光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある   作:ウルトラネオン

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更新しますよ!
それはさておきギャラファイの情報、皆様見ましたか!?
もう、ヤバイ!(語彙力低下)
これからのアブソリューティアンの動向もウルトラ戦士達やまだ出演決まってないウルトラマンとかも含め予想できなくて妄想膨らみます!!
ダイナ!!
出てください!!


あ、それはそうと今回は小説パートからです


スレ29

◇カケル

 

「ふひぃ〜…なんとか勝てたぁ…………あっ!?」

 

事件に決着が着いたのもつかの間。

戦闘も終わり、ほんの少し気を抜いた瞬間に体中から光の粒子が漏れウルトラマンとしての形が段々と崩れてしまっていく。

 

戦闘中でもエネルギーどころかカラータイマーも点滅を繰り返していたにも関わらず、それこそ気合と根性でなんとか姿を保っていたツケが今になって帰ってきたのだろう。

 

ウルトラマンとしての体が崩れ、最後に少量の光の粒子にまで縮んだ頃には近くの陸地に降り立ちカケル本来の姿に戻っていた。

 

「あらぁ…戻ってもうた…」

 

「おいおい、大丈夫かよフィフティ?」

 

「エネルギー切れ起こしただけなので大丈夫ですよ」

 

惑星カノンやら地球やらで慣れてるのでこれしきの事くらいどうってことない。

しかし改めて視線を上げると、やはりというか…ウルトラマンてとんでもなくデカい。

 

テレビなんかで見るよりもデカい。スレ民の皆も言っているがやはり人間視点から見るとウルトラマンて大きいしこんなに体の大きいのが街中で動いたり戦ったり光線撃ったりしてるのだから物理法則とかどうなってんの?と思いたいぐらいだった。

 

「やっぱり改めて見ると現実感ないな…」

 

そう小さく呟くと、エース先輩とレオ先輩が顔を合わせると少し頷く。

すると先輩2人の体が輝き始め、カケルと同じようにウルトラマンの大きさから人間並みの大きさくらいの小さな光の粒子となってカケルの隣へと降り立ったのだ。

 

光が収まるとそこには優しい顔つきのおじいさんと、厳しそうな顔をしたおじいさんがどこか有名な一族が着ていそうな服装を身に纏い目の前に現れた。

 

2つの光の粒子の降り立った位置を考えると優しい顔つきのおじいさんがエース先輩、厳しそうな顔をしたおじいさんがレオ先輩だとカケルはすぐ理解した。

 

先輩方にも人間の姿ってあるんだなーって思ってるとスレ民からは「そらあるやろ」って言われたり「イッチにはあって先輩にはないと何故思ったのか」とか結構突っ込まれた。

 

そして、エース先輩が先に口を開いたのだ。

 

「すまないね、ここしばらくはウルトラマンとして動いていたものだったから忘れていたよ。君の今の状態だと私達と話すのは疲れるだろう」

 

「い、いえ、気を使わせてしまいすみません!」

 

「いやいや、これくらい問題ないさ」

 

レオ先輩が特に問題ない、と手を振って気を使わせないような素振りをして、カケルの謝罪を優しく制止したのだった。

一連の流れを終えるとレオ先輩はギンガ先輩とビクトリー先輩に視線を合わせある事を伝える。

 

「お前達には、まだビクトリウムコアを地球に持ち帰る役目もあるだろう。ここは私達に任せてくれ」

 

「あっいっけね、そうだった!じゃあなフィフティ!また会おうぜ!」

 

「またいつか会おう」

 

「あっ、はい。また機会があれば会いましょう」

 

さっきの戦いといい、ギンガ先輩は結構マイペースな所あるのか…?

カケルに別れの言葉を告げたギンガ先輩とビクトリー先輩は自らの光のエネルギーでビクトリウムコアを包み込み、それを2人で支え合うとこの惑星から飛び出し宇宙へと飛び立った。

 

……………え?なんで先輩方3人はまだここにいるの?アストラ先輩に至ってはウルトラマンの状態のままだし何が始まるのこれ?スレ民の皆は「どうせイッチの戦い方の事とかやろ」とか言われているがとてもそんな雰囲気じゃないのじゃが…。

 

「まずは改めて、私はウルトラマンエース。この姿では…北斗星司という名前だ」

 

「ウルトラマンレオ。この姿ではおおとりゲンだ」

 

「あ、えと、初めまして!ウルトラマンフィフティです。この姿では…日空カケルって言います」

 

「まずは感謝を。お前が異次元の中で超獣達を倒していなければ我々は苦戦を強いられる所だった。ありがとう」

 

と、レオ先輩ことゲンさんから感謝の言葉を送られた。

その顔は先程見た厳しい顔つきなどではなく、優しさと厳しさを兼ね備えた温かさを感じられる表情だった。

 

なんか、ちょっと照れるな…………ん?なんで俺が超獣を倒したって分かるの?

 

「あれちょっと待ってください。なんで異次元で俺が超獣を倒したって分かったんですか?」

 

そうなのである。そもそも開いていた次元の穴の中での出来事だったし、ましてや戦闘中の最中にカケルの行動を把握するなど難しい話だった。まさか俺の戦闘見てたのか?とも思ったがレオ先輩が即座にその疑問を打ち消した。

 

「ヤプールはああ見えて自分の事に関しては嘘をつかない。ましてや相手に不利を強いるような事はな」

 

「そして…私達に君の力を貸して貰った事にも感謝している。ありがとうフィフティ」

 

「あ、あはは……いや〜それ程でもぉ〜」

 

大先輩とも言える人達にここまで感謝の言葉を言われたら流石に照れてしまう。頭を掻きながらニコニコしているカケルだったが、ウルトラマンエースこと星司さんからある事を聞かれた。

それは…カケルは何処から来たウルトラマンなのかと。

 

「えーとですね、俺は惑星O-50っていう惑星から来ました。変な輪っか?的な奴から異次元の穴が開いたから調査してこいっていわれて来てみたらこうなっちゃった、ってところですね」

 

「惑星O-50……確か戦士の頂と呼ばれる場所の頂点に辿り着くと選ばれし者だけが光の戦士の力を授けるという秘境の惑星か」

 

「そう!それです!やっぱり知ってるんですね、ゲンさんも星司さんも」

 

「まあ、我々にも一応は関係のある話だからな、噂くらいなら知っていたが。まさかもう既に試練を終えたウルトラマンがいたとは知らなかったが…」

 

「あ、いえ俺は試練なんかしてませんよ?」

 

素っ頓狂な声でカケルがそう答えると先輩2人どころかアストラ先輩も驚愕の顔を浮かべていた。

あれ、これひょっとしてヤバい事言ったか…?

 

スレ民の皆は「イッチなんてことを…」とか「また地雷踏んでいくのかたまげたなぁ…」とか呆れた声が多かった…。

流石にまずいと思ったカケルは、これまでに起こった事を誤解なく全て話す事にし、それを丁寧に説明すると何やら先輩達は神妙な顔をしていた。

 

「つまり君は……生まれも育ちも地球であり、ある日突然何者かによって惑星O-50にまで一瞬で連れてこられたと」

 

「はい、簡単に言うとそうなります。多分試練っていうのは恐らくガイさん……ウルトラマンオーブ先輩がクリアした物だと思いますけど……」

 

流石に現在進行系で更新してる脳内のスレの事まで話すと更にややこしくなりそうなので省いたが、概ね事実を伝えた。どんな風に連れてこられウルトラマンになったのか。それからの戦いや先輩ウルトラマン達に出会った事。

そして…ここに辿り着いた経緯も。

 

「そうか…そんな事が……」

 

「私も元は地球に住んでいた人間だったが…君も君で険しい道のりを進んできたのだな」

 

レオ先輩は腕を組みながらもカケルの進んで来た道を認め、エース先輩は道は違えど同じ地球人だったという境遇から少し憐れみの顔を浮かべながらカケルの肩を優しく叩いた。

 

「………確かに進んで来た道のりも険しかったし、死にかけた事だってありました。………けど」

 

ここまで辿り着くのに苦労どころか痛い事や死にかけた事、不思議な事や理不尽な事とかあったけれども―――嬉しい事や楽しかった事も確かにあった。

でも多分……1人じゃここまで来れなかったと思う。

 

それは他でもないカケル自身が感じていた事だった。

 

ガイさんやジャグラーさん、アスカ先輩にムサシ先輩。

ミコットさんや惑星のお姫様に、我夢先輩や藤宮先輩。

 

そして―――何より今も配信で見てくれているスレ民達。

 

皆のお陰でここまで来れたのだ。

母さんは死に、父さんは行方不明、何かを守る事も目指す目標も失い周りを何一つとして信じる事が出来なくなったあの日の頃と比べると今はとても恵まれているのだと思う。

 

だからこそ―――カケルは先輩2人にこう告げる。

 

「けれども、俺には今沢山の人達が見てくれてます。話すとかなりややこしくなるんでアレですけど、皆が見てくれてるから…だから不安も恐怖もあるかもだけどきっと乗り越えれるんだって思えるんで!だから俺は大丈夫です!」

 

「……そうか」

 

カケルの言葉を聞いた2人の先輩は静かに笑いそして安心したような顔をカケルに見せた。

自信満々に言ったその言葉はスレ民にも届き、「せ、せやな」

とか「なんかこっちも恥ずかしいねんけど」とかツンデレ発言をしだすスレ民がわんさか湧いたとかなんとか。

 

そして、少しの間だが先輩3人と話をした。

戦いの事についてとか、先輩方はどんな思いでウルトラマンをやっているのか。

スレ民が聞いてほしい質問をカケルが聞いてみたり等、平和な時間を過ごした。

……………のだが。

 

「そういえばカケル、君はこれからどうするんだい?元の宇宙に帰るのかい?」

 

「………………………あ」

 

エース先輩に言われ、カケルの脳内でスレ民もカケルも阿鼻叫喚地獄となった。

 

―――――――――――――――――――――

 

820:名無しがお送りします

どうすんじゃいワレェ!!

 

821:名無しお送りします

何アホ面晒とんじゃいワレェ!!

 

823:名無しがお送りします

アホ面晒してないでさっさと帰る方法思いつかんかいワレェ!!

 

824:名無しがお送りします

怒涛のワレェで草生えるわ

 

825:ウルトラマン(仮)

やかましい!!!!

こちとら今考えてる所じゃい!!

話しかけんなぁ!!!

 

826:名無しがお送りします

イッチの両親が亡くなってたり行方不明やったりでかなり暗い雰囲気やったのにいきなりの温度差で鼻水出てくるわ

 

827:名無しがお送りします

しかも大先輩3人の話とか貴重過ぎて尊みを感じてたからそれどころじゃないんですわ

 

828:名無しがお送りします

すみません……急な温度差で僕も鼻水出ました……

 

829:名無しがお送りします

>>828

その鼻水欲しいわ♡

 

830:名無しがお送りします

>>829

お前この時でもマイペースやな

メンタルどうなってるねん

 

831:名無しがお送りします

>>830

心外だわ

これでもイッチの話の温度差に鼻水ズルズルよ

 

832:名無しがお送りします

>>831

えぇ……

 

833:ウルトラマン(仮)

スターゲートで帰る?

いやでも何処のスターゲートがO-50のある宇宙にあるのかわからんしなぁ……

 

『どうやら、何も決めていなかったみたいだね』

 

『はい………その通りです星司さん……。いや、ですけども元いた宇宙には帰りたいなぁ…と……』

 

834:名無しがお送りします

イッチの計画性の無さにウルトラ兄弟も呆れてるがな

 

835:名無しがお送りします

どうすんのこれ

 

836:名無しがお送りします

ん?なんかレオとエースがお互いに頷き合ってるぞ?

 

837:名無しがお送りします

あれ、なんか2人共ウルトラマンに変身しだしたぞ

 

838:ウルトラマン(仮)

 

『ならば私達が次元の穴を開き、お前が元いた宇宙に送り届けてやろう』

 

『えっ!?そんな事出来るんですか!?』

 

839:名無しがお送りします

ワイらも初耳やねんけど

 

840:名無しがお送りします

あ、あれじゃね?

サーガのときに駆けつけた……

 

841:ウルトラマン(仮)

 

『ああ。ゼロ程正確でもないし単にこの宇宙から別宇宙に送り出すだけの物だが』

 

『是非お願いします!』

 

いや〜よかったぁ〜これで帰れるわぁ〜

 

842:説明ニキ

成程、ゼロ程正確じゃないけど次元の移動自体は可能なんやな

不安定っぽそうやけど

 

843:名無しがお送りします

>>842

あれ?説明ニキ久しぶりやね

 

844:説明ニキ

>>843

家のお引越しがようやく終わりますた

 

845:ウルトラマン(仮)

説明ニキ……!会いたかったってばよ……!

 

『では行くぞ!ハァッ!』

 

『ムンッ!』

 

『タアッ!』

 

あ、ヤベ俺変身しなきゃ……

 

846:説明ニキ

>>845

うん、おひさ〜

 

847:名無しがお送りします

エース、レオ、アストラが次元の穴開いてくれたな

 

848:名無しがお送りします

イッチも変身し終えたし後は帰るだけやな

 

849:ウルトラマン(仮)

 

『それでは、また。お世話になりました』

 

『うむ、また何処かで会える日を楽しみにしているよフィフティ』

 

『拳を叩き込む感覚、忘れるんじゃないぞフィフティ』

 

『また会おう』

 

『…………はい!シュゥワッチッ!!』

 

850:名無しがお送りします

無事、任務完了やね

 

851:名無しがお送りします

今回も中々濃かったなあ……




次回は番外編の地球でのスレとイッチと出会ったウルトラマン達の事を少し描ければなと思います
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