光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある   作:ウルトラネオン

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決着です


スレ91

363:ウルトラマン(仮)

成る程なぁ…だから宇宙船を破壊しようと

 

364:名無しがお送りします

しっかし影法師達もしぶといというかなんというか

 

367:名無しがお送りします

ていうかトーアちゃん色々出来るの何なの…?

魔王獣だから…?

 

368:名付け親

マガタノオロチ戦といいトーアが大活躍なのはええことや…

 

369:ウルトラマン(仮)

 

『トーア、皆を宇宙船に乗せるのにどれくらい掛かる?』

 

『(何も無ければ5分、だけどその前にあのゲートに入ってしまう)』

 

『………分かった、何とかする』

 

340:名無しがお送りします

何か手があるの?

 

341:ウルトラマン(仮)

>>340

考えついた事をぶっつけ本番でやる

 

『フゥゥゥゥゥゥ………ッ!』

 

342:説明ニキ

カケルさんの体が青に発光してる…?

 

343:名無しがお送りします

イッチ何しようとしてるんや?

 

344:名無しがお送りします

あれ、全速力宇宙船から離れてる

めっちゃ離れるやん

 

345:名無しがお送りします

と思ったらUターンしてデルタランスに突っ込んでる!?

 

346:ウルトラマン(仮)

 

『フゥン!!!』

 

347:名付け親

押し返そうとしてる…?

 

348:名無しがお送りします

幾らイッチでもそんな押し返す事……

 

349:ウルトラマン(仮)

>>348

さっき使った衝撃波的なのあったやろ?

それ応用して全身に巡らせて、押し返す力と衝撃波の力を足してなんとか食い止めるって寸法よ

 

『あぁぁぁ…でもやっぱり止まらないなぁこれっ…!精々デルタランスを減速させるくらいしか出来ないや…!』

 

350:名無しがお送りします

えぇ…(困惑)

 

351:名無しがお送りします

いや理屈は分かるんだけどさ…

 

352:名無しがお送りします

で、でもこれで時間を稼げば中に居る宇宙人達を脱出させれるかもですよイッチさん!

 

353:名無しがお送りします

ファイトやでイッチ!

 

354:ウルトラマン(仮)

おぉぉう……くっそ頑張ってる……

 

『(トーア!まだ時間かかる!?)』

 

『(後もう少し………ッ!カケルっ、危ないっ!)』

 

『えっ?危ないって―――』

 

『イィサァ!!』

 

『なんだ!?エックス先輩!?』

 

355:名無しがお送りします

なんだこのエックス!?

 

356:名無しがお送りします

全身真っ黒のエックス!?

こんな奴いたか!?

 

357:ウルトラマン(仮)

先輩の姿してる癖に闇の力が結構大きいな…!

 

サァッ!』

 

『ぐあっ……!?やべっ、デルタランスが!?』

 

アアァァ!』

 

『こいつ!』

 

邪魔するなら速攻で片付けてやる!

 

358:名無しがお送りします

不味いぞこのまま邪魔されたら地球にワープすんぞ

 

359:名無しがお送りします

あれだけのレーザー撃たれたらどれだけの被害がでるか…

 

360:名無しがお送りします

チェーンソー光輪で切りにいってるけどエックスモドキも対応してるし…

 

362:ウルトラマン(仮)

くっそ…このままじゃ……ん?誰か来る?

 

『フィフティ!』

 

『エックス先輩!』

 

先輩が駆けつけてきてくれた!

でもなんかかっちょいいアーマー着てるな

 

363:名無しがお送りします

エックスが来てくれたか!

 

364:説明ニキ

そのアーマーはゴモラアーマーっていうゴモラの力を地球の科学で再現、エックスに合わせたアーマーだよ!

 

365:ウルトラマン(仮)

ほぇ〜、エックス先輩達も怪獣の力使うんやね

ビクトリー先輩とはまた違った力の使い方やな

 

『エックス先輩、こいつは一体…?』

 

『この闇の巨人はニセウルトラマンエックス。大地の中にあった私の光を元にして作られた偽物だ』

 

366:名無しがお送りします

そうか、影法師達はその為に大地を捕らえてたのか…

 

367:名無しがお送りします

でも見たところモンスアーマーまでは再現出来てなさそうやな

してるんだったら既に使ってきてる筈だし

 

368:ウルトラマン(仮)

 

『コイツは私達が引き受ける!フィフティは避難が終わるまでの間、なるべく宇宙船を押し留めてほしい』

 

『分かりました。気を付けて!』

 

よっしゃもう一度止まれっ!

 

369:名無しがお送りします

しかし影法師達も手強いな…

 

370:名無しがお送りします

超ウルトラ8兄弟は見ましたけどあの影法師がここまでするのって珍しいですよね

やっぱりカケルとエックスでも手こずるくらいだし

 

371:名無しがお送りします

皆さん結構スルーしてると思うんですけど、イッチさん自分より大きい宇宙船を押し留めてるって結構無茶苦茶してません…?

 

372:名付け親

>>371

昔からやろ

イッチに常識とか求めたらあかんで初見君

 

373:ウルトラマン(仮)

おう、誰が常識知らずじゃい

こちとら結構踏ん張ってるんじゃい

 

『ぐぐっ……!まだか…まだかトーア……!』

 

『―――ホロビヨ』

 

『………………はい?』

 

わぁ〜すご〜いニセエックス先輩がこんなにもた〜くさん〜

 

374:説明ニキ

言ってる場合じゃないよカケルさん!?

というかニセエックス滅茶苦茶増えた!?

 

375:名無しがお送りします

アイツら痛いところ突いてくるやんけ…

 

376:名無しがお送りします

結構いるな…

ざっと50はいる

 

377:名無しがお送りします

もしかして結構ピンチ?

 

378:ウルトラマン(仮)

 

『『『『アアアアアア!!!』』』』

 

『やっぱこっち来るよな…!ミラージュで迎撃するしか―――え?』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

◇カケル

 

突如として現れたニセエックス先輩の大群。

俺の事を邪魔しに来たであろう奴らは、()()()()()()

先頭にいたニセエックス先輩の数体は、別の方向から飛んできた何かによって切り裂かれて瘴気となって消え去る。

 

何が起こったんだと思えば、飛んできた何かが続け様にニセエックス先輩を切り裂いていく。

その飛んできた何かをよく見てみると、それはブーメランの形をした物が3枚、風車のように回転している。

 

その3枚のブーメランの内の1枚―――他の2枚とは違い、数ヶ所の凹凸で形成されたブーメランは見たことがあった。

 

かつて佐奈に教えて貰ったあのウルトラマン―――

 

「大丈夫か?」

 

赤いマントを靡かせ、デルタランスを押し留めている俺の前に1人のウルトラマンが降臨した。

 

「ウルトラ―――セブン?」

 

「私だけではないぞ」

 

と、セブンが言ったと同時に別方向から光線が放たれた。

その光線はニセエックス先輩を飲み込み、爆発四散させる。

その爆発の中から、さっき飛んできたブーメランの2枚が放たれた光線の方角に向かっていき、1人の人物の頭に装着された。

 

「変な気配を感じたと思ったらこんな事になってるとはな。来て正解だったぜ」

 

「ゼロ!」

 

エックス先輩が呼んだ人―――どうやらあのブーメランはそのゼロと呼ばれた人の物だったようだ。

ウルトラセブンの事ならともかくゼロという人の事は名前とウルトラマンの中でもトップクラスに強いという事くらいしか知らない。

スレ民の皆に詳しく聞いてみたら、そのゼロ先輩はどうやらセブン先輩の息子さんらしい。

 

 

………息子?息子ォ!?セブン先輩に息子なんているの!?知らないよ!?佐奈にも教えて貰った事ないよ!?

 

そんな困惑と混乱の胸中を抱いていたが、そんな俺の前にゼロ先輩が降り立つ。

 

「よぉ、お前がフィフティだな?ちったぁ根性あるじゃねえか、ここは俺達に任せな」

 

「あの……!このニセエックス先輩を倒すだけじゃ駄目なんです…!この宇宙船を破壊しないと…!」

 

「ああ、分かってるぜ。この宇宙船から邪気がビンビン伝わって来やがる。大方、今すぐ破壊したい所だが宇宙人の避難が先なんだろ?」

 

「説明してないのにそんな事まで分かるんすね…」

 

「フィフティ、このニセエックスは我々が引き受ける。お前はそのまま時間を稼ぐんだ。―――行くぞ、ゼロ!」

 

「おうよ!」

 

2人のウルトラマンはニセエックス先輩の大群に果敢に立ち向かって行った。ゼロ先輩は頭部のブーメラン……もといゼロスラッガーを手に切り込んで行き、セブン先輩に至ってはその拳でニセエックス先輩を吹き飛ばしている。

 

2人のウルトラマンが加勢に入ったからか、エックス先輩も負けじと勢いを押し上げている。ゴモラアーマーから黒い鎧―――ゼットンアーマーを纏い、ニセエックス先輩を複数相手取っていた。

 

影法師達も次々とニセエックス先輩を出現させてはいるが、それを上回る速度で3人のウルトラマンに消滅させられている。

 

流石は先輩達だな、と感じた所でトーアから連絡が入った。

宇宙人達は、デルタランス内に格納されている宇宙船3隻が発進し始めたとの事。宇宙船の守りはトーア自身がやる為、思う存分やっていいとの事だ。

 

「先輩方!宇宙人の避難が終わりました!後はこいつを…!」

 

「よっしゃ!上出来だぜフィフティ!」

 

そう言うと、ゼロ先輩は今いるこの場から離れ、デルタランスの正面に移動する。

ゼロ先輩に装着されている左腕のブレスレットが光だすと、そのブレスレットは変形し、巨大な弓の武器となって現れた。

 

スレ民の皆が言うには、あれこそがゼロ先輩最大の必殺技―――ファイナルウルティメイトゼロだった。

しかしチャージに時間が掛かるとの事、それを短縮するにはエネルギーを外部から分け与えればいいとスレ民の皆が教えてくれた。

 

なので俺は真っ先に自分のエネルギーをゼロ先輩に渡し、その意図に気付いたセブン先輩やエックス先輩もエネルギーを分け与えていく。

 

ウルトラマン3人分のエネルギーが弓に集中し、5つの青い結晶が仄かに光る。ゼロ先輩が持つ弓が光輝いた。

 

ファイナルウルティメイト―――ゼロ!!

 

限界まで引き絞られていた光の弦を開放し、ウルティメイトイージスが一条の矢となってデルタランスに真っ直ぐ伸びていく。

流星とも見紛うようなその光は、デルタランスに突き刺さると同時に回転し、巨大化する。

 

クリアグリーンな光と共にその力は増幅し、やがてはデルタランスと同等レベルの大きさとなってデルタランスを撃ち抜いた。

 

『オォ……オオ……』

 

巨大な光が渦巻く中、デルタランスに取り憑いた影法師達やニセウルトラマンエックスも同様にその影を一片を残す事なく滅び去ったのだった。

 

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