劇場版鬼滅の刃ブルーレイ買いました!
やっぱり煉獄さんかっこいいです!
「ふう〜」
蝶屋敷ではしのぶがお茶を飲んで一息ついていた。
『今お二人はどうしているのでしょう?』
しのぶはふと焔と雫の事を思い出していた。
『様子でも見に行ってみましょう。それにそろそろですし』
しのぶは立ち上がり、部屋を出た。
「姉さん、少しいいですか?」
「いいよ」
途中、姉であるカナエのとこに。
「どうしたのしのぶ?」
「これから東堂さんと八重樫さんの様子を見に行こうと、それで姉さんに蝶屋敷を」
「えぇ、分かったわ。二人によろしく伝えておいて」
「分かりました。ところで姉さん」
「ん?何?」
「あの子は今どうですか?」
しのぶが質問するとカナエの表情が暗くなった。
「姉さん?」
「えっ?うん順調よ。全集中の呼吸もだいぶ覚えるようになってきたわ」
「そうですか」
「あと時々カナヲも彼女に稽古つけていたわ」
「そう、安心しました。では、私はそろそろ」
「えぇ、行ってらっしゃい」
しのぶはそう言うと蝶屋敷を後にした。
「はぁ〜」
しのぶが蝶屋敷を出た後、カナエはため息を吐いた。
『本当はあの子に戦いなんてさせたくなかったのに。あの子も焔ちゃんも雫ちゃんも今頃は普通の日常を送っていたはずなのに』
カナエは心を痛めていた。
焔も雫も今頃は普通の日常を送っているのに、それが戦いに巻き込まれている事に。
『彼女達だけじゃない他の柱の所でも今頃』
「はぁ!」
「ほう。迷宮の時よりだいぶ良くなってきたじゃねぇか」
「はい」
その頃、不死川の道場では雫が稽古に励んでいた。
道場の娘であってか、筋が良く、風の呼吸もすぐに出来るようになった。
「常中もそれなりに出来ているし、流石は道場の娘だな」
「いえ、そんな。師範に比べたら私なんて」
「いや、お前それなりの素質はあるぜ」
「師範」
「不死川はいるか!!」
「「っ!?」」
突如道場に声が響き渡った。
「誰?」
「この声……煉獄か」
「えっ?」
「煉獄杏寿郎。俺と同じ柱だ」
「何の用だ?煉獄」
二人が玄関の方に行くとそこに煉獄杏寿郎ががいた。
「うむ!正確には彼女が」
「どうも、不死川さん、雫」
「焔」
煉獄の後ろにいた焔が出てきた。
「コイツお前んとこの継子」
「はい、東堂焔です」
焔は不死川さんに自己紹介する。
「そうか。で、何しに来た」
「あっ、その雫がどうなっているか気になって」
「ふぅん」
焔は雫の事が気になり、それでここに来たようだ。
「あら、皆さんお揃いで」
「「胡蝶」」
「「しのぶさん」」
そこに胡蝶しのぶが来た。
「丁度良いです。皆さんにお話しがあって参ったので」
焔SIDE
「では、しばらくお待ち下さい」
「はい」
私と雫は別の部屋に移動させられた。
しのぶさんは師範と不死川さんとお話ししたいとのこと。
「待ってる間これでも食ってろ」
「どうも」
不死川さんからおはぎと緑茶を受け取り、雫と待つ。
「食うか」
「えぇ」
私達はおはぎを口に入れた。
「うめぇ」
「本当ね。元の世界を思い出す」
「あぁ、ところで稽古はどうだ?」
「うん。師範は厳しいとこあるけど、なんとか。風の呼吸もできるようになったし、常中もそれなりに」
「へぇ〜やるね。流石道場の娘だな」
「もう」
やっぱ雫はやるな。
「ところで焔」
「ん?」
「アンタはどうなの?」
「何?」
「人を殺す覚悟を」
雫のそれを聞いた私は少し動揺してしまった。
人を殺す覚悟か。
「そりゃ怖ェし、いけない事だって分かってる。でもな……」
私は自分の手を見た。
「今私らはそれをする中に入る。決して避けて通れない道だ。生き残る為に」
「焔」
雫は私の手に自分の手を置いた。
「雫」
「私だってそうよ。怖いし、いけない事だって。でも、いつかはこの手が」
「雫」
私だってこの手が汚れる日が来ると思っている。
喧嘩とかで殴ったり、叩いたりするのとは異次元の違いだって事も理解している。
「雫、お互い辛いかもしれねぇけど、必ず乗り越えなきゃいけないと思っている。だから」
「うん。お互い頑張ろう」
雫はそう言うと私の手から離れた。
「そういえば、あの人がアンタの師範」
「あぁ、炎柱・煉獄杏寿郎だ」
「そう。私、無限列車で煉獄さんの活躍を見た時、凄いと思ったの。正義感も強くて、光輝とは大違いだって」
「ハハハ、確かにな」
あの無限列車での煉獄さんとても印象に残ってるんだよな。
「あ、あと香織がね、アンタの事を煉獄さんみたいだねとか言ってたよ」
「白崎が?私が師範みたいだなんて」
「でも、なんかそんな気がするんだ。あの大迷宮の時も本当に煉獄さんみたいだなって」
まぁ、確かにあの時はね。
でも……
「私なんてまだまだだよ。師範や他の柱までに一万歩あるんだぜ」
「そういえば煉獄さん言ってたね。私も師範までに一万歩か」
「遠い道のりだな」
「そうね」
「あの」
「「っ!?」」
話しているとしのぶさんがいた。
「しのぶさん」
「もうよろしいでしょうか?もう話しが終わったので」
「「はい」」
「では来てください」
私達は部屋を出てしのぶさんの後について行った。
「私と雫で」
「模擬試合?」
「はい」
別の部屋に移動して、言い渡されたのは私と雫で模擬試合をやる事だった。
「貴女達はもうすぐ意識が回復します」
「そこで目覚める前にお前ら二人で模擬試合をやれ」
「うむ!これは東堂少女の稽古の成果、不死川の継子がどれ程のものかを見るいい機会だ!」
しのぶさん、不死川さん、師範にそう言われ、私と雫はお互いの顔を見た。
「雫」
「……やりましょう」
「雫……あぁ」
私は雫の目を見て模擬試合をする事を決めた。
「言っておくけど、手加減なしだ」
「当たり前よ」
私達は広い庭に移動し、木刀を構え、雫と対峙している。
「お二人共準備はよろしいですね。では……」
「始め!」
『風の呼吸 壱ノ型』
『塵旋風・削ぎ』
しのぶの合図と同時に雫が技を出し、私を勢いよく通り過ぎた。
「っ!?」
自分が持っている木刀を見た。木刀には傷が付いていた。
彼女の技はベヒモスの時と比べて技の精度も威力も上がっていた。
「やるな雫……ベヒモスの時とは大違いだ。でも……」
私は雫に素早く近づく。
「私だって!」
『炎の呼吸 参ノ型 気炎万象』
雫に木刀を下ろすも防がれるが、彼女の木刀に食い込んだ。
私と雫はお互い一度距離を取り、そして再び駆け出す。
そこから互いの木刀をぶつけ合った。
『炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天』
隙を見て技を出すが、宙を舞い避けられる。
『風の呼吸 弐ノ型』
『爪々・科戸風』
『炎の呼吸 肆ノ型』
『盛炎のうねり』
雫が風の斬撃を飛ばすが、渦巻く炎で防ぐ。
「うおぉぉぉー!!」
「はぁー!!」
お互い近づき木刀を振り、ぶつけ合う。
「うむ!不死川、君の継子も中々やるな!」
「当たり前だァ。俺の継子だ、生半可は許さねェからな。それにテメェの継子もやるじゃねぇか」
煉獄と不死川は互いの継子を評価する。
「はぁ!」
私の木刀を振り下ろすも、防がれる。
私は後ろに下がり、雫から距離を取る。
見ると私と雫の木刀がボロボロになっている。
多分もうすぐ決着がつくだろう。
『炎の呼吸 壱ノ型』
『風の呼吸 壱ノ型』
『不知火』
『塵旋風・削ぎ』
お互い技を出す。
私は自分の木刀を見た。
私の木刀は折れていた。
「私の負け」
「そこまでです。この勝負引き分けです」
「えっ?」
しのぶさんの言葉を聞いて目を見開いた。
私は雫の方を見た。
見ると雫の木刀も折れていた。
「引き分けか」
「うむ!だが、中々良い試合だったぞ!」
「「っ!?」」
私は頭を抑えた。
雫も同様に抑えていた。
「どうやらそろそろ目覚めるみたいですね。今のうちにお二人に話します。目が覚めたらある物を用意してあります。必ず見てください」
しのぶさんのそれを聞いて目の前が真っ暗になった。
「うぅ……っ!?」
私は周りを見渡した。
「現実に戻ったのか」
戻れたみたいだ現実に。
「ん?」
ふと太ももに違和感を感じた。
「雫」
雫がいた。
「おい雫、おい!」
「っ!?」
雫が目を覚ました。
「焔?」
「あぁ、焔だよ。雫」
「よっ」
炭治郎、禰豆子登場
「東堂さんと八重樫さん凄かったな」
「うぅ」
「二人とも修行頑張ったんだろうな」
「うぅ」
「ここでコソコソ噂話。八重樫さんは稽古中、禰豆子に会えるなら会いたいと思っていたらしい」
「うぅ」
「えっ、禰豆子も八重樫さんや東堂さんに会ってみたい。俺も会えるなら会ってみたいな」
「次回、奈落の底」