二つのセカイ(世界)   作:カラスの餌

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あったか


14話

おい俺は何故こんな所にいるんだ

 

「冷これ…似合いますか?…」

 

と考えてる俺にしずくはそう聞いてきた

 

「え?あぁ!可愛いしずくには似合ってるよ」

 

事は起きたのはあの日…

 

俺が何でも言う事を聞くとかほざいてしまったせいだ…

 

 

数日前

 

「私の最初のお願いは…」

 

「おい、本気か」

 

「デート…してくれますか?…」

 

「…あぁ…いいよ…」

 

という事だ

 

やつは俺の質問を聞かずにデートに誘ってきた勿論断ったら死ぬので

行くという選択肢しか無かった

勿論俺が全て払う流石に女の子に払わせるのは気が引ける

 

「うんやっぱりしずくはそのリボンが似合うな」

 

「えへへ…お気に入りなんですこれ♪」

 

とご機嫌なしずくだし俺もそれなりに楽しい

 

「冷ここのカフェ寄ってみませんか?」

 

「ん?」

 

しずくはアレアレと言ったように腕を組みながら言ってきた

 

「ここ前にテレビで見た気が…」

 

「知ってるんですか?」

 

「あ、いや前にちょっと…」

 

「なら行きましょう!」

 

「あ、ちょ」

 

そのまましずくに腕を組まれたまま店に入った

 

カラン

 

中に入ると見るからに豪華と言うか綺麗だった俺のような凡人が入っていいのか?と思ってしまう程に

 

すると

 

「ねぇ?そこのお嬢ちゃん?今暇かい?」

 

見るからにチャラい男がしずくに話しかけてきた

 

「え、えと私その連れがいるので…」

 

明らかに怯えている

 

「いいじゃん?そんなヒョロがりなんかといるよりは〜」

 

といきなり貶された俺は内心

 

お?誰がヒョロがりだって?こう見えて体育の成績は高ぇんだぞコノヤロウ学校でも足の速さは1番だが?

 

「オットお兄さんヒョロがりとは俺の事ですか?」

 

「あぁ?お前のようなヒョロがり陰険野郎に興味ねぇよ」

 

「おやおや、それは辛辣で」

 

相手はそこら辺のチンピラみたいな喋り方で威嚇して来たが

 

「そもそもお前のような陰険やろうと俺のようなイケメンなんかが対等に話してること自体おかしいっての」

 

こいつ自分の事イケメンて…キッついなぁ

 

「イケメン?あぁ…いけ好かない面の事ですか?いけ好かない奴より下なのか僕は…」

 

「ぷっ…」

 

しずくはこっそり笑っていた

 

「あぁ?!いけ好かない面はてめぇだろ?!俺はイケメンなんだよ」

 

「あぁー確かにイケてない面の事か!それなら俺の前にいますね!」

 

とおちょくると

 

「てめぇ!バカにしてんのか?!」

 

「もちのろん、そもそもバカにされてないと思ってたのですか?流石いけ好かない面ですね」

 

「ぶふっ…」

 

しずくは最早隠しきれてなかったがそれ以前この男も冷静さを失っているので気づく訳もなく

 

「てめぇ、調子に乗るんじゃねぇぞ!陰険メガネのくせしてよぉ!」ガシ

 

そう言うと男は俺の胸ぐらを掴んで来た

 

そして俺は

 

「おい、良いのかよそんな事をしてよ」

 

「あぁ?!」

 

少しニヤつきながらそう言った店内の客は胸ぐらを掴んでる男に視線が集まっていた

 

 

「お前が俺をここで殴るのは構わないが、その分お前は俺が受けた以上の痛みを受けるぜ?いやもう受けてるかな?俺の彼女に手を出すと言うのはそういうことだぜ?」

 

「くっ…クソがっ」ダッ

 

俺はたて続けにそう言い男を追い詰めた

 

そして男はそのまま俺を離し走って帰っていった

 

「冷!!大丈夫ですか?…」

 

「おう、特になんも怪我はしてないよ心配ありがとなしずく」

 

「それと彼女って…」

 

しずくは突然顔を赤くした

 

「あれ?違ったか?ならすまん」

 

「いえ!違くないです!」

 

と必死に言ってきた全く本当にこいつと来たら

 

俺達はそのままカフェでのんびりして時間を潰したその時間の中には俺達の今までの思い出などを話した

 

その時のしずくはとても笑顔が印象的だった

 

「ふー、結構時間潰したな〜ん、まだ時間ありそうだな…まだどっか行きたい所あるか?」

 

「はい!実は学校近くのテーマパークへ…」

 

この発言に俺はだいたい察してしまったあそこしかないと

 

そして連れてかれたのは

 

 

「なんで俺がこんな事してんだよぉぉおお!!」

 

「ほら、冷どんどん狙いに行きますからね!」

 

「ちょ、あっぶね!」

 

俺はしずくに狙われて撃たれそうになったが反射神経が自分で言うのもあれだが図抜けてるため避けれた

 

「と言うかなんで同好会のみんなもここで…まさか…」

 

「そのまさかだよ冷!」

 

「うわっ!!ちょ高咲さん!?」

 

高咲さんが背後から狙ってきたが咄嗟にかわした

 

「なんでランジュと戦う5日前なのに遊んでるんだよぉあんたらはぉ!」

 

「たまの息抜きぐらい、いいでしょ?ほらほらどんどん行くよ!」

 

「ちょ、あの野郎、危なっ!」

 

次々と乱射してくるが俺は避けた

 

「流石冷だね…身体能力は桁外れだね、私一人じゃどうにもならない…でも!これなら!」

 

「お前、ちょ何するつもりだってうわっ!」

 

横から狙われてるのに気づき咄嗟に避けた

 

「くっそ物陰から撃つなんてな、歩夢ちゃんやるね」

 

そう言うと歩夢ちゃんが現れて高咲さんの横についた

 

「バレちゃったか〜、でも2人はさすがに冷君でもきついよね?」

 

「そいつはどうかな(そもそも俺シューティングゲームとか苦手だから避けるのは構わないが攻撃が)」

 

「なら行くよ!」

 

「え、ちょ?!馬鹿、あぶねええええ」

 

いきなり乱射してきたが何とか避けれた

 

「と、とにかく逃げよっとさすがに不利だこれは」

 

「あ、待てー!」

 

「あ、コラ冷!!待てー!!」

 

「お前らじゃ追いつけないよそんじゃまたなー!!」

 

途中で俺は2人を自慢の足の速さで振り切って逃げた

 

逃げてる途中

 

「あれ?彼方さん?」

 

「あれ〜?冷君だ〜」

 

「どうしたんですか?1人で皆とは…」

 

彼方さんは1人でのんびりと戦線から外れていた

 

「ん〜ちょっと休憩って所かな〜まぁでも冷君はここで仕留めるけど〜」

 

その瞬間俺は全身から冷や汗が出たそしてそれと同時に

 

「彼方ちゃんの勝ち〜」

 

「と、思うじゃん」

 

狙われたが撃つのが遅いため普通に避けれた

 

そして目の前に立ち

 

「俺の勝ちだな!」

 

「な、ななななそんなぁあ!?」

 

そのまま撃ちましたテヘ

 

「いくら苦手でも近寄ればさすがに当たるっての」

 

さて彼方さんを倒したが問題は

 

「狙い撃ちます!!」

 

「やはり…か」

 

はぁーと俺は溜め息が出た

 

「会長ともあろうお方が…」

 

「冷さん!今こそ勝負のときです!!」

 

狙い撃つとか言っときながら普通に撃たずに会長さんが俺の方に近寄ってきた

 

思いっきり近づいて来るな〜この人

と内心思ったが

 

「やはり、ギャップが凄いですね可愛いですよそういうところ、そして俺の勝ち」

 

「なっ!?かわ…そんなぁって…あ、ちょ?!きゃあああああ!」

 

なんかすごいカオスだが会長様を倒した

 

1番手間かかると思ったのにこんなにあっさりと終わってしまった

 

「まぁ正直1番面倒なのは璃奈ちゃんなんだよな」

 

と呟いたら

 

「?!おっとぉ?」

 

明らかに俺を狙った狙撃が飛んできた

 

「危ねーしかも頭とか殺意高いな〜」

 

「今の…普通の人じゃ避けれないのに」

 

その声はやはり

 

「璃奈ちゃん先輩の頭を狙うなんて色々とすごいなぁ」

 

「今回は…冷さんに勝つ…」

 

「へぇ〜面白いな、いいよ相手になるよ」

 

段々俺もシューティングゲームのコツも掴めてきたし

 

「その余裕…どこまで続くか…楽しみ」

 

「ふんっ、ポーカーフェイスと言ってくれよ!そらそらそら!」

 

俺は避けながら璃奈ちゃんに向けて狙撃を続けた

 

「私は冷さんほど…運動神経は良くない…でもこういうのは得意…」

 

突然璃奈ちゃんは壁に隠れて姿を消した

 

「へへっフィールド全体を使えば勝てるってか?でもな姿を隠せても気配な隠せないよ!くらいな!」

 

「くっ…なんて野性的感…まるで獣…でも…こっちには…」

 

「ん?おわっ?!なんだ?乱入か?」

 

横からふたつの光線が来たが俺には当たらず通り過ぎた

 

「しずくちゃんとかすみちゃんがいる…」

 

「3対1かよ…おいおいそりゃ大人気ないだろ…」

 

「さぁ!冷覚悟してくださいね!私がしっかりと倒しますから!」

 

「いや元々お前入った時から俺を殺しに来たろこの殺戮マシンが」

 

「むぅ!しず子ばっかり!!冷男なんか倒しちゃうからね!」

 

「いや元々今日はしずくと二人きりで出かけてたし」

 

となんか2人は個人的に俺を殺す理由をぶつけてきた

 

「まぁそんな喋ってて良いのかね」

 

ベラベラと2人は俺にあーだこーだ言ってくるが気付いてないのか今がチャンスということに

 

「まぁその話は後で聞くわ、んじゃさよなら」

 

「あ、2人とも…」

 

「強くなってから出直してきな」

 

「あ、そんな冷っ!!卑怯って…きゃぁああ!」

 

「ァァァ!冷男ぉぉお!!」

 

俺は容赦なく2人を撃ち倒した

 

「さて…どうやら残りの1人と今ここにいる君そして幼馴染コンビが時期に俺を殺しに来るか…全くなんの練習と思ったらこんなことね…ほんとよくやるわ高咲さんは」

 

「むっ…冷さんは私が倒す…」

 

「倒す?…いや殺す気持ちでかかってこい…もしこれがランジュとの戦いを兼ねた練習と言うならな」

 

「えっ…」

 

璃奈ちゃんは表情には出さないものの声が驚いていた

 

「正直お前らが思ってる以上にアイツは強いなんせ何をするにしてもトレーニング器具とかが最先端だからな、ただ普通に勝負して勝てるわけがないそれに同好会から去ったあの二人も同じだ」

 

「っ…?!愛さんも…?」

 

「あぁ、多分想像以上の実力を持ってるだろうな」

 

そう言うと璃奈ちゃんは少し震えながら

 

「私…勝ちたい…勝って愛さん達に戻ってきて欲しい…」

 

「覚悟は決まったか…ならこんな茶番は終わりだ

そこにいるんだろ?エマさん」

 

そう言うとひょっこりとエマさんが姿を見せた

 

「バレちゃったか〜…冷君凄いね!私びっくりだよ!」

 

「ふん、別に気配で誰か気づきますよ…話は聞いてましたよね?…なら2人で今すぐ俺を殺すつもりで来てください」

 

「なんかよくわからないけど…私も果林ちゃんに戻ってきて欲しい…だから私もやるよ!」

 

「私も…」

 

2人は決意に漲っていた

 

「どっからでも…かかってこい!」

 

 

 




( ˇωˇ ) zzZZZZ
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