「まったく、炎華のせいで追い出されちゃったじゃないかー」
「こっちにはこっちの事情ってものがあるのよ」
「はいはい。じゃあ、また新しい情報が入ったら連絡するねー。あ、振り込み忘れないでねー」
一方的な奴。はぁ、支部に戻るか。
〜一七七支部〜
「ただいま戻りました」
そこには仁王立ちで黒子と固法先輩が待ち構えていた。
「神崎さん!」
「炎華さん!」
な、なんで意気投合してるのーー!?!?
「お待ちしていましたわ」
「え?ちょっ!?」
背中を押されて奥へと連れて行かれた。
「な、何!?え、暗っ!」
奥は真っ暗だった。訳がわからない。
「「誕生日おめでとうーー!!」」
パァンっ!!!
クラッカーが勢いよく発射された。
「え?誕生日?誰の?」
「自分の誕生日をお忘れになってるんですの?」
「私...?あ...」
忘れてた。あんまり忙しくて誕生日なんて考える余裕なかった。
「先輩!おめでとうございます!」
「美琴ちゃん...」
「おめでとうございます!」
「涙子ちゃん...あ、」
「どうしましたの?」
また、忘れるところだった!
「レベルアッパーに関すること!教えて!」
「さっきの話ですの?それなら大丈夫ですわ」
「へ?」
「あの事件は真っ赤な嘘ですもの」
「は、は、は、」
はいーーー!!!???
「大丈夫ですの?」
「黒子ちゃん?これはすごく嬉しいんだけどねー私が嫌いなことって知ってる?」
「知りませんわ」
さらっと言いやがって!!私が嫌いなことっていうのはな...
「時間の無駄だよーーー!!!」
第一二学区まで行って高い情報買ったんだぞ!!時間と金をドブに捨てたも同然じゃんか!!
体が熱い...やばいっ!抑えろ...ここで能力を暴走させたら...
「まあまあ。落ち着いて。ケーキでも食べましょうよ」
佐天に宥められてようやく腹の虫が収まってきた。
「全て計画通りですの!」
「お前はそこで反省してろ!!」
白井をロープで簀巻きにする。
「んー!!んー!!」
「うーん!このケーキ美味しい!どこのケーキですか!?」
「これは学舎の園の...」
他愛のない会話。唯一おかしな点があるとすれば、それは神崎の下。簀巻きにされた白井黒子が椅子にされているという
「んー!!んー!!」
「仕方ないなぁ」
ベリっ。口のガムテープを剥がす。
「わたくしが主催のパーティーにわたくしが参加してないなんておかしいですわ!こうなったら!」
「わたくしの能力は万能ですの!」
パチンッ!!!
「ちょっとそこで黒焦げになってなさい」
手加減はしたから大丈夫かな...多分