狂いのストラトス Everlasting Infinite Stratos   作:柳之助@電撃銀賞5月10日発売予定

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後書

 どうしてこうなった。

 

 この話を振り返って思うとこの一言に尽きます、はい。

 そもそもこの話を書き始めたのは、にじふぁんで一時期えらいIS流行ってたからその流行に乗ろとして、じゃあIS書こう→でも普通にオリキャラとかつまらんよな→とりあえず魔改造は必要だ→IS棄てればいいんじゃね?という発想から生まれたものでした。

 

 以下実際に投降された活動報告のPlotです。 

 

『これが本当の魔改造・変態どものカオス』

 

合い言葉

・IS邪魔じゃね?

・打倒世界最強

・一般人<<軍人<<<(越えられない壁)<<<IS<<<<<(越えられない壁)<<<<<変態ども<<<千冬お姉様

 

一夏 変態抜刀術師。

   とりあえずなんでも細切れにする変態。光速がデフォルトで目指せ神速。やっぱりイケメン。中身もイケメン。 銃弾もミサイルもレーザーも細切れ。もちろんシスコンだよ。日本刀ダイスキ。

 

箒 変態侍

  なんでも一刀両断する変態。戦車も空母もロケットも斬れます。女子力低いよ。刃渡り二メートルないと刀にあらず。姉とは仲いいよ?大太刀ダイスキ。

 

セシリア 変態スナイパー

      どれだけ離れてても絶対弾あてる変態。10キロメートルまでなら余裕。女子力低いよ。近接戦はライフル振り回わしますの。男女どうでもいい。トリガーハッピー。重火器ダイスキ。

 

鈴    変態拳士。

     この世に砕けぬものなし鳳流、鳳鈴音。中国四千年の歴史を見せます。一番乙女。とりあえず殴る。殴るったら殴るのよ。一夏にベタぼれ。ジャッキーダイスキ。

 

シャル  変態暗器使い。

     体中に仕込んでます。一人武器庫。金髪巨乳ボクっ娘。結構乙女。一番怖い。忍者ダイスキ。、

 

ラウラ 変態爆弾魔

    ナイフとハンドカン使いに見せかけて爆弾魔。とりあえずドカン。多分乙女。ヴォーダンなんとか?あってもなくても一緒だ。教官ダイスキ。

 

  千冬 世界最強だけど常識人。苦労人。

  束 大天災だけどいつも涙目。なんとかして変態どもにIS使わせたい。いい人。

 

 とりあえず日本刀か重火器どちらがカッコいいかで一夏とセシリアして、IS使わずに生身で戦って血だらけの第一次変態大戦争したり。そこで束ねえ涙目。

 鈴が一夏にがちプロポーズしてたり、クラス対抗戦は最初はIS使ってたけど乱入されて生身。鈴が中華四千年パンチしたり一夏が四肢ぶったぎったりするカオス。やっぱり束ねえ涙目。

 

 

 という感じでした。

 うん、頭おかしいですね。ここから始まったのですが、原形あったりなかったり微妙な所。確かに二巻目分くらいまではこのプロットで進んでいた気がする。ヒロインを鈴にしたのもそのあたり。最初はハーレムのつもりだったんです。

 

織斑一夏について

 主人公。主人公……しゅじ、ん、あれ……?というのが正直な所。ISの二次なんて大量にあるわけで、かっこいい一夏や屑な一夏やただの色ボケの一夏とか色々いるけど、ここまで純粋にキチガイな一夏はそういないんじゃないのだろうか。全編を通して純粋にキチガイだった。最初は単なる抜刀フェチだったのだけれどkkkの宗次郎を知ってしまったのが魔改造の一夏というキャラクターを決定付けた。まぁキチガイにして、ヒロインも決めてしまえば書くのは楽だったというか迷うことはなかった。作者的に言うと抜刀の描写が難しかった。ちんちんはトラウマ。

 

凰鈴音について。

 ヒロイン。こいつは間違いなくヒロイン。最初から最後まで最も一貫していて書くのが楽しかった。一番女子力とか女力高い。まぁそりゃあ賢姉を精神面のベースにすれば当然ではないだろうか。紫織もインストールされててるが、違いは胸がベリーイージーな所。言ったら殺されるだろうが。最初から好感度MAXにしてたがヒロインに決めていたわけではなく、気づいたら自分の中でヒロインという立場が確立されていた。一夏共々ブレなさ過ぎてコメントがない。林間学校から最終決戦の間は普通のラブコメをさせたりすることに苦心して、それが面倒だったかもしれない。ちなみに鈴がヒロインになったのは某氏が上の奴見て「kkkの宗次郎と紫織なんだな」とか言ったのが原因。殺し愛太極最高ですね。殺し愛に関しては一次に受け継がれている。

 

篠ノ之箒。

 気づけばボッチのチョロインで超絶シスコンになっていた。束が箒好きなのは原作通りだが、その逆で愛が天元突破しているのもそうないのではないかと思う。地味に色々ネタを盛り込んでいてRewriteに度嵌りした私がノリで書き換え能力とか後付で入れてたりした。ぶっちゃけ太極しなず、観測者という立場になったのは書き換え能力見つけた結果の偶然だった。魔改造三大どうしてこうなったその1。仮にヒロインになったとしたら、ボッチが覇道に代わり箒が座の主になっていたかもしれない。竜胆ぽく変わっていた可能性が高い。最終的に平行世界を巻き込んだシスコンになってしまった。

 

セシリア・オルコット

 この作品を通して誰よりも輝いたのは間違いなく彼女だった。解脱淑女。魔改造三大どうしてこうなったその2。きっかけは某所でキャノンボールファストで解説淑女を解脱淑女を某氏が空目したのが切っ掛けだった。上手いこと嵌ったなぁと思う。文化祭あたりかららしくないことをやらせ続け、最終的には自分らしさを獲得し解脱へ。ちなみに私が原作で一番嫌いだったのは彼女で、それがこうなって最終的にトリを飾るとは思ってもいなかった。最終的に地味にブリュンヒルデになっているという。本編後は恐らく英国で貴族やったり、IS学園の先生とかやって、誰か良い人見つけて、良い家庭を築くのでしょう。

 

ラウラ・ボーデヴィッヒ

 こやつあんまり原作と方向性は変わらず、ただ強度上げまくったという感じ。超セメント。そういえば二巻の山場であるVTシステム自分で乗り切っていた。なんだこいつ。後の方ではあまり使われなかったというかグレードアップしたけど魔眼なんて持つ中二キャラでした。地味に牛乳好きでルーデル閣下をリスペクトしているネタがあったのだけれど、あまり出せなかったのが残念。まぁ書くのは難しくなかったのかなと。

 

シャルロット・デュノア

 巷であざといの代名詞だけれど、この話では普通に良心的ポジションでした。最初のほうは忍者キャラで飛ばしていた気がするけれど、そのせいで影が薄くなり自己主張が控え目で、渇望に恐ろしく困った。結局読み直して自己主張が少ないことそのものが渇望になったというこれまた偶然の産物。虚栄倒したダイヤモンドカッターの爪は実は一話からあって、どこかで使おう使おう思ってあそこで使えたのは望外の喜びでした。

 

更識簪

 こいつが一番キャラ崩壊したのではないかと思う。中二病→マッド→引きこもりという酷い変遷を経たキャラだった。ついでに魔改造世界では例によってシスコン。原作と違いお姉ちゃんlove。そりゃああのキャラで劣等感は生まれない。所謂五人娘から外れる、遅れてきたヒロインだったわけで、にじふぁんの活動報告で書いていた時も存在していなかった。今思い出すと地味に仲間加入イベントがなく、いつの間にかなし崩し的にいつものメンツになっていた。最初は束並の技術チート、或は束よりは上という気持ちで作ったのだが、覇道神設定を持ち込んだ故に相対的に劣化している。最初リアルファンタズムとかいう発明品作ってそれで戦わせるつもりだったがいつの間にか消えていた。残念。ちなみに当時ロボ系に全く知らなかったけれど、今ならガンメンかKMFとか使役しそう。

 

布仏本音

 魔改造三大どうしてこうなったその3。原作では所謂モブキャラなわけでも、アニメ化した際にやたら可愛くて二次界隈でヒロイン化が多くなったわけだけど、ヒロインでもサブヒロインでもなくてただ戦友ポジで仲間入りしたのほほんさんもあんまりいないと思う。魔法少女になったのは中の人がイリヤだったから最初は召喚士か何かのつもりだった。結果的にパラロスのアストの式をぶち込んで今の形になった。最終的にアスタロス(悪魔)からセラフィム(天使)になった。こいつも渇望で困った奴。とりあえず有耶無耶にした(。今書くならデート・ア・ライブの精霊遣いになっているであろう。

 

五反田蘭

 最強の失恋乙女。本当はこの蘭が正ヒロインになるルートも一応考えなくもなく、そのつもりでしていたし、或はダブルヒロインでもいいかなと思っていたが駄目だった。とりあえず自分の中で美脚キャラなイメージがあったので蹴りキャラのつもりだったが、当時私が度嵌りしていたエアギアが入った。kkkや終わクロのような世界観に関係ない小ネタで最後まで使用されていた貴重枠。よく考えたらののほんさんと一緒でサブヒロインならぬモブヒロイン、ファンディスクヒロインなわけでまさかの大出世だった。基本的にIS二次ではハブられがちというかフラグ立てるだけ立てて回収されないイメージ。

 

織斑千冬と篠ノ之束

 なんというかコメントしづらい二人だったりする。地味にISで一番好きなのが束さんでそのせいで非常にきれいな女神となった。そもそも最初のプロットが変態共が打倒千冬という話だったわけで、そのせいで魔改造ズとは形成(笑)さんと黄金閣下くらいの差がありますよとか言いっていたら千冬閣下が定着し、だったら束が水銀?とか言われてたが女神だったという。

 本当は終わクロの世界の出身、千冬は10thGの半神族、束はその対極であるTopG出身と知らない人には意味が解らないであろう裏設定。まぁこのあたり解らない人には一夏たちと同じ感覚なのでそれはそれでいいんじゃないですかね(暴言、この二人に関しては色々語るのは無粋というか、皆に全部預けて散っていたのでそれはそれでいいんじゃないかなと。

 多分どっかで、ただの人間同士の親友として転生しているのでしょう。

 

織斑円夏と篠ノ之狂

 所謂ラスボス組。最初のプロットでは影も形も存在しなかった。そもそも書き始めたのが確か円夏はマドカ、狂に至ってはくーちゃんとだけという謎キャラ振りでその上で原作が色々あったのでオリジナル路線に走るしかなかったのだがある程度固まって八巻出てたらくーちゃんの名前とかちゃんと出てたのでガン無視しました。原作は死んだ、もういない! 円夏がラスボスになったのは扱いどうしようかなぁと思っていたら千冬閣下、水銀束というのに波洵円夏という電波が来た。今思うと意味が解らないですね。くーちゃんは林間学校編で実はフライング出ていた。多分福音でノリで概念条文なんか使ったから終わクロが世界観にまで入ったのだと思う。あれは確かノリだった。福音とか今のだと余裕だから武神にして暴走させよう!とか言うノリだった、うん。どうしてこうなった特別篇。

 

兄姉ズ

 もっとも割を食った面子。特に楯無さん。ヒロインなのに。どうしてこうなった番外編。どう考えても本来なら魔改造ズ組。魔改造内ルールで姉兄、それに類する立場は死ぬほど苦労するというものがあったのでそのせいだった。本当のこといえば束さんや千冬姉と同じで魔改造ズを超えるキチガイでやばくなったら真の力を発揮し助けるという展開もあった。文化祭で皆集めた時は楽しかった。あのキャノンボール並に。ちなみにあれは超音速でのレースなのに東京ドーム幾つ分(覚えていない)っておかしくね? とか思ってどうするべきか悩んでいたら某氏が地球一周でいいんじゃね?とか言われたので実行された。兄姉関係ないな。

 

八大竜王

 地味に一番酷い目にあっている中ボスズ。ポッと出のポッと出連中。精神を大罪に支配されて、倒されたは倒されたが、大罪以外の感情を手にしたが円夏のレギオンとして吸収されるにあたってそれすらもなかったことになったという。報われなさすぎる。そのあたりルキや桃、オータム、スコールは理解していて、ルキはどうにかしようとし、桃はどうでもよく、後二人は諦めていた。まぁ誰が酷いって一夏、鈴じゃないからと拒絶されたオータムとプリームムであろう。ちなみに数字組はごちゃまぜになってすげぇ面倒だったので後悔。

 

 

 

 

 とまぁここまでちゃんと読んでくれたのならばお分かりいただけると思いますが設定がほぼ全てノリと勢いとテンションで決まっているという。よくもまぁ完結できましたね(真顔 いやほんと、偶然が重なりまくって今の形があるんだなぁと思うと感激します。安価スレかよとか思う。

 まぁ適当に書いて後から伏線にしてしまうという手法はこのおかげで生まれたのだと思う。行き当たりばったりでも結構いけるね。

中二病中二病と言われ続けていたけれど――まぁ否定できないですね。詠唱十個以上あるよ。改変込でもやたら多い。一番大変なのはシャルとか蘭とか簪でした。

 これで完結したわけなんですが、一応後日談も考えていたり。多分夏くらいに書くんじゃないかなと思います。

 随分長くだらだら書いてしまったけれど、読んでくれて、感想や推薦を書いてくれた皆さんありがとうございました。

 魔改造終わったけど柳之助は止まらない、落ち拳は斯く我方を書き続けていきます。そっちもどうぞ。宣伝してる場合じゃねぇ。

 

 なにはともあれありがとうございました。

 

 これがホントの魔改造だったのだ!

 


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