炎の呼吸は世界最強   作:ギラサメ

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遅くなりました。




第三十三章 岩柱の柱稽古

NO SIDE

 

「岩柱」

 

「悲鳴嶼行冥の」

 

「柱稽古」

 

 上から雫、直葉、董香の順に焔の言った事に驚く。

 

「確かそれって足腰の強化の稽古だよね?」

 

「そうだスグ、ほら悲鳴嶼さん曰く『最も重要なのは体の中心……足腰である。強靭な足腰で体を安定させることは正確な攻撃と崩れぬ防御へと繋がる』だ」

 

「一理あるわ。足腰や下半身の重要性は剣術をやっているからよく分かるわ」

 

 道場の娘である雫は足腰や下半身の重要性を知っていた。

 

「でも、やる事ってキツいんだよね。それこそ善逸が気絶しそうなくらい」

 

 直葉の言う通り、あの稽古は善逸も気絶するくらい過酷なもの。

 

「まぁな。でも、やる価値はあると思ってな、昨夜、煉獄さんに頼んでみたんだ」

 

「どうだったの?」

 

「悲鳴嶼さんが大丈夫だと、煉獄さんから聞いた」

 

「じゃあ今夜」

 

「あぁ、悲鳴嶼さんのとこで修行だ。そのために今日も頑張るぞ」

 

 そう言い、四人は鍛錬へと勤しんだ。

 

 そしてみんなが寝静まった夜

 

NO SIDE OUT

 

焔SIDE

 

「おっ」

 

 見渡すと森みたいなとこにてことは夢の中か。

 

「ほむちゃん!」

 

「スグ!」

 

「「焔!スグ(直葉)!」」

 

「董香!」

 

「雫ちゃん!」

 

 私達四人一緒だ。

 

 

数分後

 

「もうそろそろかな」

 

 私達四人は悲鳴嶼さんのいるとこを目指して、数分間進んだ。もうそろそろだろう。

 

「あっ、滝の音がする」

 

 スグが滝の音を聞いたみたい。そういえば私にも聞こえてきた。私達が歩き続けと滝が見えてきた。

 

「滝だ」

 

「じゃあ、ここが」

 

「待っていたぞ」

 

 声がして私達が振り向くと、そこには私達の身長を悠々に超えた男が立っていた。

 

 

「貴方は」

 

「岩柱」

 

「悲鳴嶼」

 

「行冥」

 

 この男こそ岩柱・悲鳴嶼行冥だ。

 

「話は煉獄から聞いている。鍛えてほしいと」

 

「はい。あっ、煉獄さんの継子をしている東堂焔です」

 

「不死川実弥さんの継子の八重樫雫です」

 

「胡蝶しのぶの継子をしています桐原直葉です」

 

「音柱・宇髄天元様の継子湊董香です」

 

 私達は自己紹介をした。

 

「うむ。では、私の修行を教える。修行は足腰、強靭な足腰で体を安定させることは正確な攻撃と崩れぬ防御へと繋がる」

 

 やはり、足腰の強化か。

 

「まず滝に打たれる修行をしてもらい……丸太三本を担ぐ修行……最後にこの岩を一町先まで押して運ぶ修行……」

 

 私達は激しく流れ落ちる滝と太い丸太と大きい岩を見た。これは確かに善逸が気絶する程だ。スグを見ると彼女は震えているし。

 

「私の修行はこの三つのみの簡単なもの……」

 

 これが簡単ね。

 

「その前にこれを」

 

 私達は悲鳴嶼さんからある物を渡された。

 

「これは?」

 

「滝修行で使う行衣じゃない」

 

 あぁ、あれか。よく滝修行で着たりする。

 

「それを着て滝に打たれなさい」

 

 そう言われ、行衣を着て、川に入る。

 

「っ!?」

 

 つ、冷てぇーー!!ここ本当に夢なのか疑いたくなる!!

 

「ふええええええーー!!冷たいよーー!!」

 

 スグが悲鳴をあげる。

 

「何で!何で夢なのにこんなに冷たさを感じるの!死んじゃう!死んじゃうよ!」

 

 うん、私もそう思う。

 

「ええい黙ってろ!一々騒ぐな!これぐらいで!」

 

 いや、そう言うが董香よ。お前も足震えているぞ。

 

「取り敢えず、滝行こうか」

 

「うん。ほら行くぞ」

 

 雫に言われ、滝の方へ。

 

 

「「「「如是我聞一時仏在舎衛国祇樹給孤独園」」」」

 

 私達は経を唱えながら、滝に打たれている。

 滝の水は冷たいし、落ちてくる水はものすごく痛い。

 

 

数分後

 

 べたー、べた

 

 現在、私達四人は岩にくっついてます。

 

「ふえええ〜暖かいよ」

 

 スグの言う通り暖かい。それに本当にお母さんに抱かれているみたいだ。

 

「あぁ〜滝修行でこんなにキツいなんて」

 

「あぁ、派手に舐めていた」

 

「うん。でも、これをクリアしないと次には」

 

「もう嫌だよ」

 

「弱気になるな。行くぞスグ」

 

「わぁ〜ん!董香ちゃんの鬼!」

 

「鬼でけっこう」

 

 董香はスグを岩から剥がし、一緒に川に戻った。私と雫も同時に川に戻り、再開し、滝修行は無事完了した。そしてこの時点で私達は現実に戻った。

 

四日目

 

「うぅ〜朝なのになんかいい感じがしない」

 

「そう言うなスグ、次の丸太担ぎも頑張らないと」

 

「うん」

 

 スグにそう言い、現実での鍛錬に励んだ。

 

 そしてその夜

 

「ぐぎぎぎぎぎ〜」

 

「ぐぬぬぬぬぬぬ〜」

 

「うおおおおおお〜」

 

「お、重い」

 

 私達は丸太三本を担いでいます。もう足ぶるぶる状態です。

 

「もうダメ、潰れる」

 

「弱気な事を言うな。引っ叩くぞ」

 

 スグはもう限界寸前だった。そしていつものように喝を入れる董香。まぁ、私も雫もキツいです。何はともあれ丸太担ぎクリアです。

 

五日目:現実

 

「ねぇ、そういえばだけど」

 

「ん?」

 

「悲鳴嶼さんの継子って誰なのかな?」

 

 現実での鍛錬の休憩中、スグが悲鳴嶼さんの継子について話し出す。

 

「誰って、玄弥でしょ?」

 

「違う違う。この世界にいる悲鳴嶼さんの継子」

 

 あぁ、なるほどそういう事か。そういえば誰なんだろう?

 

「雫、お前のクラスメイトにいそうか?」

 

「ん〜そうね。まずは天之川と檜山は除外するとして。女子は……いないかも、絶対あの修行には耐えられないと思うし、鈴や恵里とか絶対に即ギブアップかも」

 

 董香に言われ、雫は女子を考えたが、女子にはあの修行は酷ということでなし。

 

「なら男子は?」

 

「ん〜龍太郎……だめ、あいつが武器を使うなんて考えられないし」

 

 確かにあいつは、パワーだ拳だーとか感じだから武器を使うなんて想像つかない。

 

「ねぇ、貴女達の知り合いとかは?」

 

 あぁ、そうか。スグや董香がいるから、その可能性も。でも、知り合いや友人を何人か思い浮かべたけど、誰なのか想像がつかなかった。

 

「まぁ、そのうち会えるよ。とにかく今を頑張らないと」

 

 スグにそう言われ、私達は今出来る事に集中する事に。

 

 そしてその夜

 

 

「ぐっ、ぐぬぬぬぬぬぬ……」

 

 私は、最後の修行である岩を押す修行している。しかし、岩はびくともしない。

 

「くっ、動いて……」

 

「こんな事で」

 

「こんなの無理だよ〜」

 

 雫、董香、スグも同様だった。絶対にこの岩を押してやる!

 

 

 

「「……」」

 

 その様子を見つめている悲鳴嶼行冥とその隣にいる美少女。

 

「……行かなくていいのか?」

 

「う〜ん?今はいいかな。楽しみは向こうで会えるまで取っておくわ」

 

「……そうか」

 

「楽しみだね。焔、董香、スグ……と」

 

「八重樫雫だ。君とは違う日本から来た」

 

「あぁ、そういえば言っていたね。へぇー、あの子が玄弥の兄貴の継子ね。ふふふ、会えるの楽しみ」




「よっ!」

 炭治郎、禰 豆子登場!

「東堂さん達、悲鳴嶼さんの元で修行か」

「ううう」

「俺もあの修行はキツかったんだよね」

「ううう」

「ここでコソコソ噂話。直葉さんはしのぶさんとの修行の合間、アオイさん達と蝶屋敷のお手伝いをしていたそうですよ」

「四人が修行を突破出来るといいね。それにしても最後に出た女性って?」

「ううう」

「次回、修行の成果!」
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