光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある   作:ウルトラネオン

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皆様こんにちは。本日はウルトラマン55周年記念ですね。

私…トリガーが気になりすぎて我慢なりません!!!


あ、小説パート多めです

皆さん良い一日を


スレ20

◇ジャグラー 

 

俺は…何してんだろうな…。

アイツらとは袂を分かった。なのに―――

 

(何故…俺はカケルに手助けしたんだ…?)

 

奴らは俺の正義を否定した。あれ以外に、少なくともあの状況では他に案がある訳でも浮かぶ訳でもなかった。命の木を切り倒しベゼルブ共々サイキを撤退させる。

あの木はあの惑星の信仰対象にもなってるとは聞いていたがそれでも人が死ぬよりかは遥かにマシだった。だったのに―――

 

『そんな戦い方は…光の戦士の戦い方じゃない』

 

『それは、君も分かっている筈だよ』

 

あの言葉がチラつく。光の戦士にはなれず、選ばれた方のガイは戦いの中で急激な成長を遂げ、どれ程なりたかったかと言えば語りきれないくらいに思っていたその光の戦士からの否定。どれもこれも酷い物ばかりだった。

まるで俺だけ蚊帳の外にいるかのような…そんな思いだった。けど何故か奴は違った。

 

『優しいんですね、ジャグラーさん』

 

ガイとは別にオーブの光に選ばれた人間、カケル。

あいつは何故か執拗なまでに俺を留めさせようとしていた。スガークにいる時も、この地球に来てからも。

何故奴は俺に構う?何故俺に歩み寄ろうとする?お前はそっち側だろ。戦い方や思想はアレだがソレでも紛うことなき光の戦士だ。そんな奴が最後まで「一緒に戦おう」なんてほざいてたんだ。

俺はその言葉を振り払いベゼルブ共に挑み、敢え無く負けた。だがそれでも…

 

『やれっ!カケルッ!』

 

カケルの…フィフティの姿を見ていると何故か体が動き出した。

あの時もそうだ。ベゼルブにやられ元の姿に戻ったカケルを救った時も体が勝手に動き出した。咄嗟に理由を作って誤魔化したのはアレだったが…。

俺は……奴に一体……?

 

「こんな所に居たのか、ジャグラー」

 

掛けられた言葉に振り返るとそこには俺の正義を否定した光の戦士、アスカとムサシがそこに居た。

 

「アンタらか。悪いがアンタらの言葉にはもううんざりだ」

 

本心だった。また俺の正義を否定するような言葉や、何かを言われる事も何もかも聞きたくないし、聞く気にもなれなかった。鬱陶しく感じていることを隠すことなく言い放った言葉だが、帰ってきた返答はイメージしていた物とは全く異なるものだった。

 

「すまねえな。お前の気持ちも分かってやれずに」

 

今……なんて言った?すまない…だと?

何故だ。何故そんな言葉が出てくる。お前らはあの時、俺を…

 

「カケル君に言われてようやく気がついたんだ。僕らは君の気持ちまで否定してしまった事を」

 

「俺達が言ったこと、それは今でも間違ってるとも思ってはいない。お前のした事も光の戦士としてやってはいけないことだった。けれど……それでもお前の気持ちを考えて言えた言葉じゃなかった。本当にすまねえ」

 

「……………ハッ」

 

カケル。またカケルだ。何だこれは。何なんだこれは。

意味がわからねえ。光も闇も…もう何も分かんねえ…。

俺はもう振り返らず、留まることもないままこの地球を離れた。

もう一度、光とは何なのかを探すために。

 

――――――――――――――――――

 

504:ウルトラマン(仮)

いやーなにはともあれ無事解決しましたわ

ホント色々疲れた…これ新人にやらせる仕事じゃねえなまじで

何回死にかけたんだ俺?

 

505:名無しがお送りします

>>504

2回は死にかけましたね

 

506:名無しがお送りします

ご苦労様でした

 

507:名無しがお送りします

いやー実に本編とは違う道通りましたね

ありがたや

 

508:名無しがお送りします

>>507

いやジャグラーは…?

 

509:名無しがお送りします

そういえばイッチ、ジャグラーさんは?

配信映像見てるけど近くには居なくねえか?

 

510:ウルトラマン(仮)

それどころかアスカ先輩とムサシ先輩もおらんねんけど

何してんだあの3人

 

『カケル』

 

と思ったけど2人は来ましたね…

 

511:名無しがお送りします

こんな時に何処にいってたんや?

 

512:名無しがお送りします

ヒント:トイレ

 

513:名無しがお送りします

>>512

んなわけねえだろ

 

514:ウルトラマン(仮)

 

『アスカ先輩、ムサシ先輩もどこに行ってたんです?ちょっと心配しましたよ』

 

『いや、少しジャグラーに会いにな』

 

『ジャグラーに会ったんですか!?』

 

『ああ、カケル君に気付かされた事を伝えにね』

 

『近くにいたんですかジャグラーさん…それならそうとこっちに来ればよかったのに…』

 

515:名無しがお送りします

ってことはあの後何か進展あったんか!?

 

516:名無しがお送りします

おいイッチ!!なんで先輩達について行かなかった!!言え!!!

 

517:ウルトラマン(仮)

>>516

いや流石にそんなん言われても……

 

518:名無しがお送りします

でも先輩と一緒におらんって事はやっぱどっか行ったんやろな…

 

519:ウルトラマン(仮)

 

『カケル君』

 

『あ、サイキ』

 

520:名無しがお送りします

サイキが来たぞ

 

521:名無しがお送りします

パーテルもおるね

 

522:ウルトラマン(仮)

 

『僕は、宇宙を平和にする為にはどうすればいいかもう一度探しに行くよ。前にも言ったけど君の言ったことを認めた訳じゃないからね』

 

『認めた訳じゃないからねー』

 

『そっか、まあ頑張れよ。何か困ったら手伝ってやるからさ』

 

523:名無しがお送りします

本編より笑ってるねサイキ

まあパーテルもおるしそりゃそうか

 

524:ウルトラマン(仮)

 

『それじゃ、もう行こう。僕達はこの地球にあまり長く干渉してはいけない』

 

 

『えっ?先輩方はもうどっかに行くんですか?早くないですか?』

 

 

『俺達にもやらなきゃいけない事がある。それをする為には次の行動に移さねえとな。―――二人とも初陣にしては中々いい動きしてたぜ』

 

 

『いえ、俺は先輩やカケルに助けられてばかりで何も…』

 

 

『いやガイさん?動きで言ったら俺の方が酷いですよ?それになんやかんやで他の皆さんもガイさんにも助けられてばかりだったし?』

 

 

『逆だよ。助け合える仲間がいるのは僕らの誇りだよ』

 

 

『カケルがサイキに言ったように困った事があればいつでも呼んでくれ。必ず駆けつける』

 

525:名無しがお送りします

この辺りは本編通りやね

 

526:名無しがお送りします

先輩が後輩に助言するってのはいつ見てもいいシーンやね

 

527:名無しがお送りします

くそっ、ジャグラーさんの事進展あったんやったらこの中にいたかもしれないのに…

恨むぞイッチ

 

528:ウルトラマン(仮)

>>527

ウルトラマンは万能じゃない定期

 

あっ、先輩方もう変身して宇宙に旅立ったな…

 

529:名無しがお送りします

これでようやく終わりか…長ったな…

 

530:ウルトラマン(仮)

ガイさんは一旦o-50に戻る言ってるし俺も一緒に戻りますわ

そして疲れたんでLIVE配信切ります!!

忘れてた!!

ついでに移動するからしばらくスレできない!!!

 

【LIVE停止】

 

531:名無しがお送りします

>>530

 

532:名無しがお送りします

>>530

 

533:名無しがお送りします

>>530

 

534:名無しがお送りします

最近LIVE配信の時間増えてませんかねえ?

 

535:名無しがお送りします

>>534

確かに

最初は短いスパンで切ってたけど今なんかほぼほぼつけっぱなしじゃん

 

536:名無しがお送りします

まあイッチが成長したという事で

 

―――――――――――――――――――――

 

◇ガイ

 

ジャグラー…。今はお前は何処にいるんだ…?

事件を終えて俺達は地球を離れた後、惑星o-50の戦士の頂に戻ってきていた。帰りは特に問題もなくスムーズに移動できたのでスターゲートを通り現在に至るわけだ。

きっと戦士の頂にジャグラーはいるだろうと安易な考えをしていたがそんな事はなかったのだ。

良き友であり、良きライバルであり、互いに切磋琢磨に成長をしていった。たがそれも過去の事となり俺とジャグラーは互いに道を違えた。そして…今の俺の隣にはジャグラーではなくカケルがいる。カケルが俺の顔をじっと見つめると

 

「やっぱり…ジャグラーさんの事考えてますか?ガイさん」

 

「ハハハ…やっぱり顔に出てたか?」

 

「そりゃそんな顔してたら誰でもそう思いますよ」

 

やはり顔に出てたみたいだった。

地球で戦っていたとき、確かに俺はジャグラーを見た。惑星カノンで変貌したあの姿はまだ記憶に新しい。

あの魔人とも呼べそうな姿で1人でベゼルブに立ち向かっていき、無論俺も立ち向かっていったがあの戦いの中でジャグラーは俺にもう目もくれなかった。

寧ろジャグラーが気にかけていたのはカケルの方だろう、出会ったときからそれなりに仲が良いとは思っていた。

カノンでの戦いの時、目の前でミコットが瀕死になりカケルでさえ致命傷を負ったのを見た俺は呆然となったがジャグラーはきっとそれ以上の思いをしたんだろう。

そして…あいつは文明に干渉してしまい、その事をアスカさんに咎められた。その時から俺とジャグラーの道は別れ始めた。

 

「あいつは…俺にとって友でもありライバルでもあったんだ。だから…」

 

「きっと大丈夫だと思いますよ」

 

笑いながらカケルはそう言った。一点の曇りもないその笑顔と言葉に俺はどうして大丈夫なんだと疑問に思った。

もしかするともう二度と昔みたいな関係には戻れない、そんな予感がしてならなかった。だが―――

 

「ジャグラーさんは優しいんですけど意外と繊細な人なんです。今は―――恐らく悩んでる時期なのかもしれません。けど、だからって今までの関係がなくなるわけじゃないんです。だからもしまた会う機会があるのならその時は一緒に考えて悩んだりしてあげましょうよ。少なくとも、俺はまだジャグラーさんのこと友達と思ってるんで」

 

「そうか…。―――そうだな」

 

カケルに言われて気が付く。そうだ、俺は何を勝手に終わった様に考えていたんだ。別れたからって今までの関係が終わるわけじゃない。まだ俺は始まったばかりだ。

いつか、またジャグラーに出会った時は―――

そう考えていた時、突然俺の手にオーブカリバーが出現し、カケルの身に着けているブレスレットと共に空に新たなミッションが浮かび上がっていく。

 

「次のミッション…」

 

「四つのエレメントをオーブカリバーにはめ込め…。これどちらかというと俺じゃなくてガイさんのミッション……っ!?」

 

突然、俺達の光のエネルギーが溢れ出す。やがて勝手にウルトラマンへと変身し、俺の体に黒のラインが、カケルには左腕に変身前と同様のブレスレットが備わる。

 

「え?ナニコレ?」

 

「どうやら今までのはまだ未熟ってことだったらしいな」

 

「えぇ…」

 

「どうする?一緒に来るか?」

 

「いや…俺はもう少し残ります。ちょっと確かめたいことがあるんで」

 

「…そうか」

 

カケルにはカケルの道がある。俺には俺の道がある。ここで永遠に別れるわけじゃない。だから―――

 

「またなカケル。あばよ」

 

「はい、また会いましょうガイさん」

 

俺は宇宙へと飛び立つ。次なるミッションを果たすために。

 

 

 

◇???

 

そうか―――ようやく私の力を引き出せるようになったか。

 

1人の人物がポツリと呟く。その人物は惑星や宇宙などではなく不可思議な空間、辺り一帯が銀色の波で出来た空間でその中心に1人佇んでいた。

 

人物は目の前に大きな割れ目を作り出すとそこから1つの映像が映し出される。天候が乱れ、大きな山の頂上にいる2人の巨人(ウルトラマン)

 

手をかざすと、そこから銀色の波動が片方の青い巨人に静かに流れ込む。

 

これから頼むぞ?日空カケル。

 

私の目的のために。

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