光の国に飛ばされた筈なんだけど目の前に輪っかがある   作:ウルトラネオン

40 / 176
大変長らくおまたせしましたm(_ _)m

再び更新します!


スレ36

◇ジャグラー

 

 

 

「フッ!!」

 

勢いよく駆ける。周りには障害になるものなど何一つなく目指すはただ一点のみだった。

自身の集中力を増すことで魔人態に変貌したことで力が増幅し、その力を持って更にスピードを上げる。

 

右手に握りしめた蛇心剣を大きく振りかぶりその一点―――ガイに向けて斬りつける。

何ら誤魔化しのないその一閃に対し、ガイは手元に出現させたオーブカリバーを短剣の状態で受け止める。それを予め予測していたジャグラーは受け止められた蛇心剣をオーブカリバーの刃に沿って滑らせる様に渡らせ、次は右から素早く剣を振るう。

 

だがそれも再びオーブカリバーで受け止められ、ガイの右足がジャグラーを蹴飛ばす。

 

「チッ!」

 

カウンター気味に蹴飛ばされたジャグラーは苛立ちを覚える。態勢を整えようとした瞬間ガイが急接近し、オーブカリバーで斬りつける。

 

「フッ!」

 

「っ!」

 

今までの経験と直感を頼りにガイの振るったオーブカリバーを蛇心剣で受け止める。金属と金属がぶつかり合う音が響き鍔迫り合いによって接触している刃には火花が散っていた。

互いの剣の柄を握る力を振り絞り両方の肩にジリジリと刃先を近づけていく。

 

「スガークの時と一緒だな!」

 

「あの時てめえは手加減してただろが!」

 

ガイとジャグラー、オーブカリバーと蛇心剣がぶつかり合う。

何度も何度も剣でぶつかり合い互いが互いを一歩も譲らぬ状態にまでに発展していった。

ジャグラーがガイに斬りかかれば受け止められ逆に斬りかかれば

受け止められるが、僅かな力の加減で両方の身体中に幾つもの浅い傷が増えていった。

再び鍔迫り合いが起こる。

 

「この力……ジャグラーお前…!」

 

「ああそうさ!俺の中に宿る闇の力を更に増幅させた!てめえらを倒すためになぁ!!」

 

ここに至るまでの長い道のり。ジャグラーは幾度の戦争や戦いを経てジャグラーの力も上っていた。たった1人で何千という軍勢を相手にしたときもあれば宇宙最強と呼ばれる者とも戦い、その中で自分の限界を超えさらなる力を極めてきたジャグラー。

 

ガイやカケルが以前よりも強くなっているようにまたジャグラーも様々な戦いや経験を経て強くなっていた。

鍔迫り合いを起こしている剣で互いを押し飛ばし、2人は地に膝を着かせ手を置く。

 

「ハァ…ハァ…。チッ…やはりてめえも力を上げてたみたいだなガイ」

 

「お互い様だろ…。……まあでも、またお前とこうして戦えるのは少し嬉しい気持ちもあるよ」

 

「はぁ?」

 

ガイの言葉に困惑と理解が追いつかないジャグラーは驚きや困惑といった様々な感情を顔に出していた。今の一瞬まで殺し合いをしていたのにも関わらずそんな悠長な事を言われては流石のジャグラーも驚きを隠せずにいた。

 

「ジャグラー、俺にはまだ光が何なのかって言うのがまだ分かってない。それは多分カケルもそう言うと思う。でもこれだけは言える」

 

少し笑い、出会った時から変わらない顔で静かにガイは言葉を告げた。

 

「大切なものを守りたい―――だから俺達は力を手にしたんだ。光も闇も関係ない、俺達は俺達の信じる者を守る。今までも、これからも」

 

「―――」

 

「だから俺はお前を信じてる。大切なものを守りたいっていうお前の気持ちを」

 

ガイの想いは昔から変わってなどいなかった。

ああそうだ、昔からアイツは変わらない。

1人では何も出来ない癖に大きな理想を口語る。あいつの甘い考え方に何度も苛立ちを感じ、何度も失敗してきたガイ。

俺の考えの方が正しいんだとそう思っていた筈だったのに―――

 

「俺は……」

 

ガイが実力を上げたのも理由として1つ。だがそれは比較的小さな物だった。1番堪えたのは目の前でミコットとカケルがやられた事。カケルがギリギリで間に合ったとはいえミコットを自身で守りきれなかった事、自身の無力さ、そしてそれによって起きた出来事。

 

そして立場は逆転した。

アイツは力を上げて守るべき者を守り、俺は力が足りず守れなかった。

 

 

 

ああ――――――そうか、力だ。

 

力がいる。

 

誰にも負けない、手を出す事を躊躇うくらいの圧倒的な力。

 

それがあれば誰も………誰も失わずに済む。

 

「は、はは……ヒャハハハハハハハハハハハッ!!!」

 

そうだ何も違わない。力を極めれば、もっと極めれば…!

アイツを………ガイを越えれれば…!

 

「ジャ、ジャグラー?」

 

ガイが困惑した顔でジャグラーを見つめる。ああそうだろう、お前には奇怪な行動にしか見えないだろう。

だが俺は分かったぞ俺自身のやるべき事をな。

 

再び剣を構え、闇の力を蛇心剣に集中し纏わせる。

 

「これが今出せる俺の全力だガイ…!てめえも全力で来いっ!!」

 

「―――ああっ!」

 

ガイの持つオーブカリバーも光を纏い出す。短剣の状態にも関わらず光の力によって蛇心剣と同等の刃を形成した。

 

 

 

 

 

 

 

 

踵が土に埋もれるくらいに足に力を込め、一瞬の内に2人はぶつかりあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

385:ウルトラマン(仮)

 

『ブッハッ!土煙がやばい…目に入った…』

 

386:名無しがお送りします

うーんこの

 

387:名無しがお送りします

ジャグラーの拗れ方が本編より酷くなってるの微レ存…?

 

388:名無しがお送りします

闇の笑い

 

389:名無しがお送りします

しかしガイさんがエピソード2の段階でああいう風に言えるのってありえなくね?

 

390:名無しがお送りします

>>389

これもイッチが関わった結果なんすかねぇ

 

391:ウルトラマン(仮)

あっ、ジャグラーさんの剣が地面に刺さっとる…またガイさんの勝ちなんやなって…

 

392:名無しがお送りします

スガークの時と違うのはお互い全力でやってギリギリって感じなのが違う所ですね

 

393:ウルトラマン(仮)

あれ?ジャグラーさんそこまで悔しそうな顔はしてないよ

というか剣取りに行ってるし…

 

『ジャグラー…』

 

『待っていろよガイ、いずれてめえを超えてやる』

 

『………ああ!』

 

394:名無しがお送りします

でも妙に顔が暗いのどして?

 

395:ウルトラマン(仮)

 

『そこまでですジャグラス・ジャグラー』

 

うるさっ!?なんだこの爆音!?

 

396:名無しがお送りします

何やあれ!?

 

397:名無しがお送りします

なんか急にバカデカい戦艦が出てきたぞ!?

 

398:名無しがお送りします

あれもしかして星間連盟じゃね?

 

399:ウルトラマン(仮)

 

『あれは……星間連盟…?どうしてこんな所に』

 

『なんかジャグラーさんの名前呼んでたみたいですけど…』

 

『ああ…。俺は懸賞金が掛けられてるからな、アイツらからしたら俺は犯罪者みたいだしな』

 

『ジャグラーさんえぇ…』

 

400:名無しがお送りします

あっ、そういえば掛けられてましたね懸賞金

 

402:名無しがお送りします

また変なタイミングで来たな星間連盟

あれ、なんか人が降りてきたな

 

403:ウルトラマン(仮)

 

『ウルトラマンオーブ様、並びにウルトラマンフィフティ様。お初にかかりますトレイラーと申します』

 

『は、はぁ。そのトレイラーさんが何の用です?』

 

『鈍いなカケル。そいつらは俺を捕まえに来たんだよ』

 

『はいっ!?ゲリラや傭兵やってただけで懸賞金はまだしも捕まるんです!?』

 

『はい、その通りでございます。そこにいる者は数々の紛争に現れては荒らし回る不届き者。監獄惑星送りが妥当でしょう』

 

は?

 

404:名無しがお送りします

うーんクソ

 

405:名無しがお送りします

そうだったらもっと他に捕まえる奴いるだろうがよ……

 

406:ウルトラマン(仮)

 

『いやいやいやいや、意味わからんですし。そもそもジャグラーさんは―――』

 

『カケル黙ってろ。これは俺の問題だ』

 

『けどっ!』

 

『ハァ…、お前といるとホント調子狂うな。ほらっ、これをガイに渡してやれ』

 

ん?なんぞこの玉?風って書いてるし…ていうかジャグラーさん自分から捕まりに行ってんだけど!?

 

407:名無しがお送りします

イッチ今すぐに追いかけるんや!

 

408:名無しがお送りします

星間連盟諸共レッドファイトすればいいんじゃ…?

 

409:名無しがお送りします

>>408

困った事に一応は治安維持活動はしてるから星間連盟なくなったらもっとやばい事になるのよね…

 

410:ウルトラマン(仮)

よし、コソッと付いてったろ

 

『カケル、お前は付いてくるなよ?』

 

『えっ!?いやっ、なんの事ですかな〜』

 

『お前の考えそうな事なんざお見通しだ。付いてきたらお前との縁を切る』

 

えぇ…………なんでバレたの…?

 

411:名無しがお送りします

バレバレやんけ

 

412:名無しがお送りします

まあイッチ単純ですから

 

413:ウルトラマン(仮)

 

『ウルトラマンオーブ様、ウルトラマンフィフティ様ご協力感謝します。では』

 

『…………行ってしまったな』

 

『ガイさんはいいんですか…?ジャグラーさん捕まってしまいましたよ…?』

 

『ん?ああ、アイツなら心配ない。どうせすぐに脱獄してくるさ』

 

『いや扱いが雑い……』

 

414:名無しがお送りします

さらっと脱獄予測してるよこの人

 

415:名無しがお送りします

このある意味信頼関係よ

 

416:名無しがお送りします

でもこれエピソード3はどうなるんやろか

 

417:ウルトラマン(仮)

エピソード3ってなんぞや

 

『あ、あの……カケルさん…これは一体…』

 

『ん?……あっカムラさん……すっかり置いてけぼりでしたね…』

 

『い、いえ全然…。ですが、少々情報量が多いような…』

 

『うちのジャグラーがすまないな』

 

418:名無しがお送りします

置 い て け ぼ り の カ ム ラ 

 

419:名無しがお送りします

>>418

さんをつけろよデコ助野郎

 

420:名無しがお送りします

>>419

そこまで言わんくてもええやん…?

確かにデコ助やけどさぁ…

 

421:名無しがお送りします

デコ助ニキ可哀想…(小並感)

 

422:ウルトラマン(仮)

せやけどどうしようか…ジャグラーさんは付いてくるなって言ってたし……縁切る言ってたし……

ん?ブレス光りだしたんだけど?

 

423:名無しがお送りします

お?ミッションか?

 

424:ウルトラマン(仮)

 

『わぁ…綺麗な文字…』

 

『まさか次のミッションかカケル?』

 

『みたいですね。えーと……すぺーす?ビースト?なんじゃそれ?』

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。