とある科学の超電磁砲〜八人目のレベル5〜   作:天月 六花

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炎華と操祈

「そ、そんなわけ...しかし、お姉様のお言葉を疑うなど...」

 

「私の記録はこの学園都市から一時的に削除されているの。だから今、バンクで検索しても私のことは何も出てこないのよ」

 

(わたくし)はお姉様のお言葉を信じますわ。いいですか?(わたくし)はあなたではなくお姉様のお言葉を信じたのですわ!!」

 

「黒子」

 

プルルルルっ!

 

黒子の電話が鳴った。

 

「はい。白井ですわ。ええ。はあ!?わかりましたわ、今すぐ行きますわ」

 

「黒子。どうしたの?」

 

「一人で巡回を行なっていた初春がスキルアウトに襲われたみたいで...!」

 

「大変!早く行かないと!」

 

どうやら初春飾利に何かあったようだ。

 

「炎華さん。申し訳ありませんが(わたくし)は失礼しますわ」

 

「そっかー。気をつけてね」

 

「私も行く!」

 

「お姉様!お姉様は一般市民なのですから...!」

 

「いいじゃない。風紀委員(ジャッジメント)として私が許可します」

 

実質白井黒子より私の方が先輩で、立場が上だから私が許可をすれば大丈夫...な筈。

 

「し、しかし!」

 

「責任は私が取ります」

 

「わかりましたわ」

 

二人は急いで走って行ってしまった。

 

「いるんでしょ?出てきなさいよ」

 

木の影に向かって話しかける。

 

「いつから気づいてたのぉ?」

 

「最初から」

 

「うそぉー!私の隠蔽力が通じないなんてぇ」

 

操祈(みさき)。久しぶりね。その喋り方は相変わらずなのね」

 

食蜂(しょくほう)操祈(みさき)。学園都市第五位のレベル5。能力は《心理掌握(メンタルアウト)》。

 

「んー。この喋り方は癖だからぁ直せないのよねぇ」

 

「ふぅん。そんなことより座ったら?」

 

「そうさせて貰うわぁ」

 

先程まで美琴が座っていた席に座る。

 

「で、どうなの?」

 

「あんまり進んでないかなぁ。私たち才人工房(クローンドリー)の被験者を見つけるのにも苦労してるのよねぇ」

 

「私、あなた、ドリー、警策看取(こうざくみとり)ね」

 

「そうよぉ」

 

絶対能力進化(レベル6シフト)計画は?」

 

御坂美琴のクローンたちはどうなったのか。それを知った時、美琴はどうしたのか。

 

「御坂さんが研究所を潰して回ってたけど、結局上条当麻が終わらせたわぁ」

 

「そう」

 

終わったのね。次は...

 

「ジャーニーとフェブリは?」

 

「なんで知ってるのよ」

 

「秘密よ」

 

「今は御坂さんのお友達の佐天さんと初春さんが観てるらしいわ」

 

ジャーニー解放は私の計画に必要...ジャーニーとフェブリがいないと意味がない...!

 

「ありがとう。じゃあね」

 

「ええ」

 

 

 

 

 

 

 

 

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