虹の元へ集結する仮面の戦士達   作:Barukann

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あけましておめでとうございます。
ちょっと一日早いですけど祝、連載一周年!



第42話 予期せぬ再会と剣士としての覚悟

 

志貴視点…

 

あの後、僕はしずくさんに謝って、

凄く怒られたけど…許してくれた。

 

他のみんなにも心配かけた事も謝ってみんなは僕を受け入れてくれて僕は少しずつ離れていた間の時間を埋めていっていた。

 

けど…やっぱり僕の心の傷は…

 

そう簡単には癒えないな…

 

本当僕は弱いな…いけない!

またこんな暗い気持ちになっていたら、

しずくさんに怒られるな

 

志貴

「気持ちを切り替えないと!

確か今日もしずくさんの演劇の練習を手伝わないといけないんだった!」

 

僕は演劇の台本を持って、同好会の部室に向かった。

 

志貴

「ん?」

 

今…気のせいかな?

このワンダーライドブックが光った気が?

 

光った気がしたワンダーライドブックは、

《タテガミ氷獣戦記》だった。

 

志貴

「気のせいだよな…?しかしこのワンダーライドブック今の僕に使えるのかな…前の世界でも少ししか使えなかったし…おっといけない!急がないと!」

 

僕はワンダーライドブックをしまって、

同好会の部室に向かった。

 

そして…僕は…思ってもみなかった人物と出会う事になるなんて…この時は思ってもみなかった…

 

 

志貴視点…終

 

 

侑視点…

 

学園祭開催まで後もう少し、

みんなから離れていた志貴君も戻ってやっと前みたいにみんなと一緒になれたから、みんなも安心して学園祭を楽しく過ごせそうだ。

 

私と侑利は部室で作業をしていた時、

私は個人的に気になる事を思い出した。

 

「そういえば侑利は学園祭当日どうするの?」

 

侑利

「え?俺?急にどうした?」

 

「いや何となく、だって侑利ってこの世界じゃこの学園の生徒じゃないしどうするのかな〜って」

 

侑利

「そうだな…普通に来場客として楽しもうと思う。

(まぁ今さら来場客ってのもアレな感じがするな…俺普通にここに同好会の部室の窓から入ってここに来てるしな…今まで同好会の子達以外誰にもバレてないのが奇跡だな…)」

 

「だったらさ、私と一緒に回らない?」

 

侑利

「何?俺は別に構わないけど…音楽科は何かやらないのか?」

 

「今年は展示と合唱とか披露するけど、私は転科したばかりだしやる事ないんだ。だからみんなのクラスを回ろうとしたんだけど侑利も一緒にどうかなって?」

 

侑利

「そうか、それなら一緒に回ろうか、一人より二人の方が楽しいしな!」

 

「それじゃあ当日一緒にね。」

 

ユウ

『へぇ〜やるじゃん侑〜侑利君をデートに誘うなんて〜』

 

「(な、何言ってんのユウ!?//別にそうゆう意味で誘ったんじゃ…//)」

 

ユウ

『いくら侑利君が別世界の私達でも、格好いい男子に変わり無いんだから好意を持ってもいいんじゃない?

あっ、ちなみに私も侑利君は異性としては好きだよ。』

 

「(もう…ユウ!!//)」

 

一緒に戦うようになってから、最近私の心の中でユウがとんでもない事を言ってくるようになったな…

 

ユウって大胆なところがあるよね…

何て言うか…果林さんみたいにお姉さん感があるし…

妹がいるだけでここまで別性格になるんだね…

 

侑利

「早く学園祭が待ち遠しいな〜!みんなのライブも見てみたいしな!」

 

「何だか侑利が一番学園祭を楽しみにしてるよね。」

 

侑利

「まあな、本当なら…俺は前の世界でみんなと一緒に学園祭を楽しむ筈だったから余計にそう思うのかもな…」

 

「あっ……何か…その…ごめん…」

 

侑利

「気にするな…それに…俺が前いた世界で死んだのは天罰みたいなもんだしな…」

 

「どうゆう事?」

 

ユウ

『そういえばさ…侑利君は前の世界でどうして死んだんだろう?私や侑はどう死んだかはお互い知ってるし…』

 

確かに…侑利はどうして死んだんだろう…

侑利の世界の事は聞いたけど、どうして死んだのかは聞いた事はない…

 

侑利

「俺が死んだ理由を知りたいのか?」

 

「え、何で急に…」

 

侑利

「知りたそうな顔してたぞ。」

 

「うぅ…ごめん…」

 

侑利

「いいんだ。俺が死んだ理由はな…話したいんだが…

実はよく覚えていないんだ。」

 

「覚えていない?」

 

侑利

「とゆうより記憶が曖昧な感じでな…

ランジュと和解してから部のみんなが同好会に戻ったり新しく入ったりしたところまでは覚えているんだけど…そこから先の記憶が何て言うかボヤけている?みたいな感じなんだ…最後に少し覚えていたのは……血まみれになった部室と…倒れているみんなと…俺も血まみれになっていた…俺は最後に頭をやられて、それから死んで気がつくとゴーザの所にいたんだ。」

 

「みんな血まみれにって…!?どうしてそんな事に!?」

 

侑利

「多分誰かが同好会を襲って俺はみんなを守ろうとしたんだけど守れなかったんだろうな…頭を鈍器か何かで殴られたから記憶が曖昧なんだ…」

 

侑利の前の世界の出来事は…

何だか壮絶な事になったみたい…

誰が侑利の世界のみんなをそんな酷い事を…!?

 

侑利

「あぁ〜こんな暗い話しは終わりだ終わり!

みんなの練習の様子を見に行こう!」

 

侑利は暗い気持ちを切り替えようと、そう言って部室から出て行こうとした時…

 

かすみ

「侑先輩〜!!大変です〜!!」

 

侑利

「おわっと!?」

 

「かすみちゃん!?」

 

突然慌てたかすみちゃんが部室に入って来た。

凄い慌てようだけど…何かあったのかな?

 

侑利

「何だ急にどうした!?」

 

かすみ

「しず子が…しず子が!!」

 

「しずくちゃんがどうしたの!?」

 

かすみ

「しず子が……おかしくなっちゃったんです!!」

 

侑 侑利

「………はい?」

 

しずくちゃんが…おかしくなった?

どうゆう事なの?

 

私と侑利は二人揃って頭に?が浮かんだ…

 

かすみ

「とにかく来てください!!」

 

侑利

「とりあえず…行ってみようか…」

 

「う、うん…」

 

とりあえず私達はかすみちゃんに着いて行った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かすみ

「ほら!あれです!」

 

私と侑利は屋上に着くと…そこには…

 

エマ

「し、しずくちゃん!?本当にどうしたの!?」

 

しずく?

「あぁ?だから誰だってんのよ!そのしずくって!?」

 

璃奈

「だからしずくちゃんの名前だって…」

 

しずく?

「何あんた?何でそんな無表情なのよ?もうちょっとにーっと笑いなさいよ〜可愛い顔してんだから〜」

 

璃奈

「わわ〜!」

 

しずく?ちゃんは璃奈ちゃんのほっぺを引っ張りながら少し悪そうな顔をしていた…

 

「りなりー!!ちょっとしずく!本当にどうしたの!?」

 

しずく?

「えぇ?私がちょ〜と可愛くしてやろうとしただけじゃないのよ?」

 

果林

「一体どうしたってのよ…?」

 

かすみ

「あんな感じにしず子が変になっちゃったんです!」

 

「た、確かに…しずくちゃんって…あんな乱暴な感じじゃないよね…演劇の稽古にも見えないし…」

 

しずく?

「そこのあんた!眠そうにしてないでもうちょっとシャキッとしなさいよ!シャキッと!!」

 

彼方

「こんなのしずくちゃんじゃないよ〜!」

 

せつ菜

「しずくさんはこんなに怒鳴る人じゃありませんよ」

 

しずく?

「怒鳴ってないわよ!!」

 

歩夢

「しずくちゃん…本当に何があったの?

何か私達悪い事したかな…?」

 

しずく?

「あぁ?何ビクビクしてんのよ!?女はもうちょっと堂々としなさいよ!!」

 

歩夢

「ひぃ…」

 

侑利

「ストップ!ストップ!歩夢が泣きそうになってるって!」

 

しずく?

「何よあんた?」

 

侑利

「しずく…お前本当にどうしたんだ?

まさかお前…しずくに似たメギドか何かか?」

 

しずく?

「はぁ!?ふざけんな!私がメギドな訳ないでしょ!

てか、あんた何でメギドの事知ってんのよ!?」

 

侑利

「それともヒューマギアか!?」

 

ユウ

「それなら私の出番だね!」

 

私はユウに代わって侑利と一緒に聖剣を構えた。

 

しずく?

「闇黒剣月闇!?…あんた…カリバーか!!」

 

しずく?ちゃんは私を睨んで、

突然素早く動いて侑利の聖剣を奪い取って私に襲いかかって来た。

 

しずく?

「よくも私の聖剣を破壊してくれたわね!!

イザクの下僕が!!」

 

ユウ

「ちょっ!急に何言ってんのしずくちゃん!!

私はイザクと関係ないってば!」

 

しずく?

「嘘をつくな!その闇黒剣月闇を忘れる訳ないじゃない!

この恨み…晴らしてやるわよ!!」

 

しずく?ちゃんはもの凄い猛攻で攻撃してきた…

 

ユウ

「ちょっ!しずくちゃん!?」

 

かすみ

「しず子!?」

 

歩夢

「やめてよ!二人共!!」

 

侑利

「何だ…あの剣技…しずくの動きじゃないぞ!?」

 

ユウ

「ちょっと…ヤバい…強い…!」

 

しずく?

「もらった!!」

 

私は闇黒剣月闇を弾かれて、しずく?ちゃんは私に向けて聖剣を振ってきた。

 

歩夢

「侑ちゃん!!」

 

私に聖剣が当たる直前…しずく?ちゃんが振った聖剣は何かにぶつかって防がれた。

 

志貴

「何してるんですか…しずくさん!!」

 

ぶつかった何かは志貴君の聖剣だった…

た、助かった〜…

 

しずく?

「何あんた?イザクの仲間?」

 

志貴

「そんな訳ないだろ!!」

 

しずく?

「てか…あんたのその聖剣…水勢剣流水!?

何であんたがアイツの聖剣を持ってるのよ!!?」

 

志貴

「これは僕のだよ!!」

 

志貴君としずく?ちゃんはお互いに聖剣でぶつかりあった…

 

歩夢

「侑ちゃん大丈夫!?」

 

「うん…それより…」

 

ユウ

『あの強さ…しずくちゃんじゃないわよ!?

まるでベテラン剣士みたいに強かったわ…』

 

志貴君としずく?ちゃんはお互いに激しく、聖剣での戦いを繰り広げていた…確かにユウの言う通り…しずくちゃんじゃないみたい…だってあんなに剣の扱いになれてる訳ないはずなのに…

 

しずく?

「こいつの剣技…そんな訳が…!!」

 

志貴

「この剣技は…まさか!?」

 

志貴君は素早く動いてしずく?ちゃんの持っていた侑利の聖剣を弾いて、聖剣を首元に突きつけた。

 

志貴

「……しずくさん…いや…君なのか…!?」

 

しずく?

「この技……姿は違うけど……あんたなの?」

 

志貴

「何で君が…トゥリクル!!」

 

しずく?

「あんたなのね…何よ…気弱そうな姿になって……

うわ〜ん!!」

 

しずく?ちゃんは突然泣き始めた…

 

かすみ

「しず子…?」

 

せつ菜

「水守さん一体どうゆう事なんですか?」

 

志貴

「え〜と僕も驚いてるんですけど…

彼女は見た目はしずくさんですけど…

中身は僕がいた前の世界にいた人物、

元剣士候補…名前はトゥリクル…

僕の前の世界の恋人…です……」

 

志貴としずく?以外

「え……えぇ〜〜〜!!!?」

 

志貴君の前の世界の恋人!!?

まさかの予想外の事に私達は驚いた。

 

 

侑視点…終

 

 

涼牙視点…

 

 

涼牙

「トゥリクルだと!?本当に言ってるのか!?」

 

俺は学園祭の準備の休憩時間にせつ菜に突然呼ばれて、

俺と雷斗は同好会の部室にやって来ると…

何時もと雰囲気が違う桜坂さんがいて…話しを聞くと、

トゥリクルだって事を聞いて驚いた。

 

しずく(トゥリクル)

「あんた達…セイバーとエスパーダなの!?

へ〜随分と若くなったわね〜…他の剣士もそんな感じになってるの?」

 

雷斗

「あぁ、土門さん、バスターも俺達の一つ年上だしな。」

 

しずく(トゥリクル)

「マジで言ってんの!?あのオッサンが!?

あははは!!何か笑えるわね〜あのオッサンが若くなってるなんてね〜」

 

雷斗

「そうゆうお前は本当に口が悪いよな〜…そんなんだから誤解されるんだぞ」

 

しずく(トゥリクル)

「別に良いでしょ!私が丁寧な口調だとおかしいでしょ!」

 

かすみ

「しず子の姿で言われたら余計に変だよ…」

 

しずく(トゥリクル)

「何よこのちっちゃいの!何か文句あんの!?」

 

かすみ

「ひぃぃ!雷斗〜!」

 

雷斗

「こらトゥリクル!俺の彼女を泣かすな!!」

 

しずく(トゥリクル)

「そのちっちゃいのあんたの彼女なの?

それはごめんね〜え〜と……かす子?」

 

かすみ

「かすみんです!!何ですか!かす子って!!?」

 

志貴

「話してるところ割り込んで申し訳ないですけど…

トゥリクル!何で君がしずくさんの身体にいるか教えてくれ!」

 

しずく(トゥリクル)

「え〜と…何か狭い所にいて…無理やり出て行くとその勢いで気がつくとこの子の身体の中にいたって訳よ」

 

志貴

「狭い所?何処の事?」

 

しずく(トゥリクル)

「何処って……あっ!そうだ!ワンダーライドブックの中にいたのよ!出た時に何か青い本が見えたからそうよ!」

 

志貴

「青いワンダーライドブック…まさか…!?

あの時これが光ったのは気のせいじゃなかったのか?」

 

涼牙

「それって…《タテガミ氷獣戦記》か…なるほどな…

それならトゥリクルの意志が入ってる…とゆうより宿っているのは不思議じゃないな…」

 

せつ菜

「どうゆう事ですか?」

 

涼牙

「この本には戦ってきた代々の剣士たちの意志が宿るって言われてるんだ…まぁ宿っている意志が飛び出して来るなんてのは聞いた事はないけどな…」

 

しずく(トゥリクル)

「あぁ、そうゆう事ね。だから身体から煙みたいなのが出てるのね。」

 

エマ

「わっ!?しずくちゃんの身体から煙が出てる!?」

 

桜坂さんの身体から少し煙が出ていて…

少しすると煙が消えた…

 

果林

「今のは何?」

 

しずく(トゥリクル)

「多分私の魂が成仏しようとしてんじゃない?

私だって死んでるし…ちょっとしたらこの身体の意志は元通りになるわね。」

 

璃奈

「つまりトゥリクルさんが成仏したらしずくちゃんの意志が元に戻るって事?」

 

しずく(トゥリクル)

「そうゆう事」

 

彼方

「しずくちゃんの意志は今どうなってるの?」

 

しずく(トゥリクル)

「う〜ん…多分寝てるわね。呼びかけてるんだけど、突然私が憑依したから気を失っているみたいね。まぁ元に戻るまでは宜しくね〜」

 

トゥリクルは呑気な感じで言ったけど…トゥリクルの事を知っている俺達はわかってはいるけど…同好会のみんなは警戒しているように見えた。

 

しずく(トゥリクル)

「…う〜ん…ただジッとしてるだけじゃつまんないわね…

ねぇブレイズ!」

 

志貴

「な、何ですか?」

 

しずく(トゥリクル)

「せっかく生まれ変わって出会えたんだから、

今から私とデートでもしよ!」

 

志貴

「んな!?//きゅ、急に何言ってるんですか!?//」

 

しずく(トゥリクル)

「は〜い黙る〜!さっさと行くわよ〜!」

 

志貴

「ちょ、ちょっとトゥリクル!?おわ!?」

 

しずく(トゥリクル)

「それじゃあ私達行って来るわね〜!

あっ、それとさ…」

 

トゥリクルは志貴を部室の外に出した後、

同好会のみんなに振り向いた。

 

しずく(トゥリクル)

「……お姉さん何か…怖がらせちゃったわね…

ごめん…ちょっとアイツと最後に思い出作ったら

この子の身体返すから…それじゃあ!ごめんね!」

 

みんなに向けて頭を下げて、

トゥリクルは部室から出て行った。

 

歩夢

「何だか…怖い人かと思っていたけど…」

 

エマ

「素直に謝ってくれたね。」

 

侑利

「意外と礼儀正しいんだな…」

 

雷斗

「トゥリクルは荒っぽいし口は悪いが根は優しいんだ。」

 

「お姉さんって言ってたけど…どうゆう事?」

 

涼牙

「お姉さんって言ってるけど、トゥリクルは生前はまだ成人手前だったぞ、年齢で言うと…高校三年生くらいだ。」

 

果林

「私と変わらないじゃない!?」

 

せつ菜

「けどトゥリクルさんってそんなに若い時に…」

 

涼牙

「あぁ…亡くなった…」

 

当時はイザクに殺されたと思っていたけど…

実際はイザクにメギドにされてから志貴が倒して…

死んだんだったな…

 

この出会いは何かの運命なのかもな…

 

 

涼牙視点…終

 

 

志貴視点…

 

 

僕はあの後…しずくさん…

 

いや、しずくさんに憑依したトゥリクルにあっちこっち連れ回されていた…

 

本当に昔からこうゆうところは変わらないんだから…

 

けど…

 

この感じは懐かしいな…

 

 

しずく(トゥリクル)

「あははは!!いや〜この世界楽しいわね〜!

げーむせんたーって所も面白かったし、あんたのオススメのマウンテンパンケーキも美味しかったしね〜!!」

 

志貴

「それは良かったよ。」

 

しずく(トゥリクル)

「この身体の子も幸せね〜!

そういえばこの身体の子ってどんな子なの?」

 

志貴

「しずくさんは演劇とスクールアイドルを両立していて凄い子だよ。」

 

しずく(トゥリクル)

「演劇はわかるけど…すくーるあいどる?何それ?」

 

志貴

「スクールアイドルって言うのはですね…」

 

僕はトゥリクルに説明した。

何か僕がスクールアイドルの事を説明するって変な感じだな…

 

しずく(トゥリクル)

「簡単に言うと人気者って事ね!」

 

志貴

「まぁそんなところかな。」

 

しずく(トゥリクル)

「ところでブレイズ、あんたこの子の何処が好きなの?」

 

志貴

「ブフォ!い、いきなり何言うの!?//」

 

しずく(トゥリクル)

「その反応見ててもわかるわね〜この私が気づいてないとでも思った〜?これでもあんたと付き合っていたんだからお見通しよ〜」

 

志貴

「うぅ…まったく変に勘が鋭いのは相変わらずだな…」

 

しずく(トゥリクル)

「まあね〜ほらほら話しなさいよ〜」

 

志貴

「わかったよ…(元カノに話すのは変な感じだな…)」

 

僕はトゥリクルにしずくさんの事を話した。

自分が今思う気持ちの事を…

 

しずく(トゥリクル)

「優しい子じゃん…泣き虫のあんたにはぴったりね。」

 

志貴

「泣き虫は余計!」

 

しずく(トゥリクル)

「まぁでもあんたがこの世界で幸せに過ごしているなら、私も嬉しいな、だって私があんたを見た最後の顔が泣いてる顔だったんだもの、死んでからも心配してたのよ。」

 

志貴

「何だよトゥリクル、珍しく素直に言うな」

 

しずく(トゥリクル)

「そりゃあ私だって素直に言う時はあるわよ!

それにもう…時間みたいだしね…」

 

トゥリクル…しずくさんの身体から再び煙が出ていた…

 

志貴

「トゥリクル!?」

 

しずく(トゥリクル)

「はい泣きそうな顔しない!今度は笑顔で見送ってよ…

あんたが泣き虫じゃないとこくらい見せなさい…ん!?

ブレイズ!!危ない!!」

 

志貴

「何がって…おわ!?」

 

僕はトゥリクルに言われて振り向くと、

何かの攻撃が飛んできて、咄嗟に聖剣で防いだ。

 

何の攻撃だ…!?

 

攻撃が飛んできた方を見ると…そこいたのは…

 

「グギ…ギギ…ガ…」

 

しずく(トゥリクル)

「何あの気持ち悪い奴は!?」

 

志貴

「あれは…アーク!?」

 

攻撃してきたのは…アークゼロだった…

けど変なのはベルトの部分が違う…

ベルトの部分がブックが埋め込まれたようになってる…

 

アークゼロ?

「ギギ…ガ…これはこれは水の剣士じゃありませんか〜

あなたと遭遇するとはね〜!」

 

志貴

「その声は…!?」

 

しずく(トゥリクル)

「このイラッとした話し方…イザクか!?」

 

アークゼロ?

「フハハハ!!これは音声で私が喋っているだけですよ…本体の私は別の所にいます…まぁそれは置いといて…

あなたにはこの《アークメギド》の実験に付き合ってもらいましょうか!!さぁ行け!!」

 

アークメギド

「グガガ…ガァァァァ!!」

 

ベルト部分の本が開いてアークゼロの姿が変わり、

人型から化け物のような姿に変わった。

 

アークメギド

「グガァァァァ!!」

 

志貴

「トゥリクルは離れていて!」

 

《キングライオン大戦記》

 

志貴

「変身!!」

 

『流水抜刀!』

 

『キングライオン大戦記!』

 

『それすなわち、砲撃の戦士!』

 

ブレイズ

「はあぁぁぁ!!」

 

俺は変身してアークメギドとか何か訳のわからねぇ奴に向かって行った。

 

アークメギド

「ガァァァァァァァ!!!」

 

アークメギドは腕を剣に変えて俺に攻撃してきた。

 

ブレイズ

「おっと!くっ!何てパワーだよ!!うらぁ!!」

 

俺は攻撃を防いでから相手に反撃したが…

 

アークメギド

「ガァウ…」

 

ブレイズ

「んな!?こいつ効いてないのか!?んな訳!!」

 

俺は連続で聖剣で攻撃していったが…

アークメギドは全くダメージが効いていなかった…

 

ブレイズ

「だったらこいつでとうだ!!」

 

『流水咆哮!』

 

『キングライオン大チェンジ!』

 

『さらには、ライオン変形!』

 

ブレイズ

「ウガァ!!」

 

ライオン形態になって飛びかかって攻撃していったが、

アークメギドは俺の攻撃を軽く避けていき、

ダメージを与えるどころか攻撃が当たらなかった。

 

ブレイズ

「!?」

 

アークメギド

「ガァァァァ!!」

 

アークメギドは攻撃を避けてから俺に連続で攻撃してきて、最後に咆哮による攻撃をしてきて俺はふっ飛ばされて人型に戻ってしまった。

 

ブレイズ

「ぐあ!!何だよあいつ…!?強い…」

 

アークメギド

「ガァァァァ!!」

 

ブレイズ

「こうなりゃこいつを使って…あだ!?」

 

俺が別のワンダーライドブックを使おうとした時、

後ろから思いっきり蹴られた。

 

ブレイズ

「痛えなトゥリクル!何しやがる!?」

 

しずく(トゥリクル)

「それはこっちの台詞よ!何よ!あんためちゃくちゃ弱くなってんじゃない!!」

 

ブレイズ

「誰が弱いだ!?相手が強いだけ…」

 

しずく(トゥリクル)

「言い訳すんな!!確かにあの得体の知れない奴は強いかも知れないけど、今のあんたの姿なら簡単に倒せるわよ!」

 

ブレイズ

「何…簡単な事言って…」

 

しずく(トゥリクル)

「いや!あんたなら余裕で勝てる!!

それとも何?私がいなくなってからあんたの剣士としての覚悟はショボくなったの!?」

 

ブレイズ

「んな…!?」

 

しずく(トゥリクル)

「私はもういなくなる…せめてさ…

最後にあんたの強い所を見せて安心させてよ!!

あんたは水勢剣流水に選ばれた剣士!

ブレイズでしょ!剣士ならいつまでもへこたれてるんじゃないわよ!!」

 

ブレイズ

「トゥリクル……まったく…お前って奴は…」

 

アークメギド

「ガァァァァ!!」

 

アークメギドは俺に向かってきたが…俺は…

 

『流水居合!』

 

『読後一閃!』

 

ブレイズ

「せやぁ!!」

 

向かってきたアークメギドに一閃をくらわし、

ダメージを与えてやり、アークメギドは膝をついた。

 

ブレイズ

「見てろよトゥリクル…俺の強さと覚悟…

お前にちゃんと見せて、安心させてやるよぉ!!

行くぜ!おらぁ!!」

 

俺は膝をついているアークメギドに隙を与える間もなく、聖剣で攻撃をくらわしていった。

 

さっきまで効いてなかったけど…今は効いてる…

 

やっぱり俺は心の何処かで剣士としての覚悟を疎かにしていたのかもしれない…

 

トゥリクルを失ってから…俺はただひたすら荒ぶって敵を倒していっていた…この世界で記憶が戻ってからも…ずっとそうだった…

 

メギドになったしずくを攻撃した時…

 

俺の中のトラウマが蘇って…また心が弱くなって…

 

ひたすら荒ぶって戦っていた…

 

けど俺はまたお前と出会って…

 

心強い言葉をかけてもらって…

 

俺は疎かにして忘れていた剣士の覚悟を思い出せた。

 

 

トゥリクル……ありがとう……

 

もう大丈夫だ…俺は…また前へと進めるよ…

 

剣士として…この世界を守る為にな!!

 

 

ブレイズ

「うぉらぁ!!」

 

アークメギド

「ガァァァァ!!」

 

『スペシャル!ふむふむふーむ…』

 

『完全読破一閃!』

 

ブレイズ

「ライオネル・ソウル・スプラッシュ!!」

 

アークメギドに近距離で超巨大な水の刃を飛ばして、相手をぶっ飛ばしてやり、アークメギドはさっきまで威勢が良かったけどもうボロボロになっていた。

 

ブレイズ

「こいつで…トドメだぁ!!!」

 

聖剣をベルトに納刀してから、

キングライオン大戦記のワンダーライドブックのページを二回押し込んだ。

 

『キングライオン必殺読破!』

 

『キングライオン必殺撃!』

 

俺は飛び上がって強烈な水流を纏いながら、

蹴りの体制でアークメギドに突っ込んでいった。

 

ブレイズ

「ライオネル・グランド・カスケードぉぉぉ!!!!」

 

アークメギドに一撃をくらわして、

相手は叫びながら爆発して、俺は着地した。

 

ブレイズ

「勝った…」

 

しずく(トゥリクル)

「ほら…やれば出来るじゃ…ない…」

 

ブレイズ

「なっ!?」

 

俺は変身を解いて突然倒れたトゥリクルの元へと近寄った。

 

志貴

「トゥリクル!!」

 

しずく(トゥリクル)

「もうお別れの時間ね…あ〜あ…せっかく格好いいところを見れて惚れ直したのにな〜…」

 

身体から煙が出てる…

しかもさっきまでよりも多く出ている…

本当にお別れなんだな…

 

しずく(トゥリクル)

「ほら…ま〜た泣きそうな顔してる…

さっきまでの格好いい剣士は何処にいったのよ…

それとも私がいないとまた弱くなるとかないわよね…」

 

志貴

「そんな訳ないよ…僕は…」

 

泣きそうなのを堪えて…

僕は消えそうになっている彼女に安心させる為に、

こう言った…

 

志貴

「僕は…前に進むよ…トゥリクルが安心出来るように、

もっと強くなって…この世界を守るよ…」

 

しずく(トゥリクル)

「へぇ…言うじゃない…けどあんたの目は嘘をつきそうな目をしてないわね…これなら安心出来るわね……

ブレイズ……また会えて良かった……あんまりすぐに私の所に来ないでよね……それじゃあね…バイバイ…」

 

煙が消えたと同時にトゥリクルは目を瞑った…

 

志貴

「僕も…会えて良かったよ…

さようならトゥリクル…いつかまた出会えたら…」

 

 

志貴視点…終

 

 

しずく視点…

 

 

しずく

『うぅ…あれ?ここは?』

 

目が覚めると何もない真っ白な所にいた…

ここは?私は確かみんなと練習していた筈なのに…

 

『ねぇ!』

 

しずく

『え?』

 

振り向くと…そこには私と同じくらいの女の人がいた。

 

『やっと目が覚めたわね〜私のせいでごめんね!』

 

しずく

『あなたは?』

 

『私はトゥリクル、ブレイズの元カノよ。』

 

しずく

『えぇ!?』

 

元カノって…もしかして志貴君が前の世界でメギドにされて倒した人!?

 

トゥリクル

『まぁ驚くわね〜私がここにいるのはちょっと訳ありでね、後で訳はブレイズに聞いてね、私はもう消えるから』

 

トゥリクルさんは身体が少しずつ消えていっていた。

 

しずく

『あなた…身体が!?』

 

トゥリクル

『まぁ成仏するだけだから……さて、消える前に単刀直入に聞くわよ!あんた!ブレイズの事、一人の男として好き?』

 

しずく

『へ!?//い、いきなり何ですか!?//』

 

トゥリクル

『その反応は脈アリね。それだったらお願いがあるわ』

 

トゥリクルさんは真剣な表情をして私にお願いを言ってきた。

 

トゥリクル

『同じ人を愛した者としてのお願い、

アイツは…泣き虫なところがあって無茶するところもあるからさ…私が支えてあげられないぶん…支えてあげてくれる?』

 

しずく

『それって……』

 

トゥリクル

『本当の本当にお願い!私が最後に出来るのはこうしてあんたに頼む事しか出来ないのよ!…アイツを支えて!!』

 

しずく

『……大丈夫ですよ…』

 

トゥリクル

『え?』

 

しずく

『私は志貴君を絶対に支えるって決めてます。

あんなに一人で抱え込む人を一人にさせたくありませんから、安心してください。』

 

トゥリクル

『……あはは…本当に良い子ね…

こんなに優しい子なら任せても大丈夫ね…

ブレイズを…お願いね……しずく…』

 

しずく

『はい…トゥリクルさん…』

 

トゥリクル

『しかし…あんたの名前と私の名前……それにあんたの身体を借りてて変にしっくり感があったし…あっ!?…そうゆう事ね…』

 

しずく

『どうしたんですか?』

 

トゥリクル

『ブレイズに伝えておいて…私達はもう…気づいてないだけでお互いに再び出会えているってね…』

 

しずく

『それってどうゆう意味ですか?』

 

トゥリクル

『ヒントは私の名前の意味よ!

それじゃあ後はお願いね!!私の………!!』

 

しずく

『何て言ったんですか?トゥリクルさん!!』

 

トゥリクルさんを呼んだけど…

ここで私の意識はなくなった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しずく

「!?」

 

私は目を覚まして起き上がった…

今のは…夢じゃ…ないよね…

 

「気がつきましたか、しずくさん!」

 

しずく

「志貴君…」

 

志貴君がここにいるし…

何より今いる場所が学校の屋上じゃないって事は、

さっきのは夢じゃないんだ…

 

しずく

「私…何してたの?」

 

志貴

「まずは事情を話します。」

 

私は志貴君に事情を聞いた。

トゥリクルさんが私の身体に憑依して行動していた事を、

それと私もトゥリクルさんと話した事を志貴君に話した。

 

志貴

「まさか僕と別れた後にしずくさんと話していたなんて…あいつ何か変な事しませんでした?」

 

 

しずく

「大丈夫だよ。トゥリクルさんは話してみて、優しい人って事はわかったから」

 

志貴

「本当ですか?まぁ何もされてないなら良かった…

それにしても…気づいてないだけでお互いに再び出会えている?どうゆう事何ですか?」

 

しずく

「ヒントは私の名前の意味だって言ってました。」

 

志貴

「名前の意味?…確かトゥリクルって……あっ…

そうか…忘れていたけどそうだった…」

 

志貴君は何かに気づいて少し微笑んだ。

 

しずく

「何かわかったんですか?」

 

志貴

「えぇそれは…」

 

しずく

「それは?」

 

志貴

「秘密です!さぁ戻りましょう!皆さん心配していますよ!」

 

しずく

「えっ!?ちょっと!むぅ!志貴君!

秘密なんてズルいですよ!!」

 

走って行った志貴君を私は追いかけた。

 

志貴君がわかったのはやっぱり、

トゥリクルさんの名前の意味?

 

一体何だろう…?

 

 

しずく視点…終

 

 

志貴視点…

 

昔…前の世界でも聞いた事あったな…

 

ブレイズ

『なぁ、トゥリクル』

 

トゥリクル

『何?』

 

ブレイズ

『お前の名前って変わってるけど何か意味がある名前なのか?』

 

トゥリクル

『何よ急に…まぁあんたになら教えていいか、

この名前さ、偽名なんだよね。』

 

ブレイズ

『はぁ!?何で偽名なんて使ってんだ!?』

 

トゥリクル

『こっちの方が格好いいからよ。』

 

ブレイズ

『何だよそれ…それじゃあ本名は何て言うんだ?』

 

トゥリクル

『私の本名はね…まぁ今の名前を言い換えただけなんだけどね…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…しずくよ…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づいてないだけでお互いに再び出会えている…

 

確かにそうだね…トゥリクル…

 

僕は生まれ変わってこの世界に、

水守志貴として…

 

君は生まれ変わって……僕達は出会えていたんだね…

 

 

この世界でもまた宜しくだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回 学園祭前日と当日





はいどうも!
新年明けの作者です!

新年明けて色々な展開がありますけど、
まずは、ブレイズの前の世界の恋人
トゥリクルについてです。

トゥリクルの意味はしずくです。
最後トゥリクルがしずくに向けて言った言葉は、
生まれ変わりって言ってます。
憑依した事で、しずくが自分の生まれ変わりって事に最後に気づきました。

タテガミ氷獣戦記に宿っていたのは、
トゥリクルの魂の一部みたいなものです。
だから長く憑依できずに、すぐに成仏した事になります。

彼女がタテガミ氷獣戦記から出た理由は…
志貴が会いたいと思った事による奇跡です。

トゥリクルを書いてる時は面白かったですね(笑)
グレてるしずくを書いてる感じがして楽しかったです。

そして…新たな敵、
アークメギド

これは見た目はアークゼロでベルト部分が、
ソロモンやストリウスみたいになっています。

ベルトの本が開く事でメギドのように怪物の姿になります。

こいつの登場により今後アイツらが…
おっと!これは今後の楽しみを…

ラブライブカウントダウンライブは配信にて参加しました。

本当最高の年越しでした…
Liella!でときめいてからの、
虹ヶ咲でテンション上がりまくりで、
そのお陰ですっかりランジュを完全に推しになっちゃうってね、今後のファンミやライブが楽しみです。
Aqoursはもうセトリが良かったです。
久しぶりの九人揃ってだから感動しました。

これはもう円盤出たら買いますね〜
二月の虹ヶ咲のライブも楽しみです。

それでは新年も宜しくお願いします!
次回でまた!

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