Beat the clock +   作:頭の中将

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最近マージャンにハマっている今日この頃です。


タクの地下室は時たま雀荘になります

 コトン....コトン....コトン...

 

 よぉ、タクだ。今日は地下室から失礼するぜ。最近麻雀やってみたくてこの間麻雀セット買ったのよ。で麻雀友達のツテを利用してなんと全自動雀卓をもらいました。ちょうどテーブルを追加したかったところだったからありがたい.

でそれはさておきその雀卓で今は麻弥さん、日菜さん、乙和、咲姫が麻雀をやっている。それを見て俺はジャスミンティーを淹れようとしている所だ。

 

 「リーチ!」

 

 お、乙和がリーチだな。牌があと少ししかないからこのまま何もなくても乙和が聴牌で有利だな。蒸らしたところでさて淹れるか。

 

 「終局!乙和ちゃんが聴牌だね」

 

 結局何も起きなかったな。これで乙和が聴牌によって全員から1000点合計3000点が乙和にはいるな。

 

 「う~んドラが出ていればアガれたのに」

 「いやー最後ジブン捨てるか迷いましたからね」

 「麻弥さんがドラ持っていたんですね」

 「お、終わったみたいだな。お茶淹れたから一服どうだ?」

 「ありがとうございます」

 「ジャスミンティーだけどどう?」

 「これは美味しいです」

 「ねぇ、何かお菓子ないの?」

 「雀卓が汚れるでしょうが。おっと電話だ。もしもしもしもし!あ、いまですか?自動じゃないけど大丈夫っすか?はいはーい。」

 「誰?」

 「まりなさん」

 

 

 

 


 

 

 

 

 「いらっしゃい」

 「おぉ、まりなさん」

 

 

 月島まりなさん。ライブハウス『Circle』で働いている人、要するに亮の上司。高校時代にいつもお世話なった人である。最近は麻雀仲間であり彼女はときどき仕事帰りに打ちに行ってる。

 

 「来たよーってフォトンの咲姫ちゃんに乙和ちゃん!?」

 「どうも」

 「そうだよー」

 「私フォトンのファンなの」 

 「ありがとうねー」

 「まりなさん、ジャスミン淹れたんすけど飲みます?」

 「ありがとう。ふ~やっぱり暖まるね~」

 「まりなさんもやるー?」

 「もちろん!」

 「じゃあジブン見てますんでどうぞ」

 

 


 

 

 「ロン!大三元!跳満!」

 「す、すごい....」

 「これって確か....」

 「23.1%の確率でしかならない難易度激ムズの上がり方だよ」

 「ふっふーんどうだ!」

 

 まりなさん実は麻雀結構強い。どうやら麻雀のプロリーグから正式にスカウトに来ているとか来ていないとかのレベルだ。

 

 「まりなさんの動きがとにかく迷いがなかったすね」

 「コツとしては最初どうやって上がるかをイメージしておくのが大切だよ」

 「流石だな....おっと電話だもしもし?あ、今日ですか?徹夜じゃなければ、はいはい分かりましたはーいお待ちしております」

 「誰?」

 「姫神さん」

 「プロデューサー!?」

 

 乙和が驚くものでも無理はない。だってうちらの事務所の偉い方兼フォトンのプロデューサーが今からここで麻雀を打つのだから

 


 

 「ロン」

 

 姫神さんが牌を見せる。

 

 「字一色!?」

 

 これもかなり難しい上がり方....見ろよ全員呆然してるよ。

 

 「月島さん貴方お強いですね」

 「貴方もすごいですね」

 

 いやもう、ここまで行ったら2人の世界だよ....

 

 「池上、出雲、やるぞ」

 「嘘でしょ....やりますよ」

 「ごめんなさい、ちょっと....」

 

 咲姫が完全に意気消沈しているな....

 

 「じゃあ日菜ちゃん」

 

 まりなさんが日菜を呼んだ

 

 「あたし?いや~これ見ちゃうとねー」

 

 あの日菜さんまでも意気消沈してる....

 

 「じゃあしょうがない誰か呼ばないと」

 「彼に頼みますか、もしもし、あー今空いています?はいはい、あーありがとうございます。じゃあお待ちしてますね。はーい」

 「毎回思うのだけどタク君かなり電話多いよね」

 「ね、自分でもそう思う」

 

~数分後~

 

 「拓也、来たぞ」

 「あ、颯樹さん」

 

 盛谷颯樹、パスパレマネージャー。そして、サギさんの彼氏。彼も結構麻雀上手い。

 

 「さて、これで打ちますか」

 「本日はよろしくお願いします」

 「あ、多分このまま2時間とかなるから手摘みの奴勝手に使っていいから。それと帰りたくなったら言ってね」

 「はーい」

 「さて、始めますか」

 

 

 こうして、俺、颯樹さん、まりなさん、姫神さんによる麻雀大会が始まった。

 

 

 

 

 

 


 

 

~1階~

 

 ~♪

 

  今頃たーくんは麻雀かぁ、こないだいきなり『俺、麻雀勉強する』と言ったときは驚いたよ。さて、私はそろそろ夕食の準備でも取りかかりますか。

 

 カランカランカラン....

 

 「茜ちゃん」

 「あ、千聖さんどうしました?て....」

 

 千聖さんからすごい黒いオーラが流れているよ。これかなりキレてるよ。私たーくんじゃないから正直びびってるよ....

 

 「今、日菜チャンと麻弥チャンはここかしら?それとダーリンモココニイルワヨネ?」

 「え、えっと....」

 

 「あ、白鷺さん」

 「乙和ちゃんこんにちは」

 「こんにちわー、麻弥さん達なら地下室ですよ」

 「分かったわ、ありがとう乙和ちゃん」

 

カンカンカン...

 

「乙和ちゃん、感じなかった?」

 「何をですか?」

 「いや、なんともない」

 

 

 たーくん、千聖さんなんかキレてるよ...覚悟しといてね

 

 

 

 

 

 

~地下室~

 

 「....」

 

 最後の局、今、リーチの状態なのにあと少しが来ない...もうすぐで終局だそしたら、俺がビリになる。

 

 「...」

 「...」

 

 コトン...

 

後残り一周となった。黒いオーラを感じる。今いいところだ邪魔するな。

 

 「日菜ちゃん?麻弥ちゃん?もうすぐお仕事だけど?ナンデマージャンシテタノ?」

 「え、えっとー...」

 

 「タク、次」

 「あ、はい」

 

 俺はラストの牌を取った。

 

 「ツモ!門前清自漠、対対和、海底撈月、ドラ、リーチ!跳満12000!」

 「何!?」 

 「嘘!?」

 「本当だ...」

 

 麻雀初めて跳満を決めたぜ...そういえば、乙和と咲姫が帰ったなで、だ

 

 

 「なんでサギさんがいるんですか?」

 「何ってこの後、生放送があるから事前に集合って言ったのに2人がなぜか抜け出したのよ。だからダーリンに追ってもらおうとしたけど...ダーリンもナンデマージャンシテタノ?

 

 「「「タク(タク君、池上さん)がやろうって言ったから」」」

 

 「よし、ソノテンモフマエテアトでオセッキョウネ」

 

 

 100%俺のせいにしてない!?ちょっと解けないぞ、断れよそしたら。

 

 

 

 

 




颯樹さんについてはこちら

そういえば、またリクエストが来ました。誰なのかはお楽しみ。
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