弱くても勝てますし耳が聞こえなくてもDJは出来る
よぉ、タクだ。早速だがみんなは陽葉学園を知ってるか?そうそう、DJ活動が盛んな高校でこの前遊びに来た響子や事務所の後輩のフォトンが通ってる高校。この俺の家は陽葉学園とそんなに距離がないから、店やってるときは結構陽葉の連中むちゃくちゃ来てたんだ。で、それはさておき陽葉にもいるのよ俺達みたいな奴がな
カランカランカラン...
「いらっしゃい」
「うーす」
「来たよー」
「こんにちは」
「.....」
『MADDRIFT』いや、元『MADDRIFT』といった方がいいな。陽葉学園の女子4人組元DJユニットでありながら俺達の中学の後輩。中学の時に結成して中3の時にDjユニットの大会で東京2位の成績を収めて鳴り物入りで陽葉学園に推薦入学したが、夏休み前に解散。今はタダの4人組である。ちなみに彼女たちが東京2位の時、優勝したのは当時のピキピキ。
「おーい、コーヒー、あとジャーキーも」
「おいおい、自分でやれよ」
「あ?俺にやれってか」
メンチ切ってるコイツは蛍。本名江田蛍。担当はラップとサブボーカル。俺とか言ってるけど一応女子。父が極道の組長で極度のコーヒージャンキーあと左腕がない。
「持ってくるねー蛍ちゃん」
「ちゃん付けするな!」
コイツの名は愛菜。本名青葉愛菜。担当はサブボーカルとパフォーマンス。運動神経はとにかくヤバい、陽葉の体育祭では衣舞紀と同タイムで優勝している。あと右脚がない。
「華名、結月コーヒーいる?」
「いるー」
「うん....」
最後に2人、結月と華名。本名都築結月と都築華名。双子の姉妹で結月は姉で華名が妹。結月はDjを華名はメインボーカルを担当していた。あと結月は生まれつき聴覚障害、華名は生まれつき右目が見えない。
「先輩....なにかつまめるモノ作ってくれませんか?」
「あぁ、いいぜ」
「なんで結月はよくて俺はダメなんだよ!」
「ウザいから」
説明で分かったように彼女らは全員障害者なのよ、それなのに東京2位の成績を取っている。いわば天才集団といった方がいいかもな。
「はいはい、コーヒー」
「ありがとな」
「みんな....次のライブの準備」
「お、悪いな」
今コイツら次のライブって言わなかった?
「ここはこうしたほうがいい?」
「ここは...」
「やっぱこうバーン!って」
「愛菜は黙ってろ」
~数分後~
「でこれでOK。先輩Dj貸してください....」
「OK」
「みんな..リハ」
「お姉ちゃん待ってよ~」
天才集団と言ったが特に天才なのは結月。例えるならうちの亮を見ているもんだな、圧倒的なDJスキルにリーダーとして引っ張っていくようなあの姿勢はまさしく亮。しかし違うところは運動が苦手なんだそうだ。
~数時間後・地下室~
今2時間経っているけど、とにかく途中曲を止め指摘してまた流してをとことん繰り返してる。リハって確か1回一通り流してやるもんだと思ってたけど、とにかく長いな。あ、でもRoseliaのリハもあんなもんか、Roseliaのリハ、クソ長いからこの前うちのはねしょーがガチでキレてた。
「よし、これでOK」
「ふぅ....疲れたー」
お、どうやら終わったみたいだな
「うん、これなら。先輩....どうですか?」
「今の新曲?これいつ作ったんだ?」
「お姉ちゃんが半年前に密かに作ってた曲だよ?」
「すごいなお前」
「だけど....まだ足りない....みんなもう一回やろ」
「うへぇ、またやるのかよ」
「て言うか、お前ら解散したのに何でライブやるの?」
「お姉ちゃん言ってあげて」
「新たな私達を見せるためです」
「ちょっと何言ってるか分からない」
あ、ごめんもう一つあったわ、結月たまに変な行動起こすんだよね。あんなに無口そうなのに。
~数日後・陽葉学園~
「え...何これ...」
校内掲示板が全部謎のマスクのポスターが載っている。これは華名と愛菜が書いたもの。骸骨を中心とした雰囲気でかっこいいけど深夜でいきなり出したら恐怖で腰が抜けそうだ。今は華名と友達の真秀と一緒に飯を食べている。うん、周りはあのポスターのことと今日行われるピキピキのライブに夢中だ。
「結月、華名」
「どうしたの?真秀?」
「あのポスター不気味だよね....」
「そう?私はかっこいいいと思ってるけど」
「私も...あ、ごめんメッセージ来てる」
『結月、華名、ちょっと来い』
蛍が呼んでる行かなきゃ
「ごめんね真秀、私達ちょっと用があるから行かなきゃ」
「今日のピキピキのライブ一緒に見に行こうね」
「うん!」
真秀....そのライブ今日はないよ
~教室~
「蛍」
「お、来たかー」
「丁度今リミコンの結果が発表されるよ」
『今回のリミックスコンテスト、第1位は、DJ.UNDERGROUND!なんとDJくノ一の連勝が途切れるー!』
「やった...」
「お姉ちゃんかっこいい!!!」
「結月ー!すごいねー!」
「お前ヤバいな....」
『Dj.UNDERGROUND』これが私のDJネーム。今回のリミコンで久しぶりに出してみたけど1位...幸先いいな...
「衣装出来たんだ」
「こんな感じでどう?」
「おぉ~結構大胆だね]
黒のフード付きのアウターにこれは胸を隠す奴で下はズボンとなってるってえ?私達ほとんど上裸でやるの!?
「待って....これかなり」
「いいじゃん!かっこいいよ!」
「ちなみにライブ前に最後の飾りをするから楽しみにしとけ」
うちの衣装担当は今回愛菜と蛍に任せたけど....もうすでに大胆すぎるのにもっと加えるの?
~放課後・控え室~
「これかっこいい...」
「タトゥーって痛くないんだね」
「まぁ、シールだからな」
「本当に落ちるの?」
「安心しろ、石けんで落ちるから」
今、私の腰から上には大量のタトゥーが入っていて頭にはポスターと同じ仮面を着けている。愛菜曰くこれ光るらしい。
「蛍?下着着けないの?」
「あ?締め付けるの嫌いなんだよ」
「蛍、胸隠さないと」
「だーかーら!うるせー!やりたいようにやらせろ!」
「しょうがないなぁ....ってもうすぐ本番か」
「お姉ちゃんがんばろうね!」
「うん」
今から新たな私達をここで見せつける!
~ライブ会場・ステージ裏~
「はぁ....脳内バグるぜ」
「蛍ホントに嫌いなんだね」
「はやくしてくれないかなぁ」
私の見える遙か数メートルで今ピキピキがライブしている。今日もお客がたくさんいる、しかしもうすぐそれがうちらのファンになる....合図は
『天下無敵 電乱無双 その名は...』
今だ!
バン!
会場の証明が落ち会場が忽然している
「行こう」
「うん」
私達は仮面を着けステージに向かった。私はもちろんDJブースに向かう
「おい!お前誰だよ!」
「....邪魔」
そういって私はしのぶを突き飛ばした。パソコンのセッティングは出来た。3つの仮面に電気がついたら準備完了の合図....ついた。私は本番用の補聴器に変える。これで私はDJに集中出来るけど完成もみんなの歌声も聞こえにくくなる。
バン!
パソコンから銃声が鳴り響く。
Lady's and jentulmen boy's and Glie's Wellcome to Lost One Piece live
~♪
『Peaky P-keyのライブを見ようとしてた人達、今日のライブは私達が独占しました。今か見せるのは私達の新たなスタートです。もし仮にピキピキのライブを見ようと思ってた人達。出口の鍵はもう閉まっています。ご了承ください』
『LostOnePiece』これが私達の新たなユニット....見せつけてやる。これが新たな私達だ
hanter hanter this is hanter hanter hanter mountain hanter
fire fire canp of fire fire fire canp of fire
~♪
『MC Firefly』
蛍が仮面を外す。このパートは蛍がDjで一気にかますところ。大丈夫かな....歌詞アドリブで任せるといったから心配だ
『MC Love』
ここで愛菜が仮面を外す。愛菜は韻を少し踏みながら歌うことになっている。ここは大丈夫歌詞はしっかり書いたから。
『Vo.Kana』
次に外すのは華名。ここは彼女の歌うパート。そしていよいよ私の番だ。
『LostOnePiece LostOnePiece LostOnePiece LostOnePiece』
『Dj.UNDERGROUND』
「頭がバグったヤツらの先頭、昔から言われるDJの神童 アクセルスピード流星の如し 今ココであげる革命の狼煙!」
わたしの視界に響子が入る
「覚悟しときな、陽葉のトップ、今カスの死体見たいなズラしているぞ」
~翌日~
『昨日衝撃的なデビューを見せた元『MADDRIFT』改め『LostOnePiece』そんな彼女たちの曲をチョイス!LostOnePieceで『kaki-kaki』』
昼休みの学食、周りの話題は私達の事で持ちきりだった。あの、ピキピキのライブをぶち壊した張本人なんだから。学校内でも私達のアンチらしい人に散々と言われた、でもそれ以上に私達のファンがさらに増えた。
『しかも今彼女たちはサンセットステージ出場圏内!史上最低回数の更新も夢じゃない!』
たった1回のライブでサンセットステージ出場圏内に入れたのはある意味想定外な事だった。ただ....
「結月、その腕のタトゥー落ちないの?」
「石けんで落ちると言ったのにまだ薄いだけだよ」
なぜか腕のタトゥーが落ちにくくなったのを引き換えにね