機動戦士フラッグIS   作:農家の山南坊

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今回はグラハムさんどころかIS学園がほぼ出てきません。
どちらかといえば番外編よりかもしれませんね。


#60 蒼き亡霊

 ラグランジュ1。

 地球と月の間にあるラグランジュ点であり、宇宙開発時代には多くの国や企業によって資源衛星の開拓やコロニー開発が行われた。

 現在でも国際IS委員会がコロニーを保有するなど、IS至上時代においても比較的厚遇されている宙域である。

 それでも建造途中で放棄されたコロニーは多くあるが、数少ない完成したコロニーの一つに『インフィニット・ユニバース』がある。

 今、32万キロにも及ぶ長旅を終えた女性がいくつかのセキュリティを通った先で堅牢なドアにカードキーを通す。

 ロック解除を示す緑色の光が点灯し、空気の抜けるような音と共にドアが開く。

 

「毎度ご苦労なことだな、ナタル」

 

「ご挨拶ね、イリス」

 

 ナタルと呼ばれた女性、ナターシャ・ファイルスは笑みを浮かべて、イリスことイーリス・コーリングに挨拶を返した。

 薄暗い部屋には三方向の壁をコンピュータや計測器で囲まれ、数人の研究員がそれらを操作している。

 その中央にあるデスクに足を乗せるようにしてイーリスは椅子にもたれていた。

 ナターシャはいつもと変わらぬ光景にわずかに苦笑を浮かべながらも、デスクに近づいた。

 

「お前は休暇にやることはココにくるか師匠(せんせい)のとこに行くことしかないのか?」

 

 イーリスは半ばあきれた風に言うと、手元の携帯の画面をナターシャに見せた。

 

「今、地上はおもしろいことしてんのにさ」

 

「これは?」

 

「さっき、アメリカ軍(うち)のが撮ってよこした写真だよ。今日は学園祭なんだとさ」

 

 そこで何かに気が付いたのか、ナターシャは口元を抑えて笑い出した。

 予想通りの反応だったのか、イーリスもニヤリと悪戯っぽく笑んでいた。

 写真に写っていたのは――

 

「ルフィナのメイド服なんざ、滅多に見られたものじゃないだろう?」

 

「ええ、ほんと。可愛いわね」

 

 二人はそこで堪えられずに盛大に噴き出した。

 携帯端末に映っているのはルフィナの写真。

 『ご奉仕喫茶』の衣装であるメイド服を着ているその写真は、米国の軍事関係者が撮ったものだ。

 顔を赤らめつつ笑みを見せるルフィナの画像はすでに米国のIS、軍事、企業関係者の手に渡っている。

 否、彼女だけではない。

 学園祭でコスプレをした代表候補生たちの写真は、学園祭開始一時間以内に母国へと送られていた。

 勿論趣味というわけではない。

 代表候補生、特に専用機持ちはその国の広告塔としての役割があり、国によってはまるでアイドルのようにプッシュされ、写真集が出されたりすることもある。

 そんなイメージガールである彼女たちの写真は、時によってさまざまな意味で国家を左右することもある重要なものなのである。

 悲しいかな、これもまたISが生んだ世界の歪みなのかもしれない。

 

「いやも、師匠も驚いてるだろうよ」

 

「ルフィナちゃんの性格を考えれば誰でも驚くわよ」

 

 ひとしきり笑い終えたところで、イーリスは思い出したように尋ねた。

 

「そういや、最後に師匠のトコ行ったのいつだ?」

 

「ここに来る前だから……三日前よ」

 

「相変わらずだなー」

 

「そう言うあなたも月に一回は行ってたでしょ?」

 

 まあな、とデスクに置かれたコーヒーをすするイーリス。

 そこで客人に何も出してないことに気が付いたのか、席を立って壁際のコーヒーメーカーを操作する。

 

「そりゃ、私たちの師匠だし、米国最強の人間だぜ」

 

「あら、米国代表のあなたが言うなんてね」

 

「お前が言うなよ。 誰のせいでこんな――」

 

「……ごめんなさいね」

 

「おいおい、別にあのときのことを責めてるわけじゃないんだぜ?」

 

 突然表情の沈んだナターシャに慌てたようにイーリスは弁明する。

 

「私は代表操縦者としての責務がめんどくさいって話をしてるだけだぞ」

 

 少し困惑したような表情でコーヒーの入った紙コップを渡してきたイーリスに、ナターシャは笑みを見せた。

 

「ふふ、大丈夫よ。あの子の前で、沈んだ顔なんてできないもの」

 

 ナターシャは部屋の奥にあるガラス張りの壁を見つめる。

 そのガラスの向こう、隣の部屋は低温状態にあり、中にいる研究員たちは防寒着を纏っている。

 その中央には銀色のISが鎮座していた。

 《銀の福音》。

 ナターシャの専用機ともいえる米国の第三世代型機。

 夏の暴走事件以来、福音はこの施設で冷凍保管されていた。

 イーリスがここにいるのは福音の監視が理由の一つとなっている。

 

「ホンット、お前はアイツにべったりだよなぁ」

 

「あの子は、私の大切なパートナーだもの」

 

「親馬鹿もここまでくりゃアイツも本望だろうよ」

 

「そうかしら」

 

「私が保証してやるよ」

 

 ふふっと二人は笑う。

 しばらく二人は福音を見つめながら他愛のない会話を楽しんだ。

 安らぎすら覚える休日の一時。

 だがそれはサイレンの音によって破られた。

 二人はハッと顔を上げる。

 緊急放送の声がその部屋のみならず施設全体に響いた。

 

『センサーに感あり。数は12、IS反応はなくパワードスーツ(PS)のもよう。IS部隊は出撃の上、これを迎撃せよ』

 

「おっしゃ!」

 

 パシッ、と右掌に拳を打ち付けてイーリスが席を立つ。

 椅子を蹴ってその勢いでドアへと向かう。

 

「ほんじゃ、行ってくる」

 

「私も行くわ」

 

「お前、ISは?」

 

「ここの予備機でも使うわ」

 

「へ、足引っ張んなよ」

 

「あなたもね」

 

 軽口をたたき合いながら二人は急いで格納庫へと向かった。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 国際IS委員会が管理運営をするスペースコロニー、インフィニット・ユニバースには予備機を含めて四機のISが配備され、さらに条約によって入れ替わりで理事国のISが一機以上駐屯することになっている。

 今、飛び出していったのはIS委員会に籍を置く四機のISと米国のIS一機。

 委員会のISは《打鉄》、《ヴィザクトリー》、《ラファール・リヴァイヴ》の三機種四機。

 合計で二百数十機存在するIS社会の象徴的存在であり、この三機種をIS委員会は運用している。

 一方の米国軍のISは第三世代型機《ファング・クエイク》。

 虎模様(タイガーストライプ)の機体はイーリスの専用機であり、米国で開発が最も上手くいっている第三世代型機でもある。

 五機はすぐに散開すると飛来する敵機影へと向かって行った。

 中央を突っ切っていくイーリスは、武装でもある拳で正面からパワードスーツの装甲を砕く。

 互いの勢いもあってそれを受ける敵に襲い掛かる衝撃は凄まじく、一撃で宇宙の藻屑と化した。

 

「さあ、行くぜ!」

 

 拳を叩き、次の敵へと目を向けようとする。

 だが後続は全て左右に大きく分かれ、イーリスの周辺に向かおうとする敵はいなかった。

 なんだよ、と燃える闘志に反する状況に思わず舌打ちをする。

 そこにセンサーが新たな敵を補足した。

 現れたのは二機。

 一つはIS反応がある。

 進行方向はまっすぐとイーリスへと進んでおり、やる気に満ちている彼女はラインアイを望遠に切り替える。

 

「なっ!?」

 

 思わずイーリスから驚愕の声が漏れる。

 現れたのはAE社から強奪されたIS《イステイン》と――

 

「《ヅダ》!?」

 

 青いPSであった。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 青い迷彩柄のPS、ヅダは背部のバーニアの出力を爆発的に上げ、加速した。

 それは、PSはおろかISでも中々出せる速度ではなく、並ぶように飛んでいたイステインを一気に突き放す。

 その驚異的ともいえる速さでヅダは戦場へと突っ込んでいく。

 眼前にISを捉え、右手に持ったマシンガンを構えた。

 照準を合わせ、撃つ。

 放たれた赤色の弾雨をクエイクは余裕の動きで避けると、右拳を振り上げてヅダへと加速を入れた。

 ヅダも速度を落とすことはなく、距離は銃撃からすぐに近接、格闘戦へと切り替わる。

 勢いよく突き出されるクエイクの拳。

 直撃すれば絶対防御を持たないPSには致命傷となり得る。

 だが、とヅダを操る男――仲間内からは少佐と呼ばれる彼は、機体を動かす。

 直後、ヅダはクエイクを軸にするようにして打撃を回避する。

 ISでもそう簡単にできることではない制動を少佐は、バーニアノズルの偏向とAMBACによって減速なしでやってのける。

 そのままクエイクの背中に回り込むものの相手にはせず、目標であるスペースコロニーへと直進した。

 ISのような高度な搭乗者保護機能をもたないヅダは、加速時にかかる体への負担は当然ながらISよりも大きい。

 その負荷を少佐は噛みしめていた。

 彼の表情は喜びを湛えている。

 

(ヅダは戦える。たとえ相手が新型のISであろうと!)

 

 ヅダのモニターが新たな敵を映す。

 数は二、打鉄とリヴァイヴだ。

 一対二。

 しかもPSで挑むのはこの時代の常識からすれば自殺行為もいいところだ。

 だが違う、と少佐は勇んだ。

 この機体はヅダなのだ、と。

 マシンガンを構える。

 そしてモニターのセンサーが敵の動きと合致する。

 しかし突如として敵はモニターから消える。

 

「ッ!?」

 

 また閃光が走り、もう一機の敵を沈黙させる。

 その色は紅。

 だがイステインではない。

 機体を反転させ、少佐はモノアイの感度を上げる。

 

「なんだ、アレは?」

 

 それは黒い全身装甲のIS。

 女性のようなシルエットはまるで黒曜石の彫像を思わせる美しさがあった。

 それでいて右の腕がブレード、左腕は肘より先が丸々砲門のようになっており、そのアンバランスさも相まって猟奇的な美を感じさせる。

 しかし何よりも少佐の目を引いたのは背より放たれるオレンジ色の粒子。

 GN粒子の光をまき散らす姿は戦乙女を彷彿とさせる。

 だがその姿に見とれている余裕など彼にはない。

 このISは何者か。

 いや、誰の差し金かと疑問を修正する。

 ヅダのセンサーからは搭乗者の反応がない。

 つまりは無人機ということになる。

 GNドライヴに無人機の技術。

 該当するのはあの傭兵、アリー・アル・サーシェスの雇い主だ。

 実際に三機の無人機をIS学園に送っている。

 

(味方か……?)

 

 そう判断しようとしたがすぐにそれを否定した。

 相手が無人機である以上、意志を読むことなどできない。

 それでも何とも言えぬ不気味さから少佐は味方とは思えなかった。

 そしてそれは正しかった。

 

『少佐、聞こえるかね』

 

 イステインから通信が入る。

 

「なんだ?」

 

『アレは味方ではない。おそらくあの博士が気まぐれで寄越したのだろう』

 

「……」

 

 『あの博士』という単語にわずかながら少佐の表情に険の色が入る。

 

『すまないが私は今手が離せない。頼んでもいいかね?』

 

「了解した」

 

 少佐は通信を切るとバーニアを噴出し、目標へと飛ぶ。

 左腕に装備された楯の裏からランチャーを手に取り、マシンガンの下部に装着する。

 ヅダの接近に反応して黒いISも右腕を振りかぶって加速した。

 その姿を見た少佐は自分の頬がわずかに緩んでいるのに気づいた。

 篠ノ之博士のIS。

 それを倒したとなれば私の願いに一歩近づける。

 そうだ、これが第一歩なのだ。

 振り下ろされる刃を飛び越え、すぐさま銃口を向ける。

 

「倒させてもらおう! 私とヅダの為にも!!」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

 

 ナターシャはヅダが黒いアンノウンへと飛翔するのを確認すると、被弾した味方二機の救助を始めた。

 幸い、シールドエネルギーの残量が低下したことよる搭乗者保護モードへと移行しているだけで、機体そのものに深い損傷は見られなかった。

 搭乗者に声をかけつつナターシャは油断なく二つの戦場に気を配っていた。

 一つはイステインとイーリス。

 近接戦闘がメインであるクエイクに対し、イステインは資源衛星群を器用に蹴り、加速しつつライフルによる銃撃でイーリスを翻弄している。

 近くにはヴィザクトリーが力なく浮いており、感情的になりやすいイーリスが激昂しているのがナターシャには見て取れた。

 あまり分がいい戦闘とは思えないがそれ以上に、ヅダの戦闘にナターシャの意識は向けられていた。

 ヅダと黒いIS。両者が味方ではないことも一因ではあるが、ヅダが現れたことにナターシャは強い動揺を得ていた。

 

 ヅダはかつて第一世代型ISと同時期に開発されたPSで、米国の次期戦略兵器選定でISに敗れたという経歴を持つ機体だ。

 軽トラックに戦闘機のエンジンを積むかのような発想で誕生したヅダは、それまでPSの弱点であったジェネレーターの出力不足をバーニアの出力で補うことで克服した。

 換装なしでの宇宙(そら)と地上での運用を可能とし、『ベースジャバー』というサブフライトシステム(SFS)によってある程度の空中戦もこなすヅダは、当時ISを差し置いての正式採用の筆頭候補であった。

 しかしベースジャバーの事故により不採用となり、ヅダは試作機型一機のみの製造で終わり、政治的理由からそれも破棄された。そうナターシャは聞いていた。

 

 そのヅダが今、黒いISと戦っている。

 トマホークと刃が互いに弧を描いてぶつかり合い、火花が散る。

 アンノウンの左腕から放たれる光の奔流をヅダはギリギリでかわすとマシンガンを構え、弾雨を降らせていく。

 一部始終を眺めるナターシャから警戒という言葉が思わず抜け落ちる。

 武装も威力こそ違えど、かつてコンペに出されたヅダの兵装は同一だった。

 搭乗者は国家代表やブリュンヒルデのような圧倒的技量を持つというわけではないのだろう。

 だが事態を冷静に見極め、一切の無駄のない動きでISと互角以上に戦う。

 一瞬の隙をついて的確に相手にダメージを与えていく。

 まさに彼女の知るヅダの動きだった。

 ナターシャは確信した。

 あの機体は紛れもなくヅダであると。

 しかしそれを認めたくないのか、ナターシャは思わず視線を逸らした。

 人知れぬ思いを抱く彼女の前で勝負は決しようとしていた。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 マシンガンを放り、右手にトマホークを握り直したヅダが、静止状態から一瞬で距離を詰める。

 応じるように黒いISも右腕を構える。

 すれ違いざまにISとヅダの得物が交差し、手首ごとトマホークが斬り飛ばされる。

 今までよりわずかに角度をずらされたが少佐に焦りはない。

 彼は手首を斬られた反動とAMBAC制御により即座に旋回し、振り向いたISに左腕に装備された楯のピックを立てて突き出した。

 狙いは頭部、ラインアイ。

 どんなに強固な装甲であろうとセンサー部は総じて弱いものだ。

 そしてそれはこの鋼の乙女にもいえることだった。

 目を刺し貫かれたISは紫電を頭部から漏らす。

 ヅダは胸部に蹴りを入れ、深々と突き刺さったピックを引き抜きつつ弾き飛ばす。

 先程までなら瞬時に立て直していただろうISは、頭部のダメージによってわずかに挙動に隙ができる。

 その瞬間を少佐は見逃さなかった。

 背部に懸架してあった銃身の折りたたまれたライフルを手に取りすぐさま構える。

 手首を失った右腕で銃身を支えるように構えたライフルは、ヅダの全長を超えんばかりに長大だった。

 かつて対艦ライフルと銘打たれた13.5㎜ライフル。

 それに改良を施したヅダ専用の大型ライフルである。

 モニターのポインタにISが重なり、少佐はトリガーを引いた。

 ライフルから発射された徹甲弾は、寸分の狂いもなくISの胸部を撃ち貫く。

 内部のGNドライヴを貫通し、背部のコーン型スラスターから弾丸が突き抜ける。

 胸部から紫電を激しくまき散らした直後、ISは爆発を起こした。

 

「ハァ、ハァ……」

 

 肩で呼吸し、ライフルを背部へと戻す。

 モニターとセンサーには黒いISの感はなかった。

 だが一息つくことはできない。

 今倒したのはイレギュラーであり、まだ任務は達成されていないのだ。

 少佐はヅダのモニターを警戒するように見つめる。

 イステインはまだ戦っている最中のようだ。

 GNドライヴ搭載型のイステインを相手にあそこまで戦えるとは中々の搭乗者のようだった。

 ヅダのモノアイが一機のISを確認する。

 どうやらこの機体が最後の一機のようだ。

 そのISを怨嗟の視線で少佐は見つめた。

 《ザクウェル》。

 かつてヅダを歴史の闇へと追いやった米国第一世代型IS。

 目の前にいるのはその後継機である。

 機体の随所に面影を残すISをまるで久遠の仇敵を見るような目で少佐は睨みつけていた。

 楯のピックを再び立て、飛びかかろうとしたとき、

 

『少佐』

 

 イステインからの通信が少佐を引き留めた。

 

「何かね」

 

『撤退する』

 

 冷静な声が響く。

 

『我々は最低限の目標を達した。福音を手にできないのは残念だが、今回のことでむこうも何かしらの動きを見せてくれるだろう』

 

「了解」

 

 少佐は目だけで頷くと機体を反転、バーニアを爆発的に噴出させ一気に戦域を離脱する。

 センサーには追ってくる機影は確認されず、少佐は今しがた得た戦闘データの解析を始めた。

 戦績は少佐の望んだものに近かった。

 武装を多く失ったが、ヅダは右手首を失っただけで大きな損傷は見当たらない。

 精査は戻ってからでなければできないが、GNドライヴの出力も安定しており、土星エンジンとの兼ね合いも良好だ。

 宇宙での戦闘データを今回得られ、地上戦のデータもいずれ得られる。

 そう、ヅダはまだ進化する。

 しかも他のPSやISと違い、ヅダはGNドライヴの高出力に改造なしで対応できている。

 

「ヅダはまだ戦える!」

 

 自身の存在する意味を成すことだけを願い、少佐はヅダを加速させる。

 わずかな機体の歪を生じさせながら。




さて、ヅダなんですが、
もともとオリ機体のPSだったんですが考えてくうちに
「これヅダじゃね?」
という謎の発想に至った次第です。
なので、皮は同じでも中身がこれでもかというぐらい違います。

ヅダファンの皆さん、申し訳ありません。
別に農家はアンチではありません。


 次回
『嵐の後に』

まだ答えることはできない。
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