火神に憑依したっぽいのでバスケの「王様」目指す   作:Dice ROLL

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早くキセキとぶつけてえなあ。ちなみに黒バス本編でもオリ主のモデルはチラッとでているんですがこの話ではリーグそのものを含めてまるで別物という設定なので存在していないです。


0話 別に絶望はしない

日本の中学に転校して早2ヶ月。現在中学3年生だ。どうしてもアメリカよりレベルは落ちるが前世の記憶もあるしどうということはない。ただ転校生は一年間公式戦には出れないということなので基本的にはチーム練習には参加せず個人でスキルアップに励んでいた。身長もある程度限界が見えてきたので筋肉をつけるためにジムにも通い始めた。ちなみに勉強の方ですが…

 

前世も勉強していなかったので英語以外できません!!(憤怒)

 

これは行ける高校は限られてくるかも。公式戦に出れないようではスポーツ推薦も無理だろうし。どうにか入れそうな高校でバスケが強そうなところを見定めておこう。

 

後は同い年に「キセキの世代」と呼ばれるとんでもない連中がいるらしい。日本の中学レベルでは敵なしの五人らしいが流石に中学バスケをテレビ放送はしていないので一度試合を見に行ってみた方がいいかもしれない。うちの学校レベルじゃ大会で当たることはないだろうしな。

 

タツヤとは定期的に通話したりそれぞれのバスケの動画を送りあったりしている。タツヤもかなりフィジカル面を強化しているみたいで随分と手強くなっていそうだ。相変わらずシュートもフェイクも上手いしな。

 

動画を送るといえば、これのおかげでスキルアップにも苦労していない。というのもアメリカ時代にバスケを教えてくれていたアレックスことアレクサンドラ・ガルシア師匠に色々と教えて貰えるからである。時差もあるから直ぐにとはいかない時もあるがそれでも十分である。

 

早いところ受験終わんねえかな〜。心ゆくまでバスケしてえな〜。

 

◆◇◆

 

バスケの本場で様々な選手を見てきたアレクサンドラ・ガルシアにとっても、火神大我は天才である。その上でもはや狂人的とも呼ぶべき努力量はもはや既にプロの世界で通用するのではと思わせる程だった。バスケの強豪校に入学を勧めたこともあったが本人曰く

 

「ストリートの方が居心地がいい」

 

とのことらしい。実力に応じて環境をステップアップさせていくことが当たり前のアメリカ人の感覚では正直理解できないところもあるが、今いるチームで頑張るのが日本流と言われれば何も言い返せまい。今日も今日とて動画ファイルが送られてきた。正直もう教えることなど何もないと言いたいところだが…

 

「いつまでも師匠、師匠と頼られたら、そんなこと言えないっての」

 

こんな具合である。なんなら現役の頃よりバスケを勉強している自信があるそうな。

 

こうして、時は流れる。次回、高校生編突入

 

 

 

 

 

今後の黒子はどうしていくべきだと思いますか

  • 原作初期通りの「幻の六人目」
  • 原作終盤の自力で攻めれる攻撃フォルム
  • あえて守備にブッパしたスティール王
  • それ以外(メッセージかTwitterで)

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