光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある 作:ウルトラネオン
頑張れヤプール!
◇ヤプール
「ここまで来てご苦労だなウルトラマン達よ。だが俺様の野望はもう止められん!!」
高らかに笑いながらヤプールはウルトラマン達に勝利宣言を声にしていた。ヤプールの背後にある大きく次元が歪み怨念の塊の集合体とも呼べそうなソレは今にも何かの復活を予兆していた。
ヤプールの目的はただ一つ。
それは幻影宇宙帝王ジュダ・スペクターの復活である。
別宇宙―――ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーがいる地球のエネルギー、ビクトリウムコアをエネルギー源にし、宇宙帝王を復活させ全ての宇宙を支配しようとするところをウルトラマンキングによって察知、事件解決の為のウルトラマン達を派遣させていた。
赤く真紅に染まり頭は王冠を思わせる造形にかの有名なウルトラ兄弟の1人―――ウルトラマンレオと弟のアストラ。
光線の名手とも言われレオやアストラと同じくウルトラ兄弟を肩書に持つ、かつてヤプールと戦い続けたウルトラマンエース。
ここにはいないが光の国科学技術局所長でもあり同じくウルトラ兄弟の肩書を持つウルトラマンヒカリ。
そして未来からやって来たとされるウルトラマンギンガとそのギンガと共に地球を侵略者及びダークルギエルから守り抜いたウルトラマンビクトリー。
それぞれのウルトラマン達がヤプールの野望を阻止する為にやって来た戦士だがいよいよ大詰め、というところである。
「ヤプール!お前の野望もここまでだ!お前が作り上げたビクトリーキラーや超獣達は私達が倒した!」
「どうかなエースよ?俺様の作った超獣達はまだまだ沢山いるぞ?」
ヤプールが不敵に笑う。
虎の子のビクトリーキラー及びレオやアストラを止めていた超獣達、衛星ゴルゴダに置いていた超獣達も全てウルトラマン達によって倒されていた。だと言うのにヤプールは動揺するどころか余裕を崩さず、ウルトラマン達はよりヤプールに対しての警戒心を上げる。
「強がりはよせヤプール!」
「ほう?ビクトリーキラーを倒したくらいでいい気になっているなウルトラマンビクトリー。だが!俺様の超獣達はビクトリーキラーなんぞの比ではない!!」
突如、ヤプールが腕を空に掲げた。そしてその先にはヤプールが根城としている異次元空間を繋ぐ穴が開き、再び超獣を呼び出そうとしていた。それを見たギンガがヤプールに声を発する。
「お前!次は一体何を!」
「ふはははははははははは!!!!数多の別宇宙からかき集め、そして俺様自身が作り上げた超獣達を従えた軍団!!名付けて超獣軍団よ!」
「何だと!?」
レオが驚愕の声を発し、同様に他のウルトラマン達も驚いていた。まだ超獣が残っているのか―――それ程までにヤプールの力が危険極まりないものにまで高まっていたのかという驚愕をウルトラマン達は抱く。
自身が作り上げた超獣だけでなく、宇宙警備隊にも知れ渡っていた野生の超獣達すらも従え、こうして自分達に挑んでくるのだから本当に厄介な存在だった。
故に、かつてヤプールと何度も対峙したエースが自ら正面に立ちいつものファイティングポーズを取りながらヤプールへと宣言する。
「ヤプール!お前がどんなに超獣達を呼び従えて来ようとも、私達ウルトラマンは決して屈しない!この世に平和を望む心がある限り―――お前の野望は何度でも打ち砕く!」
「いいだろう、受けて立つぞウルトラマン!いでよ!我が超獣軍団よ!」
エースの言葉を聞いたウルトラマン達はより一層臨戦態勢を強めこれからどんな超獣達が現れようとも全力を尽くして立ち向かう事を、ヤプールは長年の宿敵とも言えるウルトラマンを相手に高揚心が高まる。
だが―――出てきた超獣はドラゴリー、ベロクロン、バキシム、アリブンタのたった4体だった。
「4体だけ?」
「油断するなギンガ。ヤプールはとても頭が良い…我々の油断を突いてくるかもしれん」
あまりの迫力の無さにギンガが不思議がるが、エースがそれを制する。かつて自身もヤプールとの戦いで何回もヤプールの策略に陥った経験があったからこその言葉だった。
だが、ヤプールが次に発した言葉はそのエースの発言を全て否定する言葉だった。
「な、何故4体しか出てこない…?」
この場で最も予想外だったのはウルトラマン達ではなくヤプール本人だった。それもそのはず、自身が従えている超獣は優に100体は下らないはず。それも命令さえすればすぐに行動が移せるくらいには準備を整えていた。
だというのに超獣が4体しか現れない。それはつまり異次元の中で何かが……具体的には超獣が出てこれない原因がある訳で―――
「フィフティウムパンチ!」
「ぐあああああああっ!!??」
それは突然だった。
異次元の中で何が起こったかを確認しようとした矢先―――超獣達を呼び寄せた異次元の穴から1人の青いウルトラマンが飛び出しヤプールの顔目掛けて拳をねじ込んだ。
しかも普通のパンチではなく、光のエネルギーを込めたパンチだ。やられることは無いにしても吹き飛ばされるには十分な威力だった。
(な、何が!?一体何があったんだ!?)
吹き飛ばされながらも今起きた状況を理解しようと頭を働かせるヤプール。だが幾ら頭で考えても余りにも情報が欠けすぎていた為、考えつく前に岩壁に激突したのだった。
―――――――――――――――――――――
402:ウルトラマン(仮)
えー…何この状況
ウルトラマンがいっぱぁい…
403:名無しがお送りします
アイエエエエエエ!!??ヤプールが吹き飛んだ!?
404:名無しがお送りします
ヤプールがこれ程までに情けない顔したの見たことあっただろうか
405:名無しがお送りします
ていうか何故レオ、アストラ、エース、ギンガ、ビクトリーがいるの?
もしかしてビクトリーファイト?
406:名無しがお送りします
>>405
状況的にせやろな
てことはジュダか
407:ウルトラマン(仮)
え、みんなこの状況分かってるの?
408:名無しがお送りします
>>407
分かりますねぇ!!
409:名無しがお送りします
>>407
まあせやな
410:説明ニキ
今イッチの状況は俺らで言うとウルトラファイトビクトリーっていう作品内での出来事で宇宙の帝王、ジュダを復活させる為にヤプールが暗躍してた事件だよ
411:名無しがお送りします
そのジュダって奴は取り敢えずやばい相手だから復活させたらいけないよ!
412:ウルトラマン(仮)
マ?
『君は…一体誰だ?同じウルトラマンのようだが…』
なんか頭に穴空いた人が聞いてきたけどこれ自己紹介の流れですかね?
413:名無しがお送りします
馬鹿野郎!その人がウルトラマンエースだよ!早く挨拶せんかい
414:名無しがお送りします
それから順にレオ、アストラ、ギンガ、ビクトリーやね
ギンガとビクトリーはともかくレオとアストラは超大先輩やぞ
挨拶しとき
415:ウルトラマン(仮)
ファッ!?大先輩とは驚いたぞぉ…
『あ、あのー…初めまして…えと…ウルトラマンフィフティと申します…』
416:名無しがお送りします
いつもの調子はどこいった
417:名無しがお送りします
イッチさぁ…?
超獣倒してるときあんなに大きい声出してたんだからさぁ?
もっと声だせよ
418:名無しがお送りします
情けない声!
419:ウルトラマン(仮)
うっせぇ!!こちとら大先輩とか聞いたら萎縮するわ!!
特にあのレオ先輩とエース先輩のオーラやべえのよ!?
もうぴりぴりよ!?
『ヤプールの異次元から出てきたがまさかお前が超獣達を倒したのか?』
『あー…はい、一応そうなりますね』
あの人レオ先輩でしたっけ?すっごい渋い声ですね…
420:名無しがお送りします
謙虚なのか情けないのか
421:名無しがお送りします
まあイッチの気持ちも分からんでもない
職場でも上司とか大先輩が来たら大体萎縮するよね
特にレオとか喋るだけで威圧感すげえもん
422:名無しがお送りします
なんなら部活のOBが来ても萎縮するわ
423:名無しがお送りします
おいあのヤプールなんか動いてねえか?
424:名無しがお送りします
イッチ!ヤプールが遠距離攻撃しようとしてるで!!
425:ウルトラマン(仮)
『おりゃああ!!』
『よっと!』
426:名無しがお送りします
上に飛んで避けれたなイッチ
427:名無しがお送りします
しかもそれに合わせて先輩達の所に合流したな
やるやん
428:名無しがお送りします
異次元の中で超獣達相手にかなり動き回ったけど疲労とか大丈夫かなイッチ?
429:名無しがお送りします
>>428
あの大量の残虐レッドファイトを思い出すからその話はやめるんだ
430:ウルトラマン(仮)
『フィフティ。諸々事情があるかもしれないが、今は君の力を貸してくれるか?』
『!……はい、勿論です!エース先輩!』
431:名無しがお送りします
まさかのウルトラファイトビクトリーにイッチ参戦か
432:名無しがお送りします
だいぶ時空が歪んでるな…?
433:名無しがお送りします
どうやらウルトラマンエースと出会ってしまったみたいですね…