ランジュとの戦いまでいよいよ1日となった
が
「涼しいでふ〜」
普段優等生の将来大女優志望の一個下の後輩いや幼馴染が間抜けな声を出しながら扇風機の風に当たっていた
他にも
「すやぴ…遥ちゃーん…」
など妹の名前を言いながら寝てる人も
「歩夢ちゃん…これは一体…」
「う、うーん、あれかな?みんな明日に向けて休んでるとか!ほら、だって明日でしょ?勝負。」
いやまぁそうなんだけどさ。いくらなんでも気が抜けすぎじゃない?この同好会
「そしてあっちには…」
「うぅう…課題が終わらないよぉぉぉ!冷男助けてぇえ…」
と課題に追われてる後輩
「貴女方…明日の予定忘れてます?もしかして。」
と言うと
「忘れてないですよ…でもこうやって今は風に…はぁ〜気持ちいい…」
「まぁ、お前ぐらいの馬鹿となると呑気になるのも無理ないな。そうだった昔からお前そんな感じだったしな」
「は?なんですって?脳筋山猿の癖して私が馬鹿って」
と、安い挑発に乗ってしまう桜坂さん。まだまだだね
「ほう?山猿より頭の悪い君は一体何なのかな?北京原人かなんかか??お?」
「やれやれ始まりましたね…歩夢さん」
「アハハ…毎日恒例だね…これは」
と、横で2年生ズが横で何か言ってるが
「では、私達は先に練習しましょう!ほら歩夢さん行きますよ!」
「あ、…でも本当に大丈夫かな…?」
「大丈夫です!ほらほら!」
と半ば強引にせつ菜さんに連れてかれた歩夢ちゃんであった
「なっ?!誰が原人ですって?!」
「お・ま・え・だ・よ」
「なぁんですってぇぇええ!!」
俺はそう言うと今にも襲いかかりそうなしずくの場から逃げた
「こら!!待ちなさい!!絶っっっっ対に許さないからね!冷!覚悟してなさい!!」
「待てと言われて待つ獲物はどこにいるかっての。少しは考えろよばーか。」
俺はそのまま小一時間しずくから逃げ続け…
「ゼェ…ゼェ…ゼェ…ホントに…脳筋山猿なんだ…から…」
「はぁーあ…ったく。お前さ、俺に勝てるわけないだろ?足の速さで。それと、ほらよ」
「ひゃっ!」
俺は完全に意識が飛びそうなしずくに冷えたペットボトルを頬に当てた
「クス…お前中々いい反応するな…可愛かったぞ」
クスっと笑ってしまうほどしずくがいい反応をしてくれた
「よく考えたら…お前もう高一かー…」
「そうだけど…どうしたの?急に…」
俺は突然自分が歳をとったと感じた時間の流れは実に早い物だ。気付いたらもう死にかけてるのかな?俺は。
「冷…こっちに来た時私より背低かったもんね」
「そうだな、お陰様でよくお姉ちゃん?とか聞かれたもんだよ」
そう俺は昔めっちゃ背が低かった、そのせいでよくからかわれることも少なくはなかった
「ふふっ、それか私が大人に見えたって事じゃないの?他の人から見たら。」
「絶対にありえないね、きっと俺が背が低かったからそう言われてただけ。お前のようなゴリラが大人とか…ꉂクスクス」
「なんですって?」
「なんでもありません」
ムスッと頬を膨らませてこちらを睨んでくるが特に何もないのが又いい
それよりも
こいつも女子なんだよな…って思った
よく見れば普通に可愛いし性格も多分良い。出るところも出てるし多分世間から見ればめっちゃハイレベルな子であるだろう。
なんと言うか凄く
「綺麗になったな…お前…」
スっと手をしずくの頭に乗せて髪型が崩れないように撫でた
「ひゃっ…ちょ…ちょっと…恥ずかし…それと綺麗ってホントに?」
「本当だよ、だからその…幸せに…なれよ…お前なら絶対にいい人に出会えるよ…」
俺はそのまま微笑みながらしずくの頭を撫でた。
「じゃあ…」
「ん?…」
突然しずくが顔を赤らめてこちらを見つめた
「冷が…私の事…幸せにして下さいね…?」
「へ?…」
いや待て、俺よりもいい男がいるだろって言おうとしたが
「ずっと…ずぅっと前から大好きだったんですよ…?冷の事…」
「そ、それは…その幼馴染…として…だよね…?」
嬉しいような、いけないような複雑な気持ちが俺の中に現れた
「いいえ…異性として…1人の男の子として大好きなんですっ…!」
「っっ…?!」
「普段はとても薄情でも…いざとなれば誰よりも頼りになる…そして努力して強くなれることを誰よりも知っている…ガンプラバトルに真っ直ぐな…その姿勢…」
途中貶されてるのか?って思ったがどうやらか本気みたいだ
「そんな冷が昔から大好きでした…」
胸を打たれた気がした、いつかはちゃんとはっきりさせなければならない。歩夢ちゃんとしずく…。
「最後の答え…待ってますからね…?」
そう言ってしずくは去っていった
部室に戻ると
「冷さんゆっくりしずくさんと話…出来ましたか…?」
とせつ菜さんが話しかけてきた
「やっぱりせつ菜さんの仕業だったんですね…まぁ、いいですけども」
「ははは…でもまぁ、しずくさんが話したがってたのは本当ですよ?でも色々あって中々話せなかったみたいで…」
まぁたしかにココ最近俺にとってもちょっと色々あったからなそれも相まってたのかも
「にしても、ランジュ戦なのにこんなに問題が…てか最後の答えって…いつ出せば…」
「卒業前…とかどうでしょうか?…」
「んー…それは俺がですか?」
と、急にそう言われた卒業と言ってもまだかなり時間がある。それも一年以上
が、今は目の前にあることに集中せねばならない
「せつ菜さん…多分今の俺には答えるのは難しいと思うんです。だからせめてこれが終わってからにはちゃんと答えは出しますよ」
俺はニット笑いその場から離れた
その道中
「ランジュ…俺は絶対に貴様に負けないからな…」
残りのメンバーも取り返して、もう一度…
そして道中
「おや…?2年の山瀬さん…1体どうされました?生徒会室の前で立って」
突如俺に話しかけてきたのは1年の三船さんだった。そういやこの人が新しい生徒会長だっけ?
「別に…なんでもないですよ…ただ…」
「はい?」
俺は振り向きざまに
「覚悟…しとけよとだけランジュに言っといてください」
「?!」
そう伝えて俺はその場を去った
俺はどうしてもあいつが許せない。同好会を無理に制圧しようとするのも癪だがもっと許せないことがあった、そう奴は俺の仲間を侮辱するような発言を多くした侑は特に気にしてないよって笑っていたが何処か我慢していた
「あの考え方を…捻じ曲げてやるよ絶対にな」
そう言って俺は1人で帰って行った
だいぶ進んだかな