光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある 作:ウルトラネオン
それはそうとダイゴさん!?ダイゴさんじゃないか!
待っていたよ!(トレギア感)
◇ジャグラー
ガイ達が惑星カノンに向かった後、スガークに残った俺達もあいつらの後に続いて惑星カノンに着陸した。
サイキの野郎、奴のアジトに侵入した時にいた俺達とそう変わらないサイズのベゼルブも投入してたみたいだった。
カノンの軍隊もベゼルブ達に立ち向かって行ったが、一対一ならまだしも数の暴力となると到底勝てる見込みなどなかった。
ベゼルブを何度も殺した所で次から次へと新たなベゼルブが湧いてきやがる。
着陸した俺達はすぐさま軍隊の加勢に入った。
ミコットやリッカ、シンラはそれぞれ応戦し俺も特に苦戦する事もなくベゼルブを斬り倒していく。
幾ら数で圧倒して来ようがそんなチンケなやり方で倒れる程俺はヤワな鍛え方はしてない。とはいえ、流石にこの数を倒すのにはキリがなかった。だがここでグダグダ言ってる場合ではない。
俺が次々と来るベゼルブを倒していけばいい。それだけで充分だ。
そんな甘い考えをしていたのが悪かったかのか。
「やあぁぁぁぁ!!」
ミコットがたった1人で剣を持ち、ベゼルブ相手に切りかかって行ったのだ。俺ならまだしもミコットはまだベゼルブを相手にするのは分が悪い。慢心したのか油断したのか……はたまた後ろの奴を庇う為に斬りかかったのかは分からない。
「よせっ!!ミコットォ!!」
呼び止めた時は既に遅かった。ミコットの剣はベゼルブに届かず、逆にベゼルブの凶悪な爪に腹部を貫かれていた。
「あぁ…あぁ…」
貫かれた腹部から大量の血が流れ、ミコットはその場にゆっくりと倒れた。苦痛に顔を歪ませながら腹を抑えているミコット。
俺は……アイツを…ミコットを助けられなかったのか?
何故………俺に力が…無かったからか?
むざむざと……目の前で………っ!
「ミコットさん!」
ウルトラマンに変身していたカケルが変身を解き、倒れたミコットを抱き上げた。カケルは何度もミコットの名を呼ぶが彼女の反応はなかった。
「ミコットさん…ミコットさん…!どうすれば…!」
そしてカケルもミコットを気にかけ過ぎて注意が散漫したのか後ろからベゼルブの突き刺した爪を避ける事ができず、ミコットと同じように腹部を貫かれた。
「グフッ!?ベゼルブッ…!?」
クグツを注入する針ではなく腕から生えていた爪をぐっと押し込んだベゼルブはまるで高笑いするかのような、鳴き声が甲高く響く。
「ああああああああああああっ!!!」
俺は絶叫した。
ミコットどころか、今まさに貫かれているカケルですら守れなかった俺は目の前のベゼルブをすぐに斬り捨てる。そして、現れるベゼルブを尽く斬り倒していく。
斬って、
斬って、
斬り倒して。
どれだけ斬り倒しても胸の内に湧いた無力感がなくなる事はなかった。
俺に…力があれば…!
もっと俺に!力があれば!
そうする内に俺の中で何かが切れた音がして。
俺は…自分の姿が変わっていき、力が湧いてくる事を気づく。
あの戦神が守っている命の木を見る。木を守らなければならない筈なのに俺には違って見えた。
俺にはあの木が悪魔に見えたんだ
――――――――――――――――――――――――
941:ウルトラマン(仮)
みこっ…どうし…わから…
942:名無しがお送りします
イッチ!大丈夫かイッチ!
943:名無しがお送りします
幾らウルトラマンとはいえ腹貫かれたら相当やばいんやけど!?
血じゃなくて光の粒子が出てるけど!?
945:名無しがお送りします
>>943
ウルトラマンは血じゃなくて光が漏れたりする表現で流血を表してるんやで。
つまり人間の体で光の粒子が漏れるということは相当やばい状況ですねこれは…
946:ウルトラマン(仮)
みこっとさんが……たすけ……みんな……どうしたら……
947:名無しがお送りします
あかん!これじゃイッチが死ぬぅ!
文字がやばい事になっとるぅ!
948:説明ニキ
イッチ落ち着いて聞いて!もしかしたらミコットさんとイッチ両方助けれるかもしれへん!いちかばちかやけど!
949:名無しがお送りします
>>948
あるんか説明ニキ!?
950:名無しがお送りします
>>948
詳細はよ
じゃないとイッチがマジで死んでしまう
951:名無しがお送りします
>>950
かつてこれほど詳細はよが正しく使われた例があるのだろうか
952:説明ニキ
ミコットさんと一体化するんやイッチ!そうすればもしかしたらやけど救えるかもしれへん!
953:名無しがお送りします
そや!一体化があったわ!
954:名無しがお送りします
でもo-50のウルトラマンって一体化出来たっけ?
955:名無しがお送りします
>>954
フーマだってヒロユキと一体化出来たから恐らくイッチも出来る筈
956:ウルトラマン(仮)
『ぐっ……ミコッ…ト…さ……ん…!』
957:名無しがお送りします
おお!?イッチの体が光りだしたで!
958:名無しがお送りします
そのままイッチが光の粒子になったな…
959:名無しがお送りします
粒子がミコットさんの中に入っていったで!これ成功ちゃう?
――――――――――――――――――
◇カケル
暗い
とても真っ暗な空間だ
意識が下に引っ張られるような感覚
今にも落ちそうな意識はそれでもどうにか持ちこたえさせようとしていた
落ちてしまったらもう二度と帰ってこられないのだと直感で感じ取りなんとか藻掻いていた
意識を上へ上へと登り上げようとする中何処からか声が聞こえる
『俺は戦いを終わらせたんだぞ?』
この声はジャグラーさんの声だ。だけど何処か苛立ちと……悲しみを感じさせる声だった。
『俺は……光の戦士になる筈だった…!』
またジャグラーさんの声がする。きっと誰かと話しているのだろう。
『そんな戦い方は……光の戦士の戦い方じゃない』
いつもスレの中で見たことがあるそのセリフを聞き、そしてそれを言った声の主はアスカ先輩だと気づいた時は、既に意識が完全に目覚める頃だったのだ
――――――――――――――――――
960:名無しがお送りします
おっ!スレが復活したぞ!
961:名無しがお送りします
という事はイッチ復活したんか!?
962:ウルトラマン(仮)
あー…身体中痛い…
963:名無しがお送りします
>>962
生きとったんかワレェ!
964:名無しがお送りします
>>962
大丈夫かイッチ?
965:名無しがお送りします
よく生還できましたね…やりますねぇ!
966:ウルトラマン(仮)
なんとか大丈夫やで……
『目が覚めたか、カケル?』
『大丈夫かい?』
おわっ!?アスカ先輩にムサシ先輩やんけ!?
てかここ何処?病院か何か?
967:名無しがお送りします
あら?ガイさんいないんですかね?
968:ウルトラマン(仮)
『アスカ先輩に…ムサシせんぱ…痛っ…!』
『大丈夫か?まだ無理はするじゃねえぞ』
『さっきまで寝たきりだったんだ。いきなり起き上がったら傷が広がってしまうよ?』
『は、はい…』
969:名無しがお送りします
やっぱり相当やばかったんやなって
970:名無しがお送りします
腹貫かれてたからねぇ…
971:ウルトラマン(仮)
なぁ…皆がよく言ってた「光の戦士の戦い方じゃない」って元々誰が誰に言ってたセリフなの?
972:名無しがお送りします
どうしたんや急に?
973:名無しがお送りします
>>971
あれはアスカがジャグラーに向けて言ったセリフやで
974:名無しがお送りします
>>973
詳細を言うとジャグラーさんが惑星カノンにある命の木をお姫様ごと切り倒したから結果そう言われたんやけど、でもなぁ…
あれははっきり言って誰が悪いとかじゃないからな…
975:名無しがお送りします
そもそも原作やとイッチがいる事を除いたら状況的にはほぼ同じやったで。ベゼルブを大量に送ってくるサイキの狙いが命の木なんやからその惑星の住人やったらまだしもジャグラーさんから見たらそら悪魔の木に見えるわ
976:名無しがお送りします
しかも今回はミコットさんに加えてイッチもやられたからなぁ…
ていうかイッチいつの間にミコットさんと分離してたの?
977:ウルトラマン(仮)
>>976
いつの間にか分離してたみたいやわ
横に寝てるミコットさんも無事そうやしなんとか大丈夫
他にその下りの詳細ないの?
978:名無しがお送りします
>>977
まあアスカがジャグラーさんにそう言うのも一理はある
その惑星は命の木が信仰対象にもなってるからまあ普通に言ったらキリスト信仰してるのに自分の感情任せでそのキリストを切り倒すってのは良くないよねって事やねんで
979:名無しがお送りします
その惑星の文明を過度に干渉するのはウルトラマンや光の戦士としてはご法度やからなぁ…
けど全否定しただけで一切のフォローもなかったからそれはそれでどうかとは思うけど
980:ウルトラマン(仮)
『アスカ先輩…今ガイさんとジャグラーさんって何処にいるんです…?』
『……ガイは地球に向かって行った。ジャグラーは……俺にも分からねえ』
『………どうして、ジャグラーさんに光の戦士の戦い方じゃないなんて言ったんです?』
『!……聞こえていたのか?』
『はい、意識はなかったのは確かなんですけど朧げながらも聞こえてました』
981:名無しがお送りします
ほえ?イッチ聞こえてたんや?
982:ウルトラマン(仮)
『どうして…どうしてあんな事言ったんですか』
『あいつは…光の戦士としてやっちゃいけない事をしてしまったんだ。だから…』
『どうしてあんな全否定するような言い方をしたんですか!』
『カケル君…』
983:名無しがお送りします
イッチかなり切れてない?
984:名無しがお送りします
ここまで切れるのも珍しいな
985:ウルトラマン(仮)
『俺は偶々成り行きでウルトラマンになったからやっちゃいけない事とか難しい事は分かってないしアスカ先輩の言ってる事が正しいのかもしれません!けど!』
『カケル…』
『
986:名無しがお送りします
イッチが先輩に向かってこんな事言うなんて相当切れてますねこれは
987:名無しがお送りします
まあでも実際そうだよね。
カノンに住んでる人達がジャグラーさんを非難したりするのは間違ってはないしアスカ先輩が言ってたことにも一理ある。けどよりによってジャグラーさんが目指していた光の戦士に否定されるだけされてなんのフォローもなしやったら誰かって拗れるわな
988:ウルトラマン(仮)
『………そうか、そうだな。俺達はアイツの苦しみどころか想いすら、解っていなかったんだな』
『確かに…彼の気持ちを考えてまでの発言は僕達はしてはいなかった。彼の事…大切に思っているんだねカケル君』
『……はい。色々と、お世話になってましたから』
989:名無しがお送りします
原作にはない流れ来てる?来てるよねこれ?
990:名無しがお送りします
>>989
今だけは黙ってもろて
991:ウルトラマン(仮)
『もし次に会う機会があったら…その事についてはちゃんと謝らなきゃならねえな。カケル、気づかせてくれてサンキューな』
『……はい。俺も少し熱くなりました。すみません』
992:名無しがお送りします
はい原作ルートぶち壊しましたねお疲れ様です
993:名無しがお送りします
>>992
これは原作ルートぶち壊しと言っていいのだろうか…?