鬼滅の刃遊郭編アニメ化おめでとう!天元様の活躍楽しみです。
追記:隊服の下を変えました。
「明日から、実戦訓練の一環として【オルクス大迷宮】へ遠征に行く。必要なものはこちらで用意してあるが、今までの王都外での魔物との実戦訓練とは一線を画すと思ってくれ!まぁ、要するに気合入れろってことだ!今日はゆっくり休めよ!では、解散!」
訓練終了後、メルド団長がそう告げた。
【オルクス大迷宮】
それは、全百階層からなると言われている大迷宮である。七大迷宮の一つで、階層が深くなるにつれ強力な魔物が出現する。
私達は、メルド団長率いる騎士団複数名と共に、【オルクス大迷宮】へ挑戦する冒険者のための宿場町【ホルアド】に到着した。新兵訓練によく利用するようで王国直営の宿屋があり、そこに泊まる。
私は一人部屋である。
「はぁ〜実戦か」
明日からのでは実戦、正直不安である。
「なんか最終選別に行くって感じだな」
最終選別
藤襲山で行われる鬼殺隊の剣士になるための試験である。
合格条件は山の中を七日間生き抜く事。しかし、その中には鬼殺隊の剣士が生捕りにした鬼がおり、そいつらと戦いながら生き抜いていく。
「手鬼のようなのもいるのかな?」
手鬼
最終選別の中にいた大型の異形の鬼。
無数の手を自由自在に使い、人を襲う。
自身を捕らえた鱗滝を大変恨んでおり、彼の弟子を何人も殺してきた。錆兎と真菰も奴の犠牲となった。
「はぁ〜」
コンコン
「ん?誰?」
『私、雫』
「八重樫?」
なんで八重樫が?
とりあえず開けるか。
「何だ?まさか夜這いか?」
「違うわよ!!というかアンタなんて格好してんの!?」
「何おかしいか?」
現在の焔の服装
黒のタンクトップと短パン。
「もう」
「いいじゃねぇか別に。でなんか用か?」
「その……話をしたくて」
「話?別にいいけど……中入る?」
「うん」
八重樫を部屋に通してあげた。
私達はベッドに座った。
「で話って?」
「その……明日の事なんだけど……アンタはどう思ってる?」
明日……オルクス大迷宮での実戦訓練の事か。
「正直不安だ」
「え?」
八重樫がこっちを見て目を見開く。
「何だ意外か?」
「だってアンタあんなに頑張っていたし、自信満々って感じだったし」
「それでもだ。訓練とはいえ何が起こるか分からないからな」
「でもメルド団長やみんなが」
「それでもだ。予想外な事態だって起こる可能性だってある」
あの最終選別だってそうだ。
最終選別に出てくる鬼は人を二、三人喰ったのが放たれる。しかし、手鬼のような化け物も出てくる。
合格出来たとしても数人ぐらいだ。炭治郎が受けた時は彼を含めた五人が合格した。
「アンタって凄いんだね」
「私が?そうでもないよ」
私は知っている。
誰よりも心を燃やし戦った剣士達を。
「だってアンタ光輝相手にも堂々としていたし」
まぁあいつはなにかと欠けているし。
「なぁ、あの光輝の性格って昔からか?」
「う、うん」
すると暗い表情になる。
「どうした?あいつとなんかあったのか?」
「……」
「無言じゃ分からないぞ。話せないならいいけど」
人には言えない事はある。それを無理に言わせるのはよくないからな。
「……私ね」
八重樫の話はこうだった。
八重樫の実家は道場で光輝もそこで稽古していた。最初の頃八重樫は彼に好意を抱いていた。
でも、それを気に食わなかった女子達によって彼女はイジメを受けてしまった。
それを光輝に相談したが、余計に悪化してしまったとの事。
「はぁ〜」
私は思わず溜息を吐いた。
あんな男のどこがいいんだが、よいのは顔だけなのに。
「そういう事なのよ。以来私は光輝には」
「そうか」
私は八重樫を抱きしめた。
「え?」
「私が辛い時とか嫌な事があるとお母さんがいつもこうしてくれたの」
そう言って八重樫を撫でた。
「辛かったな。もうあんな奴とは関わるな。もう見切りをつけてあいつとは離れろ」
「でも、そんな事したら」
「いいんだよ。あいつに分からせてやるんだよ。自分がどれだけ愚かな事をしてるんだと」
あいつにはいっぺん痛い目に遭った方がいいだろう。
「まぁ、それを決めるのはお前だ。お前がどうしたいか自分の心の声を聞くんだ」
私は八重樫を離した。
「どうだ少しは楽になったか?」
「さぁ、どうだろう?あ、そういえば貸してくれた鬼滅の刃だけど」
「お、どうだった?」
「面白かったよ。登場人物たちもみんな凄かったし、物語も良かったよ。あと小説版の無限列車だっけ?」
「おう」
「あれすごく感動したよ。私も香織も泣いちゃったよ」
「そうか」
私も感動したからな。
友達と一緒に観に行って。
「じゃ、ゆっくり休めよ」
「アンタもね」
少し話した後、八重樫は自分の部屋に戻る事に。
「お休み、八重「雫」ん?」
「雫って呼んで。もう仲間でしょ?」
「そうか、じゃあな雫」
「うん、お休み」
雫はそう言うと自分の部屋に戻って行った。
私はすぐに眠りについた。
翌日
「これって?」
私は朝起きて置いてあった物に驚いていた。
滅と書かれている上着
「隊服」
鬼殺隊の隊服だ。
「下はズボンみたいな奴か」
てっきりカナヲや甘露寺さんと同じスカートタイプになるかと思っていた。正直着てみたかったけど、まぁいいか。
そして私はもう一つの物に目を向けた。
炎のような鍔が付いた刀だった。
私は手に取り、刀を抜いた。
すると
「わぁ〜」
刀身の色が赤色に変わった。
これって
「日輪刀」
日輪刀だ。本物の日輪刀だ。
「手紙だ」
私は添えてあった手紙を見た。
『これを君に贈る。実戦訓練頑張りたまえ東堂少女』
「煉獄さん……師範」
私は涙を流した。
実戦訓練頑張ります。見ていてください。
「「「天元様おめでとうございます!」」」
須磨、まきを、雛鶴が天元を祝った。
「うむ、俺の派手な活躍期待してくれ!」
「私も頑張ります!!見ていてください!!」
須磨が大きく声を上げた。
「馬鹿声デカイんだよ!アンタは!!」
「いやあっ!!まきをさんがぶったあ!!」
「全く……ここでコソコソ噂話。焔は女に派手にモテていたらしい。恋文も貰っていたとか」
「「「「次回、オルクス大迷宮!」」」」