光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある   作:ウルトラネオン

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スレ64

125:名無しがお送りします

ん?ガイさんが止まったな

 

126:名無しがお送りします

なんだなんだ

 

127:1bf4ko7uy

 

『ジャグラー……』

 

『ア……アアアアアアア……!!』

 

128:名無しがお送りします

さっき一瞬だけジャグラーが見えたけどそれが原因か?

 

129:説明ニキ

オーブが斬った時に何かエネルギー的な物が流れていったから恐らくそこから何か読み取ったんじゃないかな?

 

130:名無しがお送りします

撮影とかじゃないからそういう所は描写してくれないのが歯がゆい…

 

131:1bf4ko7uy

 

『もし―――お前にまだ後悔があるって言うなら』

 

『アァァァァァァァァァァ!!!!』

 

『ようやく吹っ切れた。―――俺は、お前を助ける!!』

 

132:名無しがお送りします

ん!?どういうこと!?

 

134:名無しがお送りします

ガイさんがオーブカリバーですっごい斬ってるけどダメージになってるのかこれ…?

 

135:名付け親

あ…オーブふっ飛ばされたな…

 

136:1bf4ko7uy

 

『ぐっ…!まだだ!オーブスプリームカリバー!!』

 

『アァァァァァ!!』

 

『くっ…!!』

 

137:説明ニキ

オーブスプリームカリバー撃ってるけど魔王獣のジャグラーがバリヤー貼って中々攻撃が通ってないよ…

 

138:名無しがお送りします

オーブスプリームカリバー防ぐってあの魔王獣のスペック大概だろ

あれまともに防げるのマガタノオロチくらいなものやぞ

 

139:名無しがお送りします

あっ…オーブスプリームカリバーが打ち終わったぞ…

 

140:1bf4ko7uy

 

『くそっ…!どうすれば…!』

 

『アァァァァァァァ!!!』

 

『グハァッ!?』

 

141:名無しがお送りします

またふっ飛ばされたぞオーブ

 

142:名無しがお送りします

しかもカラータイマー鳴り始めたしこのままじゃ…

 

143:名無しがお送りします

待てまずいぞあの魔王獣口から光線放つ気やぞ!?

 

144:名無しがお送りします

ガイさん早く避けるんや!!

 

145:1bf4ko7uy

 

『アアアアアアア!!!』

 

『グッ!!………………?攻撃が来な………!?』

 

146:名無しがお送りします

鏡!?鏡がガイさんを守ってるぞ!?

 

147名無しがお送りします

この鏡まさかイッチのミラージュか!?

 

148:1bf4ko7uy

 

『これは…カケルの……』

 

『アアアアアアアア!!!』

 

149:小さな男の子募集

イッチちゃんのフィフティウムミラージュがびくともしてないわ…

 

150:名無しがお送りします

でも何処からイッチの鏡が出てきたんや!?

何の前触れもなかったぞ!?

 

151:1bf4ko7uy

 

『―――そうか。この時の為なんだなカケル』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

◇ガイ

 

目の前にかつてカケルが使っていた鏡は今、マガツグミの攻撃から俺を守ってくれていた。

その鏡は決して引く事はなく堂々と俺の前で輝いていた。

 

マガタノオロチから放たれている七色の光線は威力はとても強大だったが鏡はほんの少しすら通す事はなかった。

 

そして、インナースペースにて俺の腰辺りから光が溢れていた。自分の物ではない、何処か懐かしさを感じながらその光に手を伸ばすとそれはカケルの―――フィフティのカードだった。

 

カードが訴えている。まだ助けられると。

 

あいつを…ジャグラーを元に戻す事が出来ると。

 

けれどもアイツを助けるにはマガツグミのガワを切り裂かなければ不可能であり、今俺の持てる力を駆使してもマガツグミのガワを切り裂く事なんて出来ない。だから―――。

 

「俺に力を貸してくれ………カケルッ!!」

 

かつての後輩のカードをオーブリングにリードする。

 

『ウルトラマンフィフティ!』

 

その力はすぐに現れた。

カラータイマーから1つの光が飛び出し俺の周りをクルクルと動く。

 

その光はやがて右腕に同化して溶けていき、その光を持って1つの技を繰り出す。

普段手の平から出る光輪は手の甲から出現、そしてその形は輪ではなく長方形に伸びていく。

 

「行くぞ…ジャグラー!!」

 

その技は、カケルが自身で生み出し愛用していた技。オーブリングにカードを通す事でその技を再現させたのだ。

俺は大きく飛び上がりマガツグミの脳天からその光輪を突き出す。

 

「フィフティウム光輪!!」

 

光輪はマガツグミの…マガゼットンの頭部にギュルギュル突き刺さり、力一杯振り下ろす事で頭から胴体にかけてまで切り裂く事が出来た。

半分分裂した魔王獣モドキの中からジャグラーの魔人態の姿が顕になり俺はすぐさまジャグラーの胸元を掴んだ。

 

「戻ってこい!ジャグラァァ!!」

 

掴んでいる手を思いっきり引っ張りジャグラーをマガツグミから完全に引き剥がす事に成功し、その引っ張った勢いに負けて俺はジャグラーを抱えながらも倒れた。

 

既にジャグラーはボロボロだった。体中に傷がつき、息も絶え絶えだった。けれども生きている。

そしてジャグラーは震えながらも口を動かした。

 

「な…ぜ…」

 

「今は少し黙ってろ。本当に死んじまうぞ」

 

「ちが…おれは……」

 

「分かってる…もう、分かってるから」

 

傷ついたジャグラーは意識も朧気だった。恐らくジャグラーも困惑してるだろう。けれど俺が決めた事だ。

これはカケルだけじゃない、俺の意志でもあるんだ。

 

ふと、歪な声が聞こえた。

 

「グギャギャゴガ」

 

「何…!?」

 

マガツグミからジャグラーを引き剥がしたというのに奴はまだ生きていた。ジャグラーを依代にしていたんじゃないのか!?

 

斬り裂かれたマガツグミは斬られた所から縫い合わせるかのように素早く修復されていきあっという間に元の魔王獣マガツグミが完全に再生し終えたのだ。

ジャグラーという依代を失った時点で姿は保てないと思ったがやはり魔王獣は伊達じゃないっていう事なのか…!

 

「グガガゴガッ!!!」

 

「まずい!?」

 

マガツグミは胸にエネルギーを胸に集中させその力を俺に向けて放つ。

とてつもなく大きな力。今疲弊している状態でコレをまともに受けてしまってはどうなるか分からない。

ジャグラーを抱えた俺にはジャグラーを庇うくらいしか出来なかった。

 

さっきみたいにカケルの力が働くなんて奇跡は起きない。

だから俺は接近するもう1つの光に気づけなかった。

 

 

瞬間、光の柱が俺達の前に現れた。

 

 

光の柱はマガツグミの攻撃を防ぎ、その光はやがて人型の形に変えていった。

 

「ま…まさか!?お前は…!?」

 

「あ……う……」

 

あり得ない。あり得ない筈だ。

今目の前にいる奴は…アイツは…!

 

「―――ガイさん、ジャグラーさん。今、戻りました!」

 

死んでしまった筈の、後輩の姿がそこにあった。




蘇った理由は次回明らかになります!
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