虹の元へ集結する仮面の戦士達   作:Barukann

50 / 97

前回が短かったぶん…今回かなり長くなっちゃった…
ちょっとお祭り回なだけあって、
悪ノリしすぎたかな…


第44話 楽しい時間と合同ライブ

 

侑利視点…

 

侑と合流してからまず最初に向かったのは…

何でここが最初なんだよ…

 

「ひぃ!」

 

侑利

「侑、大丈夫かよ?」

 

歩夢

「うわぁ!!」

 

侑利

「いや歩夢まで驚いてどうする!」

 

俺と侑が最初に来たのは、

歩夢のクラスの出し物のお化け屋敷だ。

 

最初に来た理由は、

怖いのを先に終わらせたいかららしい…

 

しかしこのお化け屋敷、

変わってるのは案内人?が一緒にいる事だ。

 

だから歩夢も一緒に行動している。

 

今のところはあんまり怖くないけど…

ここに入る前に出口付近でもの凄い悲鳴が聞こえたから、ヤバい仕掛けでもあるんだろうな…

 

「うぅ…出口はまだ〜?」

 

歩夢

「もう少しだよ〜…」

 

二人共ヘトヘトになってんな…

ん?ちょっと明るくなってきたな…出口か?

 

歩夢

「この扉を開けたら終わりだよ〜…」

 

「やっとだよ〜……」

 

侑利

「おいおい…」

 

出口なのか?何もなかったな…

とりあえず扉を開けて出よう…あれ?

 

侑利

「開かないんだけど?なぁ歩夢どうなって…」

 

歩夢に聞こうとした時、少し明るかったこの場が急に真っ暗になった。

 

「わぁ!?何!?」

 

侑利

「落ち着け!歩夢どうゆう事だ!?」

 

すると突然赤いライトがついて…そこには歩夢がいた…

 

「歩夢…良かった〜」

 

侑利

「待て侑!何か変だぞ?」

 

歩夢

「………ふふふ…」

 

おいこれって…嫌〜な予感が…

 

歩夢

「出れると思った?…けど残念…あなた達はね…

ずっと私と一緒にいるのよ……永遠にね……」

 

ゆっくりと歩夢が振り向くと…

目のハイライトが消えて、いつの間につけたのか、

頭に血のりをつけて更には手にナイフを持っていた。

 

侑利

「最後のヤバい仕掛けはこれかよ…!?」

 

「ちょっと身体動かないんだけど…!?」

 

これ誰か支えてるよな!?

目を凝らして見ると誰かいるし!!

ちょっ!逃げられないって事は……!!

 

歩夢

「それじゃあ………行こうか…!」

 

「何処に!?」

 

うん…これは……怖いわ…

 

とりあえず…俺と侑は……

 

侑利 侑

「「ぎゃあぁぁぁぁぁ!!!」」

 

思いっきり叫んでから、

歩夢がナイフを振りかぶる前で、また明かりが消えて、

その後明るくなってから、どうやら終わったらしく…

俺達は外に出る事が出来た…

 

終わった後、歩夢は笑顔で…

 

歩夢

「怖がらせてごめんね〜」

 

と言っていた…

 

一つ言わせてくれ……余計に怖いわ!!

 

誰が考えたんだよ!!

 

後からわかった事、提案したのは、せつ菜らしい…

 

何て事提案してんだよ…歩夢にこんな役させんなよ!!

 

似合いすぎて逆に怖すぎる……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え…えらい目にあったね…」

 

侑利

「あぁ…先に行っといて良かったな…」

 

俺達はあの後、外に出て一息しようと一真達がやっている店に来てゆっくりしている時に、

偶然にもエマと果林と彼方達に出会った

 

エマ

「歩夢ちゃんのクラスのお化け屋敷、そんなに怖かったの?」

 

侑利

「思い出すだけでゾッとするぞ…」

 

「下手に行かない方がいいよ…」

 

果林

「顔が真っ青よ…そんなに怖いんなら逆に気になるわね…」

 

彼方

「後で朔太君達と行ってみる?」

 

やめろ〜!本当に命がいくつあってもたりないぞ!!

 

エマ

「それにしても、一真君達のお店のクレープと紅茶、

とてもボーノだよ〜」

 

一真達がやっている店はクレープ屋だ。

確かに美味い、それに紅茶も丁度いい感じで美味しい。

その為、店は行列になって来ていて一真達は忙しそうにしている。

 

「まさかこんなに人気が出るなんてな!」

 

一真

「目が回るような忙しさってのはまさにこうゆう事だな!」

 

朔太

「まぁ人気が出るのは良い事だ。このままいい感じに売れたらいいな〜」

 

一真 恭

「「呑気に言ってねぇで早く紅茶作れ!!」」

 

朔太

「うっ…そう焦らせるな!温度が大事なんだよ!」

 

「こんなクソ忙しくなったのはお前の紅茶が話題になってきてるからだろうが!良い事だけど!」

 

朔太

「それを言うならお前のクレープが美味すぎるだからだろうが!良い事だけど!」

 

一真

「だぁ〜!!喧嘩するか褒めるかどっちかにしろ!!

って言うかやめろ〜!!朔太も温度調整で手が空く時あるなら材料斬るの手伝ってくれよ〜!!てか恭!!生地が焦げかけてるぞ〜!!」

 

朔太

「すまん!わかった今手伝う!!」

 

「おわ!やべぇ!!」

 

何だかパニックになってるな…

まぁこんだけ人気が出始めたらな〜

 

彼方

「何だか大変そうだね〜よし!彼方ちゃん手伝ってこよう〜」

 

エマ

「私も手伝うよ!」

 

果林

「私も行って来るわ、じゃあね二人共、また後でね。」

 

三人は一真達の所へと行ってしまった。

 

「ねぇ、あの三人が加わったら余計に人気が出るんじゃない?」

 

確かにな…あっ…ほら、

果林に気づいた子達が並び始めてるぞ…

 

侑利

「あはは…とりあえず次何処に行く?」

 

「う〜ん…明日飛達の所行ってみようか」

 

侑利

「あぁわかった。」

 

俺達は次の目的地に明日飛達の所へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑利

「ふぅ…やっと入れたな…」

 

「うん。凄い人気だね〜」

 

俺達は明日飛達のクラスに来て、

凄い人気なのか?かなりの列が並んでいて、

気長に待ちながら並んで、ようやく中に入れた。

 

明日飛

「おっ!二人共いらっしゃい!」

 

中に入ると執事服を着た明日飛が出迎えてくれた。

 

「本当に執事服着てるんだね、似合ってるよ!」

 

明日飛

「ありがとう。おっと…ごほん。

いらっしゃいませ、御主人様、お嬢様、

お席へご案内します…」

 

侑利

「様になってるな〜」

 

明日飛

「そう言われると照れるよ。そうだ。折角ならあの三人と同じ席でいい?」

 

明日飛言う席を見ると…そこには、

せつ菜…いや今は菜々か、菜々と愛とかすみがいた。

 

「あっ!三人も来てたんだ!」

 

菜々

「侑さん!?侑利さん!?あぁ…はい…//」

 

侑利

「どうした?三人共静かだな?」

 

「いや〜その…ねぇ…//」

 

かすみ

「だって…あんなのズルい…ですよ//」

 

ズルい?何の事だ?

頭に?マークを浮かべながら、俺達は三人所と同じ席に座った。

 

明日飛

「ご注文は?」

 

侑利

「それじゃあオムライスを、侑は?」

 

「私も同じのでいいよ。」

 

侑利

「じゃあオムライス二つで」

 

明日飛

「かしこまりました。」

 

「ねぇ明日飛、三人共どうしてこんな赤面してるのかわかる?」

 

明日飛

「え?あぁ〜それは…あそこの三人見たらわかるよ。」

 

明日飛は笑いながら行ってしまった。

あの三人を見たらわかる?

 

俺と侑は何かを確認すると…

 

涼牙

「お待たせしましたお嬢様。」

 

雷斗

「ご注文は以上で?」

 

「あら〜…炎城さんと藤宮さん…執事服似合いすぎ…

凄く格好いいな〜」

 

侑利

「あぁ…見ろよ女子の目がハートになってるぞ…」

 

菜々

「うぅ…まさかあんなに格好いいなんて…//目を合わせられません…//」

 

かすみ

「少しからかうつもりだったのに…//

あんな事されたら〜…//」

 

「何されたの?」

 

菜々

「かすみさん…藤宮さんに顎クイをされたんです…//

しかもその時藤宮さんが言った台詞が…」

 

雷斗

『いらっしゃいませお嬢様…とても可愛らしい…

君だけの執事になってあげようか?』

 

菜々

「それを聞いたかすみさんは爆発しました…//」

 

かすみ

「くぅ〜してやられた感なのに…//」

 

雷斗…悪ノリしてるな〜…

 

「二人はまだいいよ…蒼希を見てみてよ…//」

 

蒼希?そういや見てな…あっ…

 

蒼希

「いらっしゃいませお嬢様…お席はこちらだ…」

 

蒼希の執事服姿は見事に似合いすぎて、

来たばかりの女子が目をハートにしていた…

とゆうより周りの女子が蒼希をちらほら見ていた。

 

侑利

「男の俺から見ても言える…あれは格好良すぎだな…」

 

「うん…何と言うか…直視出来ない…//」

 

おいおい…愛が完全にしおらしくなってるな…

ん〜この面子の執事服…恐るべしだな…

 

その後、注文したオムライスがきて、

堪能した後、俺達は次の所に向かった。

 

余談だが、この後それぞれ恋人同士で学園祭を回るらしいけど、女性陣はずっと赤面していたとか…

 

ちなみに明日飛は歩夢のクラスお化け屋敷に行って…

腰を抜かすと思っていたが…

怖かったけどあの歩夢も意外と可愛いなって言ってた…

 

明日飛…お前は凄いな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侑利

「今度は希子のクラスか…」

 

俺達は今度は希子のクラスに来て、

それと同時に璃奈と合流して一緒に中に入った。

 

希子

「あっ!三人共いらっしゃい〜!!」

 

「希子ちゃん!?その格好…」

 

中に入ったら希子が出迎えてくれて、

希子の服装は男装してるのか?スーツ姿だった。

 

希子

「どう?男女逆転コスプレ喫茶、あたしのスーツ姿似合う?」

 

璃奈

「希子ちゃん格好いい…」

 

希子

「ありがとう璃奈〜!席に案内するわね〜!」

 

希子に案内されて、俺達は席に座った。

 

「男女逆転コスプレ喫茶って事は…女子が男装している事になるんだよね。」

 

「そうゆう事です。」

 

「あっ、峰ちゃん。」

 

峰の服装は男物の着物を着ていた。

さすがに着こなしているな〜

 

ミア

「希子の提案だけど、まぁこうゆうのも悪くないよね」

 

ミアも希子と同じスーツ姿だった。

考えてみればこっちの世界のミアは16歳だから、

少し身長が高くて大人びているな…

 

俺の世界のミアが見たら羨ましがりそうだな

 

璃奈

「あれ?湊は?」

 

俺達は席に座ってから璃奈が湊の事を聞いた。

 

希子

「今から呼んであげるわ。くふふ…」

 

希子は何を笑ってるんだ?

あれ?峰とミアも笑ってるけど…

 

希子

「お呼びよ〜!ミナ子ちゃ〜ん!」

 

「ぐっ…誰がミナ子だ…!//」

 

ん?何かヒラヒラした服を着た可愛い子?が来たぞ…

 

「女子が男装…って事は男子は…あっ!」

 

侑利

「ま、まさかお前!?湊か!?」

 

璃奈

「!!?」

 

ヒラヒラした服を着た子の正体はまさかの女装した湊だった…髪型も違うけどカツラか?驚きだけど…これは…

 

希子

「ヤバいでしょ?もうねクラスが満場一致でやってて頼んだくらいなのよ!」

 

「が〜!黒歴史だ〜!てかさ!何で男子で女装してるの俺だけなんだよ!?おかしいだろ!!」

 

「だって風切さんが似合いすぎて他の男子が参りましたって言ったくらいですから。」

 

「いやそれでもやれよ!!」

 

「いや凄いね〜湊君似合いすぎだよ!」

 

侑利

「確かにな〜てか、お前綺麗な足してるな」

 

「蹴りますよ…!」

 

希子

「やめた方がいいわよ。それはご褒美になっちゃうから」

 

「どうゆう意味だ!」

 

璃奈

「湊、凄く可愛い…」

 

「んのぉぉぉ〜!璃奈〜見ないで〜!!」

 

璃奈

「一緒に写真撮ろう。」

 

希子

「ん〜どうせならこのまま湊を五人目のメンバーにするのどう?」

 

ミア

「それはGoodだね〜何だかもったいないしね」

 

「けどそれじゃあいけない事をしている気が…」

 

希子

「峰、素直に白状しなさい。好きでしょ湊の女装した姿」

 

「………まぁ…素直に言うとアリですけど…」

 

「こらぁ!!このとんでもトリオ!!

何言ってんだ!!?//」

 

希子

「ミナ子ちゃん。怒ったら駄目よ〜笑顔よ笑顔〜」

 

「が〜〜!!もう女装なんて懲り懲りだ〜!!」

 

確かにな…こりゃ黒歴史になるな、

まぁこれはこれで面白いな。

 

ミア

「は〜い二人共、写真撮るよ〜」

 

「り、璃奈…ちょっと勘弁してくれない」

 

璃奈

「駄目なの…?」

 

「くっ…断われねぇ…俺の馬鹿野郎…」

 

「あっ、次は私も一緒に撮っていい?」

 

「んのぉぉぉ〜〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや〜さっきは湊の女装で笑った笑った〜

あの後、希子のクラスを楽しんだ俺達は、

今度は演劇部の演劇を見に来ていた。

 

しずくはヒロインの役か、

まぁやっぱりそうだよな。

 

演劇の物語の内容は、

見ていてわかったのは姫とそれを守る剣士の恋愛かな、

しずくはやっぱ抜群の演技力だな〜

 

後それと…ちょっと驚いたのが…

 

しずく

「あなたはどうして私をそこまでして守ってくれるのですか?」

 

志貴

「それが私の使命だからです…姫様…」

 

志貴が姫を守る剣士役をしていた。

あいつ出るなんて言ってなかったのにな〜

 

「何でも志貴君が急に出る事になった理由って、

剣士役をする筈だった演劇部の部長さんが怪我をしたから急遽しずくちゃんと演劇の練習に付き合っていた志貴君が役を引き継いだんだって」

 

侑利

「なるほどな…けどその部長さんだけど、さっき凄く元気そうにしてるところを見たぞ、怪我したように見えなかったけど…」

 

「えぇ…」

 

まぁそれはともかく…

演劇は続いていき、終盤にきてラストのところまできた。

 

志貴

「私はこれからも姫様を守る剣士として傍にいます。」

 

しずく

「えぇ、これからも頼みますよ。剣士様…」

 

中々戦闘するところが多くて面白かったな〜

内容も良かったし、最後はお互いに見つめ合って終わりってところかな…

 

しずく

「…………」

 

志貴

「?……あれ?これで幕が下りて終わりなんじゃ…?」

 

しずく

「これからの事もかねて、私はあなたに誓いをします…」

 

志貴

「(え?こんな台詞あった?)」

 

しずく

「剣士様…私はあなたを愛しています…//」

 

「!?//」

 

侑利

「あら…!?」

 

しずくが台詞を言った後に、しずくは自分の顔を志貴の顔に近づけてキスをした。

 

それにより観客は驚きの声と、

主に女子のキャーって声が聞こえた。

 

あっ…幕が下りた…

 

「しずくちゃん…大胆だね//」

 

侑利

「もしかして…この演劇で自分の想いを伝えようとしたんじゃないか?」

 

「何だか…凄くロマンチック…//」

 

侑利

「あぁ…最高だな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや〜結構回ったね〜!」

 

侑利

「あぁ、けどまだ回ってないところがあるんだな〜

相変わらずこの学校デカすぎるんだよな〜」

 

「私、飲み物買いに行くけど侑利は?」

 

侑利

「俺は大丈夫。ちょっとそこでゆっくりしとくよ」

 

「わかった。」

 

侑は飲み物を買いに行き、俺は少し近くのベンチに座った。こんなにはしゃいで遊ぶのもいいな〜

 

「あら?あなたは…」

 

侑利

「ん?」

 

何か聞き覚えのある声が聞こえて振り向くと、

嵐珠がいた。

 

侑利

「嵐珠か、珍しいな一人だけなんて」

 

嵐珠

「嵐珠はちょっと休憩よ。クラスの出し物が結構人気が出ててね。」

 

侑利

「お前のところのクラスは…中華系か?お前チャイナ服着てるし。」

 

嵐珠

「そう嵐珠がプロデュースした中華喫茶よ。こんなにも反響が良いなんて思ってもみなかったわ。」

 

侑利

「あれ?何時もなら嵐珠なら当然ねとか言うのに、珍しく言わないな…」

 

嵐珠

「これはクラスのみんなでやってるから、嵐珠一人だけの活躍じゃないわ。最初はクラスのみんなに嫌われていたけど…希子達が一緒に謝ってくれたお陰で今はこうしてクラスのみんなと仲良くできてる。あっ!それにさっき違う学校の子とも友達になれたのよ!私と同じで中国からやってきてスクールアイドルしている子なのよ!」

 

嵐珠は凄く楽しそうに話していた。

こうして話していると根は凄く良い子なのがわかるな…

もし俺があの後同好会に入ったランジュと一緒にいたら、こんな感じで楽しく話せていたのかもな…

 

嵐珠

「本当に日本に来て良かった…次々にやりたい事や願い事が叶っていってるから、次は…」

 

侑利

「次は何だ?」

 

嵐珠

「恋愛よ!!」

 

侑利

「れ、恋愛したいのかよ?」

 

嵐珠

「だってその…蒼希と愛見てたら羨ましくも思うわよ…//

親友と一緒に過ごすのも楽しいけど…恋人と過ごす事も憧れるわよ…//」

 

何だこの嵐珠…顔を真っ赤にして乙女な事言って…

可愛いな…まぁ純粋に嵐珠は可愛いしな。

前の世界で色々ありすぎて、ちゃんと見てなかったけどな

 

嵐珠

「あっ!そろそろ時間!それじゃあ後で嵐珠のクラスにも来てよね。」

 

手を振りながら嵐珠は行ってしまった。

本当、嵐みたいにそそっかしい子だな〜

それが良いところだけどな

 

 

侑利視点…終

 

 

侑視点…

 

 

「遅くなっちゃったな…」

 

飲み物だけ買いに行くだけだったのに、

遂色々と買っちゃった。

 

「侑利待たせちゃったな〜…おわっとと!」

 

「わわ!」

 

私は急いでいる時に誰かにぶつかりかけた。

 

「ごめんなさい!」

 

「いえ、大丈夫ですよ」

 

「あれ?…あなた何処かで……」

 

ぶつかりかけた人の顔には見覚えがあった…

確か……そうだ!今ラブライブに参加している!

 

「もしかして…Liellaのリーダーの渋谷かのんさん!?」

 

「へ!あ、はいそうです!!」

 

「やっぱりそうなんだ!!」

 

まさかLiellaのリーダーと出会えるなんて思ってもみなかった。私はかのんさんと話しがしたくて少し場所を変えた。ごめん侑利、もうちょっと待っててね…

 

「へ〜他のLiellaの子達と一緒に来てくれたんだ。」

 

かのん

「可可ちゃんが行ってみたいって言ってね」

 

「どう?虹ヶ咲学園は?」

 

かのん

「予想してたより規模が大きい学校で驚いてばかりです。けどいい学校ですね。」

 

「あはは!ありがとう。」

 

かのん

「ここに来て驚いたのが、この前怪我して重傷だった子が元気でいた事ですね…」

 

「怪我して重傷!?一体どんな子!?」

 

かのん

「可愛い名前をしていた子です。確かネコって変わった名前で…」

 

「希子ちゃん!?(あ…もしかしてこの前の…)」

 

かのん

「知り合いなんですか?」

 

「まぁ…ね…あっその子もスクールアイドルやってるんだよ。」

 

かのん

「そうなんですか!?そういえばステージ楽しみにしててねって言ってたような…けどあの怪我どうやったらあんなすぐに治ったんだろう?」

 

「まぁあの子は凄く治るのが早い子なんだ!

私達も何時も驚かされてばっかりだし!」

 

流石に侑利の事は言えないよね…

どんな怪我も治す光の剣のお陰なんて言えないよ。

 

かのん

「そうだ!聞きたいんですけど、

高咲さんは仮面ライダーって知ってます?」

 

「!?」

 

かのん

「最近この辺で怪物が現れて、その怪物を倒しているヒーローが現れたって噂を聞いて、そのヒーローの名前が仮面ライダーって名前なんです。」

 

そんな噂が流れてるんだ…

まぁあれだけ戦っていれば噂とかも流れるよね。

あれ?でも仮面ライダーなんて言葉…

何でかのんさんが知ってるんだろう?

 

「うん。聞いた事があるよ〜…

一応ちょっと見た事あるし…」

 

かのん

「やっぱり噂は本当なんですね!

シトイさんが言ってた事は本当だったんだ…」

 

「(ん?シトイさんって…シトイって確かあの…!?)」

 

かのん

「ん?あっ、電話だ…もしもし?」

 

『かのん!今、何処デスか!?』

 

かのん

「うわ!?可可ちゃん!!今はね…」

 

かのんさんは友達と電話していた…

何であのヒューマギアとかのんさん達が…?

 

かのん

「あの高咲さん!」

 

「え!?な、何どうしたの?」

 

かのん

「私そろそろみんなと合流しないと…」

 

「あぁうん!私も引き止めてごめんね!」

 

かのん

「いえ、あの良かったら今度私の家のお店に来てください。」

 

「お店やってるんだ〜わかった!今度私の友達と一緒に行ってみるよ!」

 

かのん

「待ってますね!それじゃあ!」

 

そう言い、かのんさんは行ってしまった。

お店って…もしかして炎城さんが言ってた所かな?

Liellaのライブ映像見ていた時にリーダーの子はカフェで働いていた子って言ってたし、炎城さんに場所を聞いてみよう。

 

それにヒューマギアの関係も聞いてみたいしね…

 

ユウ

『考えているところ悪いけど、侑〜何か大事な事忘れてない〜?』

 

「あっ……侑利〜!!」

 

私は侑利を待たせている事を思い出して、

急いで走って行った。

 

 

侑視点…終

 

 

侑利視点…

 

嵐珠と話し終わった後、少ししてから侑が慌てて走って来て待たせた事て謝ってきた。そんな待ってないんだけどな〜

 

遅くなった理由はLiellaのリーダーの子と話していたとか言ってた。まぁ実際に会ったら話したくもなるよな

 

それと同時に驚く事を聞いた。

 

侑利

「Liellaの子達がシトイと関わっている!?」

 

「かのんさんは確かにシトイさんって言ってたよ。」

 

一体どうゆう事だ?

何でLiellaの子達とシトイが?

 

侑利

「一体どうゆう事…」

 

「彼女達のお陰で人間の良さに気づいたからだ。」

 

侑利 侑

「!?」

 

話していた時に…まさかの本人…

シトイが俺達に話しかけてきた。

 

シトイ

「そう身構えるな、私は今日はかのん達とこの学園祭を楽しみに来ただけだ。」

 

「楽しみにって…そんな事していいの?」

 

シトイ

「こうゆう所はアイツは暴れて破壊しろとか言うかもな…だが、そんなの私の知った事ではない。それに私はもう決めた。」

 

侑利

「何をだ?」

 

シトイ

「アイツの元から離反する事をだ。」

 

侑利

「んな!?そんな事したらお前は他のヒューマギア達と戦う事になるんじゃないのか?」

 

シトイ

「その心配はなくなった。実は今日、

ホムラとリリィとイリマもこの学園祭に来てるんだ。

あいつらも人間を襲う事をやめて、私と行動する事を選んだ。」

 

侑利

「後の二人は?」

 

シトイ

「セインとスノウか?奴らもその内考えを改めるさ…

お前達には手土産を持って合流する。

そうだ。ライブ、楽しみにしてるぞ、かのん達も楽しみにしてるんだ。」

 

少し微笑みながらシトイは行ってしまった…

あいつらが味方になるって言うのか…

 

何だか信じられないな…

 

 

侑利視点…終 

 

 

涼牙視点…

 

涼牙

「菜々、大丈夫か?ずっと顔を真っ赤にしてるけど?」

 

菜々

「だ、大丈夫です!//」

 

俺は菜々と学園祭を一緒に回っていて、

菜々はさっきからずっと顔を真っ赤にしていた。

何でなんだろうな?

 

菜々

「(執事服のままだと…直視出来ません…//)」

 

涼牙

「?」

 

二人で歩いていた時…

 

「ん?あっ…仮面ライダー…」

 

涼牙

「え?んな!?お前!!」

 

菜々

「あなたは!?」

 

俺と菜々が遭遇したのは…ホムラだった…

 

涼牙

「何でここに…まさか学園祭を襲いに!?」

 

ホムラ

「ちょっ、ちょっと待って!僕は普通に学園祭を楽しみに来ただけだよ!!」

 

涼牙

「普通に楽しみに来た…?何言ってんだ?」

 

ホムラ

「本当だよ!ベルトとキーもシトイに預けているし、

それに…信じられないかもしれないけど、僕はもう人間を襲う気はないよ…」

 

涼牙

「今さら人間を襲わないなんて言っても信じられるか!

お前は同好会のみんなをどれだけ襲いかかって来たと思ってるんだ!」

 

ホムラ

「うっ…それは…ごめん……なんて言っても許してくれないよね…けど、僕は本当に人間を襲うのはやめた。近い内に証明するよ……それじゃあ…また…」

 

ホムラは申し訳なさそうな顔をして行ってしまった…

あいつ、どうゆうつもりなんだ?

 

菜々

「あの子が言っている事本当なんじゃないですか?」

 

涼牙

「え?」

 

菜々

「何時もならあの子が来ていたら、もう学園祭どころじゃない騒ぎになっていますよね。本当に襲うのをやめたから騒ぎになっていないんじゃないですか?」

 

確かに…そうだけど…

 

涼牙

「いったいどうなってるんだ?」

 

 

涼牙視点…終

 

 

志貴視点…

 

 

僕としずくさんは演劇を終えた後…

二人きりになって話していた…さっきの演劇の事で…//

 

志貴

「しずくさん…そのさっきのは…」

 

しずく

「……さっきのは…その…いきなりでごめんなさい//

…あれは…私の気持ちを素直に行動で現したんです//」

 

志貴

「素直に行動で現したって…//」

 

しずく

「これは演技とかじゃなくって素直な私の気持ち…

私…志貴君の事が好き…私と付き合ってくれますか?//」

 

まさかの告白だった…

しずくさんが僕の事を……

 

志貴

「良いんですか?僕はその…また迷惑かけたり、心配かけたりして…」

 

しずく

「そんな事気にしない…私は無茶ばかりするあなたを支えてあげたい、ただ心配だけはあまりかけてほしくないかな…」

 

志貴

「しずくさん……その僕で良ければあらためて宜しくお願いします//」

 

しずく

「こちらこそ!」

 

しずくさんは喜んで僕に抱き着いてきた。

僕は今度こそ守り抜く…二度と失わない、

この子を絶対に!

 

「あら?何だかお邪魔だったかしら?」

 

志貴

「ん?んな!?」

 

しずく

「どうしたんですか?…!?」

 

僕としずくさんの前に現れたのは…

無銘剣虚無の使い手の剣士…リリィだった。

 

志貴

「何故お前がここに…!?」

 

リリィ

「別にいいでしょ、あっそれとこれ、受け取りなさい。」

 

しずく

「え!?」

 

リリィはしずくさんに向けて何かをなげて、

しずくさんは慌てつつも受け取った。

 

しずく

「これって花束?」

 

リリィ

「人間は感謝の気持ちに花束を渡したりするのだろう?

それは演劇だったか、良い演劇を見せてくれた私からの感謝の気持ちだ。」

 

志貴

「か、感謝の気持ち?」

 

リリィ

「興味本位で始めて見たが、音楽意外にも演劇とゆうのは良いものだな。ではな…」

 

リリィはそれだけ言い、

僕達に何もせずに行ってしまった…

 

しずく

「何だったんですかね?」

 

志貴

「さぁ…?」

 

 

志貴視点…終

 

 

朔太視点…

 

 

彼方達の手伝いもあって無事に予定よりも早く店を終えた。まさか完売するなんてな〜

 

それにまさかあの後…もう一人手伝ってくれた人物が現れた。

 

その人物は…

 

 

朔太

「手伝ってくれてありがとう。イリマ」

 

イリマ

「良いですよ。楽しかったですからね〜」

 

「まさか手伝ってくれるなんてな…いったいどうゆう風の吹き回しだ?」

 

忙しくてあまり気にしてなかったけど、

イリマは敵だ…だが始めてあった時と違って、

何処か優しい雰囲気になっていた…

 

イリマ

「人間の事を知る為ですよ。こうしていると色々な人間の表情を見れたり出来るからね。」

 

「何だそれは?」

 

エマ

「けど、この子何もしてこなかったよね。」

 

一真

「確かにな、襲いかかってきてるなら、もう既に襲いかかってきてるか?」

 

果林

「あなた…敵なの?」

 

イリマ

「近い内にわかるわよ、あぁそれとあなたに言いたい事があったわ…」

 

イリマは彼方の前に立って、頭を下げた。

 

イリマ

「以前あなたの妹をメギドにして、ごめん…

許される事じゃないのはわかってる…けど…

ちゃんと謝らせて…本当にごめんなさい」

 

彼方

「あなた……」

 

イリマ

「そろそろ行くわね。それじゃあ…またね!」

 

イリマは彼方に謝って、行ってしまった。

 

朔太

「まさか遥の事を謝るなんてな、随分と変わったな…」

 

彼方

「うん…けど良い子なんだね。悪い事してちゃんと謝る事が出来るなんて」

 

朔太

「確かにな…」

 

 

朔太視点…終

 

 

学園祭を楽しんだ後…

遂に合同ライブが始まる時間になった。

 

「あぁ〜楽しみ〜!!」

 

侑利

「あぁ!」

 

俺達は観客席からみんなのステージを見る事にしている。

やっぱりこうゆうのは観客席から見ないとな…

 

みんなは今、ステージの準備をしている。

始まるまでもう少しだな…

 

朔太

「準備はオッケーだ!!バッチシ応援するぞ彼方〜!!」

 

蒼希

「会長完全にガチ勢の格好じゃねぇか!!」

 

「これぐらいしないといかんだろ!!」

 

一真

「お前も朔太と同じそっち側かい恭!!」

 

志貴

「僕達は普通に応援しましょう。」

 

「そうだな。」

 

明日飛

「ん?おい涼牙、雷斗…お前らもか!!」

 

涼牙

「やっぱ形から入らないとだろ!」

 

雷斗

「かすみの応援にはこれくらいしないとな!」

 

 

朔太と恭と涼牙と雷斗は気合い充分にハッピを着て、

更にはペンライトを両手で持っていた。

 

傍から見たらこいつら仮面ライダーだって信じられないだろうな…

 

蒼希

「あっ、始まるみたいだぞ。」

 

朔太

「彼方〜!!」

 

明日飛

「まだ出てませんて!!」

 

侑利

「あはは…」

 

みんなのライブしている姿か……

何か久しぶりに見るな…

 

 

侑利視点…終

 

 

侑視点…

 

 

みんな凄いよ…

スクールアイドルフェスティバルの時より、

みんな成長して凄いライブになってるよ!

 

虹ヶ咲のみんなも凄いし、鴻神の子達も凄い!

 

希子ちゃん達は四人で披露したり、

ソロでも披露してきて見ているみんなも笑顔になってる。

 

ユウ

『希子ちゃんの歌ってる姿…

やっぱり優恵に似てるな〜楽しそうに歌ってる姿が特に』

 

侑利

「こっちのみんなも凄いな〜最高にときめくな〜」

 

侑利とユウも喜んで見ていた。

今まで色々と困難があったけど、それを乗り越えて、

やっとここまで来れた。この楽しい時間は楽しまないとね!

 

「あっ次は合同曲じゃない!」

 

次はいよいよ合同曲の披露…あれ?

 

私は合同曲を披露すると思ってみんなが出て来ると思ったら…

 

「希子ちゃん…?」

 

希子ちゃんが一人出て来てステージに立った…

あれ?こんな順番だったかな?

 

希子

「みんな楽しんでる〜?

楽しんでる今こそサプライズ〜!!

あたしの新曲披露!!」

 

希子ちゃんがそう言うとみんな驚きながらも、

歓声が聞こえた。新曲って何!?

 

 

希子

「それじゃあ聞いて……『Will save us』…」

 

ユウ

『え…!?』

 

希子ちゃんは静かに歌い始めた…

 

「うわぁ〜……」

 

蒼希

「良い曲だな…こうして見ると…可愛い妹なんだけどな…」

 

凄い素敵な曲…

希子ちゃんがこんな素敵な曲を歌うなんて…

 

ユウ

『何で希子ちゃんがこの曲を……』

 

ユウ?どうしたんだろう?

 

ユウの事が気になったけど、

希子ちゃんは歌い終わり、会場から凄い歓声と拍手が聞こえた。

 

その後、ステージの明かりが消えて、

再び明かりがつくと、希子ちゃん以外のみんながいた。

 

歩夢

「それじゃあ聞いてください私達の合同曲、

みんなで、せ〜の!」

 

「「 L!L!L!」」

 

歩夢とみんながそう言い、

虹ヶ咲と鴻神二校のスクールアイドルの合同曲、

『 L!L!L! 』を歌い始めた。

ちなみに希子ちゃんは歌が二番に入るところで合流して、一緒にみんなと歌い始めた。

 

侑利

「…………」

 

「侑利?…もしかして…泣いてる?」

 

侑利

「え…あぁ…ずっとこの光景を見たかったな〜って思っていたからな…心残りがなくなったよ…」

 

ユウ

『私も、もしかしたらみんなのこのライブを見れてたかもしれなかったのに見れなかったから…見れて良かった。』

 

「それなら良かったよ。」

 

侑利

「……絶対に転生者を倒そう…

倒して…この世界を平和にしよう…」

 

ユウ

『私も優恵がああなった真実を知る…

そして…必ず倒す…それが私に出来る事だから…』

 

「うん…みんなで頑張ろうね……」

 

そして…合同曲は無事に終わり、

二校合同ライブは大成功した。

 

 

侑視点…終

 

 

 

シトイ視点…

 

 

リリィ

「音楽…やはり良いものだな…」

 

ホムラ

「へぇ〜リリィが雑音とか言わないの珍しいね〜」

 

イリマ

「私でも良いと思ったわよ。機械の私達が感動?するなんてね…」

 

シトイ

「かのん達も感動していたな」

 

ホムラ

「またクゥが燃えていたんじゃない?」

 

シトイ

「あぁ、負けられません。とか言ってた。」

 

リリィ

「シトイ…私達はお前に着いて行く…

行動はいつ起こすんだ?」

 

シトイ

「近々な…」

 

イリマ

「セインとスノウはどうするの?」

 

シトイ

「奴らもわかってくれる筈だ……」

 

ホムラ

「わかってくれるのかな〜」

 

シトイ

「……これだけは言わせてくれ…」

 

イリマ

「あら何かしら?」

 

シトイ

「みんなで…生きるぞ…」

 

リリィ

「お前からそんな言葉が出るとはな…

かのん達の影響は凄いな…私もその一人だがな…」

 

ホムラ

「人間は面白いし!まだまだ楽しみたいしね!」

 

イリマ

「当然!私もまだ人間の事は知りたいわ!」

 

シトイ

「我々は必ず生きて…人間を守るぞ…

私もかのん達の行先を見届けたいしな…

この世界の未来を…守るぞ…」

 

 

シトイ視点…終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転生者……奴の正体がようやくわかったぞ…

 

久しぶりだよ…こんなに…

 

イライラするほどの外道を見たのは!!!

 

何て奴を転生してくれたんだ!!

 

あいつは最早人間じゃない!

 

悪魔みたいなものだ!!!

 

 

おっと…取り乱してしまった……

 

侑利をここに再び呼び寄せて、

話さないとな…

 

そして…今の彼なら教えてもいいかもしれんな…

 

彼の世界に起きた…バグの影響を受けた世界の事を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三部 絆を固めて希望の道へ 終

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回予告

シトイ
「人間は可能性を秘めた存在だ!」

ホムラ
「だって人間って面白いもん」

リリィ
「この世界も…悪くはないな…」

イリマ
「…本当に良かった…」

スノウ
「私は…」

セイン
「私の最終目的はお前を倒す事!
私以外に倒されるのは許しません!」

ユウ
「お前が…お前がぁぁぁぁ!!!!」

侑利
「俺は…何て事をしたんだ……」

イザク
「消してあげますよ…全てね!!」

優恵
「アハハハ!!やっぱり最高のお気に入りは手に入れないとね〜!!」


第四部 ヒューマギア達の選択と明かされる真実


《シンギュライズ!》

『破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!』

《コンクルージョン・ワン…》


「うぅ…うあぁぁぁぁぁぁ!!!!」









はいどうも作者です!
え〜第三部これにて完結です。
長かった〜…

学園祭の話しはもう悪ノリで書いてましたね。
他にも色々と書きたいシチュエーションがあったんですけど、気がつくとこんなに長くなってしまったので、インパクトありそうな話しを書きました。

さて今回、合同曲『L!L!L!』を披露しました。
こうして思うと十二人って多いですね〜
希子を入れると十三人…めっちゃ多い…

そして希子は『Will save us』を披露。
この曲をチョイスした理由は好きだからです!
(そしてこの曲を聞くと思い出す…あの戦いを…)

さて…次回遂に第四部…
今回で合計五十話まで書いたのか…
本当この作品…終わるまで後何話になるんだろう…?

まぁそれは書いていたらわかる事ですね。
次回第四部は出来れたら来月には更新したいです。

それでは皆さん次回で!











▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。