瀬笈葉に憧れた少年が、運命を覆す為に奮闘するお話 作:雨宮祷
書きたくなったので、描き始めます。
初心者なので、色々おかしな所があると思うので、暖かい目で見てやって下さい。
間違えてたら、優しく教えてあげて下さい。
壱話
気がつけば、崖の上に居た。
いつからそこに居たのか、それすらも分からない。
――のだが、何か、記憶がある。
いわゆる、「前世の記憶」とでも言うべきものが。
そして、私はこの光景に見覚えがあった。
――葉ーちゃんの最初に居たところじゃね?
と。
いや、絶対そうだわ。
私の葉ーちゃんへの愛が、此処へ呼んだのでは?
え、何それ最高かよ。
まてよ、という事は、ここは幻想郷……?
何それ、即死やんけ。
葉ーちゃんは妖怪だから大丈夫なんだろうけど、私はただの人間なんだが?
弾幕も何も出来ないんですけど?
やべえ、どうしよ。
嬉しいけど、焦ってきた。
何か出来ないか?
幻想郷に来たおかげで、何か未知なる力的なのに目覚めたとか、能力が発現したとか。
……試してみるか。
全身に力を入れ、呼吸を整える。そして、大きく大きく息を吸って、止めるッ!
そこから、内なる力を解放し、放つ――ッ!
結果から言うと、出なかった。
なんだよちくしょー。
取り敢えず、移動してみるか。何かあるかもしれんし。
フッ、行動……開始だ――。
――――――――
やばいやばいやばいやばい。
死ぬっ! 死んじゃうっ! 死んじゃうからぁッ!
森の中を全力疾走中です!
なんかやばいのに追いかけられてます!
「逃げるんじゃねぇよ! 人間がァ! 喰わせろォ!」
「お断りだちくしょー! 人間は食べ物じゃありません! それに、食べても美味しくないですよ! モッシャモッシャして、まずいですって!」
「そんなもんは食ってみれば分かんだろォ! 大人しく、オレ様に喰われろォッ!」
そんなこんなで、こんなやばいのに追われてます!
こんな鬼ごっこは嫌だの最優秀賞かよ!
「何なんだよテメェ! 目ェ血走ってるし、キモイんだよ!」
「オレ様は鬼だ! 身体能力も何もかも、全て人間に勝ってる! つまり、貴様がこのオレに勝つなんてことは不可能なんだよ!」
ガチで鬼じゃねぇか!
ここは地霊殿なんですか!
「何が人間に全て勝ってるだ! 容姿を比べてみろ! どんだけ私がブサイクでも、テメェには負けてない自信があるぞ!」
「グダグダうるせぇんだよ! 黙って喰われろ!」
やべぇ、マジでどうしよ!
森の中だからここまで逃げれてるけど、もし森から出たら速攻で喰われる自信がある!
そんな事を考えていると、何かガサガサ音が聞こえる。
まさか、新手か?!
「見つけたぞ! 鬼め!」
違う、鬼を狩ろうとしてるんだ。
すげえ、刀だ。本物初めて見た! ……ん? 鬼狩り? 違う! ここは幻想郷じゃなくて鬼滅の刃の世界か!
「水の呼吸・壱ノ型 水面斬り!」
刀を大きく横に薙ぐ。
狙いは……首か!
「この程度、どうって事ねぇんだよ!」
げ、腕でガードしやがった!
あれじゃ斬りきれない!
「そんな! うっ、うわぁぁっ!」
やべぇ、隊士が吹き飛ばされた! こっちはマジでただの一般ピーポーなのによぉッ!
「邪魔が入ったが、今度こそテメェの番だ……!」
クソッ! どうする、どうする!
隊士はまだ、立ち上がるので精一杯、救援は望めない! 「分が悪いなら逃走」なんて言ってられない。もし逃げたら、隊士が食われる!
葉ーちゃんなら、絶対に見捨てない!
隊士の人が持ってるのは日輪刀。あれで首を落としさえすれば、勝てる!
でも、出来るのか、私に。刀なんて持ったことも無いのに。
ダメだ! 弱気になっちゃ! 葉ーちゃんなら絶対やりきる! だったら私だってやらなきゃ! 出来る出来ないじゃなくて、やりきるんだ! 意地でも!
「すみません、ちょっと借ります」
「ケホッ、でも…君、は…鬼殺隊、では……」
「今は、そんなことも言ってられないでしょう」
隊士の方へと駆け寄り、日輪刀を(ほぼ無理やり)もらい受ける。
「そんな刀を持っただけで、俺を殺すつもりかぁ?」
ニヤニヤしながらこちらへ話しかけてくる鬼。うぇぇ、気持ち悪……。クッソ、マジで首を刎ね飛ばしてやりたい!
でも、焦ってはだめだ。焦ったら、ただでさえほとんど何もできないのに、本当に何もできない奴になってしまう。あいつの動きをよく見るんだ!
「へへ、だんまりか……! そんなんで何ができるんだぁ?!」
うるせぇぇぇッ! ちっとは黙ってらんねぇのかよ、コイツッ! 集中させろや! はっ、まさか、コイツ……! 集中させないために……!?(錯乱)
「さっさとテメェをぶち殺して、まとめて食い散らかしてやる!」
来た! 真っすぐ、正面から! 大丈夫、体を斜めに滑り込ませて、横から首を切るだけ!
クソッ、なんで私の体は動かないんだよッ! 恐怖なんかに負けんなよ! 葉ーちゃんは、全部、最後まで抱え込んで貫き通したんだ! 死の恐怖に、最後まで負けなかった! 思い出せ、葉ーちゃんを!
「はッ…ァァァアアアアッッ!」
気持ち悪い! 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い! 肉を斬る感覚が、手に伝わって気持ち悪い! けど、こんなとこで引き返せねぇんだよッ!
「はぁ、はぁ、……き、れた」
胃の中のものが逆流してきそうになる。この感覚は、結構マズいかもしれない。あ、ダメだ、出るわ。
「おっ、ええぇぇ……ッ」
びちゃっ、びちゃっ、と胃の内容物が地面に染みを作る。
「なん、で、俺の首が斬れてるんだぁぁ?!」
なんか生首が騒いでいるがよく聞こえない。とにかく気持ち悪い。それ以外考えられない。視界はグラグラと揺れて、そうして、暗転した――――。
なんか、色々展開早すぎた気がする……。
東方自然癒、また、瀬笈葉を知ってますか?
-
知ってる。原作プレイしたし瀬笈葉大好き
-
知ってる。名前出されたら顔が思い浮かぶ
-
名前は聞いたことある。え、顔……?
-
んー……?どっかで聞いたことある気が……
-
知らん