遅くなってすいません!
忙しくかったのと、話が思い浮かばず苦労しました。
最後に親キャラも登場します。
一条あかね 容姿:推しの子より黒川あかね
あかねSIDE
数年前
「はははははは!」
「よくやったな!こんな可愛子ちゃん連れてくるなんて!」
「へへへ!」
私の目の前で気持ち悪い笑いをあげている不良集団。私はこいつらに拐われ、今は使われていない廃屋に囚われている。
「安心しな。後でたっぷり可愛がってやるから」
私に近づいて下卑た笑みを浮かべる不良集団のリーダーっぽい男。私こんな奴に……
ドーン!!
突然、廃屋のドアが勢いよく吹っ飛んだ。
「な、何だ!?」
慌てる不良共。
すると誰かが入って来た。最初は父のとこの構成員かと思ったら、中に入って来たのは私と同い年くらいの髪がポニーテールで日焼け肌女の子だった。
「どうも。馬鹿共の掃除に参りました」
その女は不良共を見るや否やニヤリと笑った。
数時間後
「お、おぉ」
「何だこの女」
「ぐげぇ」
屍のように倒れ伏している不良集団。
凄い。複数人相手にたった一人で。
「テメェら二度とこんな事するんじゃねぇぞ」
「は、はい」
その女の子は不良の一人の髪を掴み、睨みながら彼に忠告した。そして彼女は私の方を向いた。
「大丈夫か?もう安心だからな」
そう言って彼女は私に手を差し出す。
「ほら、立てるか?」
これが私と彼女の最初の出会い。
私の運命の相手との出会いでもある。
そして現在。
「ん〜」
その運命の相手が目の前に。
「おい。あいつ何してるんだ?」
「キス」
「キスですね」
「だよな」
「な、な、何やってるのあの子!?」
「キス」
「おぉ〜大胆。流石、お嬢」
「派手だね」
「何、感心してるのよ!?」
「実はお嬢、焔に恋しているんだよ」
「中学の時、不良に拐われたとこを焔が助けて以来、それから」
「よく恋愛相談させられたよ」
「焔に恋?それって百合?」
「なんだ関心あるのか?」
「その、香織の勉強に付き合って色々なジャンルを見たから」
「成る程」
なんか白髪眼帯中二男、金髪少女、ウサ耳女、ポニーテール娘が喋っているな。あとよく見れば、ポニーテール娘の服、鬼殺隊の隊服じゃない。それに真希、真依、董香がいるじゃない。三人も隊服着てる。
「あれ?直葉は?」
「いつまでやってるのよ!」
誰かが私を焔から強引に離されてしまった。て、この娘。
「直葉」
私の目の前にいたのは直葉だった。彼女も隊服着てるし、蝶の髪飾りをつけてるし。
「直葉じゃない!何こんな往来のど真ん中であんな事を!」
「あんな事?」
「だ、だから……その……キ……」
「キス?」
「そ、そうよ!」
「だって……好きだから」
「す、好きって!?」
「何でそんなに?もしかして貴女、嫉妬してる?」
「嫉妬!?そ、それは……」
あら、なんか可愛い。指をくっつけたり離したりして。ちょっとイジリたくなりそう。
「二人ともそこまで」
なんて思ってたら焔が私と直葉の頭に手を置いた。
「あかね、お前あんまスグを揶揄うな。それと折角会えたのにこんなんじゃ私悲しいぞ」
「ご、ごめん焔」
「ほむちゃん、ごめんね」
私とスグは即謝った。
「よろしい。さぁ、二人とも「おい」ん?」
焔が振り向くと私が蹴飛ばした男がいつの間にか起き上がっていた。しかも剣を構えて。
「何去ろうとしてるんだお前」
「おっと、すっかり忘れてた。剣を抜いたって事はそれなりの覚悟があるって事だよな」
そう言って焔が日輪刀に手をかけようとしたけど、、私は止めた。
「あかね?」
「あかねちゃん?」
「焔がやる必要ないよ」
私はそう言って日輪刀を抜いた。
「私がやる」
「おいおい俺はそこの嬢ちゃんとやるんだ。邪魔は」
「どうしても焔とやりたいなら私を倒してからにして」
「……そうかよ。だったら」
そう言って男は私に向かって駆け出してきた。
「オラァ!死ね!」
男の剣が私に迫る。
『決まった』
「おい避けろ!」
白髪眼帯男が叫んでいる。
でも……
『霞の呼吸 漆ノ型』
『朧』
男の剣は私を斬ることが出来なかった。
「な、何!?」
驚く男。
「どこを狙ってるの?」
「うおっ!?」
私は男の背後に現れる。
『な、何だ今の?魔法か?いや、この女詠唱してたか?』
なんか戸惑ってる感じがする。
「何したか知らねぇが、次は斬る!」
男がまた私を斬ろうと剣を振り下ろす。
でも……
私を斬る事なんて不可能だよ。
「な、何!?」
「もう終わりにしよう」
「っ!?」
私は彼の腹に斬撃を入れた。
「ガッ!?」
腹から血を流し、倒れる。
「安心して急所は外してある」
「ひっ……!」
なんか太った男が私を見て驚きビクビクしている。
「焔、誰?」
「あぁ、私を殺そうとした男の依頼主で攫おうとした馬鹿だよ」
「へぇ……」
焔を殺そうとした依頼主ね。私はその男に近づく。
「ひいいぃ、く……来るなぁ!!」
太った男が叫ぶが、私は歩みを止めず近づく。
「わ……私を誰だと思っている!ミン男爵家のプーム・ミンだぞ!私に逆らったら……ヒッ!?」
日輪刀の剣先を男の頸に向ける。
「うるさいよこの下衆。今ここでその頸を斬り落とそうか?」
「そこの冒険者止まりなさい」
横から声が。
「冒険者同士での争いはギルドにて公正に判断致します。一旦その剣を納めてはいただけませんか?」
それを聞いて私は焔を見ると彼女は頷いた。私は言う通りにして日輪刀を納刀した。
さて、どうなることか?
あかねSIDE OUT
優花SIDE
「守れ!」
「絶対にだ!」
今、私は絶賛戦闘中です。
私は愛ちゃん先生の護衛としてウルって所に向かっていたけど、道中賊らしき人達に襲われた。
私は他の護衛のクラスメイトや神殿騎士達と戦っているけど、初の対人戦のせいか、上手く立ち回れない。
「大人しく金目の物を出しな」
「ついでに女もな」
くっ!こいつら!このままだと私達。
その時だった。
私達の頭上に誰かが来て、そのまま目の前に着地した。
その人は見た感じ私と同い年くらいのクラゲヘアーの女だった。あれ?あの子が着ているの鬼殺隊の隊服だ。下はスカートで、隊服の上には白い羽織を着ている。
「困っているみたいだね。ここは私に任せてくれない」
「あぁ?何だお前?邪魔するならブッ殺すぞ!」
賊たちが一斉に彼女に襲いかかってきた。
「危ない!逃げてください!」
愛ちゃん先生が叫ぶけど、その子は動かない。
「大丈夫」
彼女はそう言って日輪刀を抜き、構える。その刀はまるで鞭みたいな異様な物だった。あの日輪刀、もしかして。
『恋の呼吸 伍ノ型』
『揺らめく恋情・乱れ爪』
「「「「「ぐわぁああああああ!!」」」」」
賊たちはあっという間に斬られてしまった。
「す、すげぇ」
「何なんだあの剣技」
彼女の剣技に周りは驚きを隠せないでいる。私はすぐに彼女の元へ。
「あ、あの!」
「ん?」
「その……貴女は?」
彼女はそれを聞いて笑みを浮かべ口を開く。
「私は依、夜桜依!恋柱・甘露寺蜜璃の継子!」
時透無一郎、甘露寺蜜璃登場!
「あかねちゃん凄い!可愛いしもうキュンキュンしちゃう!」
「あかねはあんな奴に負けるような女じゃないよ。それより君の方もやるじゃない」
「うんうん!依ちゃんも頑張って!応援してるよ!」
「ここでコソコソ噂話。あかねは焔に告白をしたけど、彼女から返事はなく、保留状態らしい。今も返事待ちだとか」
「えぇ!?そうなの!?キャアアア!二人がどうなっていくのも気になる!目が離せない!」
「そう?」
「「次回、ギルドからの依頼!」」