Beat the clock +   作:頭の中将

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ヴァンヴァさん 咲野 皐月さん ぴきっくりりっくさん ゼロメイさん お気に入りありがとうございます。 

今回はD4回となっています


こたつはトラップ。ハマったら抜け出せない

 

 「よいしょっと」

 

 よぉ、最近こたつを買ったタクだ。この地下室兼自室には毎日誰かが来る。もちろん、暖房は完備しているのだが、暖まるまで遅すぎる。そのためすぐ暖まるものといえばそう、こたつだと思ったからつい最近こたつを買ったんだ。

 

 「あ、こたつだ」

 「うん、これで完成っとこれをつけて...よし」

 「わーい、早速入る~」

 

 

 「「あ~~~」」

 

 なんなんですか。ここは天国ですか?こんな所に桃源郷があったのですね。

 

 「たーくん。みかん買ってきて」

 「えー、茜が買ってきてよ」

 「やだ~」

 「じゃあ、じゃんけんしかないな...」

 「「さーいしょはぐーじゃんけんぽん!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うぅ...寒い」

 

 結局俺が買いに行くのかよ。しかも、銀河青果店言ったらマスキがケーキ差し入れしてさぁ...まぁ、スゲー嬉しいんだけどよぉ、なにしろ寒い...早くこたつに入りたい。

 

 

 「ただいまー」

 「おかえりー」

 「こんにちは」

 「なんでお前らがいるの」

 

 家に帰ったらあらびっくり、Photon Maidenのみんながいるじゃないですか。フォトンは俺達Beat the clockそして茜のバンド4MCOPEの事務所の後輩なのよ、ネビュラプロダクションなのよ俺ら。とまぁ、それは置いといて。

 

 「あー、これは落ち着くー」

 「乙和、足が当たっているよ」

 「咲姫ちゃん、みかん来たよ」

 「拓也さん。ありがとうございます」

 

 茜、乙和、衣舞紀、咲姫の4人によって、こたつが独占されてんのよ。ノア?アイツは

 

 「こたつで暖まってる咲姫ちゃん...眼福」

 

 まぁ、いつも通りだな。てか寒くないのか?あ、そうだった暖房付けてたの忘れてた。

 

 「あ、拓也さんお邪魔しています」

 「立たなくていいよ衣舞紀」

 「今がチャンス!」

 「あ、しまった!」

 

 衣舞紀が立った途端一気にノアがこたつにすべり込んだ。

 

 「はぁ~こたつで暖まるし、咲姫ちゃんを近くで見れて、最高」

 「あ、みかん買ってきたぞ」

 「ありがとーたーくん」

 「先輩、ありがとうございます」

 「はい、食えー」

 

 こたつの上にみかんの袋を出すが、かごはないからもちろん

 

 「ねぇ、かご用意してよ転がったじゃんみかん!」

 「お前らいるのが悪い」

 

 はやくこたつに座りたい気持ちを抑えながら俺はかごを用意することにした。

 

 「はい、改めて」

 「いただきまーす。ん~こたつといったらやっぱりみかんだよね~」

 「あ、そういえばケーキあるんだった」

 「ケーキ!?食べたーい!最近ケーキ食べてないんだよね」

 「乙和、お前ダイエットするんじゃなかったのか?」

 「今日は別腹です」

 「衣舞紀いる?」

 「く、こんな罪深いモノを...」

 「いや、食えよ。ストイックすぎるのよあんた」

 「みかんおいしいです」

 「咲姫ちゃんみかん好きだっけ?」

 「はい」

 「嬉しそうにみかんを食べる咲姫ちゃん...尊い」

 

 

 「そういうところも可愛いよ、ノア...」 

 「ひゃ!」

 「「シモ姉!(志茂田さん!)」」 

 

 

 あらまびっくり客がまた来たではありませんか、て言うかよくバレずにここまで来たな。

 

 「し、ししし志茂田さん!今日は...今日は!」

 

 シモ姉は最近チュチュよりもノアを『食べる』のを趣味としているのよ。『食べる』というとなんか語弊があるけれどまぁそういうことなのよ。でも、なんでノアなんだ?あの人乳あるぞ?それとノア、お前秀才だろ?訴えれば金入るぞ。

 

 

 「いやいや、襲わないから大丈夫。タクに貸してたDVD返しに来ただけだから。あ、こたつだーちょっと割り込み失礼」

 「いや、もう満員だろどうみても」

 「はぁ~」

 「入った!?」

 

 シモ姉はノアの所をこじ開けて入ってきた。

 

 「いや~暖かいね~」

 「志茂田さん見えない所で脚擦るのやめてくれませんか?」

 「ねぇ~早くケーキ!」 

 「はいはい。7人だから8等分でいいか。はいどうぞ」

 「わーい!ありがとうございまーす!」 

 「これは、おいしそうです」

 「たーくん。紅茶ー」

 「はぁ、ちょっと待ってろ」

 「あ、タク先輩手伝います」

 「衣舞紀お前寒くないの?」 

 「なんかもう暖かくなって来ました」

 「まぁ、少し暖房入ってたからな暖房切るか」

  

 

 

 

 数分後

 

 「あ、そういえば、ケーキまだ余ってたよね」

 「乙和、これ以上食べるとまた1ヶ月鶏ささみ生活延長だよ」

 「うぅ衣舞紀の意地悪」

 

 鶏ささみって...まぁ、ダイエットにはいいけどよ。1ヶ月ずっとはさすがに飽きるぜ。そこは胸肉とかでもいいんじゃないか?あれならまだましだろ。

 

 「あ、どうせなら最後のケーキやるから誰か来い」

 

 「....」

 

 「あれ?誰も来ないの?」

 「いや食べたいのよ、食べたいのは分かるのでも...」

 

 

 

 

 

 

 「「こたつから出たくない!」」

 

 

 

 

 

 出た!こたつトラップ!これが発動されると、とことん堕落していって伝説の魔物『こたつ虫』になってしまう最強のトラップだ!

 

 「志茂田さん早く出てください、もう太もも触ってますし」

 「だったらノアちゃんが出たら?嫌なんでしょ?」

 「咲姫ちゃん、ケーキあげるから、ね?」

 「いやいや、先輩こそどうぞ」

 「うぅ、こたつを出ると地獄の寒さが」

 「乙和、もう暖かいよ」

 「さぁ、誰か来い!この魔物から脱出してみろ!」

 「拓也さん、これ見るの面白がっていません?」

 

 

 このこたつ誰が出るか出ないかで数時間経ち、最終的にはフォトンに緊急招集が掛かったことで3人がこたつから脱出することになりケーキは俺が食べた。シモ姉と茜がにらんでたけど。




 初めてD4の話を書きました。多分フォトンとBeatは今後は事務所関係で絡ませていこうと思っています。
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