ファンタジア・リビルド 〜この手に飽くなきミライを〜   作:ふぇるみん

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物語を覚えているうちに書きたくなった。

と言うかクラッシュフィーバーとのクロスオーバー目的だったりする。


プロローグ 彼等は如何にして道筋を辿るのか

これは、ある前日談。

 

 

 

彼らが世界を救い終えてから再び危機に晒されるまでの小さな幕間の物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始原の精霊が消え去り、完全に解決して元の生活に戻ってからはや半年がたったこの頃。今日もいつものように十香達は大学へと向かっていた。

 

「おはよう、シドー!」

 

「おう、おはよう十香。」

 

士道と十香のふたりは今日も当然か、のようにその道を歩いていく。すると、道中でかつての戦友にあった。

 

「お、久しぶりだなヴィンス!」

 

「....ん。十香に士道じゃないか、久しぶりだな!!」

 

二人がヴィンスと呼ぶ彼.....ヴィンセント・グライスナー。彼と彼女でほぼすべての精霊と互角に戦えるほどの実力を持ちながら終結後はそのまま身をくらませていたはずだった。

 

「ヴィンスたちは一体ここで何を?」

 

不安そうに聞く士道であったが、ヴィンセントはなんのためらいもなく笑顔で、

 

「ああ、前にも行っていた彼女達の受肉試験が成功してな。」

 

そう言うとヴィンセントは体を少し左にずらした。すると、そこにはいつものクロエとその後ろに5人の姿が見える。

 

「寸分違いなく私達の肉体を再現できるとはね....。」

 

「でもこれで私達はネットワーク上から見守ることしかできない!っていうのが無くなるんだよね?」

 

「ですね!正直失敗するんじゃないかと思いましたがうまく行ってよかったです!」

 

「そうだね〜。わざわざ服装までそれっぽく再現するのに時間かかったでしょ〜?」

 

「.....一つ言うなら何故ボクだけ獣耳がついてるのか問いただしたいんだがなァ?.....まあ可愛いからいいけど。」

 

上からアリス、クーロン、エジソン、フェルミ、ダーウィンである。彼女たちはもともとALICE内にあるAIだったが、本人たちの要望により、約半年かけて肉体が構成され、こうして外に出れているのである。

 

「ほう、凄いなぁ....いつの間にそんな技術を。」

 

「ちょっとアクシズで色々弄ってるうちにな?」

 

「およ?前までフェレシュテっていう名前じゃなかったか?」

 

ふと士道がそう聞くと、後ろにいたクロエが少し顔を隠して、

 

「あれからやっぱり名前統合しないか?ってことになってね。さんざん悩んだ結果アクシズになったのよ。今はその統合記念ってことで新技術を盛り込んだ艦を建造中。ただ、そっちのフラクシナスの改良、及びこっちの機体の調整もあるから少し時間はかかるけどな。」

 

「へぇ、それで名前は何にするか決まっているのか?」

 

「あぁ、【オリキュレール】という艦名がつけられることになっている。」

 

ヴィンセントがそう言い、意図しない方向に銃口を向けた。

 

「うん?ヴィンスどうしたんだ?」

 

「....士道、全員に連絡しろ、死にたくなければ霊装を展開しとけ、とな。ついでにフラクシナスとオリキュレールも降下させると!!」

 

「はぁ!?何が来るっていうんだよ!!」

 

「やべぇのが来るとしか!アリス!サーバーのバックアップは!?」

 

「受肉する前にオリキュレールに本体サーバーは移設してあるわ!」

 

「おーけー、おそらくこの世界は何らかの原因で崩壊すると見た。オリキュレールに乗り移る準備だけしておいてくれ。」

 

「えっ?」

 

突如告げられた崩壊宣言に流石のアリスも素っ頓狂な声を上げた。とは言えヴィンスが言うからには本気でやばい状態なのだろうと知覚したアリスは武装を展開しナニカに備える。それを見てこの自体の深刻さを察した全員が各々の真の姿を開放していく。そして、それは現れた。

 

パリーン

 

「!?なんだこのモンスターみたいなやつは!?」

 

「データベース検索....該当なし!ヴィンス、これって....!!」

 

「書物で見たことがある....世界が崩壊する際にこのモンスターが大増殖すると。」

 

 

 

ーーーーたしかその名は、イマジン。

 

 

「ーーー!!!!」

 

声にならない動きを上げたモンスター【イマジン】はこちらを見るなり襲いかかってきた。同時にその出現地点から世界がポロポロと崩れ落ち始めていた。

「っ!?アクシズ本部に通達!【プラグキュレールを落とせ!】」

 

「言われずとも届いてるよヴィンス!」

 

ヴィンスが上を見上げると降下してきている【オリキュレール】と【フラクシナス】の姿が。更に通信が続く。

 

「無事だった?皆。」

 

「琴里か!」

 

「士道、いいからよく聞きなさい。このままここに居たら崩壊に巻き込まれるわ。だからいち早くフラクシナスとオリキュレール、どちらかに乗ってちょうだい!」

 

「他のみんなは!?」

 

「できる限り呼びかけて真那と美九は回収したわ。けど他のみんなは崩壊に巻き込まれて.....。」

 

「そんな.....うわっ!?」

 

「士道!?」

 

士道が打ちひしがれていた間に崩壊がすぐそこまで来ていたのだろう。霊装を展開した十香諸共崩壊の穴に吸い込まれていく。ヴィンスも助けようとするが、両手にエジソンとフェルミ、クロエはクーロンを抱えていて到底助けに行けない。アリスとダーヴィンは自分で空を飛べたが、その性質上干渉自体は出来ない。

 

「士道おおおおおお!!!!!」

 

結果、ヴィンスや琴里達は何もできぬまま飲み込まれた二人を見ていることしかできなかった.....。

 

 

 

「......くそっ!!」

 

「お兄ちゃん!今はそれより...!!」

 

「わかっている!アリス、ダーウィン、付いてこい!オリキュレールに乗り移る!」

 

「「「了解!!」」」

 

その後、7人を載せたオリキュレール、そして一通りのラタトスクメンバーを載せたフラクシナスは崩壊する世界から逃れるべく、新たに搭載された機能を使い崩れゆく世界から脱出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界は残酷だ。だが、ここからが世界の始まり、旅の始まり。

 

本来増えるべきでない存在が増えた事により彼らの道筋は決して軽くはない道筋となるのである......。

 

 

 

トーリス・ア・ライブの後日談であり、

 

Fate/SplitsTeamの前日譚。

 

ファンタジア・リビルド 〜この手に飽くなきミライを〜

 

開始。






これからちょくちょく更新したいと思います。
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