ゼロワン視点…
剣斬
「うあぁぁぁ!!」
俺はヤケを起こして変身した湊と戦いを始めていた。
こいつの目を覚まさせるにはちょっとやりすぎるかもしれないけど…とことんやらないとな!
ゼロワン
「はっ!」
俺は剣斬の攻撃をアタッシュカリバーで防いでから、
相手の剣を弾き連続で攻撃してから蹴り飛ばした。
剣斬
「ぐあ!」
ゼロワン
「どうした?いきなり襲いかかってきてもう終わりとかじゃないよな?」
剣斬
「ふざけるなぁ!!」
剣斬は立ち上がって叫びながら、再び俺に接近して剣を振ってきたけど、めちゃくちゃに振りまわしているだけで、防ぐ事なく簡単に避けていってから、アタッシュカリバーで反撃してから再び蹴り飛ばした。
剣斬
「ぐっ!!……何で…何でこんなに弱いんだよ俺!!」
ゼロワン
「今のお前は誰が見ても怒りに身を任せてヤケを起こしているだけだぞ!そんな戦い方じゃ弱くて当然だ!」
剣斬
「黙れよ…黙れぇ!!」
『猿飛忍者伝!ニンニン!』
『翠風速読撃!ニンニン!』
剣斬
「うあぁぁぁ!!」
剣斬は剣に風を纏わせて突っ込んで来た。
ゼロワン
「………悪く思うなよ…」
《ライジングインパクト》
ゼロワン
「はっ!」
俺はアタッシュカリバーを剣斬に向けて投げて、
剣斬がアタッシュカリバーを弾いたと同時に高速で移動した。
剣斬
「んな!?何処に…?……ぐあ!?」
剣斬の横に現れて蹴りをくらわしてから、
上空へと打ち上げて俺も追いかけるように上空へとジャンプして近づいて地上の方へ蹴り飛ばした後、そのまま飛び蹴りの体制になって突っ込んでいって剣斬にくらわした。
《ライジングインパクト!》
剣斬
「ぐあぁぁ!!」
剣斬は地面に叩きつけられて、変身が解けた。
湊
「ぐっ…うぅ……」
ゼロワン
「ちょっとは落ち着いたかよ?」
湊
「うっ…がっ……」
湊は再び立ち上がろうとしたけど、
そのまま倒れたまま気を失った。
歩夢
「明日飛君。ちょっとやりすぎじゃ…」
ゼロワン
「うっ…しょうがないだろ。ちょっとした荒療治だ…
けど、さすがにこのままじゃいけないしな…ちょっと悪いけど侑利を呼ぶか…」
俺は変身を解いて、侑利に連絡をするのであった。
これで湊が目を覚ましてたらいいんだけどな…
ゼロワン視点…終
湊視点…
俺は何やってんだよ…
心配してくれた明日飛先輩に八つ当たりして…
襲いかかって…
こんなにボコボコにされて当然だな…
俺…本当…弱いし…ダサい…
今の俺を璃奈が見たら失望するよな…
湊
「うっ…う〜ん…」
歩夢
「あっ!気がついた?」
湊
「上原先輩…?」
俺は身体を起こして起き上がった…
寝てた?いや…気を失っていたのか…
あれ?あんだけボロボロだったのに、傷がなくなってる?
明日飛
「気がついたか、湊」
湊
「明日飛先輩…俺、何で傷が…」
侑利
「傷なら俺が治しておいた。急に連絡がきたから何事かと思ったぞ」
湊
「あんた確か光の剣の…」
侑利
「侑利だ。そういえばお前とはちゃんと話した事なかったな…」
湊
「そうか…ありがとう治してくれて…それと…
明日飛先輩…さっきはすいませんでした…」
俺は光の剣、侑利さんにお礼を言った後に、
明日飛先輩に謝った。
明日飛
「ようやく正気に戻ったな…」
歩夢
「湊君とこうして話すのは久しぶりだよね。」
明日飛
「確かにな、どうだ気分は?」
湊
「最悪ですよ…ダサいですよね…俺…
璃奈を誤って斬ってから…あいつにどんな顔して会えばわからなくなって…二度とこんな過ちを犯さない為にも強くなればいいと思っていた…
けど、結局それだけじゃ何も解決しない…
ニャン子に言われた通り…俺は一人で抱え込んで心を塞ぎ込んでいつまでも前に進めないでいる…どうすればいいかわからず、闇雲に特訓して強くなろうとして…そんな事しても意味がないのに、あ〜俺本当に何やってんだよな…」
本当にダサい…泣けてくる…
こんなんじゃいつまでも前に進めない…
湊
「璃奈…怒ってるだろうな…それか俺の事なんてもう失望してるかもな……」
歩夢
「そんな事ないよ。」
湊
「え…?」
歩夢
「璃奈ちゃん…ずっと湊君の事心配しているよ。」
湊
「そんな…そんな事あるわけ!」
歩夢
「本当だよ。最近じゃミアちゃんと仲良くなったらしくて、湊君の事いつも聞いてるよ。」
湊
「何で…あんな事したのに!何で俺の事なんて心配してくれるんだよ!傷つけたのに…会わせる顔がないって離れて…泣かせて…酷い事したのに…何で!?」
明日飛
「天王寺さんの事はお前がよく知ってるんじゃないのか?」
湊
「俺が璃奈の事を知って……!!」
そうだ…璃奈は表情をだすのは苦手だけど…
いつも俺といた時は嬉しそうにしていた…
始めて会って…仲良くなって…
仮面ライダーになってからもいつも心配してくれて…
璃奈は優しい子だ…
それを俺は…
湊
「何で忘れてたんだよ…俺…」
璃奈にヒーローって言われてから…
あの子を守る為に強くなるって決めたのに、
傷つけてから、璃奈の事を言い訳にただ強くなればいいって思うようになっていた…
湊
「あぁ…ないわ…また俺は自分勝手に強くなろうとしていたのかよ…本当最悪だ…」
明日飛
「……強くなるのが悪いって事はないと思うけどな」
湊
「え…」
明日飛
「俺も前の世界の時…アークが現れた時、強くならなきゃって力を求めかけていた時があったんだ。けどそんな時、ある人に言われたんだ。本当の強さは力が強い事じゃない心の強さこそが真の強さだって事をな」
湊
「力の強さじゃなく心の強さ…」
明日飛
「その言葉を忘れずに、俺は最後まで戦ってアークを倒す事が出来たんだ。まぁその後に死んじゃったんだけどな、まぁそれはいいとして、お前は天王寺さんを守りたいって思ってるんだろ。それだったらちゃんと話したら仲直り出来る筈だ。」
仲直り…傷つけたあの日から…
ずっと話していなかったからな…
いつまでもはっきりさせないのはいけないよな…
湊
「明日飛先輩……ありがとうございます!」
俺はこの場から走って行った。
璃奈に会って、謝らないと…
ちゃんとごめんって!
明日飛
「天王寺さんの所に行ったんだろうな」
歩夢
「ちゃんと仲直り出来るといいね。」
明日飛
「大丈夫だ。きっと仲直り出来るよ。」
侑利
「すまん。ちょっといいか…」
明日飛
「どうした?」
侑利
「いい話しをした後に、水を差すような事を言うようで悪いが……」
歩夢
「どうしたの?」
侑利
「あいつ、璃奈が何処にいるのか知ってるのか?」
明日飛 歩夢
「あっ……」
湊視点…終
蒼希視点…
愛
「まだまだ行くよ〜!」
蒼希
「おいおい、本当元気だな。」
今日は俺は愛と希子と璃奈の四人で一緒に遊びに出かけて、色々と周っていた。
愛
「だって最近色々ありすぎたし、今日ぐらいはしゃいでもいいじゃん!」
蒼希
「まぁ確かにな…」
転生者の正体が明らかになったりとか、
並行世界の侑とか、色々ありすぎたな…
そう考えると今日みたいに遊びに行くのは久しぶりだな…
希子
「学園祭も近いし、忙しくなる前にはしゃぐわよ〜!!」
蒼希
「お前はちょっとは落ち着いてろよ。ただでさえお前が一番の怪我人なんだぞ、本当侑利がいなかったらどうなってたか…」
希子
「わかってるわよ!兄貴!」
蒼希
「油断してるとさっきのおみくじの結果みたいになるぞ」
希子
「うっ!それは…」
色々周っている時におみくじを見かけて、
俺達でやってみたら結果が…
希子
「何で兄貴と愛ちゃんと璃奈は大吉で!
あたしだけ大凶なのよ〜!!」
璃奈
「不思議…」
愛
「気をつけろって意味なんじゃない?」
蒼希
「お前は無茶ばっかするしな、お告げじゃねぇか?」
希子
「こんなお告げ聞いた事ないわよ!
しかも何なの書いてあった事が具体的に棒状の物に注意するべしって何!?」
蒼希
「そんなの知らねぇよ…」
希子
「あ〜もう!こうなったら愛ちゃん!璃奈!あんた達の幸運をあたしに〜寄越せ〜!」
愛
「わぁ〜!りなりー逃げよ〜!」
璃奈
「あわわ〜」
希子は愛と璃奈を追っかけまわし始めた。
まったく…まぁいっか、こうゆう日も…
蒼希
「ん…?」
愛
「あれ?どうしたの蒼希?」
蒼希
「いや…何でもないと思う…」
気のせいか…?
何か…爆発した音が聞こえたような…
希子
「むっ!?聞こえたわよ…あっちの方で何かあるわね!!」
璃奈
「希子ちゃん?」
蒼希
「おい!希子!!」
希子も音に気づいて、
そこへ向かって走って行ってしまった。
変なとこは敏感な奴だぜ…
蒼希視点…終
湊視点…
湊
「しっ…しまった…璃奈が何処にいるかわかんねぇ…」
勢いで走って来たけど…
璃奈が何処にいるかわかんねぇんじゃ意味ねぇじゃねぇか!!俺の馬鹿…
湊
「連絡するか…いや、けど…」
やべぇ…久しぶりに連絡するから気まずい…
前までなら気軽に連絡してたのに…
湊
「謝るって決めたんだ。覚悟決めろ俺!」
俺は璃奈に連絡する為に電話をかけようとした時…
「仮面ライダー…一人、見〜つけた〜」
湊
「あっ?おわ!?」
突然妙な声が聞こえたと思って振り向いたら、
斬撃が飛んできて、俺は咄嗟に躱して斬撃を避けた。
「ちぇ〜、外しちゃった〜」
斬撃を飛ばしてきた奴を確認すると、
確かアイツは…迅バーニングとか呼ばれていたな…
それとゴーレムメギドが二体いた。
湊
「お前…イザクの手先の仮面ライダー…」
迅バーニング
「お前って確かリリィに負けた奴だよね〜」
湊
「うるせえ!あの状況じゃ、しょうがねぇだろ!」
迅バーニング
「それなら楽勝だね。いい加減にさ誰か始末しないとさ〜アークも機嫌が悪いんだよね…メギド達!」
ゴーレムメギドの腹にはベルトが着いていて、
明日飛先輩とかが持っているキーをだした。
《バースト!》
《レイドライズ!》
《ダイナマイティングライオン!》
"A beautiful explosive force like fireworks."
迅バーニング
「《ゴーレムライオンレイダー》の完成〜!」
ゴーレムライオンレイダー
「グウオォォォ!!」
湊
「またヤバそうな奴を…!」
俺は風双剣翠風を構えて、
いつもとは違うあるワンダーライドブックをだした。
湊
「こいつで行く!」
俺はワンダーライドブックを開こうとしたが…
湊
「……ちっ…やっぱり開かないのか!
前の世界の時も一切開く事なかった…何か条件があるのか!?」
今は考えていてもしょうがねぇ!
湊
「変身!」
『猿飛忍者伝!』
『風双剣翠風!』
俺が変身して突っ込んで行くと同時に、
敵も腕のガトリングガンで石の銃弾を撃ってきた。
剣斬
「くっ!うおぉぉぉ!!」
湊あらため…
剣斬視点…終
希子視点…
希子
「到着〜!って!?うわ!?」
あたしが爆発音が聞こえた場所に着くと、
この辺りの殆どが銃弾で撃たれた跡だらけになっていた。
蒼希
「何だこれ…!?」
愛
「何があったの、戦争でもあったみたい…」
こんだけ銃を撃ちまくるなんて…
まさかレイダーの仕業?
璃奈
「ん…?…湊!」
希子
「えっ!?」
璃奈が言った方を見ると…
変身した湊がレイダー二体と迅バーニングに苦戦していた。
剣斬
「ぐっ…強すぎだろこのメギドレイダー…」
迅バーニング
「だって強いのを持ってきたからね!」
剣斬
「ぐあ!」
蒼希
「あれは…ライオンのキーか…厄介な奴を」
希子
「愛ちゃんと璃奈は離れていて!」
蒼希
「おい希子!ハリケイングは…」
希子
「アレはスノウ相手じゃないと使わないわよ。
だから大丈夫!」
《アサルトバレット!》
《サンダー!》
蒼希 希子
「変身!」
《ショットライズ!》
《レディーゴー!》
《アサルトウルフ!》
"No chance of surviving."
《ライトニングホーネット!》
"Piercing needle with incredible force."
あたしと兄貴は変身して湊の援護に向かった。
バルキリー
「湊!!」
剣斬
「ニャン子…蒼希先輩…!?」
バルカン
「大丈夫か!?」
剣斬
「何でここに…?」
バルキリー
「愛ちゃんと璃奈と遊んでいた最中だったのよ!
まったく…しかもこいつよく見たらメギドレイダーじゃない!!また厄介なのを!」
剣斬
「宮下先輩と璃奈……んなっ!?」
湊は璃奈がいる事に気づいて驚いていた。
そういえばまだ仲直りしてないのよね…
いい加減に早く話せっての…
迅バーニング
「始末対象まで来てくれるなんてラッキー!
あっちを先に始末しよ〜!」
迅バーニングは飛び上がって、愛ちゃんと璃奈の方へ飛んで行った。
バルキリー
「ちょっ!ヤバ!湊!あんたは二人を守って!」
剣斬
「えっ!?」
バルカン
「このメギドレイダーは俺達に任せろ!二人を頼む!!」
剣斬
「わ、わかりました!」
湊は戸惑う感じをだしつつ、二人の所へ走って行った。
バルキリー
「ついでに仲直りしなさいよ湊…
さて…行くわよ!メギドレイダー!!」
希子あらため…
バルキリー視点…終
璃奈視点…
愛
「りなりー!早く!」
璃奈
「うん…わわ!」
愛
「りなりー!!」
私は愛さんと一緒にこの場から逃げようとしたけど、
躓いて転んでしまった。
迅バーニング
「逃げようとしても…無駄だよ!」
《インフェルノウイング!》
《バーニングレイン》
迅バーニング
「消えろ…!!」
相手は炎を纏いながら回転しながらこっちに近いて来た。
すぐに立ち上がって動こうにも間に合わない…
このままじゃ…
剣斬
「璃奈ぁぁぁ!!!!」
璃奈
「!?」
私の前に湊が走って来て、私を庇って相手の攻撃をくらって守ってくれた。
《バーニングレイン!》
剣斬
「ぐっ…がぁ……!!」
璃奈
「湊…そんな…」
迅バーニング
「やった〜!これで一人始末…」
剣斬
「ふざけんなぁ!!!」
迅バーニング
「なっ!?」
剣斬
「璃奈を…始末なんてさせるかよぉぉ!!!」
迅バーニング
「うわ!!」
湊は相手を攻撃して、ふっ飛ばした後に、
膝をついて変身が解けた。
璃奈
「湊…!大丈夫…?」
湊
「ぐっ…大丈夫…無事か?璃奈…」
私の事を心配して…私を安心させようと無理して笑いながら言った。
愛
「ちょっと!湊大丈夫なの!?」
湊
「大丈夫です…けど…まだ奴が…」
湊は怪我をしてるのに無理して立ち上がって、
相手に向かって行こうとした。
湊
「えっ…?璃奈…?」
私は湊の手を気がつくと掴んでいた…
璃奈
「行かないで、もう離れないで…!」
湊
「………」
璃奈
「湊が私を傷つけてから避けていたのはわかるよ…
私も湊を傷つけちゃったから辛い気持ちはわかる。
けど…だからってこれ以上離れるのはもう嫌だ…!」
愛
「りなりー……」
璃奈
「ミアちゃんから聞いたよ。湊は私を守る為に強くなろうとしていて無茶ばかりしてるって…私は湊に無理してまで強くならないでほしい、またいつもみたいにゲームしたり何処かに遊びに行ったりしたい。だから…もう私から避けないで一緒にいて…お願い…!」
ずっと寂しい気持ちがあった…
かすみちゃん、しずくちゃん、愛さんや同好会のみんな、
蒼希さん達がいても…湊がいないとずっと寂しかった…
璃奈
「もう好きな人が傍にいないのは…寂しい…」
湊
「好きな人って…璃奈…まさか…!」
璃奈
「うん…//」
湊
「…マジかよ…//…璃奈……」
湊は私の頭に手を置いて優しい表情をした。
湊
「こんな俺を心配してくれてありがとうな…
あいつぶっ飛ばしたらさ、いっぱい話そう。」
璃奈
「本当?」
湊
「あぁ、本当だ。それに…告白されたし…ちゃんと返事返さないといけないしな…//」
璃奈
「!!//」
そうだ…私、湊に好きって…//
恥ずかしくなって、私は顔をボードで隠した//
湊
「そ、それじゃあ行って来る!!//」
湊も顔を赤くしながら、相手にへと向かって行った。
愛
「りなり〜告白するなんて大胆だね〜」
璃奈
「//」
璃奈視点…終
湊視点…
まさか…璃奈から告白されるなんて…//
あんだけ酷い事したのに…ずっと心配してくれた
あの子の想いに答えないとな…
そして…この戦いを終わらして、
ちゃんと話して、自分の気持ちも伝える…
そう考えると…もう、俺の迷いはない!!
湊
「さて…立てよ…迅…!」
迅バーニング
「うぅ…何だお前?そんな状態で僕と戦うつもり?」
湊
「あぁ…」
迅バーニング
「まぁいいよ。どうせお前より力なら僕の方が上なのはわかったし、つまり僕の方が強い!」
湊
「どんな基準だよ…けどその考えは違うな」
迅バーニング
「何だと?」
湊
「俺も最近知った…本当に強いのは力の強さじゃなく…
心の強さこそが本当の強さだって事がな…」
迅バーニング
「心の強さ?何だそれ?」
湊
「わかんねぇよな…俺もまだよくわかんねぇけど、
わかる気がする…本当の強さってのは…」
前の世界…あの時の俺に言いたい…
お前が否定したものは後に知って…
苦しいし辛い想いをするけど、
本当に大事なものを得る事が出来る。
そして…本当の強さを知るってな!!
湊
「んな!?」
突然俺のポケットが光りだして、
何かを確認すると…
それは開かなかったワンダーライドブックだった。
開くか確認すると…全く開かなかった筈なのに開いた。
《神風忍王伝》
『心・技・体、其れ等を極めし忍の王が来たりし時、
神風が吹き荒れる…』
湊
「いけるのか…」
俺はワンダーライドブックを風双剣翠風に収めてから剣を二本に分離させた。
湊
「変身!」
『神風忍王伝!』
『双刀分断!壱の手、手裏剣!』
『弐の手、二刀流!』
『風双剣翠風!』
今までと違う姿…
身体の装甲も変わり、
その上から腰の下まで長めの羽織りを纏って、
左腕にブレスみたいな物が装着されていた。
愛
「何か凄い姿になった!?」
璃奈
「まるで忍の頭領みたい…」
迅バーニング
「またこの前の雷の奴みたいに変わった!」
剣斬
「行くぞ!」
俺は左腕のブレスのダイヤルを操作してレバーを押し込んだ。
『多重分身!』
『術解放!』
剣斬
「どうなるんだ…ってうお!?」
ブレスを使ったら俺の周りに自分の分身数十人が現れた。
迅バーニング
「ちょっと何それ!?」
剣斬
「とりあえず…行け!それと何人かは蒼希先輩とニャン子達の援護を!」
分身達は俺の指示に従って行動をし始めた。
バルカン
「おわ!?な、何だ!?」
バルキリー
「何この湊軍団!?」
分身達はメギドレイダー二体に攻撃していき、
二人を援護していき、こっちは迅バーニングは分身に苦戦していった。
迅バーニング
「これズルいよ!!こっちはゴブリンメギド達いないのに!」
剣斬
「何か凄いなこれ…他は何だ?」
俺はブレスのダイヤルを操作してレバーを押し込んだ。
『武器变化!』
『術解放!』
使うと俺の分身の何人かが、
風双剣翠風の手裏剣モードに似た武器に変わって、
迅バーニングにへと突っ込んで行った。
迅バーニング
「うわ!!嘘…今度は武器に変わった!?何なのこいつの能力!?」
剣斬
「このブレス…色んな術が入っているんだな…
それならこいつの名前はシンプルに『忍術機』ってとこかな、どんどん行くぜ!」
『神速!』
『術解放!』
俺は風双剣翠風を逆手に持ち、
超高速移動して迅バーニングに連続攻撃をしていってから、蹴り飛ばした。
迅バーニング
「ぐっ!ん…?何だ対したダメージがない…?」
迅バーニングは対したダメージをくらってないように見えて、普通に起き上がったが…
迅バーニング
「能力は凄くなってもお前の力は対した事……!!?」
剣斬
「んな…!?おいおい…」
喋っていた最中に、迅バーニングは突然身体中にダメージをくらって吹っ飛んだ。
剣斬
「攻撃が速すぎてダメージが来るのが遅れて来たのかよ…どんだけヤバいんだよこの姿の力…」
迅バーニング
「ぐっ…何でこいつこんな強くなるの〜…何で人間は急にこんなにも強くなるんだよ〜!」
剣斬
「どうする…まだやんのか?」
迅バーニング
「ぐっ…うぅ……よし!」
剣斬
「来るか…」
迅バーニング
「シトイに助けてもらおう!!」
剣斬
「えっ!?おい!!」
迅バーニングは構えたと思ったら何処かへ飛んで逃げて行った。何なんだあいつ?不気味にヤバそうかと思ったら子供みたいな性格だし…
剣斬
「まぁあいつの事は置いといて、まだメギドレイダーは残っているからそいつらを倒す!!」
俺はメギドレイダーと戦っている二人の元へ超高速移動して向かった。
剣斬
「二人共!!」
バルカン
「湊!?何だその姿!?」
剣斬
「こいつらは任せて!!」
ゴーレムライオンレイダー
「グオォォォ!!」
メギドレイダー達はガトリングガンを向けて俺に撃ってきたけど、俺は速く移動している為、石の銃弾に全く当たらず、接近していって攻撃しまくった。
バルキリー
「速い…ハリケイングといい勝負、いやそれ以上かも!」
《ダイナマイティングボライド!》
巨大なガトリングガンと腕を作りだして、
俺に攻撃を当てようとしているみたいだけど、俺は攻撃を避けていって、再びメギドレイダーに接近して二体のベルトを攻撃して、ベルトを破壊して、メギドレイダーの姿から普通のメギドの姿にへと戻った。
剣斬
「これなら普通に倒せるな!!」
俺は収めていたワンダーライドブックを取り外して、
速読機に神風忍王伝のワンダーライドブックを読み込ませた。
《神風忍王伝!ニンニン!》
《翠風速読撃!ニンニン!》
剣斬
「神風剣舞!二刀烈風連撃!」
俺は速く動き、メギド二体を目にも留まらない速さで連続で斬っていってから、最終的に竜巻のように回転しながら蹴りをくらわして二体纏めて貫いてメギドを撃破した。
剣斬
「よし…倒した…」
バルカン
「凄いな湊、あのレイダーは結構強敵だったんだぞ。」
剣斬
「ありがとうございます…おっと…」
バルキリー
「あぁちょっと!」
俺は気が抜けて倒れそうになったけどニャン子に支えてもらった。
バルキリー
「せっかく格好良く倒したんだからしっかりしなさいよ。」
剣斬
「しょうがないだろ…これ始めて使ったんだから気も抜けるって…」
俺はそう言いながら、俺達は変身を解いた。
希子
「まっ、あんた…迷いは吹っ切ったみたいね。」
湊
「まぁな……迷惑かけたな…ごめん…」
希子
「お詫びはまた後日頼むわね。今はそれよりほら!」
ニャン子は急に俺を突き飛ばして、俺は急だったからそのままよろけながら誰かにぶつかってしまった。
ぶつかった相手は…
璃奈
「み、湊…//」
湊
「り、璃奈!//」
俺は璃奈とぶつかってそのまま押し倒すような感じで倒れてしまって、俺と璃奈の顔は近かった。
希子
「あっ…あらら〜」
愛
「湊も大胆だね〜」
蒼希
「こらこら、けど俺達は邪魔そうだから後はごゆっくり〜」
そう言って蒼希先輩と宮下先輩とニャン子は俺達を見て
ニヤニヤしながら去って行った。
おい!このまま放置にすんなよ!
璃奈
「湊…//」
湊
「あぁごめん!今退けるから!!」
俺は慌てて立ち上がって、璃奈に手を貸して起こした。
璃奈
「ありがとう…//」
湊
「いや、俺こそごめん…//」
いや…待て待て、押し倒して謝るのはともかく、
別に謝らないとな…
湊
「璃奈…今まで本当にごめん!ずっと寂しい気持ちにさせて…」
俺は今までしてきた事を璃奈に謝った。
湊
「璃奈も辛かったのに俺…自分勝手に一人で抱え込んで心を塞ぎ込んで…泣かせたりして…」
璃奈
「いいよ。もう…」
湊
「けど…」
璃奈
「璃奈ちゃんボード、プンプン!それ以上言ったら怒る!」
ボードの顔が怒ってる…あっいや…雰囲気でわかるけど、マジで怒りそうだ…
湊
「わ、わかった…」
璃奈
「それならいいよ。それと……//」
湊
「?」
璃奈
「湊の返事は…どうなの?//」
璃奈は顔を真っ赤にして聞いてきた…
俺の返事…そうか告白のか…そんなのもちろん…
湊
「俺も璃奈の事が好きだよ。とゆうより…実はちょっと前に告白しようとしてたんだぞ…俺が仮面ライダーの記憶が戻った時に…//」
璃奈
「あの時伝えようとしてたのはそうだったんだ。」
湊
「まぁヘタレでダッシュで逃げちまったけどな…」
璃奈
「けど、湊も私の事が好きで…嬉しい//」
湊
「それは俺だって嬉しいよ…まぁその…これからもあらためて宜しくな…//」
璃奈
「うん。宜しく//」
湊
「!?」
璃奈…本人は自覚してないのかな…
璃奈
「どうしたの?」
湊
「いや…何でもないよ。これから久しぶりにゲームでもしようぜ!」
さっき…一瞬だけど、璃奈は笑顔になっていた。
めちゃくちゃ可愛かった…
いつか、この笑顔が当たり前に見れるようになれたらいいな。
湊
「あっ、もしもし、ミア?」
ミア
『湊?どうしたの?湊から電話なんて珍しいね。』
湊
「実はちょっと今日友達の家に泊まる事になってさ、母さんに伝えといてくれるか?」
ミア
『いいけど…湊』
湊
「何だ?」
ミア
『何か良い事でもあった?』
湊
「何でそう思うんだ?」
ミア
『だって声が嬉しそうなんだもん。』
湊
「そうか?別に普通だけど?」
ミア
『まぁそうゆう事にしておいてあげるよ。
それじゃあ璃奈に宜しくね!bye!』
湊
「おい!璃奈の事なんて一言も言って…
まったく…ミアにも心配かけたみたいだから何かお詫びしねぇとな」
俺はスマホをポケットにしまってから璃奈の部屋に戻って行った。
璃奈の家にいる理由?
久しぶりにゲームしようと言ったら招待されて、
白熱して遅くなるから泊まる事になったからミアに連絡したって訳だ。
てか…付き合い始めていきなり彼女の家に泊まるって俺…
かなり思い切ってるな…
璃奈
「湊、始めよう。」
湊
「あぁ!」
まぁでも…これぐらいしないとな
湊
「って!?璃奈ちょっと!俺久しぶりにやるってのに手加減ナシかよ!?」
璃奈
「問答無用。」
湊
「厳し〜!」
俺と璃奈は徹夜でゲームをやって、
お互いに空いた時間を埋めていった。
湊視点…終
???視点…
「はぁ…また仮面ライダーは強くなったな〜」
何で仮面ライダーは…いや、人間達はあんなにも強くなれるんだろう…
本当不思議だよ人間って…
シトイ、最近じゃイリマまで人間に興味を持ってるみたいだし…
「僕も人間をよく知ったら強くなれるかな?」
よし!シトイに会って聞いてみよう!
僕はシトイに会いに行く為、飛んで行った。
次回 不吉な予感…
どうも作者です!
今回も出ました。
剣斬のオリジナル形態
仮面ライダー剣斬
神風忍王伝
左腕に『サモンアームズ』の剣斬版、
『忍術機』が装備されて、
身体の装甲が変わって、長めの羽織りを纏っています。
このワンダーライドブックは、
『心・技・体』の三つがある程度強くないと使えません。
最初に使えなかったのは技と体の条件はクリアしていましたけど、心だけ条件をクリアしてなかった為使えなかった。
サイズは少し大きめです。
そして剣斬の『忍術機』は『サモンアームズ』
と似たような物です。
名前を変えたのは忍者は召喚なら口寄せの術とかありますけど、他の術を召喚に例えるとちょっと変な感じがしたので忍術を使うのをメインにしているので名前を変えました。
使える忍術は四つ使えます。
今回は三つ使用したので後一つは後程の楽しみを
剣斬の強化形態に羽織りを纏わせたのは、
自分の中では忍の頭領は羽織りを着ているイメージがあったからです。(あの有名な忍者漫画のように)
さて、ようやく剣斬の心が救われました。
後残りはブレイズのみです。
考えてみれば、前回の37・5話で久しぶりに変身前でまともに喋った気がする…
仲間全員揃って無事平和な学園祭を迎えられるのか…
それでは続きは次回で!
ラブコフのぬいぐるみ出ないかな…
(めっちゃ可愛いから癒やされるんだよな〜)