アモクロノス~旅の戦い(battle of the journey)~ 作:ねここねこ .com
武装しているセイナたちの乗る、ゲンナ号は何からどこを経て逃げていたのか。
ここから始める段階で守里剣には、分からないことは多いままだったが…
いよいよ組み立てになってみんなが集まっていた。
麻生が「組み立ててみようかね」と守里に言うと、ドキドキした。
ゲンナマーズは組み立てたことがない。
緊張していると麻生が「足りないところはみんなの力じゃ」と安心させた。
足は金色の関節部分までしっかり設計された硬い装甲を思わせ、胴体は白の部分は少なくコックピットの部分は青くなっていて、その周りには排気に十分な造り。
肩の部分は金色でまるで刺さってしまうかのような、胴体より飛び出た今にでも飛び出しそうな外観。
顔はキリッとした目のようになっているが、隠れている部分が多く頭の分はヴィクトリーの「V」のように目立っている。
金色が多いがなぜか不自然に手の部分だけ、グレーで鍵手になっていた。
麻生は感心して、周りを見て何か足りないようにメモを取る。
守里は「実は手はしっかりさせたかったんですけど…予算の関係と、物を運ぶのに便利だから後で考えようとかで…」と照れたように話す。
みんなは「セイナもだけどさぁ、はぁ…守里君もやるねぇ!」
守里は「自作なので何か物足りないんですけどね、っているか実戦で使えないような…」
麻生は「そもそも武器がないからだが、刀を装備させるのも良いかもな」
セイナは「それなんだけどね、えへ、マーズの鉱石に刀を近づかせたら青く光って…」
麻生は自分で作ったかのように「それは使える!刀は2本あるから、両手に持たせるとかな!」
守里は「無防備じゃないかな…」と言うと、麻生は「シールドを持ったらバランスがおかしいぞ?」
セイナは「だからなの、青く光って交差させるとシールド代わりになるかなってね!」
麻生が「刀を交差させてシールドの代わりか…それは、よし!いけるな」
「青く光る時には、強化されているからシールドとして十分役立つからのぉ」と麻生。
セイナの頭を撫でながら麻生はメモを取っていた。
スケッチの役割は果てしなかった。
麻生は続けて「マーズの鉱石は他にも使える」と自慢げに言う。
みんなが顔を見合わせていると「実はバックパックを作ったんじゃが、大きさはセイナのスケッチで計算した」
守里は明るい表情で「飛べるんだ!」と言うと、麻生は嬉しそうに頷いた。
他のみんなは「男ってすぐこう…」と言わんばかりに、ゲンナマーズに目を輝けせる2人を見ていた。
セイナは「えへへ」と、はにかんでいた。
麻生は「時空にいても早く飛べるようになるぞ!」と言うと、守里は「ありがとうございます!」と飛びついて麻生はひっくり返りそうになった。
秘密にしつつ、綿密に作っていた自動戦機だったはずのGビャクヤ。
護衛のはずもなく、実戦が待っていることを楽しみにはしていない。
待ち受けているのは残虐な相手だったが、守里剣は前に進んで行くのだった。
第13話もお楽しみください!