光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある 作:ウルトラネオン
960:ウルトラマン(仮)
『ぐっ………!』
『がふっ…』
『ガァァァァァァ!!!』
くそっ、体のダメージでか過ぎだろ…
961:名無しがお送りします
なんで2対1でも勝てるんだよマガタノオロチ
962:名無しがお送りします
>>961
言うて本編でも2対1でほぼ圧倒してたがな
しかもあれ弱点込みの勝利やぞ
963:名無しがお送りします
マガタノオロチも興味なくしたのかどっか行ったな…
いやでかいからいる場所は分かるんだけど
964:ウルトラマン(仮)
不味い…このままじゃ被害が…
『動けるかカケル…!』
『無理矢理にでも動かさなきゃ不味いです…!ガイさんの方こそ大丈夫ですか…!?』
『こっちも同じだ…!けど、早くなんとかしないと…!』
965:名付け親
うわ、マガタノオロチが食い散らかし始めたぞ
966:名無しがお送りします
この食い方も俺らの知ってる奴と同じやな…
967:名無しがお送りします
自分で起こした竜巻は食うわ建造物も食うわマガタノ迅雷で破壊行動するわでこいつ正真正銘の災害やんけ…
968:名無しがお送りします
カケル大丈夫!?
969:ウルトラマン(仮)
>>968
なんとかな…
けどこの状況はやべえ…ん?ペンダントが光って…
『カケル、ガイさん』
『トーア…!?』
『私がアイツを抑えつける。その間、安全な場所で体を休めて欲しい』
『馬鹿、ビランキちゃんに言われたろ!?もしかしたら取り込まれてしまうかもって…!』
『でも今の2人じゃアイツを止めれない』
『そういう問題じゃないだろ!?』
『カケルの言う通りだ…!…確かに一度は負けたがまだ死んだ訳じゃない。お前が犠牲になるなんて―――』
『大丈夫、絶対に無理はしない。やっと…皆集まれたのにまた離れ離れになりたくない。なにより―――』
『2人が守りたいもの、私も守りたいから』
『トーア…』
970:名無しがお送りします
トーアちゃん…
971:名付け親
本当に大きくなったねぇ…
972:名無しがお送りします
>>971
こればっかりは同意だよ…
973:説明ニキ
もしかしたらだけど解決方法が分かったかもしれない!
974:ウルトラマン(仮)
>>973
ホント!?
975:名無しがお送りします
マジ!?
976:名無しがお送りします
早く教えるんや説明ニキ!!
977:説明ニキ
結論から言うと、こっちにある情報は役に立たない
ならそっちの地球の情報なら何か分かるかもしれないの
978:小さな男の子募集
>>978
成程、太平風土記ね
979:説明ニキ
>>978
正解!
980:名無しがお送りします
あっ!そうかあれか!
981:ウルトラマン(仮)
何それ?
982:説明ニキ
>>981
ウルトラマンの世界には太平風土記っていう書物があるんだけどその書物は過去の人が未来を予知して知った事を書き残した物なの
それには魔王獣の事は勿論の事、色んな怪獣や出現の位置とか記されてるの
983:名無しがお送りします
マガタノオロチの弱点が分かったのもその太平風土記があってこそだから確かにあれに載ってるかもしれん
984:ウルトラマン(仮)
それを探せばあるいは…か
でもトーアが…
『フッ…!』
『ちょ、トーア!?』
『この闇の結界…トーアお前…!』
『ここにいたら巻き込まれる。離れてて』
ちょ、この結界硬い!?破れない!
985:名無しがお送りします
トーアちゃんが結界?っぽいの作ってイッチ達囲ったぞ…ってこれ移動してない?
986:名無しがお送りします
ああ…イッチさん達がトーアちゃんから離れて行きますね…
987:ウルトラマン(仮)
『トーア……………トーアッ!!』
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◇トーア
カケルとガイさんを向こうへ追いやった後、私はマガタノオロチに向けて歩みを始める。
奴は今もこの場所を………地球を食べている。
空に浮かんでいた太陽は暗雲によって遮られ、至る所に竜巻や暴風。排水溝から悪臭が漂い、マンションや家からは火災が発生している所もあった。
全てマガタノオロチの絶え間ない食欲が原因。草木を荒らし、雨や雪を飲み干し、大地は食い荒らした歯型の後でいっぱいだ。
かつてのイシュタールの時を思い出す。
文明が崩壊し、闇の瘴気で覆われて多くの人が死んでいった。その原因はマガタノゾーアと言えど端末である私も関わっていた。無自覚だったとは言え、消える事のない罪。
今度は違う。
力を完全に制御出来てる。
大切な人もいる。
守りたい物がある。
だから………絶対に守る。
「フゥゥゥゥゥゥゥ………!」
意識を集中させ、内なる闇を呼び覚ます。
体から際限なく闇が溢れ、私を包み込んでより大きくする。今まで蓄え続けきた力を全て開放させ誰もが恐れるであろうその闇を、今は地球を……皆を守る為に使おう。
「アアア……アアアアアアァァァァァァ!!」
体により濃い闇が纏わり付いて形を形成していく。その姿は最も忌むべき姿であり、忘れてはいけないもの。硬い外殻、大きな鋏、異形の足。
顔が逆しまに見えるこの姿はもう一つの姿………!
「オアアアアアアアアアン!!!」
マガタノゾーアとなった私は、マガタノオロチに吠え立てる。これ以上、お前の好きにはさせない。
向こうもこちらの存在に気づいたようで、こちらに振り向き同様に吠え立てる。
恐らくあちらは私の事を餌程度にしか見えてないだろう。
けれど、そう簡単に食われると思うな!!
マガタノオロチは歓喜した。
突如現れた光の巨人も大した物だったが、直前に消えてしまったので食い損ねていた。消えてしまったものは仕方ないと妥協し、この星全てを食おうとしていたが思わぬ所で良い物が現れた。
しかも、ソレは自分と同類。
自我をもち、明確な敵意を持って対峙している。同類を食うのは未だかつてない経験な為、マガタノオロチは間髪入れずに攻撃をしかける。
同類とは言っても所詮自分から生まれた派生程度の存在と考え、目の前の食い物を殺し切るだけの攻撃をしていく。
マガ火球とマガタノ迅雷を同時に放ち、マガタノゾーアに命中………はしなかった。
「オアアアアアアン!」
マガタノゾーアはマガ冥闇とは別の闇の瘴気を周囲に展開、マガタノ迅雷を闇の瘴気を一点に集中させて防御。マガ火球を別の闇の瘴気から放たれる黒色レーザーによって全て叩き落とすだけでなく、マガタノオロチにもそのレーザーが飛んでいく。
流石のマガタノオロチも予想外だったのか放たれたレーザー全てを受けてしまうが傷は1つもつかない。この程度の威力では倒すはおろか傷を付ける事なんて不可能、それはマガタノゾーアも分かっていた。
あくまで今のは開戦の火蓋を切ったに過ぎなかったのだ。
「ガァァァァァァ!!!」
「オアアアアアン!!!」
本来交わる筈も、戦う筈もなかった者同士達の戦いが始まったのだった。