アモクロノス~旅の戦い(battle of the journey)~   作:ねここねこ .com

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動かすことができたとはいえ、実際はどうなのか未知な部分の多い、Gビャクヤ。
武装しているセイナたちの乗る、ゲンナ号は何からどこを経て逃げていたのか。
ここから始める段階で守里剣には、分からないことは多いままだったが…


第12話 「設計」

いよいよ組み立てになってみんなが集まっていた。

 

 

 

麻生が「組み立ててみようかね」と守里に言うと、ドキドキした。

 

ゲンナマーズは組み立てたことがない。

 

緊張していると麻生が「足りないところはみんなの力じゃ」と安心させた。

 

 

 

足は金色の関節部分までしっかり設計された硬い装甲を思わせ、胴体は白の部分は少なくコックピットの部分は青くなっていて、その周りには排気に十分な造り。

 

肩の部分は金色でまるで刺さってしまうかのような、胴体より飛び出た今にでも飛び出しそうな外観。

 

顔はキリッとした目のようになっているが、隠れている部分が多く頭の分はヴィクトリーの「V」のように目立っている。

 

金色が多いがなぜか不自然に手の部分だけ、グレーで鍵手になっていた。

 

 

 

麻生は感心して、周りを見て何か足りないようにメモを取る。

 

守里は「実は手はしっかりさせたかったんですけど…予算の関係と、物を運ぶのに便利だから後で考えようとかで…」と照れたように話す。

 

 

 

みんなは「セイナもだけどさぁ、はぁ…守里君もやるねぇ!」

 

守里は「自作なので何か物足りないんですけどね、っているか実戦で使えないような…」

 

麻生は「そもそも武器がないからだが、刀を装備させるのも良いかもな」

 

 

 

セイナは「それなんだけどね、えへ、マーズの鉱石に刀を近づかせたら青く光って…」

 

麻生は自分で作ったかのように「それは使える!刀は2本あるから、両手に持たせるとかな!」

 

守里は「無防備じゃないかな…」と言うと、麻生は「シールドを持ったらバランスがおかしいぞ?」

 

 

セイナは「だからなの、青く光って交差させるとシールド代わりになるかなってね!」

麻生が「刀を交差させてシールドの代わりか…それは、よし!いけるな」

 

「青く光る時には、強化されているからシールドとして十分役立つからのぉ」と麻生。

 

セイナの頭を撫でながら麻生はメモを取っていた。

スケッチの役割は果てしなかった。

 

 

麻生は続けて「マーズの鉱石は他にも使える」と自慢げに言う。

 

みんなが顔を見合わせていると「実はバックパックを作ったんじゃが、大きさはセイナのスケッチで計算した」

 

 

 

守里は明るい表情で「飛べるんだ!」と言うと、麻生は嬉しそうに頷いた。

 

他のみんなは「男ってすぐこう…」と言わんばかりに、ゲンナマーズに目を輝けせる2人を見ていた。

 

 

 

セイナは「えへへ」と、はにかんでいた。

 

 

 

麻生は「時空にいても早く飛べるようになるぞ!」と言うと、守里は「ありがとうございます!」と飛びついて麻生はひっくり返りそうになった。




秘密にしつつ、綿密に作っていた自動戦機だったはずのGビャクヤ。
護衛のはずもなく、実戦が待っていることを楽しみにはしていない。
待ち受けているのは残虐な相手だったが、守里剣は前に進んで行くのだった。
第13話もお楽しみください!
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