Beat the clock +   作:頭の中将

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これは『夏のバンドリ祭り』の作品です。


東川水ぶっかけ祭り

 よぉ、亜麻音さんにボッコボコされたタクだ。今日は東川駅前から失礼するぜ

 

 

 カズ「タクと亮は大丈夫か?」

 タク「大丈夫だ問題無い」

 

 この前、亜麻音さんがいつも墓穴を掘ることを『御神式多段階墓穴掘削法』と名付けそれを亮が美咲経由で亜麻音さんに吹き込んでしまったせいで、今絶賛バッドコンディションです。あの人退院後すぐに地下室に凸して俺と亮をボッコボコしたからな...なんなんあの人...

 

 モカ「ツンツン」

 タク「やめなさい、腫れてるんだから」

 

 さっきから隣でモカが腫れてる目元をツンツンしてくる。これは痛すぎて泣いたわけでなく、ボコされた痛みの腫れだ。

 

 カズ「お、始まるぞ」

 

 駅前に立てられた特設ステージに、はねしょーと亮が上がる

 

  翔「みなさんどうもこんにちはー!」

 

 こんにちはー!

 

  翔「今年もやって来ました!夏恒例、東川水ぶっかけ祭り!」

 

 そう、今日はこの街の祭りの一つ水ぶっかけ祭りが行われるんだ。今年もたくさんの人が祭りに参加するために集まってきているぜ

 

  亮「今年も何でもありの水ぶっかけ祭りだ!みんなで盛り上がれ!」

 

 カズ「亮、ほっぺ腫れてるぞ!」

 

 亮も腫れがどうやら治ってないみたいだ

 

  亮「ルールは警察沙汰にならなければ何でもあり!スタート!!!」

 

 亮のスタートした瞬間にステージに向かって大量の水が迫ってきた

 

 カズ「すげー今年も」

 タク「さて、モカ準備はいい?」

 モカ「オッケー」

 カズ「俺も、日菜と合流するからまた後で!」

 

 とりあえず、Tシャツよし!、水着よし!水鉄砲よし!行くぞー!!

 

 

 

 

-商店街-

 

 タク「おらおらー!」

 モカ「うらー!」

 

 会場は東川全域、商店街の人々も水ぶっかけている

 

 ぬま「お、タクじゃね?」

 タク「ぬまっち、それに透子も」

 透子「この祭り、やっべー!最高すぎる!」

 タク「だろ?」

 ぬま「タク、今年もうどん屋のぶっかけやれるぞ!」

 タク「マジ!?」

 ぬま「タク...大盛りって言えな」

 タク「分かった、モカ滑り始めているから手つないで行こう」

 モカ「ばいばーい」

 

 2人と別れた俺達はそのまま

 

 パン!

 

 タク「いてー!しかも濡れてるし」

 透子「モカさん、すいませーん!」

 

 ぬまっちと透子が俺とモカに水風船を叩きつけたらしい

 

 モカ「やったなー」

 

 モカも水鉄砲を乱射しぬまっちと透子に当てる

 

 タク「よし、2人も食らおうか大盛り」

 ぬま「おいおい、俺もうすでに食らったぞ!」

 

 

 

 タク「店長!大盛り!」

 店長「あいよー!」

 

 うどん屋の店長が寸胴一杯の水を4人にぶっかけた

 

 タク「うおーー!」

 モカ「おわーー!」

 ぬま「な、やばいだろ!」

 タク「うわぁーマジでやべー!」

 

 この店長は、いつも大きい寸胴を持っていて毎年それに水をぶっかけるのが恒例となっているんだ

 

 日菜「みんなー!」

 タク「お、日菜さんとカズ」

 カズ「タク、ご指名が来ているぞ」

 タク「分かった、ついでもモカも犠牲にするわ」

 モカ「ぶーひどいですなー」

 

 

-東川駅前-

 

 タク「来たぞー」

  翔「よーしタクが来た!亮上登れ!タクは上向け!」

 

 亮がバケツを持ってビルの中に入り、三階の窓から顔を出した

 

  翔「はい、33、22、11、GO!」

 

 亮が水を上から、俺の顔面に水がかかる

 

 タク「鼻!鼻入った!」

 

 ぬま「今年もタクが上からかけられるのを見れるの最高だろ!」

  亮「おーいタク!今年も川解放されてるぞ!」

 

 この水ぶっかけ祭りは毎年、一部ではあるが川が解放されて飛び込む人が多い。川と言ってもそんなに深くないし最悪流されてもネットがある。

 

 タク「日菜さん!川飛び込んで下さいよ!」

 日菜「分かった!お姉ちゃん呼んでくる!」

 

 日菜さんがスマホを持って紗夜さんに連絡を入れる

 

 タク「これさ、亜麻音さん突っ込ませようぜ!」

 モカ「これはモカちゃんが許しませんなー」

  翔「あの人一応けが人だぞ、それはダメだろ」

 タク「じゃあ、帆乃香さんいこう」

 モカ「おねーちゃんならー許す」

 

 

-川-

 

 日菜「行くよー」

 紗夜「日菜!?聞いてないわよ!」

 

 氷川姉妹が仲良く手を握って川に飛び込んでいるなか、俺達は一旦土手で休憩することになった

 

 タク「猛暑もこんなに濡れると、逆に気持ちいいな」

 ぬま「タク、今年も飛び込むの?」

 タク「当たり前だろ、新作のサスケスペシャル2やるから」

 

 透子「いやー、賢さんが言った通り水着で正解でしたよ、もうTシャツがびしょ濡れー」

 ぬま「だろ?」

 

 透子もモカもずぶ濡れで上半身の体のラインがほぼくっきり見える状態だ。

 

 透子「賢さーん」

 ぬま「透子、胸当てんな」

 

 え?待って透子とぬまっちって付き合ってたの?透子ってこんなに絡む子だったけ?

 

 モカ「ん」

 

 モカも負けじと俺の背中に抱きしめる

 

 モカ「他の子の胸を見るのはどうかと思いますなー」

 タク「はいはい、スマンスマン」

 

 日菜「お待たせー」

 タク「どうでしたか?川に飛び込んだ感想は?」

 紗夜「いきなり川に飛び込まされるのは聞いてないですよ!」

 タク「そういう祭りなんだからしゃーないっしょ」

 

  亮「タク、リトムメンバーが来るぞ」 

 タク「マジ!?え?誰来るの?」

  亮「帆乃香さんとアリス」

 タク「アリス?落としにくい相手だな...」

 

 

-数分後-

 

 タク「さて、川の縁に立ってっと」

  亮「これは見物だぞ」

亜璃珠「あ、皆さん何をしているんですか?」

帆乃香「たっくーーーん!」

 

 普段はいっつも受け止めてなくそのまま突っ込まれるが、今日は違うぞ

 

 タク「おらーーー!」

 

 俺を目当てに走ってきた帆乃香さんを見事受け流し綺麗に川に入った。これが積年の恨みだ!

 

 タク「FOOO!綺麗に落ちた!」

亜璃珠「帆乃香先輩!?」

 カズ「綺麗に突っ込んだな」

  

 帆乃香さんがなんとか上がろうとしているがそうは問屋が卸さない。今日は積年の恨みを晴らす日、上がろうとしても俺がもう一回突き落とす

 

亜璃珠「拓也君やりすぎだって!」

 タク「知らん」

 

 すまんが、今日はハイテンションだからしょうがない。今日はなんか無敵になれるぜ!

 

  亮「いっやっほーーー!」

 ぬま「お前は何で川に入る!?」

 日菜「カズくーーーん!」

 カズ「バカバカ!俺着替えたばっかり!」

 

 全く今年の夏も最高だぜ!

 




 さて、今回はあこ姫さんのキャラを使わせていただきます。

 もはや準レギュラーの枠に入ってしまっていますね。

 
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