桐原直葉:容姿・SAOの桐ヶ谷直葉
湊董香:容姿・東京喰種の霧島董香
直葉SIDE
〜数ヶ月前〜
蝶屋敷のベッドで眠る親友をただ見てる事しか出来なかった。
しのぶさんの話ではオルクス大迷宮っていう所で訓練中、橋から落ちてしまったとの事。しかも事故ではなく、味方によるものだと。
私は悔しくてたまらなかった。その悔しさをバネに私は一層努力した。全集中の呼吸、蟲の呼吸、常中の取得。さらに医療や毒などの知識も学んだ。
現実で会うために。
そして今
ずっと会いたかった親友が目の前に
直葉SIDE OUT
NO SIDE
「焔の」
「姉貴の」
「オサナナジミ?」
焔の幼馴染発言に目を見開く雫、ハジメの二人。ユエは首を傾げる。
「おい、本当なのか?」
「あぁ」
「偽者とかじゃねぇよな」
「疑い深いな」
ハジメは目の前の直葉に警戒をする。
「だってそうでしょ。あの召喚された日、彼女そこにはいなかったでしょ」
雫の言う通り、あの日、直葉は教会にはいなかった。
「大丈夫だ。別にそういうもんじゃねぇし、それに、私の事“ほむちゃん„と呼ぶのはこいつぐらいだ。それに格好見てみろ」
直葉の格好は鬼殺隊の隊服だった。ただ、下がカナヲ、蜜璃と同じスカートだった。
「鬼殺隊の隊服」
「て事は」
「スグ」
「うん。桐原直葉です。ほむちゃんとは小さい頃からの友達。それと蟲柱・胡蝶しのぶの継子です」
「やっぱりそうか」
「しのぶさんの継子」
「スグハが」
「じゃああの魔物も」
「うん。毒を使ったの」
直葉の自己紹介を聞いて納得する三人。
「南雲ハジメだ」
自己紹介するハジメに直葉はじっと彼を見る。
「どうした?」
「……中二病?」
「グハッー!」
「「「南雲(ハジメ)!」」」
直葉の中二病発言にハジメは血を吐く。
「やっぱり痛いのか俺の格好?」
「大丈夫ハジメはカッコいい」
ユエはそう言うと直葉を睨む。
「またハジメを傷つけたら許さない」
「ごめんね。えぇと?」
「ユエ」
「因みにユエは吸血鬼だ」
「吸血鬼!?」
「しかも“自動再生„の固有魔法持ちで、けっこう長く生きている」
「ふぇ〜」
ユエをじっくり見る直葉。長く生きて、しかも見た目が少女である事に驚きを隠せなかった。
「ジロジロ見ないで」
「あっ、ごめんね」
「それでこいつが」
「八重樫雫でしょ」
「えっ?どうして私を」
「蝶屋敷のベッドで寝ていたのを見てたの。それにしのぶさんから聞いているよ、不死川さんの継子でしょ。よろしくね雫ちゃん!」
「うんよろしく。直葉」
互いに自己紹介を終える。
「あの〜」
「「「「ん?あっ!」」」」
「忘れていたんですか!?酷いですよ!!直葉さんまで!!」
この残念ウサミミ少女がいる事をすっかり忘れていた。
「というわけで、この子はシアさん。私がこの世界に来て困っていたところ助けてくれたの、いわば恩人だよ」
「兎人族ハウリアの一人、シアといいます」
この兎人族シアは直葉がトータスに来て困っていた時に助けてくれたようだ。
「シアね。なぁ、シアお前襲われた時、見つけましたとか言ってたけど、私達になんか用か?」
「はい!お願いします!私の家族を助けてください!」
懇願するシア。
「家族を助けて?それとどう関係するんだ?」
「では……お話しさせていただきます」
シアの話はこうだ。
シア達ハウリア族は亜人国【フェアベルゲン】にある樹海の奥の集落で暮らしていた。
しかし、シアは本来魔力を持たない他の亜人族とは違い、魔力を持ち、直接操作できる。さらに固有魔法“未来視„という未来を視る力を持っている。そのせいで一族は国から追われることになった。
一族は北の山脈へと向かったが、その途中で帝国兵に見つかり、何人か捕らわれてしまった。
全滅を避けるため魔法が使えないここに逃げ込んだが、魔物が襲って来たとの事。
「お願いです!私達を、私の家族を助けてください!」
「断る!!」
シアの願いをハジメはキッパリと断った。
「ちょっと何言ってるの!さっきの話聞いてなかったの!」
これに直葉は怒り、ハジメに詰め寄る。
「聞いてたさ」
「じゃあ何で!」
「助けて一体何の得になるんだ?」
「はぁ?そんな理由で」
「スグ落ち着けって」
「ほむちゃん」
焔は直葉を落ち着かせる。
「まぁ、南雲お前がそう言うのも無理はないが、メリットはあるぞ」
「姉貴?」
「私達は樹海に用がある。こいつらは樹海の事を知ってるから案内してくれる」
「ホムラの言う通り。樹海には案内人が必要。元住人ならちょうどいい」
焔の案にユエは賛成する。
「頼むよ。こいつは私の大切な親友を助けてくれた恩人なんだ」
「私からもお願い」
「ほむちゃん、雫ちゃん」
頭を下げる焔と雫。
「……あぁ〜分かった」
ハジメは願いを聞き入れた。
「本当ですか!?ありがとうございます!」
これにはシアは大喜びした。
「じゃあ早くしよう。シアの家族もそうだし、董香ちゃんも心配だよ」
「ん?董香?」
「焔、董香って?」
「あぁ、小学校の頃からの腐れ縁。董香もいるのか?」
「うん。今、帝国兵を探して別行動しているの。それに董香ちゃんも継子だよ」
「あいつも?誰の継子だ?」
「音柱・宇髄天元」
その頃
「はぁ!」
峡谷で女が二刀の巨大な剣で魔物を斬っていた。
「急いで見つけないと。シア、直葉、まだなの?」
宇髄天元、胡蝶しのぶ登場!
「宇髄さん、お疲れ様です」
「おう!ありがとな胡蝶!」
「相変わらずの暴れっぷりでしたね。それと奥さん達とも」
「おうよ!」
「では、ここでコソコソ噂話。焔さんはバレンタインデーになるとチョコをたくさんもらうみたいです」
「いよいよ俺達の継子が派手に活躍するな」
「はい、楽しみです」
「「次回、音の剣士!」」