時系列としては、第0楽章と第1楽章の間です。今回は啓蒙と冒涜はお休み。ほのぼのさせます。
実は飯テロが好きです。ご飯ものの漫画とか、料理動画とか見て、自分でも真似してみたりします。
でも、今回は結構、致命的かもしれません。
メシマズの国イギリスが舞台ですぜ?しかも海外文化。野菜とか、調味料とか、わっかんね、状態です。
一応、軽くは調べましたが、おかしなところがあっても、またばかやってるぜ、と軽く笑ってお見過ごし下さい。
人形=チャン、カワイイヤッター!
今はメアリーと名付けられている彼女は人形である。
慕っている狩人様の身の回りの世話をするべく、夢の外に出ることを許された。
今日からここに住んでもらう、と見せてもらったのは、狩人の夢によく似た邸宅だった。
家の掃除や、洗濯、食事の準備などの家事をするように、と狩人様から命じられれば、メアリーは忠実にそれに従うことになった。
狩人様は、魔法使いだそうで、いくつか魔法のかかった道具をメアリーに渡してくれた。
例えば、床磨き用のブラシや食器洗いや風呂掃除などに使うスポンジには泡が出て汚れを落とす魔法(
夢の外に出るのも初めてだったが、自分の仕事にこんなに気遣ってくれる狩人様も、メアリーには初めてだった。
一緒についてきた使者たちも、普段の仕事以外でもメアリーを手伝ってくれた。メアリーでは手の届かない場所の掃除などをやってくれたのだ。
そんなこんなで、夢の外に出た日の食事を、メアリーは初めて・・・そう、初めて、狩人様に作った。
人形たる自分の、空っぽのはずの胸がどこか落ち着かない感じがしていたが、それでも任されたことはきっちりとこなした。
狩人様を支えるのが、自分の務めなのだから。
何がいいでしょうか、とメアリーは真剣に考えたが、特に指定がなかったのもあり、イギリス料理の一つ、シェパーズ・パイにした。
イギリスというと、肉肉肉!食卓は茶色メイン!というところが多いだろう。
魔法使いたちは特に興味を持ってないだろうが、これはイギリスの歴史によるところが大きい。
産業革命ごろ、上流階級は環境の悪化と保存技術の未発達による食材の限定化と海外料理の方が美味しいという考えの流入によって、さらには下層階級には食事など燃料補給同然という労働者じみた考えの浸透により、イギリス料理は退廃の一途をたどった。
フィッシュアンドチップスなど、その最たるものだろう。もちろん、しかるべき手順や分量を守って調理すれば、それもおいしいのだろうが、やはり栄養価としてはいかがなものか、という問題が出てくるのだ。
もちろん、シェパーズ・パイ一筋というわけにもいかないだろう、とメアリーはスープとサラダなどの副菜をつけることを考えながら、調理を始めた。
ショールは外して、使者たちが用意してくれた、フリルの付いたエプロンを纏い、袖をまくって、アームバンドで落ちてこないように止めておく。
まずは、下ごしらえ。にんじん、玉ねぎ、セロリを粗みじんにする。
マッシュポテトを作るための、ジャガイモは、ゆでてから皮を剥いて、バターを加えて潰す。あらかた潰したら、牛乳と塩少々を加えて、滑らかになるまで混ぜ合わせる。
熱した大きめのフライパンに油をひいて、挽肉、粗みじんにした野菜を入れて、炒める。
肉の色が変わったら、カットトマト缶、すりおろしたニンニク、ウスターソース、ナツメグ、塩コショウ、薄力粉、顆粒コンソメ、ローリエを加え、水分を飛ばすまでよく煮込む。ローリエはある程度で出す。長く入れておくと苦みが出てしまうのだ。
耐熱皿に、フライパンの中身を平らになるように敷き詰め、その上にマッシュポテトを塗るように盛り付け、フォークや串でこまめな模様をつける。今回は普通に格子模様にした。
そして、オーブンで焼き目が付くように焼けば、出来上がり。仕上げにミントの葉をあしらってもいい。
焼きあがるまでの間に、他のものを作らなければ。
てきぱき動くメアリーと、彼女にここぞとばかりに調味料の入った小筒や小袋を差し出したり、使い終わった皿などの食器を流し台に持っていくのは、使者たちである。
働く美少女と、その補佐をする小人。ここだけ聞けば、どこぞの夢の国のアニメ映画のようなワンシーンかもしれないが、あいにく現実はあまり表情を動かすことのない美少女人形と、白くて不気味な小人である。ファンタジー童話アニメが、ビジュアルのせいで瞬時に啓蒙高い狂気と絶望のRPGに移行する。
・・・なお、そんな冒涜的光景を、微笑ましいと微かな笑みとともに眺めるセブルスも、どうかしていると評されるだろう。
さて、ダイニングのテーブルの上に並べた食事を前に、セブルスが食べ始めた。
なお、彼はスピナーズ・エンドという掃きだめのような労働者階級のたまり場で育った割に、綺麗なテーブルマナーをしている。
育ちのよい母から教わったというのもあるし、その後入学したホグワーツでスリザリン生の純血貴族たちから、それとなく指導を受けたというのもある。
シェパーズ・パイからまずは、一口。普段無表情であることが多いセブルスが、眉間の皺と口元を緩めながら食事するのを見ていると、メアリーも不思議な気分になる。
それは、狩人様が初めて、メアリーにものをくれた時によく似ている。あの、小さな髪飾りだ。
ボンネットの下、まとめた真珠色の髪にさしているそれは、ある日、狩人様が、ヤーナムで見つけた、お前になら似合うだろう、とくれたものだ。
あれを渡された時の気持ちを、メアリーは昨日のことのように思い出せる。
彼女は人形であるはずなのに。空っぽの胸の内側を、何とも言えない温かな、不思議なものが広がるような気がした。あれを、喜びというのだろうか?熱くなった目元から零れ落ちた石を、せめてものお礼に、と狩人様に渡したのだ。
あの時と同じだ。
食事をする狩人様の笑みを見ていると、メアリーの空っぽの胸の内側に、ほわほわと何か温かなものが広がる気がする。
この邸宅に連れてこられる少し前、狩人様が夢から出て行ってしまい、人形は一人置いて行かれた。
ゲールマン様もいなくなられ、本当の本当に一人にされてしまったのだ。
その頃のことを、メアリーはあまり思い出したくない。
使者たちと他愛ない話をしたり、墓石に祈りを捧げたり、転寝したりしても、狩人様は戻ってこない。
空っぽの胸の奥が、さらに空になったような、冷たい石でも詰め込まれたかのように重苦しいような、とにかく不快で嫌な感じが強かった。
そして、しばらく後に再び狩人様が夢に戻ってきたと思ったら、夢の外に出てもいいと許しを得て、彼女はこの邸宅に来た。
血の遺志を狩人様の力に変えるのでもなく、身回りの世話をしてほしい、と言い渡された。
メアリーと呼ばれるようになったのも、この頃からだ。夢の外の人々は、名前を持っているものだから、と。
今度は、狩人様と一緒にいてもいいのだ、と言い渡されたようで、メアリーはまた、熱くなった目元から真珠色の石をこぼした。
日ごろぶっきらぼうで、物静かな狩人様が、あの時は珍しく慌てていたように思えて、メアリーは少しおかしく思ったものだ。
「・・・うまかった。滑らかなマッシュポテトと、挽肉と野菜の旨味が、よくあっていた。また頼む」
食べ終わった食器を前に、顔を上げた狩人様の言葉が、ほわりとメアリーの胸の奥を一層温めてくれる。
「わかりました」
だから、メアリーも頷いて答えた。
食事の時、狩人様はぽつぽつとご自身のことを話してくれる。
かつて、狩人様はホグワーツという魔法の学校(ビルゲンワースのような場所でしょうか?)にいたこと。
そこで食べた食事は、味が濃いし、肉ばっかりだったので、胃が小さくてあまり大量に食べられない自分には少々つらかったこと。
でも、実家ではもっとひもじくて――そもそも食事すらなくて、残飯を漁ったことの方が多かったこと。(それを話す狩人様はいつにもまして辛そうに見えて、この話に関してはあまり聞きたくない、とメアリーは思った)
あとは、ハロウィーンやクリスマスは、ごちそうが出てきたこと。ハロウィーンはともかく、クリスマスはキリスト教に基づいた行事なのに不思議に思ったこと。
メアリーは、どんなことでも――辛そうな顔をされないなら、狩人様の話を聞くのは好きだった。
ハロウィーンやクリスマスといった時期が来たら、ホグワーツというところほどでないにしろ、狩人様が満足なさるような、美味しいご飯を作ろう。
美味しいご飯を食べたら、狩人様はまた笑ってくれる。それを見るメアリーも、ほわほわした気分になれる。
それはきっと、素敵なことだ。うん。そうしよう。
メアリーはひそかに、そう決めた。
夢の外は、メアリーの知らないことがたくさんある。
雲は移ろい、月と日は昇りと沈みを繰り返す。
たまに来る青い制服を着た郵便屋さんも、メアリーに「やあ、お嬢さん!」と挨拶をくれる。
狩人様が連れてきて、一緒に住むようになったレギュラスという青年も、最初こそメアリーのことを警戒していたが、食事をしたらすんなり打ち解けることになった。
狩人様に食事なんて必要ないのに、と最初にメアリーが思わなかったと言えば、嘘になる。
だが、メアリーは人形であり、狩人様の力になるものとして、作られたものだ。狩人様には、何か深いお考えがあるのだろう、とあえて深く尋ねはしなかった。
レギュラスの一件を経て、メアリーは一つ学んだ。
なるほど、食事とは、単にその日の糧を肉体に取り込むだけでなく、人の心を柔らかくして、打ち解けやすくするものでもあるのか。
『食事?この夢の中でそんなもの必要かい?用がそれだけなら、あちらに行ってておくれ』
いつだったか、ゲールマン様に冷たく言われ、それっきりメアリーは料理や菓子の類を作ろうとは思わなかった。
けど、今の狩人様は、かつてゲールマン様に不要と言われたそれらを、必要としてくれる。
それが、メアリーには嬉しい。
ある日、また、この家に人が来た。
狩人様の幼馴染だというその方は、リリーという赤毛の女性だ。
メアリーが知っている女性といえば、アイリーン様だろうか?
いつの間にか“狩人の夢”にやって来ていたアイリーン様は、いつの間にか来なくなってしまった。今の狩人様のように、いなくなられる前にゲールマン様のところに行って、それっきりだ。
ヤーナムで、彼女も息災にやっていることだろう、とメアリーは思った。夢にいる人形でしかないメアリーには、彼女を案じることしかできないのだから。
リリーは、赤ん坊と一緒で、世話になるだけは悪いから、とメアリーを手伝ってくれた。キッチンに立ち入るときは、おんぶひもで赤ん坊を背負っている。
「今日は何を作るの?」
「クロケット*1です」
「いいわね!・・・ジェームズも好きだったわ」
時々、リリーはジェームズなる人物の名前を悲しそうに口走る。狩人様のいるところではやらないのは、なぜだろうか。
・・・なお、メアリーはリリーがあまり好きではない。彼女の大事な狩人様に、人殺し!ときつく当たる。その時の狩人様は、どこか寂しそうにも見えるからだ。
狩人様が何も言わないから、メアリーも何も言わないだけだ。
赤ん坊についてはどうとも思わない。いつだったかの狩人様の方が、とても愛らしいと思うのだが。もちろん、普段のお姿だって、凛々しくて素敵だ。
「中身は挽肉、コーンとツナ、サーモンとキャベツ、と作る予定です」
「そんなにたくさん?ジャガイモ以外の中身もいいの?」
「はい」
リリーの問いかけに、メアリーはコクリと頷いた。
まずはジャガイモ。よく洗って芽を取って、皮目に切れ込みを入れてから、ゆでる。
ゆであがるまでの間に、具材の準備だ。
みじん切りにした玉ねぎとひき肉を炒める。挽肉は肉の臭みが強く出るので、メアリーはタイムやローズマリーといったハーブを軽く入れている。
みじん切りにした玉ねぎ、水気をきったコーン缶のコーン、軽く油を切ったツナを炒める。
みじん切りにした玉ねぎ、粗みじんにしたキャベツ、あらかじめ焼いて骨を取り身をほぐしておいたサーモンを炒める。
それぞれ別の皿やバットにあげておく。
「ねえ、この家って、あなたの他にハウスエルフはいるの?」
「おりません」
「そうなの?でも、勝手にお皿が出てきたり、調味料が用意されたり、不思議ねえ。
ポッター家ではそんなことはなかったから」
淡々としたメアリーの返事に、リリーは不思議そうに、用意された皿や、塩コショウの入れ物を眺める。
リリーやレギュラスといった、狩人様以外の人間に、使者たちは見えない。ヤーナムの血が入ってない人間は、そんなものだ。
ゆであがったジャガイモを冷水にとり、皮を剥く。
ジャガイモを粗目のさいの目に切ってから、熱いうちにそれぞれの具材に混ぜる。塩コショウで味を調えるのは、このタイミングだ。
その後、冷蔵庫で冷ます。こうしておくと、揚げた時に破裂しにくいのだ。
この間に、スープや付け合わせ、他副菜の準備などをしておく。
冷めたところで、それぞれ8等分にしてから、円筒形に形を整える。平たい楕円形でもいいらしいが、フォークで食べやすい大きさとなった時は、こちらがいいらしい。
次は衣付けだ。卵、薄力粉、水を混ぜ合わせた液(バッター液という)をくぐらせてから、パン粉をつける。
この作業は、手が汚れるので、バッター液をつけるもの、パン粉をつけるもの、と複数人でやった方がいい。
なお、今回はリリーがいるので、彼女に任せているが、普段は使者たちに手伝ってもらっている。
170~180度に温めた油で、狐のようなきれいな色になるまで揚げれば、完成だ。
「ああ、もう!美味しそうだわ!油の匂いって、なんでこんなにおなかに響くのかしら!」
「? 油の匂いは油の匂いでしょう?」
「そうじゃなくて!」
目をキラキラさせて、皿に盛りつけられたクロケットを見るリリーに、メアリーは他の品――スープやパンの支度をしながら、首をかしげた。
残念ながら、メアリーに食欲だの、味だのといったことは、よくわからないのだ。
なぜなら、彼女は人形だからだ。
それでも、ご飯を食べる狩人様を見るのは、好きだ。
「今日もありがとうございます、メアリー。美味しいですよ、これ。
このシャキシャキした食感、いいなあ。クロケットって、ジャガイモ以外のものを入れて、いいんですね」
一番に感想を述べるのは、レギュラスだ。彼はキャベツとサーモンのものが気に入ったらしい。
「ほら、ハリー」
かいがいしく、ハリーの世話をしながらも(まだ赤ん坊の彼は、上手く食器を使えないのだ)、リリーもまた自分の分を食べる。
「ん。コーンのプチプチした感じと、ツナが合うわ。衣も、凄くサクサクだわ」
「メアリー」
ここで、狩人様が口を開いてくれた。
「今日の食事も、美味い。感謝する」
微かな笑みは、メアリーにとって最高の褒章だ。
「・・・はい」
ささやかなものでも、狩人様に美味しいと言ってもらえるようなものを、作っていこう。
メアリーは改めて、思った。
それから、また時間は流れた。
ある日突然いなくなったアイリーンのように、リリーもまたある日突然いなくなった。
狩人様の友人の元へ行ったそうだ。
狩人様が、あの寂しげな顔をされないのが、何よりも大事だ。
だから、メアリーは、何も言わない。
種とワタ、固い皮を取っておいたカボチャをゆでる。柔らかくなったら、お湯を切ってボウルに入れ、マッシャーでつぶす。あらかた潰したら、メープルシロップ、バター、少量の牛乳を加えて、滑らかになるまで混ぜて、ペーストにする。
別のボウルに卵を落とし、泡だて器で混ぜる。ホットケーキミックス、牛乳を加え、さらに混ぜる。
ここに、最初のカボチャペースト、バターを加えてさらに混ぜ、最後に適当な大きさのチョコレートの欠片を入れて、さっくり混ぜる。
マフィン型に生地を入れたら、180度のオーブンで約25分焼き上げれば、出来上がる。
今日は、ハロウィーンだ。
いつだったかのハロウィーンでは、タルトを作ったが、今日はこっちの菓子にしてみた。
先にこっそり作って味見をお願いしたレギュラスが言うには、「しっとりした生地に、カボチャの甘みのおかげで、いくらでもいけそうです!マフィンって、パサついてることが多くて。ホグワーツで出されたやつ、僕、正直好きじゃなかったんですよね」ということだ。
続けて彼は、「メアリーは本当に、先輩のことが大好きなんですね」なんて、微笑ましいものを見る目で見られた。
何を彼は当たり前のことを言っているのだろうか、とメアリーは不思議に思う。
メアリーは人形だ。被造物が、造物主を愛するのは、当たり前のことなのだから。
オーブンが焼き上がりを知らせるベルを鳴らしたのと、玄関の扉が開かれたのは同時だった。
彼女の狩人様が戻ってきた。
いつものように、黒いインバネスコートをなびかせて、ぶっきらぼうに「今戻った」という。
だから、彼女も答える。
「お帰りなさい、狩人様」と。
続く
正直、イギリス飯がよくわかりません。
ハリー・ポッターシリーズ以外だったら、SHERLOCKシリーズとかでも、イギリス飯はやってますが、(というか、私のわかる範囲になるのですが)正直、あれらの話の中の食事、美味しそうに見えないんですよ。それが本題じゃないからなんでしょうがね。
というわけで、このシリーズのセブルスさんは、冒涜的世界一周中に、あちこちで食べた料理体験のおかげで、イギリス飯よりも、あちこちの料理を食べたがる感じになっています。というか、そうさせてください。でないと私がしんどいです。
・・・そういや、ジョジョ第1部でも、朝っぱらからステーキ食べてましたな、ジョナサン君。重機関車を維持するためなのか、それがイギリスでは当然なのか。コレガワカラナイ。
Q.イギリス魔法界にホットケーキミックスとか、顆粒コンソメ、カットトマトやツナとかコーンの缶詰あるの?
A.わかりません。ないなら、マグル界の方から買ってきたんだと思います。
Q.野菜、海外特有のものとかあるでしょ?
A.そんなものわかるわけないので、海外でもありそうなものを適当に書いてます。
Q.オーブンにベル?
A.セブルスさん家にあるオーブンは、マグル式のじゃなくて、時計と温度計を組み込んであるだけの魔法式オーブンです。
魔法式なので、マグルの古式タイプ(魔女の宅急便に出てくる感じの)のように薪から燃やしてあったためて、というのじゃなくて、温度計設定してボタンを押せば目標温度まで勝手に温まる感じです。あとは時計設定すれば、設定時間でベルを鳴らして教えてくれます。
ほとんどマグルの電子式と変わらないという。動力が違うだけ、でしょうかね?
実は、冷凍庫&冷蔵庫もあります。もちろん、動力を魔法に依存した、魔法式で。
ハリポタの魔法界って、文明レベルが中世だけど、下手にそこまでレベルさげると不便でしょうがないでしょ?じゃあ、引き上げるならどこまでやる?という感じになってしまいます。あんまりあれこれやると、マグル製品不正取締局に引っかかってしまいそうですし。
でも、蒸気機関車とか、ナイトバスやバイク、フォードアングリアとかあるんですよねえ。
多分、洗濯機はないでしょう。魔法で何とかなるので。セブルスさん家にはメアリーさんの都合で動力魔法依存の奴があるでしょうが。
ばれなきゃ大丈夫でしょう。
次回、つまり来週は、本編の続きを更新します!しばらくは、本編と外伝を隔週更新としますので、あしからず。