光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある   作:ウルトラネオン

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スレ75

◇ジャグラー

 

『…………さ…』

 

何処かで声が聞こえる。

この暗闇の中、懐かしいような…そんな声が俺の耳に入ってくる。何だ?何を言おうとしている?

 

『ジ………ん』

 

よく聞き取れなかった。自分の耳が悪い訳ではなく、寧ろその声の音量が小さいようにも思えた。顔や体を動かそうとするが、感覚が感じられなく幽霊や魂だけの存在にでもなったような気分だ。

 

『ジャグ……さん』

 

声が段々と大きくなっていく。

耳をよく澄まして聞いてみると、その声の主は俺の名前を呼んでいるようだ。誰だ?誰が俺を呼んでいる?

 

『ジャグラーさんっ!』

 

その声がはっきり聞こえた時、俺は目が覚めた。

 

 

 

 

 

 

 

「はっ!?」

 

目が覚めると見知らぬ天井が視界に入ってきた。

 

ここは何処なのか。

辺りを見回してみると、どうやらここは他人の家である事が分かった。見慣れない机にパソコン、側にはこの季節にしては余りにも不釣り合いな扇風機にちゃぶ台と一貫性の無い家のようだった。

 

どうやらこの家の主はいないらしく、気を失っていた俺はこの家に運び込まれていたらしい。布団に寝かされていたようで、額には時間が経過して生乾きしているタオルが乗っていた。

 

この家の主は俺を運び込んだだけではなく看病までしてくれていたらしい。

 

「何故、俺はここに…」

 

そもそも何故こんな所にいるのか考えた所で色々思い出してきた。俺はガイにあいつの…フィフティのカードを見せつけられ、そしてあいつが残した想いを聞いた時に何かが切れたような気がしたんだ。

 

そして体のあちこちが魔王獣の肉体へと変貌し、ガイと戦って………その後は?

あの魔王獣から引き剥がされた事は分かっている。魔王獣の力に溺れ、意識が朦朧とする中何か光が……と考えた所で家に異変が起こる。

 

地震だ。

しかもただの自然発生した地震ではなく、巨大な何かが暴れているような…地球ではあり得ない揺れ方だ。

 

そしてその地震と共に外から轟音が聞こえてくる。

気になった俺は布団から立ち上がるも、まだ体が回復していないのか立っただけで足元もフラフラで、満足に歩く事も厳しかった。

 

それでも外で何が起きてるのか…それを知らずにはいられなかった。

フラフラと覚束ない足で玄関まで歩き、扉をゆっくり開けると、目を疑いたくなるような事実がそこにはあった。

 

遠目に見える東京タワーの上空が禍々しくも怪しい赤い雲に覆われ、雷が迸っている。赤い雲が激しい光を放った時、そこから巨大な獣が現れた。

 

「超大魔王獣、マガタノオロチ…」

 

奴が復活したのか。しかしまだ復活するにはエネルギーも時間も足りてなかった筈だ。何故……。

と、思った所でマガタノオロチの側に巨人が2人いる事に気づいた。

 

「は…?」

 

片方は俺がよく知る巨人、ウルトラマンオーブともう1人。青い体躯の……ガイの後輩でもあるウルトラマン。

 

「カ…ケル…?」

 

何故だ…何故アイツがあの場にいる!?アイツは俺が殺して…そして…。

 

だが目の前の現実は夢では無い。そして俺は微かに記憶を思い返す。ガイに魔王獣から引き剥がされた後に降りてきた光。

何処か懐かしさすらあったあの光は、カケルの物だった…?

 

「何故アイツが…誰かに蘇らせられたのか…?」

 

それにしたって不可解だ。考えれば考える程、疑問が増えていく……が思考を止める。

考えた所で何も出ない、ならアイツに会いに行けば何か分かる。そんな気がしてならなかった。

 

「……ッ!」

 

力の入らない足を無理矢理動かしこの家から飛び立つ。この先の事は…今の俺には分からない事だった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

859:ウルトラマン(仮)

 

『グギャァァァァ!!!』

 

『あれが…マガタノオロチ…!?』

 

『復活したっていうのか!?』

 

860:名無しがお送りします

嘘やろ!?なんでこのタイミングで!?

 

861:名無しがお送りします

理由は…カミソリデマーガか?

 

862:説明ニキ

>>861

だと思う

元々大気中に魔王獣の分散したエネルギーがあったのとそれが狙いで現れたカミソリデマーガがエネルギーを捕食した事であのスナイパーR1相当のエネルギーを得たんだと思う

 

それをあのオーラが食い散らかしたんだから理由があるとすればそれ

 

863:名無しがお送りします

とにかくそいつは下手したらマガタノゾーアすら超える怪獣や!

イッチ気をつけてな!

 

864:ウルトラマン(仮)

うん…結構やばい気配がする…コイツはガチでやばいな…

 

『グギャギャ!!』

 

『ッ!?避けろカケル!』

 

『ガイさん!?』

 

ん!?コイツ鏡で弾き返したあの光線使ってきたぞ!?

ガイさんが体当たりしてきて間一髪で避けれたけど…

 

865:名無しがお送りします

そいつは出現した魔王獣全ての能力が使えるんや!

 

866:小さな男の子募集

マガバッサー マガパンドン マガグランドキング マガジャッパ マガゼットン マガタノゾーアの力が使える上に強力なマガタノ迅雷を使ってくるわ

 

867:ウルトラマン(仮)

マガタノゾーアのも使えるの!?

 

『ガイさん!』

 

『カケルは空から狙え!俺は地上で奴を!』

 

『了解!』

 

『グギャァァ!!』

 

『フッ!フィフティウム―――うおっ!?火炎弾!?』

 

868:名無しがお送りします

イッチが空飛んだらマガパンドンのマガ火球をアホみたいに撃ってくるやんけ!

 

869:名無しがお送りします

体中のあちこちから放たれてるから弾幕えげつねえ…

 

870:名付け親

けどイッチも超スピードで避けれてるな……あれあの火球追尾してきてる?

 

871:ウルトラマン(仮)

くっそ!避けても避けても付いてくる!!

 

『闇を抱いて!光となる!』

 

『グガガガ!』

 

なんかガイさん禍々しい姿になってる…

 

872:名無しがお送りします

サンダーブレスターやな

闇のウルトラマン、ベリアルとゾフィー隊長の力を掛け合わせてるけど…

 

873:ウルトラマン(仮)

 

『グガガギャァァァ!!!』

 

『フンッ!!オオゥラァァァ!!!』

 

『グゴゴガガァァァ!!!』

 

あーもう鬱陶しいこの火球!!フィフティウムスラッシュ!!

 

874:名無しがお送りします

なんでこのマガタノオロチ火球出しながらサンブレ相手できてるの…?

 

875:名無しがお送りします

オーブが肉弾戦でマガタノオロチを相手してるけどびくともしてねぇ…

 

876:名無しがお送りします

イッチさんも火球の対応で一杯ですね……いやイッチさん強引にマガタノオロチに突撃した!?

 

9877:名無しがお送りします

頑張れカケル!!

 

878:ウルトラマン(仮)

 

『フィフティウムパンチ!!!』

 

『グガガッ!!!』

 

『ちょ!?これマガタノゾーアの!?』

 

『ゼットシウムッ!!光ッ線!!!』

 

こいつマガタノゾーアの触手のパワーも段違いやんけ!?ガイさんが光線当てて少し怯んだから何とか脱出出来たけど

 

879:名無しがお送りします

あのイッチの超スピード捉えられるんかこのマガタノオロチ!?

 

880:名無しがお送りします

めちゃ厄介やんけ

元々厄介やとは思ってたけどここまでとは…

 

881:名無しがお送りします

しかもゼットシウム光線フィジカルだけで耐えたぞアイツ…

光線の類は食い散らかすんじゃねえのか…

 

882:説明ニキ

カケルさん!マガタノオロチは顎下が弱点部位です!そこだけマガタノオロチが不完全な場所なんでそこに光線を当てて下さい!

 

883:ウルトラマン(仮)

>>882

顎下やな!?了解!!

 

『銀河の光が!我を呼ぶっ!』

 

『グガガ……ガァァァァァァ!!!!』

 

『させるか!フィフティウムミラージュ!!』

 

884:名無しがお送りします

放たれたマガタノ迅雷をイッチが防いだぞっ!

 

885:名無しがお送りします

オーブもスプリームカリバー発射態勢に移行してるしイッチこのまま耐え……てるな

すげえなあの鏡

 

886:名無しがお送りします

ていうかマガタノ迅雷放ちながら接近してきてるやんけ!

オーブ早く!

 

887:ウルトラマン(仮)

 

『オーブスプリーム―――!?』

 

『グギャァァァ!!!』

 

888:名無しがお送りします

マガ穿孔放ってきたぞ!?

 

889:説明ニキ

オーブぎりぎりで避けた!?

 

890:ウルトラマン(仮)

 

『グギャ!?』

 

『カリバァァァァァァ!!!』

 

『グガァァァァァァ!!!!』

 

オーブスプリームカリバーを飲み込んでる!?けどこの隙にっ!!

 

891:名無しがお送りします

イッチがマガタノ迅雷振り払って顎下に急接近出来たぞ!

 

892:名無しがお送りします

光線撃って止めや!

 

893:ウルトラマン(仮)

 

『フィフティウム光線ッ!!』

 

『ガガッ!?……………ガァァァ!!』

 

『ちっ!また火球かよ……!?』

 

やべっ!触手に捕まった!?

 

894:名無しがお送りします

イッチィィ!?

 

895:名無しがお送りします

マガ火球ほぼ命中してるぞ!?大丈夫かイッチ!?

 

896:名無しがお送りします

カケル!?

 

897:ウルトラマン(仮)

あっつ!?熱い熱い!?

 

『カケルッ!!オーブウォーターカリバー!』

 

『あふっ…』

 

ガイさんが水の柱でカバーしてくれた…脱出脱出ゥ!

 

898:名無しがお送りします

あれそんな応用出来るんか…

 

899:名無しがお送りします

ていうかマガタノオロチの弱点部位撃った筈やろ!?

百歩譲って殺し切れなかったとしてもなんで怯んですらないんや!?

 

900:ウルトラマン(仮)

 

『シェアッ!!』

 

『ガガガッ!!!』

 

『チェーンソー光輪!!』

 

こいつチェーンソーでも切れねえ…!ガイさんのオーブカリバーも顎で掴んで防いでるし…こいつホンマに怪獣か!?

中に何か居るって言われても信じるぞ俺

 

901:小さな男の子募集

おかしいわね…本編ではあの出来物にオリジウムギャラクシス当てて死んだのに…

 

902:ウルトラマン(仮)

出来物?そんなもんなかったぞ

 

『ゲェェェップ!』

 

『うおっ!?』

 

『臭っさ!?って危ないガイさん!!』

 

危ねえ…マガタノ迅雷また撃ってきたけど間一髪だった…

 

903:名無しがお送りします

え…?

 

904:名無しがお送りします

出来物がない…?

 

905:説明ニキ

まさか……カケルさん本当にマガタノオロチの顎下部分にこう…赤く発光してる所とかなかった?

 

906:ウルトラマン(仮)

>>905

なかったよ

ていうかそんな明らかに変な所あったら既に発見してる

こう見えて目良い方だし

 

907:小さな男の子募集

まさか弱点ない!?

 

908:名無しがお送りします

ご神木さん!?仕事してないの!?

 

909:ウルトラマン(仮)

無いのぉぉ!!??

 

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