二つのセカイ(世界)   作:カラスの餌

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花粉滅べ


15話

「くっ?!」

 

俺は今とあるテーマパークのアトラクションで死ぬ気で遊んでる

 

 

「冷さんの動き…分かってきたかも…」

 

「へへ、流石に長時間戦えば慣れてくるか…だがこれはどうかな!」

 

俺は空中で一回転してそのまま

 

「そらそらそら!!」

 

レーザーを連射した

 

「凄い…あんな動きが…って危ない当たる…」

 

「身体能力も普通じゃないよォあれは…」

 

エマさんと璃奈ちゃんはそれぞれそう言ってたが俺は容赦なく

 

「そら!どんどん行くぞ!うりゃりゃりゃ!」

 

連射する物の元々があれなためあんまり命中しない

 

「冷さんはたしかに凄い…普通の身体能力じゃ勝てない…でも…」

 

「ん?!」

 

璃奈ちゃんの声と同時に双方からレーザーが飛んできた

 

「しまっ…?!…ぐぁぁああ!!」

 

当たった

 

「いやぁ…負けたわ〜やるね2人とも」

 

「多分1対1だったら負けてた…エマさんがいたから何とかなったけど…」

 

「そんな事ないよ〜、私はほとんど後ろにいただけだし」

 

「まぁでも2人とも確実にこの短時間で動きが良くなったのでは?」

 

「確かに…序盤は凄いみえなかったけど段々見えてきた気が…する…」

 

と言われて何だか俺も少し嬉しかったたまには悪くないなこういうのも

俺は、こんながらじゃねぇって分かってるのによ

 

「じゃあ、俺はしずくとまだ遊ぶのでさいなら」

 

「うん…またね…冷さん」

 

「バイバイ冷君」

 

と同好会のメンバーと別れたがその時に歩夢ちゃんが

 

「…私はもう…い…の?」ボソッ

 

「え?…」

 

妙な耳打ちが聞こえたしかし

 

「またね♪冷君ちゃんとご飯食べるんだよ」

 

といつも通り言ったので特に違和感を感じなかったがなんか不気味な気配を感じた

 

「冷!ちょっと夜景見に行かませんか!」

 

「え、あぁそうだな、俺もちょっとみたいかも」

 

そんなしずくの無邪気な笑顔を見てたら考えてることも馬鹿らしくないしずくとの時間を楽しんだ

 

そして帰路にて

 

「じゃあ…私はこれで…それと冷…」

 

「ん?どしたしずく」

 

突然顔を赤くしながらしずくは

 

「大好き…です…!」

 

と俺の頬に唇をあてた

 

「・・・・・え」

 

俺はフリーズしてしまったがしばらくして

 

「じゃあ…おやすみなさい♪」

 

「お、おう…あ、…ちょっと待って!」

 

俺は何か言い残してると思い

 

「俺も…その好きだよ…しずくのこと」

 

かなり恥ずかしいが言わなきゃ後悔だと思い

 

「えへへ…ありがとうございます♪では」

 

そう言ってしずくはそのまま帰っていった

 

「あーあ…あいつも可愛くなりやがって…」

 

とそう呟いて俺も自宅へ帰った

 

翌日

 

ぴぴぴぴ!

 

「んっ…もう…朝か…」

 

起きたと同時に俺はなにか違和感を覚えた

 

「なんだ…俺以外の体温を感じる…」

 

明らかに人の体温一体誰だ

 

「母さん…なわけないよな…(だったらかなりトラウマだっつーの)」

 

俺は意を決して

 

「ふんっ!!」.

 

布団を剥がした

 

 

すると

 

「うーん冷君…起きて…」

 

「は?」

 

俺のワイシャツを着て寝ている幼馴染こと上原歩夢が寝ていた

 

「えっ…と?」

 

「ん…あ…冷君…」

 

「あ、歩夢ちゃん」

 

互いに名前を呼び合いそのまま

 

「あの…なんで?俺のワイシャツを…」

 

「ちょっと借りちゃった♪」

 

「お、おう…」

 

正直に言おう俺は今かなりパニクっている顔には出てないがかなり戸惑っている

 

「じゃ、じゃあ部活に行く準備…しよう…ね?」

 

俺は震えながら言った

 

「良いよそんなこと」

 

「んぇっ?」

 

俺は素っ頓狂な声を出した

 

「どうせ冷君はしずくちゃん目当てでしょ?先に付き合ってた私よりしずくちゃんを優先するんでしょ?」

 

「えっと…もしかして…」

 

不味い明らかに俺自身の不器用さが産んだ悲劇だこれは

 

「だから今日は私と1日ずっといて?拒否はしないよね?」

 

「う、うん」

 

俺は歩夢ちゃんの圧に押されてた

 

拒否はしなかったものの

 

 

「これは禁止事項ね」

 

「ちょっと待ってよ流石に…「ナニ?」

 

「なっ?!…」

 

ダメだこれはもう逃げられない

 

「(確かに俺は歩夢ちゃんが大好きで仕方がないが…いや言い訳なんからしくない、俺が招いた結果だ)」

 

そうこれは俺が招いた結果傍から見れば相当なクズだと思う

 

「ねぇ…じゃあまず聞くけどさ…私としずくちゃん…どっちが大切…?」

 

ここでどっちもと言ったら確実に歩夢ちゃんは怒るだろうただでさえ今かなりやばいのにてか目に光がねぇよ

 

最低だが…他の人に手を出す前に…

 

「歩夢ちゃん」

 

「そっか♪だよね♪私も冷君の事大切に思ってるし大好きだよ」

 

歩夢ちゃんが言ってる事は間違いなく本心だと思うそれなのに俺は

 

「でもなんで、しずくちゃんと一緒にいるの?」

 

「それは…2人を大切にするって決めた…から…」

 

「ふーん」

 

そういうと歩夢ちゃんは近くに置いてあったガンプラ専用のカッターを手に

 

「っっっっ?!ぐぁ…」

 

俺の頬を斬った

 

「私はこれよりもずっとずっと痛いんだよ?」

 

そう言いながら歩夢ちゃんは頬から出た俺の血を指で拭き取り舐めた

 

「そう…だね…だから俺は歩夢ちゃんが満足行くまで罰を受けるさ…俺はクズいことをしてるようなもんだからね…」

 

正直抵抗する気もないし出来ない、だって動けないから

 

「そ…なら」

 

「うぐぁっ…」

 

途端歩夢ちゃんは俺の腕にカッターを刺した

 

「どう…?これで満足したとは思ってないよね?…」

 

「へ、へへっ…まだまだ歩夢ちゃんの痛みはそんなんじゃ…うぐぉっ…」

 

今度は腹を刺された痛い死ぬほど痛いでも耐えなきゃ…俺の甘さが産んだんだから…

 

「冷君まだしたことないよね…じゃあ私が初めてだね♪」

 

と言った瞬間俺の口は塞がれた

 

「(やばい…意識が…)」

 

朦朧と意識がする中歩夢ちゃんはキスを堪能していた

 

「プハッ…良かった♪初めてを貰えて♪」

 

「うぐぁぁ!」

 

一言なんか言った瞬間にまた腹を刺された…てか本当に大丈夫か?俺失血死しそう

 

「あれれ?血が沢山出てるね♪でもまだ平気だよね♪」

 

「よ、余裕さ…俺がこんくらいで…ガハっ」

 

流石に内蔵も傷ついたらしく悲鳴をあげていた

 

「あ…ゆ…む…」

 

「なぁに?」

 

「ごめ…ん…そし…て」

俺の体はもう限界らしく既に俺自身川が見えていた

 

 

「大好き…だよ…」

 

そう告げた瞬間俺は意識が消えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ランジュ戦前でまさかのね
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