Infinite ARMS   作:橘 千景

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06 専用機使用、了承!

 

「んぅ…む…ふあ」

 

 

やや眠気が残る意識と闘いつつも、何時も通り午前六時に目が覚めた。

 

どんなに疲れていようと遅くまで起きていようと、眠れば六時には起きる。

 

これにはちょっとしたコツがあるけどそれは置いといて、のほほんちゃんを起こさないよう静かに着替えてと。

 

…よし準備完了、朝のトレーニングへGO。

 

あ、電車では行かないよ?

 

 

 

――――――

 

 

 

「ん? ユーリか、お前も相変わらず起床が早いな」

 

 

外に出てきて外周をぐるっと一回りしたら色々やろうかとか考えてストレッチしていたら千冬とエンカウントした。

 

 

「一緒に暮らしてた頃から知ってるでしょう、私の日課のトレーニング」

 

 

「まぁな。だがお前はもう………いや、一緒に走るか?」

 

 

「んー、ストレッチが終わるまで待っててくれるなら」

 

 

「ああ」

 

 

そうして数分ほどじっくりと身体をほぐした後、普通に走るのかと思ったら何故か勝負する空気に。

 

 

「えーと、何故?」

 

 

「昨日の発言についてだが、私に勝てれば罰は無しにしてやろう」

 

 

「あー。千冬を越える、は私の希望だけれど他はほぼ事実だよ?」

 

 

「私としてもそう思う、があまり一夏を焚きつけるな」

 

 

そう言いつつ睨まれる、心配性だねーこのお姉ちゃんは。

 

 

「無茶をしかねないからですか? でもそうはならないよう、またそうしても大丈夫なよう貴女も私も一夏を鍛えてきたつもりでしょう?」

 

 

「だとしてもだ」

 

 

「ふむん。やっぱり厳しく接しても本心は優しいですよね、一夏が大好きなんだから」

 

 

「ふん、悪いか? 後お前も無茶などするなよユーリ、大切な家族という点では変わり無いんだ」

 

 

千冬は昔からの癖の鼻をふんと鳴らして迷わずブラコン肯定し、私の心配もしてくれた。

 

 

「…大丈夫だよ。一夏にも千冬にも、他の皆にも心配かけて悲しませたくないからね」

 

 

「なら良い。じゃあ勝負といこうか、負けたら私の部屋を掃除してもらう…ぞ!」

 

 

って構えたかと思ったら言い切る瞬間に走り出すとか!?

 

 

「世界最強がやる事セコイよ! っていうか掃除はちゃんと自分でしなさいってあれほど~!」

 

 

急いで走り出すけど、これは掃除決定かな~…とほほ。

 

 

 

――――――

 

 

 

結局勝負は負けて今度千冬の部屋の掃除をする事になり、ややげんなりしながら何時ものメニューをこなして部屋に戻る。

 

時間的にそろそろ朝の準備をした方が良いかなって時間に戻って来たんだけど、まだのほほんちゃんは寝てる。

 

幸せそうな寝顔を見ると起こすのが躊躇われるけど、ルームメイトとして遅刻させる訳にも朝食抜きにもさせられない。

 

 

「のほほんちゃん、そろそろ起きて下さい」

 

 

声を掛けながら揺すってみる。

 

 

「ん~…Zzz…」

 

 

起きてくれない、では仕方ないので目覚ましを直ぐ鳴るようにセット。

 

って目覚まし時計あるのにセットしてないと意味無いよね!?

 

し忘れただけかな…まぁ良いかと思いつつ耳元へ。

 

そして直後に鳴り響くアラーム音、ってこの目覚まし音でっか!

 

 

「ん~む~、てい。ふあぁ…あう、ゆーりんおはよ~」

 

 

流石にのほほんちゃんもこの音では寝てられなかったのか、もぞもぞと身体を起こして私の手に持った目覚ましをチョップで止めた。

 

そして大きな欠伸をして意識がはっきりしたのか挨拶してきてくれた。

 

 

「うんおはよ。とりあえず準備して、それから朝ご飯を食べに行こう?」

 

 

「分かった~」

 

 

そうしてベッドから出て準備を始めるのほほんちゃんを確認してから着替えを持ってシャワー室に入り、自分も準備を始める。

 

数分ほどで自分の準備は終わり、それから少しして呼ばれたのでシャワー室を出る。

 

 

「準備は終わった?」

 

 

「うん、も~良いよ~」

 

 

そう言うのほほんちゃんだけれど、確かに着替えとかは終わってるが髪にがっつり寝癖が付いていた。

 

 

「のほほんちゃん、ちょっと後ろ向いてて?」

 

 

「ん~、こう?」

 

 

「うん、少し髪を触るよ?」

 

 

「ど~ぞ~」

 

 

許可をもらい櫛で髪を梳かしていく、ふわっとして綺麗な髪だね。

 

 

「昨日付けてた髪留めは?」

 

 

「そこ~」

 

 

のほほんちゃんが指差すベッド横の台に置いてあったので髪留めを取り、昨日と同じ様に髪を結っていく。

 

 

「はい完成、手鏡で確認をどうぞ」

 

 

「お~、ぐっじょぶ~」

 

 

「なら良かった、それじゃあ歯磨きうがいして朝ご飯へGO」

 

 

「ご~」

 

 

…なんだろう、一夜にして妹が出来た感じですぞ。

 

 

 

――――――

 

 

 

食堂に来て注文した料理を受け取りのほほんちゃんの分も一緒に持って席を探していると、壁際の円形席に一夏と箒を見つけた。

 

丁度良いから相席させてもらおうかな?

 

 

「のほほんちゃん、一夏達と一緒に食べても良い?」

 

 

「良いよ~」

 

 

「ありがと………一夏ー、私とのほほんちゃんも一緒に食べて良いかな?」

 

 

のほほんちゃんの了承を貰ったので、一夏達の着いてるテーブルに小走りで行って声を掛ける。

 

 

「お、おはようユーリ兄。別に俺は構わないぜ、箒は?」

 

 

「私も師匠とクラスメイトなら問題無い」

 

 

「んじゃ失礼して、はいのほほんちゃん」

 

 

「は~い」

 

 

一夏と箒に片側に寄ってもらい、開けてもらった席にのほほんちゃんと座りトレイを置く。

 

 

「さて、頂きます。あむ…うま~♪」

 

 

トレイに乗ったパンを一つ手に取り頬張る、すると口一杯に濃厚なカスタードの甘味が広がる。

 

流石IS学園、菓子パン一つ取ってもこの美味しさである。

 

因みに今回のメニューはクリームパン×2、ジャムパン×2(苺とブルーベリー)、サンドイッチセット三人前にプリンとミルクティー。

 

 

「いただきま~す、あむあむ」

 

 

「…布仏だったか、何故師匠のトレイにツッコまないのだろうか」

 

 

「多分のほほんさんだからじゃないか? この人そういうの気にしなさそうだし」

 

 

「確かに独特の雰囲気だな、何時の間にかこちらの気が抜かれてそうだ」

 

 

ん?なんか一夏と箒がこそこそ話してる、でも表情を見るに大事では無さそうだからスルー。

 

ああ、パンうまうま♪

 

 

「そういやどうしてユーリ兄とのほほんさんが一緒に来たんだ?」

 

 

「もぐもぐ…ああ、のほほんちゃんと私が同室になったからだよ。一夏と箒はどうして? 私が来るのを二人で待ってくれたとか?」

 

 

「えっとな、俺達も同室なんだ」

 

 

「う、うむ。何故かこうなってしまった、不思議な巡り合わせだな」

 

 

そう言う箒の表情は嬉しさが隠しきれずうっすらニヤけている。

 

 

「確かにね、まぁ一夏的には良かったでしょ? 見知らぬ女の子よりは幼馴染の方がまだ気は楽だろうから」

 

 

「そうだな、確かにルームメイトが箒で良かったよ」

 

 

「そ、そうか、私で良かったか…ふふ♪」

 

 

一夏の言葉に更に嬉しそうな表情になる箒、可愛らしいね。

 

 

「っと、そろそろ食べる速度を上げた方が良いかもだね」

 

 

「…む? あ、ああ。確かにそろそろ始業時間が近付いてきているな」

 

 

「のほほんちゃんも悪いけど少し急いでね」

 

 

「む~、りょ~かい」

 

 

そうして、ちと小急ぎで食べ進める事になりました。

 

 

 

――――――

 

 

 

食べ終わってからはそう急ぐ事も無く、無事始業数分前には教室に到着した。

 

のほほんちゃんは友達に挨拶しにとてとてと歩いて行った。

 

 

「あ、本音おはよう」

 

 

「おはよう、食堂で見当たらなかったけどどこに居たの?」

 

 

「えへへ~、ゆーりん達と食べてた~」

 

 

「なん…だと…」

 

 

「抜け駆けズルイー!」

 

 

「えっへっへ~」

 

 

とか微笑ましいやりとりが聞こえてくる。

 

 

「ではまた休憩時間に」

 

 

「おう」

 

 

「うん」

 

 

自分の席に行く箒を見送って私と一夏も席に着き、準備を終えた所で千冬と真耶ちゃんが教室に入って来た。

 

 

丁度チャイムも鳴り、授業が開始される。

 

 

「全員揃っているな、では授業を…と言いたいが一つ連絡がある。一夏、お前に専用機が用意される事になった」

 

 

と思ったら千冬が例の専用機について話し始めた、倉持から正式に連絡があったのだろう。

 

私の方は事前に入れた連絡通りに言っておいてくれたらしい、これで私の剣と自由に踊って良いとなる訳なのです。

 

ってふと考えてる間に教室内がざわつき始めたよ、まぁ一年の入学二日目で専用機なんてその前に何かやってなければ在り得ないもんね。

 

 

「嘘…一年でいきなりとか!?」

 

 

「えーとそれって政府の支援が出る、って事だよね?」

 

 

「うわー、良いなー、やっぱ専用機持ちって夢だよねー」

 

 

そうだよね、専用機持ちってIS乗り皆の憧れだもんね。

 

そんな専用機をほいほい持てて申し訳無い、皆も頑張って。

 

 

「って千冬姉なんでだ? 予習で覚えたけど専用機ってそんなポンって貰えるもんじゃ無いんだろ?」

 

 

「織斑先生だ馬鹿者、お前の場合はデータ収集を主な目的として用意される。とは言えユーリのデータが各国に開示されているからそれとの比較が主だろうがな。それでユーリ、お前には工房から"護り手"が出来たから送ると伝えられているのだが……意味は分かるか?」

 

 

「うん、言葉の通り私の専用機が完成したから此処に送るってだけだよ」

 

 

我が剣と共にこの学園の猛者と戦える……楽しみ過ぎてニヤけそう。

 

って今ニヤついたらかなり気持ち悪い感じになるし、イカンイカン抑えないと。

 

 

「そうか。それで一夏の方なんだが、来週の試合には間に合わせるとの事だ。そしてそれまで訓練機の空きが全て埋まってしまっている、なので機体を操作しての特訓は諦めろ」

 

 

「うえ!? 嘘だろちふ…織斑先生」

 

 

練習出来ないと聞かされた一夏が盛大に焦りだす、まぁ…諦めれ。

 

 

「残念だが本当だ。ユーリの方は完成後の最終チェックその他で再来週だそうだが、明後日の試合用に何とか打鉄が貸し出し予約出来た」

 

 

「なら良かった、大口叩いて試合出来ませんは格好つかないもの」

 

 

「あら、別に専用機が用意されるまで待って差し上げてもよろしいですわよ?」

 

 

千冬と話していたらさらっとオルコットに割り込まれた。

 

 

「お気遣い無くミス・オルコット。これは私が望んだ事、曲げる気も取り下げる気もありませんから」

 

 

「ふん、なら言うだけの事があるか期待していますわ…工房の客寄せパンダさん」

 

 

毎度の事だけど言うだけ言ってオルコットはそっぽを向いて黙ってしまった。

 

ただ発言を聞く限り私の事は調べてくれたらしい、これなら本気で相手してくれるかな?

 

 

「やれやれ…では予定に変更は無しだな、授業を始めるぞ」

 

 

「とほほ」

 

 

「まぁ、頑張れ一夏」

 

 

そうして少し騒ぎになりつつ、一限目が始まった。

 

 

 

――――――

side 千冬

 

 

授業を終えて一旦職員室に戻ろうと教室を出たら、ユーリに呼び止められた。

 

何となく察しはついていたから山田君を先に戻らせ、物陰で二人で話す。

 

 

「ごめんね千冬」

 

 

「構わん、それで用件は専用機の事か?」

 

 

「うん、そう。とりあえずこれを預かって置いてもらえるかな?」

 

 

そう言ってユーリはポケットから白に蒼と金の縁取りが施されたペンダントを差し出してきた。

 

 

「予想はしていたが、これが護り手か?」

 

 

受け取ってまじまじと見つめてみるが、パッと見では他のISの待機状態と比べても随分繊細な作りに見えるな。

 

 

「そう、工房の試作機で私の専用機。因みに護り手は開発略称だけどね、本当の名前はお披露目まで秘密なのだ」

 

 

「これを何時から使っているかは知らんが、もう持っていたなら明後日の試合で使えばよかったのではないか?」

 

 

「まぁそうなんだけど、今年の代表候補生の実力を訓練機で確かめて見たいっていう私の我が侭だよ」

 

 

「ふん……全くお前らしい。ではコイツを預かって置いて、再来週に渡せば良いのだな?」

 

 

「うん、頼むよ」

 

 

そう言いつつユーリはどことなくウキウキしたように見える、こいつもこういう所はまだ子供だな。

 

 

「やれやれ。しかし工房の試験戦闘でもそんなもの散々やっているだろうに、お前も物好きだな」

 

 

「だって工房所属の操縦者は皆代表候補か代表級の実力だと思っているし、実際勝っている所も見ているけれど今の本物の代表候補の実力も確かめてみたいじゃないか」

 

 

「はぁ………この戦闘狂(マニアック)め。にしても元とは言え代表だった私との模擬戦でも不満だったとは、少し傷付く所だな」

 

 

そう言ってわざとらしく目を背けてみると、ユーリは途端におろおろし始めた。

 

ふふ、一夏もだがコイツも大概からかい甲斐がある奴だ。

 

 

「いやそうじゃなくてえっと…千冬はレベルが違い過ぎて完全に別物なんだよ、だから千冬との勝負が物足りなかったとかじゃ…」

 

 

「くく…分かっているさ、お前も本当に身内には弱い奴だな」

 

 

「な!? うー、朝の仕返しですか」

 

 

「ああ、そう言う事だ。まぁとにかく再来週までコイツは預かっておく、精々楽しめ馬鹿者め」

 

 

「うん、そうさせてもらうよ」

 

 

「……所で話は変わるのだが、授業時間内では先生を付けんか」

 

 

そう言ってすかさず出席簿を振るうが、さっとかわされするりと逃げられてしまった。

 

 

「全く…まぁ良いか」

 

 

預かったペンダントをポケットにしまい、職員室に少し急いで向かった。

 

 

side out

――――――

 

 

 

「では昼食ついでに一夏のトレーニングメニューを相談したいと思うんだけど…もう落ち着いた、箒?」

 

 

「大丈夫だ、そもそも別に取り乱した訳では無いぞ」

 

 

「まあそうだったけど、心配だったから」

 

 

「そうだぞ? なんか元気無かったしな」

 

 

「む…すまない、姉さんの事で騒がれるとどうしても過敏に反応してしまってな。それで色々思い出して少し気が滅入っていたようだ、もう本当に大丈夫だから安心してくれ」

 

 

「なら良かった」

 

 

「ああ」

 

 

お昼の休憩に入り昨日と同じ席を三人で取ってる中、何の話をしてるかと言えば午前の授業中のことだった。

 

ISについての内容の途中で束の事に触れていた所、箒が束の妹だとばれてしまった。

 

それで教室内が少し騒がしくなったんだけど、箒が静かに立ち上がって皆に言ったんだ。

 

 

「姉妹だとしても、今ここにいる私はあの人とは関係が無い。私はあの人とは違う、皆そこを理解しておいて欲しい」

 

 

そう言って箒がまた静かに席に着くと、皆まぁそれはそうか、とかごめんね、などと言って場は治まった。

 

でもその後ずっと箒がどこか落ち込んでるみたいに見えていたから心配していたんだけど、顔色を見るにも本当に大丈夫そうかな?

 

 

「さて。それじゃあ改めて、お昼御飯兼相談会といきましょ…」

 

 

「おりむー、ゆーりん、しののん」

 

 

「一緒にお昼食べよー♪」

 

 

「駄目かな?」

 

 

本題に入ろうとしたらのほほんちゃんと後…ああ、相川さんと谷本さんがトレイを持ってやって来た。

 

 

「んー、私は構わないけど?」

 

 

「俺もだ、別に良いぜ」

 

 

「まぁ断る理由も無いな」

 

 

「「ありがとー」」

 

 

私達三人は中側に詰め、左右から分かれて三人が座った。

 

 

「それで何の話してたの?」

 

 

「ああ、俺の特訓とかどうするかって事を話してた」

 

 

「あー、訓練機借りられないって言われたもんねー」

 

 

「私としてはそれで良かったと思ってるけどね」

 

 

料理を摘まみつつ話している中、私がそう言ったら皆の手が止まってこっちを向かれた。

 

 

「なんで~?」

 

 

「簡単な話なんだけど、下手に訓練機の感覚を覚えるより最初から専用機でスタートして馴染ませる方が良いと思って。それに訓練機を試合で使うならともかく、試合は専用機なんだから勝手の違いに苦しむかも知れないしね」

 

 

「「…おー」」

 

 

いや、そこまで感心してもらう事じゃ無いよ?

 

 

「それじゃあ試合の日までどうするの?」

 

 

「今から話す所なんだけど、まぁ操作に関係する知識を選り抜いて覚えてもらい身体を整えるって位かな?」

 

 

「まぁそれ位しか出来ないよね、でも身体を整えるって言っても何するの?」

 

 

「トレーニングで身体のコンディションを上げて、生身の稽古で闘う感覚を研ぎ澄ます」

 

 

「お~、なんかかっこいい~」

 

 

「受ける側はかなり大変だろうけどね、一夏なら出来ると信じてる」

 

 

「おう、やって見せるぜ!」

 

 

私の言葉に一夏は力一杯のガッツポーズで答えてくれた、いやはや頼もしい事で。

 

 

「稽古の方は私にも任せろ、しっかり鍛えてやる」

 

 

「う…箒はちょっとお手柔らかにな」

 

 

「ってさっきの威勢はどうした、男ならシャキッとしろ!」

 

 

そう言いながら箒は一夏の背中をパンと叩く、結構良い音したしかなり痛そう。

 

 

「ぐう…分かった、何でも来い!」

 

 

「一夏君格好良いー」

 

 

「応援してるからね、同じ日本人として」

 

 

「弟が人気者で兄さんは嬉しいね、所で冷める前にそろそろご飯と向き合おう」

 

 

「お~、食べよ~」

 

 

という訳で今後の予定はサクっと決定し、その後はなんて事無い雑談をしながら楽しくご飯を食べた。

 

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