死川」

 

「実弥」

 

「よう、あの橋の時以来だな」

 

「えっ?」

 

 えっ?不死川さん雫と面識あり?橋の時って?

 

「あのどういう事ですか?」

 

「この声に聞き覚えはねぇか?」

 

「……あっ!あの時私が聞こえた声!」

 

「そうだ」

 

「どういう事だ?」

 

 私は気になって雫に聞いてみた。

 

 

 

 

 

 

「そんな事が」

 

 私は雫からベヒモスとの戦いの時に聞こえた声を聞いた。その声の正体が不死川さんだった。

 まぁ、私も伊黒さんの例があるし、まぁこれで雫が風の呼吸を使えた理由が分かった。

 

「そういう訳だ。八重樫、俺がみっちり鍛えて風の呼吸を取得させる」

 

「は、はぁ」

 

「そうと分かれば行くぞ」

 

 不死川が歩き出すと共に雫も彼の後をついていった。

 

「雫ちゃん頑張ってね。お姉さん応援してるから」

 

 その雫にカナエさんはエールを送った。

 

「はい、ありがとうございます。カナエさん」

 

 雫はそう言って不死川さんと共に蝶屋敷を出た。

 雫、頑張れよ。

 

 

 あっ、そういえば不死川さんからあんこの匂いがしてたなぁ。

 やっぱり好きなんだね……おはぎ。

 

 

 

 

「君が無事でなによりだ!橋から落ちたと聞いた時はどうなるかと!」

 

「ご心配をおかけしました」

 

 私は今煉獄さんと共に道場に向かっている。

 あれから煉獄さんも蝶屋敷に来て、一緒にいる。

 

「甘露寺も君の事を心配してくれていた」

 

「甘露寺さんが」

 

「うむ、今彼女は訳あって来れないが」

 

「訳?」

 

「最近、弟子をとったのだ。今その弟子に稽古をつけている」

 

 へぇ〜甘露寺さんに弟子が……そんな人いたかな?

 

焔SIDE OUT

 

 

 

雫SIDE

 

「オラオラどうしたァ!!そんなんじゃいつまで経っても風の呼吸を覚えられないぞ!!」

 

「くっ!」

 

 あれから私は不死川さんに道場まで連れられ、手合わせをしている。私の実力などを見るために。

 

 強い、強すぎる。

 

 焔が貸してくれた漫画で不死川さんや他の柱の人達の活躍を見た時その強さは凄いと思った。

 今こうして手合わせをしてその強さを身に感じる。

 

 自分の家の道場で稽古していたけど、圧倒的な差も感じる。

 

 恐らく光輝でさえ歯が立たない。

 

 これが柱。

 

「どうしたァ!!本気でかかって来い!!」

 

「はぁ!」

 

「甘ェ!!」

 

「キャ!」

 

 不死川さんに攻撃するも防がれてしまう。

 

「おい、どうしたァ!!お前はそんなものか!!そんなじゃ風の呼吸はおろか常中も取得出来ないぞ!!」

 

「うぅ」

 

 説教される。

 

 私だってこれでも頑張ってるのに。

 

「ったく、お前もお前のお仲間さんも甘過ぎる」

 

「えっ?」

 

 甘いって?

 

 すると不死川さんが私に近づいて来た。

 

 

 

 

 

 

 

「お前、人を殺める覚悟はあるのか?」

 

 

 

 ……えっ?

 

 

 

 

「人を殺める?」

 

「ちっ!やっぱりか」

 

「あの……」

 

 

 

 

「どいつもこいつも覚悟が足りなさ過ぎる!!いいか戦いってのは常に死と隣り合わせ!!覚悟のない半端者は早死にするだけだ!!」

 

「っ!?」

 

「あの光輝という男は世界を救うとか平気で抜かしやがったが、あいつには覚悟が全くねぇ!!甘過ぎる!!そいつに賛同していった奴も同様だ!!」

 

 不死川さんの話しを聞いて、自分の中で思うところを感じた。

 

「その結果があの実戦訓練だ。周りも見れねぇ、罠に簡単に引っかかる。言葉も出ねェ。これがもし対人となるとどうなる事か」

 

 確かにもし対人となったら

 

 

「俺ら鬼殺隊も鬼を斬ってる。だが、鬼もかつては人間だったもの、やってることは人殺しと変わらん」

 

「でも、不死川さんや他のみんなは人々を守る為に」

 

「確かに守るためにな」

 

 そう言って不死川さんは自分の手を見た。

 

『っ!?』

 

 そういえば不死川さんは自分の手で鬼になった母親を。でもそれは弟や妹を守るために。

 

 私は自分の手を見た。いずれ自分も。

 

 

「不死川さん……いえ師範」

 

 私は師範の目を見た。

 

「私に風の呼吸を……私を強くしてください」

 

「……いいぜ。だが、やるからには死ぬ気でやれ!!そして甘えを捨てろ!!」

 

「はい!」

 

 待ってて香織、南雲君、焔

 

 必ず強くなるから。

 

 




「「よっ」」

 炭治郎、善逸登場

「ついに八重樫さんも鍛錬を始めたか」

「雫ちゃん大丈夫かな?風のオッサン怖いし、容赦ないし」

「大丈夫だよ。八重樫さんなら」

「そうかな?あと香織ちゃんも心配だよ」

「善逸、心配し過ぎだよ。ここでコソコソ噂話。東堂さんは黒いあの虫が大の苦手らしい」

「「次回、炎対風」」
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